「カナダにワーキングホリデーに行きたいけど、費用はいくらかかる?」「どれくらいの貯金があれば大丈夫?」などワーキングホリデーで気になるのが費用の相場ですよね。
海外生活は、知らない土地で新しい環境の中に飛び込んでいくので、お金が足りるかどうか不安もありますよね。
また行く国によって物価も違うので、いくらくらいで生活ができるのか具体的に知って備えたいところです。
ここでは、カナダのワーキングホリデーに興味がある人に向けて、以下のポイントを紹介します。
特に費用を抑えるコツは知っておいて損はないので、ぜひチェックしてくださいね。
なお、カナダのワーキングホリデーについての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
※費用は1カナダドル=83円で計算しています(2020年2月現在)
[目次]
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カナダのワーキングホリデーの費用相場は1年でおよそ150〜210万円、半年で70〜100万円程です。語学学校などに通う場合はこの費用にプラスされます。
ワーキングホリデーでかかる費用の具体的な内訳を紹介します。まずは分かりやすいように表にまとめました。
費用内訳 | 料金(1年間) |
---|---|
パスポート | 5年:11,000円 10年:16,000円 |
VISA申請 | 338ドル(約28,054円) |
航空券 | 11〜14万円 |
保険 | 20万円 |
滞在費 | シェアハウス:60〜96万円(5〜8万円/月) |
生活費 | 60〜84万円(5〜7万円/月) |
合計 | 約150〜210万円 |
合計150〜210万円程ですが、ここから働いて収入が入ればもっと安くワーキングホリデーに行くことができますよ。
一例ですが、仮にアルバイトをした場合、月12万円×8ヶ月=96万円ほどの収入が得られます。
それでは各費用について、詳しく解説します。
ワーキングホリデーに行くとなれば、ビザの申請や航空券の手配などたくさんの準備が必要になります。ここでは準備にかかる費用を詳しくご紹介します。
パスポートは海外へ行くなら必ず必要ですね。すでに持っている人なら問題ありませんが、使用期限が1年以上あるか事前に確認しましょう。
パスポートを持っていない場合は、VISAの申請のときに必要なので、なるべく早く申請・作成しておきましょう。
料金は有効期限が5年で11,000円、10年で16,000円です。
ワーキングホリデーに参加するには、ワーキングホリデーのVISAを取得しなければなりません。VISA申請は、合計で338ドル(約28,054円)です。
自分で申請する場合は上記の費用で済みますが、エージェントに依頼する場合はプラス2万円程かかります。
航空券は片道しかなくても、帰国するための航空券購入資金があれば入国可能です。ただし、往復で購入するほうが少し安くなる場合があり、1年のオープンチケットを購入する人が多いです。カナダまでは往復およそ11〜14万円です。
ワーキングホリデービザ申請の条件として、「カナダ滞在中の疾病を保障する民間保険に加入すること」とあるので、必ず保険には加入するようにしましょう。
金額は1年間で約20万円と決して安くはないですが、もし加入しなかった場合、現地で病院に行った際に高額な医療費を支払わなければなりません。
万が一に備えて、保険に加入することをおすすめします。
次に現地でかかる費用を紹介します。現地についてから主に必要なのは、滞在費や食費、通信費などの生活費です。滞在費はどこで過ごすかによって、金額が大きく変わってきます。
まずは現地についたらどこで過ごすのか決めなければいけませんよね。最初はホステルに泊まり、仕事が見つかればその付近でシェアハウスを探すのが一般的です。
各滞在方法の費用相場は下記です。
シェアハウスは相部屋であれば400ドル〜(約33,200円)で探すことができます。1人部屋であれば相場600ドル(約50,000円)です。
ホステルは長期滞在だと費用が高くなりますし、大人数の部屋で疲れるため、費用を抑えるなら早めにシェアハウスを見つけましょう。
生活費で特にお金がかかるのは食費です。カナダは外食をすると高くつきます。
レストランで食べると、一人18〜25ドル(1,500〜2,000円)に加えチップが20%もかかるので、予想以上に高くなってしまいます。そのため外食は控えて、自炊すると月5〜7万円で収められますよ。
ワーキングホリデーに行くには、どのくらいお金を貯めるべきか悩みますよね。
結論、準備費用に加えて3ヶ月分の現地で生活できるお金があれば大丈夫です。
例えば、準備費用約35万円+食費と滞在費が3ヶ月分で約50万円=85万円ほどですね。移動費や交際費など多めにみて100万円あれば、ワーキングホリデーに行くことは可能です。
