大学生のうちに留学するメリットは?社会人留学との比較や期間別に選べる留学方法を紹介します

大学生 留学 メリット

海外生活を経験できる留学。憧れる気持ちがある一方で、時間やお金がかかると踏み切れなかったり、社会人になってからの留学でも良いかなとタイミングに悩んでいたりしませんか?

社会人になってからでも留学のチャンスはありますが、大学生のうちに経験するからこそ得られるメリットもたくさんあるんです。

そこで本記事では、大学生のうちに留学するメリットについて紹介します。期間ごとに選べる留学方法や社会人留学との違いについても説明していますので、留学のタイミングについて迷っている人もぜひ参考にしてみてください。

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監修者

留学カウンセラー:木下 成美

留学カウンセラー:木下 成美

2015年ワーキングホリデーでオーストラリアへ渡航、2年間さまざまな都市で過ごした後、フィリピンへ渡航。バギオの英語語学学校のスタッフとして2年間勤務。帰国後は公立小学校にて英語インストラクターとして働くが、世界に飛び立つ人を応援したいと思い再度留学業界に従事。

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近年の留学事情

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まずは、近年の留学事情について紹介します。「実際に留学へ行く人はどのくらいいる?」「留学へ行った人はどんなイメージを持たれる?」など気になる疑問を解消しましょう。

留学する日本人は年々増加傾向

日本人留学生は、2019〜2020年のコロナ禍で一度は減少したものの、年々増加傾向にあります。

実際に文部科学省が発表している、日本人留学生数の推移を見てみましょう(※1)

大学生 留学 メリット 日本人

文部科学省の発表データに基づいてスクールウィズ編集部で作成

文部科学省の発表データによると、2009年と2019年で比較すると日本人留学生は3倍近い人数まで増えています。

2020年度にコロナ禍で一度は激減したものの、2021年度には前年度の約7倍の大学生が海外留学しているため、今後も増加傾向となることが予想できます。

コロナ禍で留学件数は減少してしまったものの、留学へ行くことはもはや普通の選択肢であり、留学へ行ったということ自体で何かの価値を証明できる状況ではなくなってきていると言えます。

なお、一般社団法人海外留学協議会(JAOS)は、文部科学省の発表データに含まれていない大学のプログラムを利用せずに留学へ行った学生や語学留学へ行った社会人数などを加味して、日本人の留学生人口を2016年時点で20万人超と推測しています(※2)

留学の賛否に関する情報が溢れている

加えて近年では、SNSやYoutubeなどでは留学生や留学経験者によるアカウントも多く、留学の賛否に関する情報が溢れています。留学情報を手軽に知れるのは嬉しい一方で、いろんな意見があってよく分からなくなってしまったり実際に留学を決めきれなかったりする人も多いのではないでしょうか。

私が留学へ行ったのは2015年。当時はすでにSNSが広く使われていたものの、今ほどは情報が多くなく、大学1年生という比較的自由度の高い時期だったこともあり自分の意見で留学行きを決めやすい状況でした。

もし今自分が留学しようか迷っている身だったら、留学へ行くかどうか、どのタイミングで行くのが良いのかなど、なかなか決められずに就活を迎えてしまい、学生時代のやり残しとして今も漠然と留学が頭の片隅に残り続けていたかもしれません。

しかし、留学へ行くかどうかを決めるには、やはり留学するメリットなどを検討するほかありません。そこで次は、改めて大学生のうちに留学することの4つのメリットを紹介します。

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大学生のうちに留学するメリット

大学生 留学 メリット

社会人留学と比べ、大学生のうちの留学にはどのようなメリットがあるのでしょうか。学生ならではのメリットを4つ紹介します。

メリット1:時間を確保しやすい

まず挙げられるのは、大学生の方が留学へ行く時間を確保しやすいということ。留学には1週間の短期留学から1年を超える長期留学まで様々な選択肢がありますが、社会人になると長期休みを取得するのは難しいですよね。

連休や休日を組み合わせても2~3週間ほどの留学期間しか用意できず、1か月を超える留学をするには仕事を辞めたり休職したりする必要があります。まとまった時間を確保するのが難しく、「留学に行きたいけどタイミングがない」という人も少なくありません。

