念願の留学にウキウキする一方、海外に何を持っていけばいいか分からずパッキングが進まないと悩んではいませんか?
女子は化粧品、生理用品、下着、洋服と必要な荷物が多い一方でスーツケースの重量には上限があり、すべてを持っていくことはできません。でもどれを減らせばいいか分からない人も多いことでしょう。
そこで今回はアメリカ留学経験者から女子が留学に持っていくべき持ち物、現地でも購入できる物を紹介します。
必要なものや現地購入できるものが分かれば、パッキングで持っていく・持っていかないという判断もしやすく、荷造りが進みやすくなります。
また記事後半では、実際にアメリカ留学の経験がある筆者が「持っていって良かった」と思ったおすすめのアイテムもリストアップしました。これから留学の予定がある人はぜひ参考にしてください。
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まずは絶対に外せない持ち物からご紹介します。今回は1年間の留学を想定し、その期間分必要なアイテムや個数を記載していますので、参考にしてみてください。
日用品は海外でも揃えることができますが、なかには日本製品と比べるとクオリティがいまいちだったりサイズが合わなかったりする商品もあります。
以下の4つは毎日使うアイテムなので、持っていくと安心ですよ。
現地でも購入できますが、塗り心地がいまひとつだったり肌に合わなかったりする可能性も考えられます。自分の肌に合うものが見つかるまで使えるように、1~2本程度(1~2ヶ月分)持っていくのがおすすめです。
意外と忘れがちなのが爪切り。海外にもありますが、日本製よりも切れ味が悪かったりサイズが大きかったりします。
爪はすぐ伸びるうえ、使い慣れたものでないとうまく切れず爪が割れてしまうこともあるので持っていきましょう。長期留学でも1個あれば十分ですよ。
海外製の歯ブラシと日本製の歯ブラシではヘッドのサイズが異なります。特に普段小さめのヘッドの歯ブラシを使っている人は、海外製だとヘッドが大きくて使いにくさを感じるかもしれません。
サイズが合わないときちんと歯を磨けず、虫歯になってしまうこともあります。
グローバル展開している電動歯ブラシを常用している人以外は、普段から使い慣れている歯ブラシを持っていくのがおすすめです。最低でも4〜5本、自分が普段どれくらいの間隔で歯ブラシを買い換えているかをもとに持っていく本数を決めましょう。
一部の海外地域では、日本と使用している電圧が異なります。場合によってはそのままコンセントに差し込むと日本から持っていったヘアアイロン・ヘアドライヤーなど電化製品が使用できないこともあります。
日本の電化製品をそのまま使うためには、変圧器を用意しておきましょう。
特に長期留学の場合はホリデー期間に別の国や地域に旅行する可能性もあります。留学先の地域では使わなかったとしても、旅行先で必要になることも考えられます。
その際、現地では日本製品に合う変圧器を見つけにくいので、あらかじめ日本から持っていくと安心ですよ。
次は化粧品です。特に肌がデリケートな人は、慣れない海外製のアイテムを使うと肌が荒れてしまうことが考えられます。
肌に直接付けるスキンケア用品とベースメイク用品は持っていくことをおすすめします。
現地でも購入できますが、最初は使い慣れたものを使用したいところ。環境が変わると肌荒れを起こしやすくなるので、化粧水、クリーム、美容液など使い慣れたアイテムを持っていきましょう。
自分に合うものが見つかるまで使えるように、1~2本(数か月分)あると安心です。
スキンケアと同様、ベースメイクアイテムも持っていくことをおすすめします。
メイクアイテムも現地で購入できますが、自分の肌色にあった色味が売っているとは限りません。ファンデーションと下地どちらも1本あれば十分でしょう
ヘアケアアイテムも要チェックです。今回はメンテナンスアイテム・ヘアメイクアイテムをピックアップしました。最低でも以下の2つは用意しておくと安心です。
髪の毛のメンテナンス品として、ヘアオイルやヘアミルクを持っていきましょう。
日本では一般的に軟水が使用されていますが、水質は地域によって異なり、一部の国・エリアでは硬水が使用されています。
硬水はミネラル(カルシウムやマグネシウムなどの金属イオン)を多く含むため、軟水に慣れている日本人は特に髪がごわつく傾向にあります。
ヘアミルクやヘアオイルなどは現地でも購入できますが、海外製のアイテムは香りが強いものが多く、香りに酔いやすい人には不向きです。自分の髪質や好みに合う製品が見つかるまで使えるよう、1本(1~2ヶ月分)持っていっておきましょう。
ヘアアイロンやコテを使う人は日本から持っていくのがおすすめです。
