「オーストラリアの高校に留学する方法を知りたい」
「留学費用はいくらだろう?」
と留学への疑問をお持ちの方は多いと思います。
高校留学は、英語を話せるようになりたい、国際交流をしたい、海外の大学へ進学したいなど目的もさまざまです。
本記事では高校へ留学する方法や費用、留学までの流れを紹介します。
ぜひ自分に合った留学方法を見つけてみてくださいね。
なお、オーストラリア留学で選べる留学方法については下のページでまとめているので、他の選択肢も含め検討を進めたい方はチェックしてみてください。
オーストラリアへ留学する方法とは?語学留学や正規留学など留学パターン別に解説
※費用はすべて1オーストラリアドル(AUD)=80円で計算しています。(2021年6月現在)
[目次]
オーストラリアの高校は、日本の高校と教育制度が異なります。
まずは、オーストラリアの高校へ留学する際に知っておきたい、教育制度や学期区分などを紹介します。
オーストラリアは小学校、中学校、高校まで12年制で、小学校6年、中学校4年、高校が2年と、日本と少し異なります。そのため、日本で中学校を卒業してからオーストラリアへ高校留学する場合は、中学4年からスタートします。
6〜16歳までが義務教育となっており、高学年になると生徒の希望に合わせ選択科目となり、多様な科目が取り入れられています。
学年は1月末から始まり、12月中旬に終了します。日本とは季節が反対なので、12月〜1月はクリスマスもあり約6週間の長い夏休みがあります。
学期は、1〜4月、4〜6月、7〜10月、10〜12月中旬の4学期制です。月曜〜金曜日に授業があり、土日はお休みです。
1時間目が9時頃に開始し、1限50分間で6時間目は15時半頃に終わります。クラスは通常25名ほどの日本よりも少人数制です。
オーストラリアの高校へ留学する方法は、大きく分けて下記の3パターンあります。
それぞれ解説していくので、自分に合った留学方法を見つけてみてくださいね。
ターム留学とは、現地の高校に1学期や2学期など、1年以内で通う短期留学です。1学期がおよそ3ヶ月なので、語学留学や夏休み留学よりも本格的。
「海外の高校に通ってみたいけど、長期間通うのは難しい」という人におすすめです。
しかし単位取得や成績評価をされるには、アカデミック留学のような1年以上の留学期間が必要になります。
また交換留学は日本で通っている高校が指定している高校へ行くため、地域や学校の指定はできないことが多いです。
短期留学よりもう少し長く留学したいという方におすすめなのが、1年留学です。
日本の学校に籍を置いて休学したまま、認定留学制度を利用し、1年間現地の学校に留学できます。1年修了後、帰国するか、希望次第でそのまま進学することもできます。
高校に1年間通って英語力を伸ばすことで、帰国後、グローバル入試枠やAO入試、推薦など選択肢が広がります。
一度帰国後に海外の大学へ進学する際も、すでに英語力があるため、比較的スムーズに進学ができるでしょう。
高校の卒業資格は日本やオーストラリア以外でも通用するため、海外の大学へ進学を考えている人にもおすすめです。
高校2年間の卒業留学をした場合、帰国子女枠の入試で日本の名門校にもチェレンジできます。
ただし注意点としては、日本の高校は授業に出席しある程度成績が良ければ単位を落とすことはありませんが、オーストラリアや海外の高校では単位を取るということはとても大変です。
当然ですが、授業もすべて英語で、もし課題の提出が遅れたり成績が悪ければ、単位は取れず落とされます。日本よりもシビアであるため、必要最低限の英語力は必要です。
オーストラリアの高校留学で滞在方法をどうするか悩みますよね。大きく分けて、寮とホームステイの2つがあり、費用相場も併せて詳しく紹介します。
同じ学校の人たちと、アパートや家をシェアし一緒に生活をする寮生活。一人で暮らすよりも、友達を作る絶好のチャンスがあります。
オーストラリアの高校や大学でも、キャンパス内に学生寮を用意している学校もあります。
学生寮のタイプや規模によっても違いはありますが、複数人で1部屋をシェアすることが多いです。また個室で、キッチンやトイレ、シャワーなどの共同スペースはシェアする場合もあります。
寮の平均滞在費は以下です。
※住む都市や人数、期間によっても料金は変わります。
