受験級ごとに解説!英検の合格点をチェックして一発合格を目指そう【2020年版】
- 2019/11/29
英検を受験する方で「自分が受ける級の合格点を知りたい。」と思っている方は多いのではないでしょうか?
公式HPでも合格点に関する説明がわかりにくいため、
・英検CSEスコアについて
・英検の合格点と勉強時間
・合格を掴むために知っておきたい勉強法のポイント
・英検合格の先
について紹介します。みなさんの参考になれば幸いです。
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英検の合格点を知る前に!英検CSEスコアって何?
英検CSEスコアとは、判定方法や学習レベルを国際基準にするための決められた表記です。
今まで英検といえばリーディングとリスニングの2技能しかあらず、日本でしか通用しないと思われていました。
そこで国際基準に対応させるために、4技能(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)にして、それぞれの技能に分けて採点されることになりました。英検CSEスコアをもっとわかりやすく解説していきます。
技能ごとにスコアをつける
今までの英検テストは「合格」か「不合格」かで判定されていましたが、英検CSEスコアに変わり各技能ごとに分けてスコアがつけられるようになりました。技能ごとに問題数は違いますが、各技能でスコアを均等に配分してつけています。
結果をみたらグラフになっていて各技能の点数がわかるようになっていて、自分の弱点がどの技能かも一目瞭然になるんです。
正答数は同じでも試験ごとにスコアは異なる
スコアの採点は各回、全答案採点後に統計的手法でスコアを算出するので、正答数が同じでも試験ごとにスコアは異なります。そのため自分で採点をして確認することはできません。
技能のバランスが重要
今までは1つの技能の配点が低くても、他の技能の配点が高ければ受かる可能性がありました。
しかし2016年度からは各技能で均等にスコアが配分されたので1つの技能の配点が悪い場合でも不合格になるように変わりました。そのため4技能バランスよく配点が必要となります。
英検の合格点と合格までのポイント
英検の合格点はいくらなのか、合格までのポイントを押さえておきましょう。
リーディング | リスニング | ライティング | スピーキング | レベル | |
---|---|---|---|---|---|
5級 | ◯ | ◯ | 中学1年生 | ||
4級 | ◯ | ◯ | 中学2年生 | ||
3級 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 中学卒業程度 |
準2級 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 高校中級程度 |
2級 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 高校卒業程度 |
準1級 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 大学中級程度 |
1級 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 大学上級程度 |
英検5級
英検5級はリーディング・リスニングの2技能で測定します。中学1年生の学習を終えているレベルが目安です。5級のテストはリーディング25分間、リスニング20分の計45分です。
合格点
一次試験の合格点は419点(満点850点)
二次試験は266点(満点425点)
二次試験のスピーキングテストは級認定に影響はありませんが、スピーキングテスト単位での合否が決まります。
合格するためのポイント
英検5級のレベル
・身の回りの英単語600個くらい覚えているか
・英語がゆっくりでも読めるか
・中学1年生で習う文法(一般動詞)などを覚えているか
レベルを知れるようにまずは時間を測らずに、英検5級の過去問を一通り解いてみましょう。知らない単語や表現には印をつけて、何点取れたか把握します。
次に時間を測ってどれくらいの点数が取れたか確認。マークシートを使うのが初めての場合は、実際に使ってみましょう。
英検4級
英検4級はリーディング・リスニングの2技能で測定します。中学2年生の学習を終えているレベルが目安です。
スピーキングテストは級認定に影響はないが、スピーキングテスト単位での合否が決まります。長文読解も必要となるためリスニングの場合は重要なポイントは、メモを取って聞いたりと工夫をしましょう。
合格点
一次試験の合格点は622点(満点1,000点)
二次試験の合格点は324点(満点500点)
合格するためのポイント
・過去問を解いて苦手分野を発見する
・スピーキングテストの練習で声に出して読む
・日常生活レベルの単語と熟語を覚えているか
英検4級では、動詞が過去形、未来形、to不定詞、動名詞が出てくるので文法を理解しておきましょう。
英検3級
英検3級からリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を測定します。レベルは中学卒業程度で、身近な日常英会話を理解し使用するレベルです。