学生であれば、社会人と異なり退職や休職、転職などのことを考えなくて良いため、より自由に留学計画を立てられますよ。

メリット2:曖昧な理由でも留学へ行きやすい

続いて、明確な理由や目的がないと留学・留学後のプランが立てにくい社会人に対して、学生は曖昧な理由でも留学に行きやすいという面もあります。

社会人になって仕事を辞めて留学へ行く場合、退職時や帰国後の転職活動の際に「なぜ仕事を辞めてまで留学を決めたのか」を人事や会社の人に説明する必要があります。

これまでの就業経験と留学後のキャリアを見据えて留学へ行くかどうか、留学で何をするべきかを決めるため、学生よりも留学へのハードルが高いと言えるでしょう。

ただし、曖昧な理由で留学すると、せっかく留学したのに、観光しただけで何も得られなかったと後悔することにもつながります。身軽さを活かしつつ、何か一つでも目的を持って留学し、成長した姿で帰国できると良いですね。

メリット3:多様な働き方や生き方を知るチャンスがある

他には、学生のうちに日本以外の環境を見ることで、その後の将来の選択肢を増やすこともできます。

リモートワークをはじめ日本でも様々な働き方がありますよね。しかし、生活環境がガラリと変わる海外では、夕方には仕事を終えて飲みに出かけたり、2週間を超えるバケーション休暇があったりなど、より多様な働き方を目にすることができます。

学生のうちにいろいろな働き方を知ることで、これから社会に出てどのように働き、生活していきたいかイメージしやすくなりますよ。

留学の魅力は、普段で出会わないバックグラウンドを持ったヒト、モノ・コトを通して視野が広がるところにもあります。

というのも海外の語学学校や大学には、年齢・国籍さまざまな人が集まります。社会人になった後、別のキャリアを目指すために語学学校・大学で学び直すことも珍しくありません。

私自身も留学先の大学やコミュニティで多種多様な生き方を目にすることで、自分の将来や生き方について柔軟に考えられるようになりました。

早い段階で留学がどういうものなのか分かると、海外移住を目指すのか、長期留学を目指すのかなど将来を見据えやすくなりますよ。

メリット4:学習スピードが速い

何歳になっても新しいことは始められますが、若ければ若いほど学習スピードは早く、将来のチャンスも増えます。

大学生で留学するのと社会人10年目で留学するのでは、少なくとも10年の差が生まれます。若さは一つの財産なので、恐れずに活かしてみてはいかがでしょうか。

メリット5:就活時に英語力、コミュニケーション能力、主体性をアピールできる

最後に挙げられるのは、やはり英語力やコミュニケーション能力を、就職活動の面接などでアピールできること。ただし、留学に行けば必ず英語力やコミュニケーション能力が得られるというわけではありません。

英語力やコミュニケーション能力、課題解決力といった就活生に求められるスキルを身に付けるために、留学中は自主的に英語を勉強したり留学先の人に話しかけたりと主体的に行動しましょう。

努力しないと身に付きませんが、スキルそのものだけでなく、スキルを得るまでのストーリーもアピール素材になりますよ。

また、留学準備を通して計画をたて遂行する力が身についたり、現地でトラブルを経験することにより、トラブル対応能力が身についたり、様々な価値観に触れることで自分自身の考え方や視野が広くなることも。様々な経験を通して、メンタルが強くなる点も大きなメリットで、長所となるでしょう。

大学生のうちに留学するデメリット

大学生が留学するメリットをご説明しましたが、デメリットはあるのでしょうか?

デメリット1:大学卒業が遅くなる可能性がある

留学時期や期間にもよりますが、卒業が遅くなる可能性があります。大学を休学する場合は、休学費用がかかるケースも。

大学卒業が遅くなったとしても、それだけの収穫があればデメリットではなくなります。例えば、TOEICなどの外国語の資格を取得し将来のキャリアに活かしたり、卒業後に海外で働くことが選択肢に入ったり、留学生活を卒業年度を遅らせるだけの価値があるものにしたいですね。

また、卒業年度を遅らせないように、プランや期間を調整するのも一つの手段となるでしょう。

デメリット2:留学経験が必ず将来に役立つとは限らない

冒頭で説明した通り、日本人留学生は年々増加しています。そのため、ただ「留学した」という事実だけでは強みとはなりません。

留学しただけで満足!とならないよう、具体的でなくても良いので、何かしら目標を立てておきましょう。

デメリット3:留学費を工面する必要がある

大学生にとって留学費用は高額なもの。その費用をどう集めるかは一つの課題でしょう。

アルバイトをして留学費用を貯めたり、一旦両親に借りて社会人になってから返済したりして留学する人が多いです。また、学生ビザではなくワーキングホリデービザで渡航し、現地で生活費を稼ぎながら留学費用をまかなうことも可能です。

