こんにちは、20代後半でイギリス・ロンドンに留学したさやです。
社会人になってからのイギリス留学は、もう遅いと思っている方もいるかもしれませんね。実は社会人の留学は決して遅くはなく、むしろキャリアアップやキャリアチェンジなど帰国後に前向きに働くことのほうが多いのです。
そこで今回は、社会人がイギリスに留学するメリットやデメリット、1年間にかかる留学費用の相場をご紹介します。
また、実際に社会人でイギリス留学を成功させた人の体験談もいくつか紹介しているので、こちらも合わせて参考にしてくださいね。
なお、イギリス留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
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社会人がイギリス留学する場合、どのような方法があるのでしょうか。社会人がイギリスに留学する方法は大きく分けて語学学校、大学や大学院留学、ワーキングホリデーの3種類があります。
どの留学方法を選ぶかによって留学生活はもちろんのこと、留学にかかる費用も大きく違うので、自分の目的に応じて一番適したものを選ぶことが重要です。ここでは、それぞれの留学方法の特徴や費用相場について確認していきましょう。
語学留学は、英語をマスターすることを目的とした留学です。イギリスは英語の本場ということもあり、質の高い語学学校が多くあります。1週間から入学できる学校もあるので、長期間の休みを取りにくい社会人には嬉しいポイントです。
また、語学をマスターしたあとに一般企業でのインターンシップを体験できる社会人向けのコースを開講している語学学校もあります。豊富なコースが用意されているので、自分の目的に合わせて語学学校やコースを選びましょう。
英語習得を目的としたイギリス留学をする方は比較的多く、様々な語学学校があります。語学学校によって料金設定は変わりますが、授業料は1年間で120万円~260万円ほどです。また、授業料のほかに諸経費がかかることもあります。
学費 | 120万円〜260万円 |
---|---|
滞在費 | 100万円〜360万円 |
航空券 | 8万円〜15万円 |
ビザ料金 | 5万円 |
海外旅行保険 | 12万円〜24万円 |
生活費 | 120万円〜300万円 |
合計 | 365万円〜964万円 |
名だたる有名大学が点在するイギリス。日本の大学は卒業するまでに4年間かかりますが、イギリスの大学は3年間で修了できるのが大きな特徴です。ただし、ファンデーションコースと呼ばれる1年間の準備期間コースを経て入学しなければいけません。
留学生向けに英語の授業を開講してくれる大学がほとんどなので、本格的に勉強が始まる前に英語のレベルを向上させれます。
大学院の場合は、1年間で修士号の取得が可能です。ビジネスに関する専門性を高められるMBAコースは、将来的に会社経営に携わりたい社会人にとっては挑戦のしがいがあるでしょう。
選択する大学にもよりますが、一般的に学費は1年間で280~850万円ほどかかります。ただし、理系や医学系など選ぶ学部によっては年間で500万円以上かかる場合もあるので注意しましょう。
学費 | 140万円~550万円 |
---|---|
滞在費 | 100万円〜360万円 |
航空券 | 8万円〜15万円 |
ビザ料金 | 5万円 |
海外旅行保険 | 12万円〜24万円 |
生活費 | 120万円〜300万円 |
合計 | 385万円〜1,254万円 |
ワーキングホリデーは、海外で一定期間生活ができる特別なビザ制度のことです。イギリスにも同じビザ制度がありますが、名称が異なり「ユース・モビリティ・スキーム(Youth Mobility Scheme visa)」といいます。
ユース・モビリティ・スキーム(Youth Mobility Scheme visa)で留学するには、日本国籍を有すること、応募時に18~30歳であることの2つの条件を満たさなければいけません。滞在条件に規定はなく、学校に行ったり働いたり自由に過ごせます。
2023年までは抽選に当たった1,500人のみが申請できる仕組みでしたが、2024年からは6,000人に申請順に発給される仕組みに変更となりました。