安い買い物ではない上に、わざわざ海外で調達するのも気が引けますよね。またアイロンやコテは商品の質によって仕上がりや髪へのダメージが異なるため、きちんとした商品を買いたいところです。
現地であまり知らない商品を買うよりも、日本にいる間に口コミや店頭で商品の詳細を確認した方が安心です。そうして納得のいく商品を買ったほうが使い心地にストレスを感じることも減り、長期的に見て満足度が高くなりますよ。
ここでは、下着や水着といった女性ならではの衣類の持ち物を紹介します。
まずは下着です。欧米圏と日本ではブラジャーやショーツのサイズが異なります。
基本的に海外の方がサイズが大きく、日本人にピッタリのサイズを見つけにくい傾向があるので、なるべく日本から持っていきましょう。それぞれ1週間分あると安心です。
夏を海外で過ごすなら、留学先でできた友達とプールに行ったり海に行ったり、マリンアクティビティを楽しむ機会もあるかもしれません。
下着と同様、欧米圏の水着は基本のサイズが異なります。ジャストサイズのものを探すのが難しいうえ、海外製は生地が薄くデザインもセクシーなものが多いので、日本で買っていくことをおすすめします。
最後は衛生用品です。以下3つは絶対に持っていくべきアイテムなので、忘れずにパッキングしましょう。
まずは生理用品です。現地でも購入できますが、フィット感やコンパクトさなどクオリティは日本製品の方が高いです。
とはいえ、1年分の生理用品を持っていくのはかさばってしまいます。
そのため最初の数か月分は持っていき、あとは現地の生理用品をいくつか試して、自分に合うものを探すのがおすすめです。
海外製でも良質なクオリティの商品はあるので、まずはさまざまな商品を使ってみましょう。
生理痛の痛み止め、風邪薬や胃薬、咳止めなどの薬も大切です。海外製の薬は日本と使用している成分が異なる場合もあり、効き目が強かったり体に合わなかったりすることも考えられます。
特に英語に慣れるまでは、どの薬を買ったらいいか見極めたり店員に症状を伝えたりするのが難しいです。よく飲む薬は1箱ほど日本から持っていきましょう。
持っていく荷物は極力少なくしたいですよね。そのコツとして、現地でも購入できるものは現地で調達しましょう。
日本から持っていく荷物が減るとカバンに荷物が入り切らないことはなく、持ち運びもしやすくなります。
そのためにもここでは現地でも購入できるアイテムを紹介します。パッキングに悩む人はぜひ参考にしてください。
まずは日用品のアイテムから見ていきましょう。
ボディソープは現地で購入できるため、持っていかなくて大丈夫です。
ボトル1本でもスーツケースに入れると総重量が重くなり、重量オーバーになりかねません。基本的には現地で調達することをおすすめします。
ちなみにアメリカでは「Dove」など日本でもなじみのあるブランドの商品も売っており、選ぶのにもそこまで困りません。
バスタオルやフェイスタオルも現地で購入するのがおすすめです。タオルは数枚入れるだけでスーツケースがやや埋まってしまい、持っていきたいものを詰められなくなるかもしれません。
日本と同様、海外でもタオルはディスカウントショップやスーパーマーケットなど身近なお店で購入できます。
次は、現地の販売品でも問題なく使える化粧品をご紹介します。
マスカラやアイラインなどのポイントメイクアイテムは海外で購入してもよいでしょう。ブラックやブラウンなど肌色を問わず使える色味なので、日本で買う化粧品とあまり差を感じません。
またプチプラで人気の「MAYBELINE」や「REVLON」などはそもそも海外ブランドです。販売場所や種類も充実しており、探すのに困ることもありません。
アメリカでは薬局やスーパーの化粧品コーナーで購入できることが多いのでチェックしてみましょう。
アイシャドウも現地調達で問題ありません。
例えば「NARS」「MAC」「TOM FORD」など日本でも人気のハイブランドは海外でも店舗があり、もちろんアイシャドウも現地で購入できます。
前述のとおり「MAYBELINE」「REVLON」などもアイシャドウを販売しているので、日本から持っていかなくてもあまり困ることはないでしょう。
続いてはヘアケアアイテムを見ていきます。
アメリカでは「Walmart」などの大型スーパーでドライヤーが購入できるので、持っていかなくても問題ありません。
スーツケースに入れると場所を取るうえ重くなるので、「どうしても今使っているドライヤーを使いたい」という人以外は現地で購入することをおすすめします。
シャンプーやトリートメントも液体ゆえに持っていくと重くなるため、現地で調達しましょう。
ボディソープと同様、アメリカでは「LUX」「PANTENE」「STEPHEN KNOLL」「giovanni」など日本でも人気のブランドの商品を購入できます。
