留学時のお金の持って行き方は?クレジットカードから現金までおすすめを徹底解説
- 2019/03/13
留学中のお金の準備は、何をどう用意すればいいのか分かりにくいと感じていませんか。
「現地にお金を持っていく際の注意点って何だろう?」
「留学中のお金の管理が不安」
という疑問を持っている人も多いかと思います。
今回はこれから留学を予定している人向けに、お金を海外に持って行く際の注意点や留学先にお金を持って行く方法、さらに留学先へお金を持って行く際に生じるよくある疑問について、詳しく解説します。
留学予定の人はぜひ参考にしてください。
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留学で気になる現地へのお金の持って行き方って?
留学で特に気になるのが、現地へどうやってお金を持って行くかですよね。ここでは、留学前に知っておくべき注意点について解説をします。
現金100万円以上を持ち出す際は申告が必要
日本から留学先へ現金を持って行く場合、100万円以上のまとまった金額であれば税関で申告が必要です。
もし申告をせずに見つかってしまった場合は関税法111条により「5年以下の懲役、または500万円以下の罰金」が課されます。必ず申告をしましょう。
申告をしても税金が取られたり、持ち込める金額が減ったりといったことはないので、安心してください。
カードの利用が一般的かつ安全
留学中のお金の管理方法としては、日本の銀行口座にお金を入れておき、口座に紐づけたクレジットカードやプリペイドカードを利用する学生がほとんどです。
クレジットカードやデビットカードは、日本の銀行口座にお金を入金しておけば海外でも使えます。現金を持ち歩かないで済むため、防犯面でも安全な手段です。
加えて、海外では支払い方法がカードしか選べないお店も、少なくありません。海外生活を送る上でカードは必須となるため、用意をした上で留学をしましょう。
ただし送金手数料やATM利用料に注意
留学中は日本からお金を送金してもらったり、現地のATMで現金をおろしたりすることがあるかと思います。そんな時に注意したいのが手数料です。
一般的には、送金手数料が「1,000〜5,000円/件」前後、受け取り手数料が「1,500円+送金金額の0.05%/件」ほどかかります。
これらの金額は銀行や滞在先の国、世界情勢などによって変化する可能性があることは頭の片隅に入れておいてください。。数字はあくまで目安として覚えておくとよいでしょう。
また、クレジットカードのキャッシング機能やデビットカードを使って、海外ATMでお金をおろす際も注意が必要です。現金の引きおろしには手数料がかかります。
とはいえ、ATM手数料自体の金額はそこまで高くありません。100〜200円程度であることが多いようです。
しかし海外ATMで日本の口座からお金をおろす際は、両替手数料(海外事務手数料)が引かれます。両替手数料は、おろした金額の3%前後が相場です。3万円おろせば、両替手数料が900円かかる計算です。
手数料を気にせず使っていると思わぬ金額を請求されることもあります。まずはどのくらいの手数料がかかるのか確認した上で、ATMを利用しましょう。
留学経験者がおすすめるお金の持って行き方3選
次に、留学経験者がおすすめするお金の持って行き方を紹介します。さまざまな方法から3つ厳選しました。
デビットカード
デビットカードは、使用と同時に銀行口座からお金が引き落とされる、決済用のカードです。クレジットカードは限度額のなかで支払いが可能ですが、デビットカードは講座内にある金額が限度額となります。海外でも、問題なく利用ができます。
メリット
・即時引き落とし
日本の銀行口座に紐づけられたカードのため、利用した瞬間に口座からお金が引き落とされます。
いくら使ったのかすぐに分かるので、使いすぎや不正利用の防止におすすめです。
・審査がほとんどない
デビットカードは発行会社が利用者に代わって一時的にお金を支払うことはありません。そのため、審査がない場合が多く、大学生や仕事をしていない人でも簡単に発行ができます。
デメリット
・分割払いができない
銀行口座から即時に引き落とされるデビットカードは、一括払いのみ対応しています。そのため、口座にあるお金よりも高い買い物はできません。
クレジットカードであれば分割払いやリボ払いができますが、デビットカードは対応していないため注意しましょう。
手数料
デビットカードは、ATM手数料と両替手数料(海外事務手数料)がかかります。ATM手数料はは0〜216円ほどです。両替手数料はレートによって変わりますが、利用額の3%前後をみておきましょう。
カードの種類によってショッピングポイントの還元率が高いものもあります。買い物をよくする人は、自分に合ったカードを調べたうえで発行するのがおすすめです。
デビットカードのより詳しい情報はこちらをチェック!
デビットカードは留学に役立つアイテム?その理由やおすすめカードを徹底解説!