ユース・モビリティ・スキーム(Youth Mobility Scheme visa)を取得すれば、現地での過ごし方は自由です。学校に行かない場合は、学費はかかりません。時間制限はありますが、アルバイトができるので、収入も見込めます。
ただ、渡英してすぐに仕事は見つからないことも多いので、半年間は収入がなくても生活できるお金を用意しておくほうがいいでしょう。
学費 | ー |
---|---|
滞在費 | 100万円~360万円 |
航空券 | 8万円〜15万円 |
ビザ料金 | 4万円 |
海外旅行保険 | 12万円〜24万円 |
生活費 | 120万円~300万円 |
合計 | 244万円〜703万円 |
社会人経験を経たからこそ、イギリスの留学先で得られるメリットも多くあります。社会人のイギリス留学で、どのようなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
イギリスは、物価が高いことで知られています。社会人なら計画的に貯金すれば、費用に余裕を持って留学できるはずです。お金に余裕があれば自宅と学校の往復だけでなく、学校の友達と遊びに出かけて交友関係を広げられます。
現地で有効な交友関係を築ければ、帰国後に就職に繋がるチャンスが巡ってくるかもしれません。また、仕事関係のことだけでなく、ほかの国に旅行すれば何か良い刺激やご縁に巡り会える可能性もあります。お金に余裕があることで選択肢を広げられるのは、社会人留学のメリットといえるしょう。
日本も含め、多くの大学院では修士課程が修了するまでに2年間かかることも多いですが、イギリスの大学院は1年間で卒業することができるのです。1年間であれば留学期間も短くなるので、多くの費用や時間をかけずに修士課程を修了できます。
また、イギリスにはオックスフォードやケンブリッジなど世界的に有名な大学が多くありますが、そのほとんどは国が運営する国公立です。
私立が多いといわれるアメリカと比べると、学費を安く抑えることができます。短期間で大学院を卒業したい方には、イギリスの留学がおすすめです。
社会人で留学するとなると、期間によっては会社を退職する方もいるはずです。帰国後に再就職先がすぐに見つかる保証もないので、そんなリスクを冒してまでイギリス留学できないと考える方もいるかもしれません。
しかし、グローバル化が進む日本では、留学先での経験や高い英語力はプラスに働くことが多いです。留学中も帰国のことを踏まえた行動を取れば、得られるものは多くあります。就活時にもきっと役立つでしょう。
また、大学を卒業しているのであればMBAコースを選ぶのもおすすめです。
今まで経験がない分野や職種でもMBAコースで専門性を高めれば、キャリアチェンジに繋がるかもしれません。MBAの取得者という強みを持って帰国後に就活できます。
社会人の留学はリスクが多い印象がありますが、社会人だからこそ得られるメリットも多くあります。
ただ一方で、社会人のイギリス留学はいくつかデメリットがあることも事実です。ここでは、社会人のイギリス留学のデメリットを詳しく確認していきましょう。
短期の語学留学であれば、有給や長期の休みを利用して留学することもできるかもしれません。しかし、大学や大学院、長期の語学留学にした場合は、休職や退職の決断を迫られることでしょう。
もし会社を退職したくない場合は、自分のタイミングで帰国できるワーキングホリデーや短期留学できる語学学校を選ぶことがおすすめです。
語学学校であれば、1週間から入学できるところもあるので会社を辞める必要はありません。
休職であれば会社に戻れますが、退職の場合は帰国後に就活を行わなければいけません。留学したからといって就活がうまく進むわけではないので、そのことを覚悟した上での決断が必要です。
ただし、イギリス留学での経験や高い英語力を就活時に前面に押し出せば、自分と相性の良い会社が見つかる可能性はあります。
また、1年以上の正規留学であれば、自分の学歴として残るので就活時の大きな強みになるはずです。
語学学校や大学の場合、基本的に若い世代が多いです。同年代の日本人留学生も少ないので、自分が理想とする人間関係は得られないかもしれません。
ただし、入学する学校によっても年代の層は大きく異なるので不安なら事前に確認しましょう。