オーストラリアの留学で、人気の滞在方法のひとつでもあるホームステイ。ホームステイは、現地の一般家庭に居住し一緒にご飯を食べたり、休日は一緒にお出かけをする場合もあります。
一緒に生活をする中で、自然な日常英会話を学ぶことができ、異文化交流もできるのでおすすめです。
食事は朝夕2食が滞在費に含まれていることが一般的に多く、平均の滞在費は$250〜300(20,000〜24,000円)/週です。
※住む都市によっても料金は変わります。
オーストラリアは水が貴重なので、シャワーは手早く済ませたり、食器を洗う時は水を貯めて洗うなど配慮した方がいいでしょう。
オーストラリアの高校へ留学する際の費用相場は、滞在期間で大きく変わります。
留学には入学金、授業料、ホームステイや寮費、ビザ代、保険などの費用が必ずかかります。
具体例として、オーストラリアの公立高校に1年間正規留学する場合の費用目安は以下です。
入学金 | 2.5〜10万円 |
学費 | 100〜150万円 |
滞在費(ホームステイの場合) | 130〜150万円 |
航空券(往復) | 13〜18万円 |
海外留学生保険(OSHCの場合) | $479(約4万円) |
学生ビザ申請費用 | $630(52,920円) |
合計 | 254〜336万円 |
オーストラリアの高校は7割が公立で、私立はごくわずかです。
公立か私立かでも費用は大きく変わりますが、公立の場合、1年間の費用相場は280〜350万円。私立は学費が100〜150万円ほどで高くかかるので、380〜500万円ほどかかります。
私立は設備や教育の質、サポートの体制が充実しており、その分費用も高いです。
海外への高校留学はお金が思ったよりもかかってしまい諦めてしまう人も少なくありません。そんな人におすすめしたいのが、奨学金です。
奨学金をうまく利用すれば費用を抑えて留学へ行くことができます。ここでは、高校留学で使える奨学金を紹介します。
「トビタテ!留学JAPAN」は文部科学省の奨学金制度で認知度も高いです。
自分で考えた活動、計画書を練り、日本や地域の良さをPRすること、帰国後に留学経験を生かした活動が求められます。留学計画書を提出し選ばれると返済不要の奨学金をもらえるのは嬉しいですね。
文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」
JASSOは、経済的理由で修学が困難な優れた学生を対象に、学生が安心し学べるよう学資の貸与、または給付を行なっています。
などを条件とし高校生を対象にした奨学金があります。
オーストラリアの高校留学をする都市はどこがいいのか悩みますよね。ここでは、オーストラリアの高校留学におすすめの都市をいくつか紹介します。
自分に合った都市を見つけてみてくださいね。
オーストラリアの3大都市のひとつであるブリスベンは、年間を通して晴れの日が多く、温暖な気候で留学生にも人気です。
ビジネス都市でもありながら、歴史的な建物や観光地であるゴールドコーストやサンシャインコーストに1時間で行ける立地の良さ。平日はしっかりと学び、休日は近くに遊びに出かけられるバランスのいい都市です。
オーストラリアの大都市シドニー。オペラハウスなど観光地としても有名で、オーストラリア経済の中心地となっており、ワーホリや留学先としても人気です。
街は留学生で活気づいており、学校も多く目的に合ったコースを選びやすいです。
市内は、バス、電車、フェリーと交通の便もいいため、短期で留学を考えている人は特に住心地がいいでしょう。
ヨーロッパの町並みがほのかに残され、世界一住みやすいランキングの上位にも選ばれるメルボルン。カフェ文化が根付いており、おしゃれなカフェで美味しいコーヒーを楽しめるため、カフェ好きなら住みたい都市でしょう。
国籍バランスは南米からの留学生が多いので、日本人が少ない学校を検討している人にもおすすめです。
自然が美しい西オーストラリアのパース。
オーストラリアは移住民族が多いですが、パースは現地人「オージー」が比較的多いです。東側と比べると、ゆったりとしていて田舎なので安心して暮らせます。またアルバイトをする際に、最低時給が$19以上と東側よりも比較的高いのも嬉しいポイント。
落ち着いた雰囲気で留学したい、海や自然を楽しみたい人にはおすすめです。
2021年6月現在、オーストラリアは外国人の受け入れを禁止しています。しかし、学生ビザの発給は再開されました。