ドラッグストアやスーパーに売っているのでチェックしてみてください。
最後に、持っていかなくても問題ない服や下着アイテムについて紹介します。
寒い時期に留学が始まる人以外は基本的にアウターを持っていかなくて大丈夫です。
春や夏から長期留学する人は「冬季のためにアウター持っていったほうがいいかな?」と悩みますよね。しかしダウンやコートなどはスーツケースに入れるとかさばってしまうので現地で購入する方が荷物を減らせます。
おすすめは北米圏で年に一度、ほとんどすべてのショップがセールを行う”ブラックフライデー”のタイミングに購入すること。普段よりリーズナブルにアウターを買えますよ。
靴下も現地で調達しましょう。くるぶし丈のものから長めのものまで、日本と同じように購入できます。
日本から持っていっても洗濯しているうちにダメになってしまうので、留学期間が長くなればなるほど現地で購入することになりますよ。
以下の記事では、男女関係なく基本的に必要な持ち物を紹介しています。リストにないものは基本的に現地購入で問題ないので、あわせてチェックしてみてください。
【留学準備】留学に必要なもの45選!種類別に準備すべき持ち物をまるっと紹介します
「日本食は持っていったほうがいい?」と悩んでいる人は下記記事を参考にしましょう。現地での日本食の調達方法も紹介しています。
留学に持って行くべき日本食は?現地調達の方法や海外で作れる日本食も紹介!
続いては、これまで紹介した以外に1年のアメリカ留学を経験した筆者が持っていって良かったと思ったアイテムを4つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
留学中はコインランドリー、またはルームメイトやハウスメイトと洗濯機・乾燥機を共有します。洗濯機から乾燥機へ移し替えたり洗濯物を持ち運んだりする機会も多いので、ネットがあると便利ですよ。
また海外の洗濯機は日本の物よりも威力が強く、おしゃれ着洗い機能なども基本的にはありません。
「洗濯しているうちに服がヨレた」ということも少なくないので、洗濯ダメージを軽減するためにも洗濯ネットを持っていくことをおすすめします。
摂氏(℃)を使用する日本に対し、アメリカでは華氏(℉)で温度を測定します。
体温を測ろうにも、華氏だと慣れるまでは自分の体温がどのくらいなのか把握しにくいですよね。普段から使い慣れたものがあれば体温測定時のストレスもありません。
現地でも調達できますが、アメリカには脇に挟む体温計のほかに口に含んで測定するものもあり、形態や使い方が日本の体温計とやや異なります。慣れないと使いにくさを感じることもあるので、日本から持っていきましょう。
ピンセットや眉毛用のハサミも持っていくのがおすすめ。眉毛のお手入れ時にはもちろん、小さなハサミがあればタグを切ったり前髪を整えたりする際にも使えます。
持ち運べるうえに意外と役に立つので、1つ持っておくと便利ですよ。
最後は圧縮袋です。日本から衣類を持っていく際に使用する枚数に加え、2~4つ多めに持っていきましょう。
帰国時はどうしても荷物が増えてしまいます。特に長期留学では洋服を購入することも多いので、増えた洋服を詰めるのに圧縮袋が役立ちますよ。
とはいえ、最初から荷物が多いと帰国時に圧縮袋を使用してもスーツケースに収まりません。留学中に気兼ねなく記念品を買えるように、渡航時の荷物は可能な限り少なくしておきましょう。
ここまでを読んで持っていく荷物を選別できても、パッキングの仕方やスーツケースのサイズによっては収まらないこともあります。
その場合はさらに荷物を減らすのがおすすめですが、コツがあります。以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
留学の荷物を減らすコツと持ち物リスト。どうしても荷物が減らせない人向けの対処法も教えます
今回は女子が持っていくべき留学の持ち物について紹介しました。
化粧品、衛生用品、ヘアケアアイテムと女子は何かと荷物が増えてしまいがち。現地で買えるものは現地で購入し、できる限り荷物を少なくするのがおすすめです。
ご紹介した通り、基本的に肌に触れるアイテムは念のため日本から持っていったほうが安心です。「コレはよく使うから持っていこう」「コレはなくても大丈夫」と優先順位を付けるとパッキングしやすくなりますよ。
なお、持ち物の用意以外に留学で準備すべきことなどは、LINEで相談を受け付けているので、留学先の手配をはじめ具体的に準備を進めたい方はお気軽にご相談ください。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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