クレジットカード(キャッシング)
海外キャッシングがついたクレジットカードは、留学生に欠かせない必須アイテムです。海外キャッシングがついているカードなら、日本の銀行口座からお金を引き出せます。
「VISA」「MasterCard」もしくは「Plus」などカード会社のマークがないと現地ATMでお金をおろせない可能性があるので注意してください。
また、クレジットカードは日本で使用していたときと同じように、海外のショッピング・レストランでの支払いに使えます。
ただし日本のクレジットカードブランドである「JCB」や海外で利用できる店舗数が少ない「アメックス(アメリカン・エキスプレス)」などは、カード払いの際に使えない可能性があります。カード払いをメインで生活する予定であれば、別のカードも用意しておくと安心です。
メリット
・分割払い&リボ払いが可能
クレジットカードは分割払いとリボ払いが可能です。まとまったお金を分けて支払えるため高額の買い物の際に重宝します。
また、留学中は病気や事故などで、大金が急に必要になることも考えられます。まとまったお金をすぐには用意できそうにない時も、クレジットカードの分割払い・リボ払いを検討してみましょう。
・ポイント還元が高い
クレジットカードは、国際キャッシングカードやデビットカードに比べて、ポイント還元率が高い傾向にあります。買い物や支払いをする際にポイントが付与されるので、お得に利用が可能です。
・海外旅行保険付帯のカードもある
クレジットカードによっては、海外旅行保険が付帯されているタイプもあります。付帯内容や条件はカードにより異なり、保証期間は通常3か月です。付帯内容が十分と感じれば、活用しましょう。
デメリット
・リボ払いは借金である
リボ払いは月々の支払額が決まっています。お金がない人でも利用はできますが、「借金」と同じです。利息もつくため、返済金額は実際に利用した金額よりも高くなります。
気づかないうちにリボ払いの残金が雪だるま式に増えて高額になっていた、という人も少なくありません。なるべく一括払いを心がけて、無駄遣いは避けましょう。
・審査がある
クレジットカードには審査があります。審査は年収や職業で決まるため、大学生や無職の人は入手が難しいかもしれません。
手数料
クレジットカードはATM手数料と為替手数料がかかります。ATM手数料は0〜216円で、為替手数料はクレジットカード会社によりますが1.3〜2.0%が一般的です。
どのクレジットカードを選ぶべきか迷ったらこちらをチェック!
留学におすすめのクレジットカードや選び方とは?おすすめカードや学生でも審査が通るカードを紹介します
現金を現地で両替
違う通貨に両替すると聞くと、現金を持って行くイメージの人が多いかもしれません。日本から円を持って行き、両替所などで現地通貨に両替をする方法もおすすめの1つ。
メリット
・クレジットカードが使えない場所で使える
海外では急速にクレジットカードが普及しているとはいえ、都市部から離れると現金しか対応していないお店も少なくありません。とくに、小さな商店や雑貨屋などは、クレジットカード対応をしていないケースもあります。
現地のお金を持っていれば、入るお店の選択肢が増えるでしょう。
デメリット
・紛失すると100%戻ってこない
現金はカードのように保証がついていません。紛失や盗難にあった場合は戻ってこない点が、デメリットといえます。
また、大量の現金を持っているとスリや強盗のターゲットになりやすいので、注意が必要です。
・管理が難しい
手元に現金があると、ついつい使ってしまいがちです。「気付いた時にはかなりの金額を使っていた」ということも考えられるため、慎重に管理しましょう。
手数料
両替は手数料がかかります。両替所によって、手数料金額はさまざまです。
銀行や現地の空港にある両替所、大手ホテルなど安心して両替ができるところは、手数料が比較的高めです。街中の両替所は手数料が無料のところもあります。しかし両替レートが高く設定されているケースも少なくありません。
留学初心者の人は、リスクが少ない銀行や空港、ホテルなどでの両替がおすすめです。
留学先へのお金を持って行き方Q&A
最後に、留学先にお金を持って行く際に気になる疑問にお答えします。
現金はどのくらい用意していくのがいいですか?
短期留学であれば、現金は3〜5万円ほどあれば問題ありません。カード払い・キャッシングをメインとして、現金は必要時に使うだけにしましょう。
現金払いをメインに生活をしたい場合は、月の生活費と滞在期間に応じた金額を持っていきましょう。余分なお金は持っていかないほうが安心です。
長期留学の場合は、短期留学と同じくらいの現金を持って行き、残りは複数枚のクレジットカードで決済を行うのがおすすめです。
盗難のリスクを考えて、なるべくキャッシュレス化を検討しましょう。
現金やカードの管理方法の注意点はありますか?
海外で現金を管理する方法としては、分散させるのが有効です。1か所にまとめて保管すると、盗まれた時に全てを失ってしまいます。
財布を複数個用意して、現金を分けて管理しておくことで、リスクを分散できます。
カードは、ブランドによっては海外で利用できない可能性があります。日本で流通している「JCB」はアジアでは使えることがありますが、ヨーロッパでは使えないと考えておくのが吉。留学をする際は、大手の「Visa」「Mastercard」を用意し、複数枚のカードを持って行くと安心です。
海外送金や銀行口座の開設はおすすめではないですか?
日本から海外送金をしてもらうのも、1つの手です。しかし1回の送金で、さまざまな手数料が発生するため、クレジットやデビットより高い手数料がかかる可能性があります。
また、現地で銀行口座を開設して、受け取ったお金を安全に管理をする方法もあります。
ただし海外の銀行は、「口座管理料」として、月額500〜2,000円ほどの費用が発生する可能性も。バイトや副業などの定期収入がない限り、口座開設のメリットは少ないでしょう。
このことから、海外送金や銀行口座の開設は、全ての人におすすめとはいえません。特に短期留学の場合は、キャッシュレスでの管理のほうが、リスクが少ないといえます。
まとめ
留学中は何かと気になるお金の管理方法ですが、現金やクレジットカードを使い分けることでトラブルを防げます。
留学中のお金の管理のポイントは以下の4つです。
・現金を持って行き過ぎない
・現金やカードは分散して管理
・カードは複数枚持っておく
・なるべくキャッシュレス管理にする
これらに注意しておけば、トラブルを最小限で抑えられるでしょう。お金の管理はしっかりおこない、留学生活を楽しんでくださいね。
なお、持ち物の用意以外に留学で準備すべきことなどは、LINEで相談を受け付けているので、留学先の手配をはじめ具体的に準備を進めたい方はお気軽にご相談ください。
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