予習復習が大変!フランスの大学の授業スタイルや日本との違いとは【フランス交換留学体験記 Vol.2】

  • 2018/03/27

こんにちは、斉藤万季です。フランスはパリから30分ほどの距離にある、ベルサイユ大学に1年間の交換留学に来ています。

海外の大学で現地の学生に混ざって一緒に講義を受ける、と聞いてみなさんどう思われますか?言葉が分からなくて大変そう、授業に追いついていくのが難しそう、などと考える方も多いかなと思います。

実際に留学してみると分かりますが、それは非常に難しいです!フランス語を学ぼうではなく、フランス語で専門知識を学ぼう!なわけですから、当たり前といえば当たり前

ということで今回は、フランスの大学の授業とは実際どのようなものか、日本との違い、苦労することなど紹介していきたいと思います。これから交換留学を検討してる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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フランスの大学の1年間の流れ

日本の大学は4月に始業して1月〜2月に終業するのが一般的な流れですが、フランス含め欧米の大学は、秋9月頃から大学が始まり5月(6月)に終業というパターンが多いです。

私が通っている大学は9月から1月後半までが前期、1月後半から5月の終わりまでが後期の主な2セメスター制。長期休みは夏休みだけですが、クリスマスバカンスやイースターの期間など、ちょくちょく休みを挟みます。

フランスの大学の授業スタイル

大学の授業は、CM(大人数)TD(少人数)クラスの2つに分かれています。学部にもよりけりだと思いますが、私が受講している国際関係学部はほとんどが少人数制。プレゼンやディスカッションが多かったりします。

教授が説明して生徒はひらすらメモ

1番よくある授業スタイルとして、教授が口頭でひたすら説明して生徒はメモを取るパターンです。日本の大学の授業でもよくあるパターンですね。

パワポで具体例や関連資料などをスクリーンに提示してくれますが、教授の説明はパワポには上がりません。なので生徒はひたすらメモを取らなければなりません。

大多数の生徒はPCでメモを取りますが、中にはPCを持っているけれども手書きでメモを取る生徒もいます。日本ではPCを持っていない学生が結構多いですが、フランスではPC所持率が非常に高いです。

教授の説明を遮ってでも質問に意欲的な学生

生徒は疑問に思うことがあれば、すかさず教授に質問をします。例え教授が話している最中であっても、挙手してアピールしたり、「ムッシュー!(マダム)」と声をかけたり。

日本だと質問は授業後に教授に話しかけに行くことが多いと思うので、ガツガツいくフランス人学生の姿勢には非常に驚きました。

少人数クラスの場合、教授が生徒を名前で呼ぶことも結構多いです。私も講義中に「MAKI!」と呼ばれたりします。日本ではなかなかないですよね。

予習復習は当たり前!

フランスの大学では予習復習は基本的に当たり前なので、毎回しっかりやってこないと授業にはついていけません

授業にもよりますが、中には毎回50ページの論文や資料を読んでくる課題を出される場合もあります。日本では毎授業前に50ページ読んでこい!と言われることは少ないでしょう。大変ではありますが、授業の内容をより深く理解するのにはすごく良いと私は思っています。

フランスの大学の授業を受けて苦労していること

冒頭でも少し説明しましたが、専門知識を日本語ではない他言語で学ぶのは本当にきついです。私は国際関係学をフランス語、そして英語でも学んでいるのですが、やはり専門用語が出てきた時には辞書を引かないと単語がわかりません。

また講義中の教授はものすごく早口なので、全てを理解するのは非常に困難です。なのでスマホのアプリで録音したりして、わからなかった箇所は再度聞く、もしくは友達に尋ねたりしています。

留学して5ヶ月ほど経ち日常会話は容易いですが、やはり授業となるとついていけないこともまだまだ頻繁にあります。


フランスの大学での授業スタイル、日本との違いなど紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?これからフランス、欧米に留学される方の少しでも参考になればと思います。

今後海外の大学に交換留学などで訪れる場合、語学力を磨き上げるのはもちろんですが、自分の専門である学問の単語や知識を事前に予習しておくのがいいと思います。

楽しい留学ライフをお過ごしください!

【過去の連載】
フランス留学するなら知っておくべき!現地到着後に必要な行政手続きまとめ【フランス交換留学体験記 Vol.1】

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    この記事を書いた人

    斉藤 万季

    スクールウィズ インターン生。1994年生まれ。幼少期から両親に海外に連れられ、世界に興味を抱く。国際社会や多文化に関心を持ち、世界中の人と交流を図りたいと考えている。

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