2019年12月からコロナ禍の中、留学の予定が狂ってしまい頭を抱えている人も多いと思います。コロナで留学で諦めようとしていた方、まだ諦めるのは早いかもしれません。
いつ渡航できるかはまだわからない状態ではありますが、ビザが発給できるということは留学準備はできます。
留学は渡航するまで準備する時間がかかるため、今から英語を勉強する、ビザを発行し留学の手続きを行うなど、今できる行動を始めることをおすすめします。
オーストラリアの高校へ留学するまでの流れを把握し、早めに準備をしましょう。
留学は準備に時間がかかるので、1年以上前から計画できるのが望ましいです。
特に奨学金で留学を希望する場合は、余裕をもって計画をしましょう。
本記事では、オーストラリアの高校留学について留学方法、費用面を中心に紹介しました。
今回のポイントをもう一度おさらいしましょう。
高校留学は決して安くはありませんが、英語力が磨かれ進学への選択肢も増えます。
コロナ禍でもビザの発行はできるので、今から行動して準備を進めましょう。
実際にオーストラリアの高校に行った人の体験談を読んで、より具体的にイメージをするのもおすすめですよ。
【高校・大学留学体験記】16歳で私がオーストラリアのアデレードへ渡った理由と実現までの道のり
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
これだけでOK!すぐに使えるフィリピン語(タガログ語)26選まとめ
留学先の生活・観光
これだけは絶対食べておきたい!カナダ料理のオススメ12選
留学先の生活・観光
オーストラリアの定番お土産20選!現地でしか手に入らないお土産も紹介
留学先の生活・観光
【英検3級面接試験対策まとめ】問題のポイントや勉強法、当日の流れをチェック!
英語の勉強方法
カナダで絶対買っておくべきお土産37選!カナダでしか買えないアイテムも紹介
留学先の生活・観光
オーストラリアに行ったら絶対に食べるべき地元の料理12選
留学先の生活・観光
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします!
留学先の生活・観光
オーストラリアでおすすめのお菓子14選!お土産にぴったりなばらまきを現地在住者が紹介
留学先の生活・観光
TOEICってどんな問題形式?配点や解答のコツ、おすすめ問題集など解説します
英語の勉強方法
留学に持って行くプリペイドカードは何がいい?選び方からおすすめのカードまで紹介します
留学前の準備
これだけは絶対食べておきたい!オススメフィリピン料理10選
留学先の生活・観光
ニュージーランドのワーキングホリデーでかかる費用とその内訳を詳しく紹介
留学費用や予算
イギリスワーキングホリデーの費用はいくら必要?現地生活費と予算の目安を紹介
留学費用や予算
アイルランド長期留学の特徴や費用は?留学体験談から見るリアルな留学を紹介
留学方法・時期・期間
イギリス長期留学を成功させるには?費用やメリットデメリットなど徹底解説
留学方法・時期・期間
短期留学におすすめの国ランキング!最適な語学留学先を見つける方法とは?
留学先選び
マルタ長期留学の魅力とおすすめポイントを解説!費用や効果も紹介
留学先選び
どの国ではたらくと稼げる? 2024年度版 ワーキングホリデーにおける国別、最低賃金月収の実態調査
留学ニュース・企画
ニュージーランド長期留学を選ぶべき理由とは?費用やおすすめ都市も徹底解説!
留学先選び
【TOEIC対策】初心者必見!効果的な勉強法とおすすめ教材
英語の勉強方法
英語で会話をしてみたい!基本フレーズと効果的な練習方法まとめ
英語の勉強方法
どんな理由で留学へ行くかなどをまとめています
どんな留学スタイルがベストかをまとめます
気になる留学費用を紹介します
あなたにピッタリな留学先選びのポイントを配信中
これで安心!留学前に準備しておくべきことまとめ
現地での観光をもっと楽しくするお得な情報まとめ
留学経験者のその後に迫ります
企画・取材系記事のまとめ
海外や英語学習のニュース記事を配信中
英語の勉強に役立つ情報を配信しています
留学の基本知識から流れをご紹介
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/