渡航先や学校、期間、滞在方法などによって費用を抑えることはできますので、予算に合わせて選択しましょう。

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留学経験を活かせる業界・企業

大学生が留学することの魅力の一つに、就活でアピールできる点があると思います。ここでは、留学経験を活かせる仕事について説明いたします。

留学経験を活かせる業界・企業1:外資系企業

外資系企業では、社内の公用語が英語であるケースがあります。そういった会社で働くには、英語は必須スキルとなります。

クライアントが海外の企業というケースも充分にあり得ますので、語学が堪能であれば就職に有利でしょう。ビジネス英語や業界に特化した用語を習得しておくと、アピールポイントになるので、日常会話にプラスして挑戦してみてはいかがでしょうか。

留学経験を活かせる業界・企業2:商社

商社はグローバル展開している企業が多く、海外出張や転勤となる可能性があります。企業や部署ごとに求められる語学力は異なりますが、語学を習得していればキャリアの幅が広がり、希望する仕事ができる確率が上がります。

入社前にTOEICや英検などの取得を求められる企業もありますので、興味がある方は早めに準備しておくと有利でしょう。

留学経験を活かせる業界・企業3:旅行業界

観光やホテルの仕事は、日本国内の企業であっても英語が必須となる可能性が高いです。

日本政府観光局の発表によると、2023年の訪日外客数は2,500万人。2013年は1,036万人だったため、10年で2倍以上となっていることがわかります(※3、4)

2023年は韓国・中国からの旅行客が特に多かったため、中国語や韓国語の需要も今後より一層高まることが予想されます。英語圏以外の留学も価値が高まるでしょう。

留学経験を活かせる業界・企業4:語学の先生

語学の先生になるには、語学力が必須です。2020年から小学校での英語が必修化され、英語教育の場は増えています。

また、オンライン英会話もどんどん普及しています。ノマドワーカーのような、場所を選ばずに働きながら旅するスタイルを目指したい人にはぴったりかもしれませんね。

大学生のうちに留学へ行った体験談

学生留学のメリットを紹介してきましたが、実際に学生留学すると何が得られるんだろうと疑問に思いますよね。そこで次は、大学生のうちに留学した人の体験談を紹介します。

「失敗してもどうにかなる」。イギリス留学で湧いた主体性が学生団体への参加やサービスの立ち上げに

街並みも言葉も日本とは違う、イギリス・ブライトン留学。すべてが新しい環境だからこそチャレンジでき、新しい一面が見える

photo by: 佐藤陽俊さん

最初に紹介するのは、イギリスへの留学経験がある佐藤さんです。大学生になったら留学したいと思っていたものの、サークルや授業などに追われ留学のきっかけをつかめずにいた佐藤さんですが、先輩に影響され大学一年生の春休みに1か月間イギリスへ留学しました。

現地での生活は思ったよりも大変で、英語が聞き取れず電車のチケットを買うのに手間取ったり、スーパーで誤って警報を鳴らしてしまったりと日常生活の中でも失敗を繰り返していたそうです。

最初は辛くなったものの、小さな失敗を乗り越えていくうちに「失敗してもどうにかなる」と失敗することへの不安が払拭されたとのこと。積極的に行動を起こせるようになり、帰国後は学生団体へ参加したり友達とWebサービスを立ち上げたりと様々なことに挑戦できるようになったと振り返っています。

以下の記事では、佐藤さんのイギリス留学での挫折経験や、そこから立ち上がりビジネスを始めた経緯などを詳しく紹介しています。
日本にいれば何でもできる!挫折ばかりのイギリス留学で気づいたチャレンジすることの大切さ

英語が話せない状況が優等生以外の自分を知るきっかけになった

神藏さん インタビュー

photo by: 神藏 茉有さん

次に紹介するのは、ニュージーランドへ留学した神藏(かんぞう)さんです。社会人になったらますます忙しくなると思った神藏さんは、大学4年次になるタイミングで休学し、約1年間のニュージーランド留学を決意しました。

ニュージーランドで過ごした1年は、それまでの自己像を大きく変えたそう。留学前までの神藏さんは何事もそつなくこなす"優等生"で、常に誰かの期待に応えようとしてきました。

しかし、ニュージーランドで英語がうまく話せなかったり相手の期待に応えられなかったりといった"弱い立場"を経験することで、「完璧でなくてもいいんだ」と思うことができたと振り返っています。

そんな神藏さんの留学体験記は、下記の記事で詳しく紹介しています。渡航先としてニュージーランドを選んだ理由や滞在した街の雰囲気などもお話していますので、参考にしてみてください。
優等生の自分を切り崩されたニュージーランド留学。ありのままの自分を受け入れる境地とは?