仕事が見つかれば職種によりますが、月17〜25万円くらい稼ぐこともできるので、トータルの費用を抑えることもできます。
お金がなにかと必要なワーキングホリデーなので、貯金をしておくに越したことはありません!お金を貯めてワーキングホリデーにいくメリットをここで紹介します。
お金を貯めた方がいい理由としては、まず語学学校に通うことができます!ワーキングホリデーの仕事探しでは英語が必要なことに加え、問題なく日常会話を話せると仕事の幅も広がります。
そのため、もし英語が話せない状態でワーキングホリデーに行ってしまうと、いい仕事になかなかつけない可能性も。語学学校に通うと友達もでき、英語力も確実にアップするので、お金に余裕がある場合は、最初の3ヶ月ほど語学学校に行くのもおすすめです。
ワーキングホリデーでの最初の生活は、仕事探し、宿探し、レジュメ作成などたくさんのことをしなければなりません。そのためお金に余裕がないと、早く仕事を探さないといけないプレッシャーでストレスが溜まってしまいます。環境に慣れるまで大変なので、お金があると余裕ができてより楽しめますよ。
海外生活では、いつ何があるかわかりません。怪我をしたり、病気をしたり、盗難にあったり…。保険に入っていると安心ですが、キャッシュレスの保険でなければ自分で先に負担しないといけません。
予想できないことが起こった時でも対応ができるように、お金はあるに越したことはありません。
お金がある方がいいと先ほど紹介しましたが、「お金がなくても、今すぐにワーキングホリデーに行きたい!」と思う人もいらっしゃいますよね。
私がそうでした。貯金する準備期間が嫌でどうしても早くワーキングホリデーがしたくて、50万円を貯金しただけの状態で行きました。どうしてそんなに費用が抑えられたのか、コツを紹介します。
私はエージェントを通さずに、VISAの申請から航空券の購入など、全て自分で手続きをしました。VISAの取得はエージェントを通すと手配料が数万円程かかるので、全て英語ですが他の人のサイトを見ながら自分で取得しました。
コストは抑えられるメリットはありますが、全て英語のため自信がなかったり、不安な場合はエージェントを通したほうが早く確実にVISAが取得できます。
ワーキングホリデーが初めてで不安な場合、準備の相談などにものってくれるので、そういった面ではエージェントに頼るのがおすすめです。
語学学校に行かない場合、その分費用を抑えることができます。英語がある程度話せる人であれば、仕事は自力で探すこともできます。全く話せない人は初めは日本食レストランや、皿洗いなどをして働く人が多いです。
私の場合はお金がなかったので語学学校に行きませんでしたが、英語を話せずに苦労をしたので、早めの段階で行けばよかったと思いました。ただ語学学校に行かなくても、努力すれば少しずつ英語は話せるようになりますよ。
カナダの生活費の費用は安くはないので、生活費を抑えたい人におすすめなのが、オーペアの制度を使うことです。
オーペアとは、家族のお手伝いを住み込みでする代わりに、食事や宿代が全て無料になる制度です。働く時間が多ければ給料を支払ってくれる家庭もあります。
また、カナダ人や英語環境の家庭に行くと、毎日英語を話すので勉強になりますよ。私はワーキングホリデーに行く前からエージェントに登録し家族を紹介してもらい、3ヶ月間一緒に暮らしました。生活費が抑えられて、家族と楽しい時間が過ごせました。
仕事探しに欠かせないのはレジュメです。レジュメとは履歴書のことで、日本のようにフォーマットはないため、ワードなどで自分で1から作らないといけません。
当たり前ですが、全て英語で書く必要があり時間がかかるので、日本であらかじめ用意しておくとすぐに仕事探しを始められますよ。
仕事が多い時期にワーキングホリデーに行くのはおすすめです。例えばファームのお仕事をしたければ、夏の6〜9月が狙い時。冬のシーズンだとスキー場の仕事があります。
どの時期にどんな仕事があるのか、確実に狙いたかったらそのシーズンが始まるよりも一足早めに行って、情報を収集すると仕事をゲットしやすいですよ。
カナダのワーキングホリデーは、1年間で150〜210万円の費用が必要です。ただし、働けばその分費用を取り返すことができ、私の場合はたくさん働いたので1年間でプラスで100万円ほど貯金ができました。
安心してワーキングホリデーに行くために、最低でも100万円は貯めて事前に情報収集をしっかりとしましょう。
ワーキングホリデーは、工夫し事前に準備をすれば費用も抑えることができます。行く前は金銭面や現地でやっていけるか不安もありますが、行くとなんとかなることも多く、色々な人に出会い、異文化にも触れられてとてもいい経験になりますよ。
ぜひこの記事を参考にカナダのワーキングホリデーにチャレンジしてみてくださいね!
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