3級のスピーキングテストは、二次試験で面接形式で行われ身近なことでやりとりするレベルが求められます。
合格点
一次試験の合点1103点(満点1,650点)
二次試験の合格点353点(満点550点)
合格するためのポイント
筆記試験の題材は、海外の文化など日常的なものではなく範囲が広がります。スピーキングは面接形式で緊張するかもしれませんが、落ち着いて話しましょう。
英検準2級
準2級はこれまでの基礎力の応用編になり次の段階に行く級で、高校中級のレベルとなり難しくなります。
一次試験はリーディング・ライティングの筆記が75分でリスニングが25分。二次試験にスピーキングテストがあり、2枚のイラストが書かれている問題カードを渡されて音読します。
合格点
一次試験の合格点は1,322点(満点1,800点)
二次試験の合格点は406点(満点600点)
合格するためのポイント
英検準2級はレベルも上がり、長文読解問題がでます。長文をそのまま読むと時間がかかるので、「5W1H」を意識して当てはまるものを入れるのがポイントです。
また単語のレベルや量も増えるので、過去問や準2級でよく出る単語は抑えて繰り返し単語帳などを使って覚えましょう。
英検2級
英検2級は、一次試験でリーディング、リスニング、ライティングがあり、二次試験がスピーキングテスト(面接)があります。
高校卒業程度のレベルで、社会生活に必要な英語を理解し、使用できる英語力が求められます。2級は受かると履歴書にも書けるので、英語力の証明になります。
合格点
合格点は1,980点。各技能の満点が650点で、全技能の満点が2,600点
一次試験の合格点は1,520点(満点1,950点)
二次試験の合格点は460点(満点650点)
合格するためのポイント
2級から長文読解も増えて難易度はぐんと上がります。過去問でひっかかった問題は少なくとも2回は解きましょう。わからないまま放っておくのは一番よくありません。
聞き取れない英文法はシャドーイングしたり、音読して声に出すのもおすすめです。
英検準1級
英検準一級は、大学中級程度のレベルで英語を十分と理解し使用できる英語力が必要です。一次試験は筆記とリスニング、二次試験は面接形式とスピーキングに分かれています。
合格点
一次試験の合格点は1,792点(満点2,250点)
二次試験の合格点は512点(満点750点)
合格するためのポイント
英検準一級は単語や出題範囲が広いので、幅広い分野での社会的な英文に日頃から意識して、触れていくことが大切です。
単語は量もレベルも増えるので、スペルを書きながら声を出したり、画像を見て視覚から覚えたり工夫をしましょう。
英検1級
英検1級は最後の級で一番難しいです。広く社会生活で求められる英語を十分と理解し、使用できる英語力が求められます。
なんとこの級があれば国家資格である通訳案内士の試験の筆記が免除されるんです。それくらい英検1級を取るのは難しいということですね。
合格点
一次試験の合格点は2,028点(満点2,550点)
二次試験の合格点は602点(満点850点)
合格するためのポイント
英検1級の単語、語彙の出題範囲は広く量も多いです。単語対策は「英検一級でる順パス単」など使ってしっかりと勉強しましょう。
また、1級のレベルに慣れるため、過去問は最低でも3〜5回は解くのがおすすめです。間違えたところはしっかりと復習して、わからないままにしないこと完璧に理解をすることが合格するためのポイントですよ。
合格を掴むために知っておきたいおすすめな勉強法
勉強は効率よく行うことが大切ですよね。ここでは合格を掴むために知っておきたいおすすめな勉強方法を3つ紹介します。
過去問を解く
まずは自分のレベルを把握すること、試験形式に慣れることが何よりも大切です。英検webサイトに過去問があるので解いていきましょう。
そしてつまづいたポイントや単語はチェックをつけて覚える。時間も測って、時間配分も行えるようにしましょう。
英検「試験内容・過去問」
重要単語を把握し覚える
各級ごとに常に出てくる英単語があるので覚えましょう。
英単語は単語だけで覚えると覚えきれないので、例文を使うと頭に入りやすくなります。「英検◯級でる順パス単」を使うと更に学習しやすくなりますよ。
おすすめの教材は下の記事で紹介しているので、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
面接対策は流れと出題内容を使い練習する
筆記は得意だけど面接やスピーキングは苦手…という人が多いです。それは実践不足だからです。
面接対策は流れと出題内容を理解しましょう。面接対策ではイラストが書かれた「問題カード」から質問されます。過去問を参考に実際にやってみましょう。
音読で発音も見られているので、発音の練習も大切です。また聞き逃してしまった時は慌てずに聞き返しましょう。
自然な流れであれば減点はされません。ただし何度も聞き返すとさすがに減点になるので気をつけましょう。
またスピーキングテストでは態度もチェックされます。積極的にコミュニケーションを取ろうとしているか見られているので、アイコンタクトをしながら積極的に会話をしましょう。
その他学習にアプリを活用するという手もありますので、スキマ時間にサクッと勉強を進めたい方は参考にしてみてください。
英検合格後のあなたの計画は?