また、大学院やMBAコースの場合は、専門性を高めたりキャリアチェンジを目的に入学したりする人も多いため、話が合う同世代の留学生もいるはずです。
同世代の留学生の繋がりがほしいなら、大学院やMBAコースを検討してみるのもいいでしょう。
社会人での留学を考えるにあたり、実際にイギリス留学した方の体験談を知りたいと思う方もいるかもしれませんね。そこで今回は、社会人でイギリス留学を果たした人たちの体験談をまとめました。
留学の目的やきっかけは人それぞれです。社会人留学を成功させるためのヒントが得られるかもしれないので、ぜひ確認して参考にしてみましょう。
もともと留学経験はなかったというまやさん。そんなまやさんはイギリスで駐在員としてフルタイムの仕事をしながら、ロンドンで唯一の夜間大学に通われていました。
社会人の留学でもフルタイムの仕事と大学院を掛け持ちするケースは、決して多くありません。しかし、海外で収入を得ながら学校に通えるのは、一石二鳥の選択だといえますね。
ロンドンでOL駐在員をしながら、大学院に通うという選択肢
社会人3年目に思い切ってイギリス南部のブライトンへの留学を決断したMikiさん。留学を考えるきっかけは、会社で出張や残業が多い部署への異動だったようです。
このまま歳を重ねることに不安を覚え、最終的に退職を決断し渡英しました。英語も苦手だったようですが、渡英前に猛勉強し、マーケティングの専門学校に入学されました。
英語が苦手でも叶えられた!イギリスでビジネス専門学校に留学した社会人3年目の話
社会人ということもあり、なかには会社を退職して留学を決意する方もいます。帰国後に必ず就職先が見つかる保証もないので、留学は絶対に失敗したくないと考える人も多いでしょう。
ここでは、社会人のイギリス留学成功のポイントを紹介します。
「渡英してから英語の勉強をすればいい」と考える方もいますが、それは間違いです。留学生活をより有意義な時間にするのは、日本にいる時から英語力を最大限に高めておくことが大切です。
特に大学や大学院、MBAコースなどは専門性の高い用語が多く、理解していないと勉強が遅れるだけでなく授業についていけないこともあります。これでは授業を理解することがメインになり、肝心の経験や知識を十分に得られないかもしれません。
日本でも英語の勉強はできるので、留学前から少しでも英語力を上げることがおすすめです。語学学校の場合も事前勉強は役立つので、英語力はしっかり身につけるようにしましょう。
留学先では、専門スキルを習得できるようにすることがおすすめです。語学留学に通って英語力を向上させるのも大切ですが、留学中に大学や大学院などで専門性が高いスキルを身につければ、帰国した後の就活時にも役立てられます。
お金に余裕があるのであれば、語学学校に通いながら専門分野が学べる短期コースにあるので、それらを検討してみるのもいいでしょう。自分で理想のコースが見つからない時は、イギリス留学のプロに相談してみるのが手っ取り早いです。
大学や大学院などの学校によっては、インターンシップやボランティアに参加できる制度が設けられている場合もあります。インターンシップは日本でも徐々に採用されてきていますが、イギリスでは日本以上に盛んに行われています。
インターンシップでは、学校で学んだ分野に関連する会社に訪問したり実際に働いたりして職業体験ができるのです。勉強した分野への理解が深まるとともに、実際に現地で働いた経験は就活時にプラスに働くことでしょう。
もし通う学校にインターンシップやボランティアの制度があるなら、積極的に参加してみましょう。
本記事では、社会人のイギリスに留学する方法や1年間の費用相場についてご紹介しました。社会人留学の場合は、期間によっては休職や退職を決断しなければいけないこともあるかもしれません。
留学費用も決して安くはないので、絶対に失敗したくないはずです。社会人におけるイギリス留学の成功ポイントは、以下のとおりです。
イギリス留学の成功ポイントを踏まえて、社会人の留学生活を充実させましょう。現在イギリスへの留学を検討している方は、具体的な留学プランを立ててみてはいかがでしょうか。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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