10月5日(木)~6日(金)は社員研修のため、いただきましたお問い合わせは10月7日(土)以降順次回答いたします。
ロンドン大学バークベック・カレッジは、ロンドン唯一の夜間大学です。200以上の学部・大学院の授業が夜間に行われています。「キャリアにブランクを作らずに学びの機会を得られる学校」として、多くの社会人学生が通っています。
私は今月からそんなバークベック・カレッジで、International Marketingの修士課程を学びはじめました。現在はイギリスで駐在員としてフルタイムの仕事をしているので、仕事と大学院の両立はなかなか大変ですが、学ぶことも多いです(ちなみに会社からの金銭的なサポートは一切なしです)。
社会人の留学の中でも、フルタイムの仕事と大学院をかけ持つという選択肢はなかなか珍しいケースだと思います。ですので、本連載で少しでも何かに挑戦されようとしている方の背中を押せるのであれば、これ以上嬉しいことはありません。これからイギリスでの駐在員にまつわる色々なことや、大学院での授業のこと、ロンドンの情報等を発信していければと思っています。
連載1回目の今回は、駐在員として働きながら大学院に入学しようと思ったきっかけと合格に至るまでについてお話させていただきます。
「駐在員しながら大学院なんて意識高い」と、言ってもらうこともありますが、学生時代は特に勉強熱心でもなければ留学経験もありませんでした。
第一志望の東京の大学に不合格するという当時の自分にとっては大きな挫折を経験したあと、しぶしぶ地元の私大に進学。大学進学時には海外留学に関心があって説明会にも行っていたのですが、バイトや遊びが楽しかったので結局やらずじまい(それはそれで学んだことも多かったのですが……)。
人にアピールできるほどの海外経験はありませんでしたが、東京に本社のある小売系の会社から内定をもらい、語学系の資格をコツコツ勉強していたことが評価されたのか海外事業部に配属され、入社4年目でアメリカに異動になりました。
記念すべきアメリカ勤務1日目。
海外の映画やドラマで、突然主人公が解雇されるシーンは結構出てくるかと思うのですが、「そんなの作り話の世界でしょ?」、と思っていたら大間違い。
「ついさっきまで雑談していた同僚がリストラを通告され、同僚への最後のあいさつも一切許されずオフィスから追放(デスクの荷物は後日自宅に発送)」
「競合他社への転職は当たり前で、辞表提出後たったの2週間で退職」
こんな衝撃的なことが日常的に起こり、赴任して2年半が経ったときには、社員の半分以上が当初のメンバーから入れ替わっていました。同じ会社といえども、現地法人で働く9割以上はアメリカの雇用ルールのもとで働く現地社員。よりよい肩書や年収のために、職を転々としながらステップアップしていく文化のもとで生きる人たちです(統計によると、アメリカ人はリタイアするまで平均12回転職をするとのこと! )。
一方私が採用された東京の本社は、いわゆる「古き良き日本企業」で、新卒で入社してから定年退職まで勤めあげる人が大半。人事異動では、全く業務の異なる部署を3〜5年ごとにローテーションしていくのが一般的です。
また駐在員になってからは、普段のメインの業務と全く関係のない仕事(本社のあらゆる事業部からの依頼や質問への対応、出張者のなど「なんでも屋」としてのタスク)も少なくなく、余計に同僚たちとのギャップを感じたのかもしれません。
私は本社から派遣されている社員なので、厳密には彼らと同じ状況ではなかったのですが、そうやって主体的にキャリアを築いていく同世代の同僚たちを見て、次第に自分の今後にも疑問を感じるようにもなっていました。
そんな中で大きな転機となったのが、全く予期していなかったロンドンへの異動です。アメリカからそのままイギリスの子会社に来てほしい、という本社からの電話で、当初3〜5年を予定していた私のアメリカの任期は2年半で終わることになりました。
前向きに考えれば、「アメリカでの頑張りが認められてヨーロッパの事業所からお誘いがあった!」というふうにも受け取れるのですが、
「右も左もわからない国でこれまで頑張ってきたのに、また知り合いもいない国でゼロからやり直せというのか……」
という絶望に近いガッカリ感が大きかったです。
アメリカ時代の同僚と
イギリス異動に伴い、昇格もさせてもらったので実際悪い話ではなかったのですが、「信頼してきた会社が、もともと約束していた任期を破った」という事実は、その後の仕事観やサラリーマンとしてのマインドセットに大きな変化をもたらしました。
会社にビザをサポートしてもらっているので致し方ないのですが、今回の件で「自分のキャリアの主導権を会社が握っていること」も痛感させられました。アメリカ滞在延長・日本への帰国等も視野に入れて考えましたが、北米と欧州での職務経験は今後も海外事業に関わる上でプラスになる!と信じて、イギリスに引っ越すことにしました。
そんなこんなで2018年5月からイギリスに来ました。渡英にあたって決めていたことの1つに、大学院への挑戦がありました。
これまで同じ会社で入社から6年半働いてきた「欧米ではかなり珍しいキャリアパス」の私。アメリカでの駐在経験で抱いた自分のこれからへの疑問について自分なりに解を見出すには、会社の外に出て、自社目線から離れて仕事について考えることがよい機会になるのではないかと思ったからです。
またその結果として学歴を得ることで、これまでの職歴にいまいち足りていない「専門性」もアピールできることは社会人としての自信につながるとも思いました。
現職で自社ブランドの海外展開に携わっていることや、(私の会社の場合)自社のブランド価値の創造・育成については特に本社への期待が高いこともあり、専攻はInternational Marketingにしました。
米→英への引越しの準備と同時進行で大学院の受験書類を準備して、留学エージェントへのファーストコンタクトから学部からの合格通知がくるまで約2か月というスピード合格を果たし、10月から学生生活を送っています。
仕事と学業の両立は特に時間を作るのが大変ですが、
(1)仕事をしているので留学中も収入がある
(2)授業の内容が日々の業務にリンクするので、学びがいが高まる
(3)会社や日本人のつながり以外で友達・コネクションができる
というメリットを楽しみながら、ロンドンでOL学生生活を送っています。
次回は、イギリスの大学院受験の準備とプロセスについてお話ししたいと思います。
今年の冬、来年の春に留学を考えているなら、そろそろ留学準備に動き出しましょう。渡航予定の直前になってから準備を始めると、下のような失敗をしてしまう恐れもあります。
せっかくの留学を理想的な形で実現するなら、渡航予定日の半年前から準備を進めることをお勧めします。
なお、語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
なんとなくイメージが持てたら、留学エージェントに相談してみましょう。
目的にあった留学期間が設定できているか、渡航先の雰囲気は自分に合っているか、受け入れ先の語学学校や滞在先は自分の希望に沿っているかなど、プロの目線からアドバイスがもらえます。
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