ここまで英検の合格点について、その勉強法とあわせて紹介してきました。ぜひ今回ご紹介した方法を参考に勉強を進めてくださいね。
ところであなたは、そもそもなんのために英検を受験するのでしょうか?
「受験で有利になるため」などいろいろ理由はあるかと思いますが、英語力を身につけ外国人とコミュニケーションを取れるようになりたいと思う方は多いかと思います。
しかし英検はあくまで英語力を測る試験。合格しても英語を実際に話す環境がなければいつまでも外国人とコミュニケーションを取る機会は訪れません。
英検勉強で培ったスキルを実践できる「留学」という選択肢
あまり知られていませんが、実は日本英語検定協会では、英検スコアを利用した留学プログラムを持っています。英検スコアを語学力の証明としたもので、現在ではアメリカとオーストラリアの高校、大学への留学が可能です。
留学であれば現地で暮らす外国人と毎日英語を使ってコミュニケーションが取れ、実践の中で自身の英語に磨きをかけることができます。
また、留学中は現地で暮らす人々と同じ教育、生活を体験することができ、異文化理解をはじめ、その後の進路に海外という選択を持てるようになります。
英検留学について詳しくは下の記事で紹介しているので、記事なる方は参考にしてみてくださいね。
短期で自分の実力を試したいなら語学留学という選択肢も
先ほどは英検留学についてご紹介しましたが、渡航時期、期間が限られており、留学へ行きたいけど利用できないという方もいるかもしれません。
また対象国もアメリカ、オーストラリアとなっており、カナダやイギリスなどの国が気になる場合には、今のところ利用できないプログラムとなっています。
留学へは行きたいけど、なかなか希望に合うプログラムが見つからない。そんな場合には、語学留学を検討してみてはいかがでしょうか。
語学留学の場合、留学時期、期間は自由に決められ、最短で1週間から留学することができます。また国もカナダやイギリス、ニュージーランドなど、選択肢が広がります。
また語学学校のコースには一般的な英語を学ぶコースをはじめ、ビジネス英語などの専門コース、大学進学コースなどがあり、留学生一人一人の将来の目標に向け、さまざまなプログラムが用意されています。
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英検の合格点まとめ
英検は配点が変わり合格するのが少し難しくなりましたが、4技能に分けられたことで自分の苦手分野が分かりやすくなりました。
合格するにはまずは過去問をしっかりと解き、自分の苦手な分野を把握しつまづいたところは理解するまで何度も勉強しましょう。
また、重要単語は級ごとに違うので参考書や「◯級でる順パス」を使って必要な単語を覚えるのがおすすめです。
スピーキングが苦手な場合は、オンライン英会話などを使って英語を話せる環境を手に入れましょう。
この記事を参考に英検対策をしっかりとして、合格への第一歩を踏み出してみてください。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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