いかに生ぬるい環境にいたかを知ったハワイでの交換留学

留学生 インタビュー

photo by: 堀家 宏太さん

最後は、大学時代にハワイへ交換留学をした堀家さんの体験記を紹介します。堀家さんは大学に進学する前から何度か海外への渡航経験・滞在経験があったものの、もっと長い間海外で生活したい、英語を鍛えたい、という思いから交換留学へ応募しました。

ハワイでの学生生活は、想像以上に勉強に力を入れる雰囲気だったそうです。留学先で出会った学生たちはみんな人生をかけて学業に専念しており、自分がいかに生ぬるい環境にいたかを痛感し、意識が変わったと振り返っています。

学ぶことへの意識が変わった堀家さんは、帰国後も学業に専念。ハワイ留学で培った「もっと学びたい」「知らないことを知りたい」という思いから、その後の東南アジア留学へのきっかけとなりました。

以下の記事では、堀家さんのハワイ留学の詳細、そしてハワイ留学後に渡航した東南アジアで感じたことなども紹介しています。
人と出会い、"知らない"を知って。3度の留学を経験した僕が感じる留学の価値

目的別に時期・期間を決めよう

留学

留学といっても、短期か長期かでプランや費用が異なります。期間が決められないと悩んでいる人は、以下を参考にしてみてください。

まずは短期留学を試してみる

海外への渡航経験が少ない人や留学へのイメージが掴めていない人は、まずは短期でお試し留学をしてみるのがおすすめです。海外生活や留学へのイメージがはっきりできないと、現地での生活が合わなかったらどうしようと不安に思いますよね。

1週間~1カ月などの短期留学なら、大学の夏休みや春休みなどの長期休暇を利用してチャレンジできます。いきなり長期留学するよりもハードルが低く、渡航後に「海外生活は向いていないな」と思っても比較的すぐに帰国できるので、リスクも少ないと言えます。

そのため、まずは短期で留学してみて、もっと海外で生活してみたいと思ったら長期留学を検討しましょう。

目的が決まっているなら、半年〜1年の長期留学

留学への気持ちが強い人や学びたいことが明確な人は長期留学がおすすめです。短期留学はサクッとトライできる一方で、じっくりと専門知識を学ぶには時間が足りません。留学でしっかりスキルを習得したい人は、半年~1年の長期留学の方が適していますよ。

英語力についても同様です。やはり短期留学よりも長期留学の方が英語漬けの毎日を過ごす期間が長いため、英語力が上がりやすい傾向にあります。

英語力ゼロの状態から日常会話レベルになるまでは、約3か月(約800時間)はみっちり勉強するのが有効と言われています。留学時点の自分のレベルや求める語学力を整理して留学期間を決めましょう。

大学生ができる留学方法

大学生 留学 メリット 方法

最後に、大学生が選択できる留学方法をご紹介します。短期・長期と期間に分けて、それぞれの留学方法の特徴をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

短期留学

語学留学

語学留学は、英語力の習得を目標とした留学方法です。留学生は語学専門学校や大学付属の語学学校に通います。

語学学校では入学時に英語力を測定するテストを受け、中上級者から初心者まで自分のレベルに合ったクラスを受講できます。クラスメイトもみな英語学習者なので、友達がつくりやすいのも特徴の1つです。

語学留学を具体的に検討するなら、スクールウィズのLINE相談をご利用ください。費用やおすすめの国や都市、語学学校の提案、見積もりや申込手続きなど、状況に合わせて留学カウンセラーが無料で相談に乗るので、検討を前に進められます。

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海外ボランティア

海外ボランティアはその名の通り、ボランティア活動を目的とした留学方法です。受け入れ先はチャリティー団体や教育現場などが多く、同じくボランティアプログラムに参加した人や現地の人と交流します。

学校に通うわけではないため、特定のスキルが高まるわけではありませんが、異文化体験や慈善活動を通して視野を広げられるのが魅力です。

長期留学

語学留学

前述の通り、英語力アップを目的とした語学留学は長期留学でもメジャーな選択肢です。英語力を伸ばすには一定の時間がかかるため、4か月~半年ほど語学学校に通う人も珍しくありません。

長期留学を検討している人のなかには、大学付属の語学学校で英語力を鍛えてから現地の大学へ通う人もいます。「海外大学で授業を受けたいけど英語力が不安」という人におすすめですよ。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーは学ぶことを目的とした留学とは異なり、現地で就業経験を積めるのが特徴です。

私費留学や交換留学など、一般的に学ぶことを目的とした留学では、留学生がアルバイトをすることはできません。一方でワーキングホリデーでは、滞在を許可された1~2年の間は、旅行・就労・就学など自由に生活することができます。

渡航先はワーキングホリデー協定を結んでいる国から選ぶ必要がありますが、数ある留学の中でも最も自由度が高い留学方法と言えます。

ワーキングホリデー中に語学学校への通学を検討する場合には、スクールウィズの留学カウンセラーが無料で相談に乗るので、下のボタンよりLINE登録の上ご相談ください。

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海外インターンシップ

海外インターンシップは、海外の企業で就業体験ができる留学方法です。ボランティアと異なり受け入れ先は民間企業が多く、選考面接などを経て採用されると企業でインターンの経験を積むことができます。

日々の業務に携わることができるため、よりリアルに海外で働く経験ができるのが魅力ですが、インターン期間やインターン中の給料の有無は企業によって異なります。募集要項もポジションによって変わるため、あらかじめしっかりチェックしましょう。

交換留学

交換留学は、提携を結んでいる日本と海外の学校が、人材交流や文化交流を目的として生徒を一定期間交換するプログラムのこと。学校を通して提携先の大学に留学するため、現役の学生のみが対象の留学方法です。

留学期間は約半年~1年と長期に渡り、留学生は現地の学生と同じ授業を受講します。学校のプログラムとして留学するため、現地で取得した授業の単位は日本の大学の単位に加算されます。

長期留学をしたいけれど休学はしたくないという人は、交換留学を視野に入れましょう。

正規留学

正規留学とは、特別な分野の勉強をするために、海外の大学や大学院などに進学すること。以下のような留学の仕方があります。

認定留学

認定留学とは「協定外留学」「単位互換留学」などとも呼ばれ、日本の大学に認定を貰って在籍しながら自費で海外の大学へ留学することを指します。留学先が提携校のみに限られる交換留学に対し、認定留学は自分の希望に合った留学先を選ぶことができます。

また認定留学は休学する必要がないのも特徴の1つ。一般的には日本の大学の認定を受け、単位としてカウントできるよう在籍大学で履修している科目に関する授業を受講します。

ただし、在籍している大学によって認定留学の条件は異なります。留学先の大学に応募する前に、在学中の大学の認定留学の詳細をしっかり確認しましょう。

大学院留学

大学院留学とは、大学を卒業後に海外の大学院に進学したり大学院生時に留学したりすることを指します。近年では日本の大学を卒業後、海外の大学院に進学する人も珍しくなく、なかには社会人を数年経験してから海外大学院への進学を目指す人もいます。

大学卒業後も学びたいことがある人や、専門知識を磨きたい人は大学院留学が適しています。なお、出願・入学時期や必要な出願書類は各大学院によって異なるので、余裕をもってリサーチしましょう。

専門留学

専門留学とは、専門知識を習得したりキャリアアップしたりといったように、自身のキャリアを磨くことを目的とした留学です。

英語の勉強であればビジネスで使える実践的な英語を学んだり、プログラミングやデザインなどのITクラスを受講したりすることもできます。

学校によってはスキルに合わせて受講カリキュラムを組み合わせられるうえ、コースの終わりに現地企業に訪問したり短期インターンシップを経験できるところも。将来海外で就職したい人やスキルアップしたい人におすすめの留学方法です。

編入留学

例えば日本の大学に2年通い、3年目から海外の大学へ編入することを編入留学と呼びます。通常の留学とは異なり、日本の大学で取得した単位を海外大学の単位へ互換し、渡航後は海外大学での卒業を目指します。

短期留学経験者でもっと長い期間海外で勉強したいという人や、将来的に海外で働きたいという気持ちがある人は編入留学を検討してみるのもおすすめですよ。

まとめ

今回は大学生のうちに留学をするメリットについて紹介しました。留学は珍しいことではないため、「留学に行った」という事実だけでは自分の市場価値を高めることはできません。

しかし、大学生のうちに世界を見たり留学を通して努力したりすることで、スキルや多様な価値観が身に付き、将来の選択肢も広がります。

本記事で紹介した通り、大学生はさまざまな留学方法が選べるので、興味がある人はぜひ挑戦してみることをおすすめします。

なお、スクールウィズでは留学カウンセラーが、あなたに合った語学学校やコースなどを紹介いたします。授業料が安い、専門コースがあるなど希望に叶う学校をおすすめしますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

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考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を

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    仲野もも

    仲野もも

    東京在住のライターです。キュレーションメディアの編集ライターとして記事制作に従事した後、現在はフリーで活動中。特技は英語で、学生時代はアメリカ・ジョージア州に留学を経験しました。趣味は旅行と映画鑑賞で、海外に行ったら映画のロケ地巡りや地ビール巡りをするのが好きです。

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