TOEICの申し込みを完了して初めて受験するとなったときに、テスト勉強だけで満足している方は多いのではないでしょうか?
TOEICは申し込みをして、テスト勉強をしただけで受験はできません。受験票に名前を書いたり写真を貼ったりと、こまかい準備が必要なのです。
特に写真は規定外のものを提出する、提出そのものを忘れると受験できないなどのハプニングも起こりかねません。
また証明写真機を使うとお金がかかるイメージがありますが、最近はスマホアプリで写真を用意することも可能です。
そこで本記事ではこれからTOEICを受験するみなさんに、TOEICで使う証明写真の規定、忘れた場合のトラブル、用意するときの注意点、忘れたときの対処法、安く撮影する方法を順にご紹介します。
普段あまり証明写真を使わない方は面倒に感じるかもしれませんが、この記事を参考にしっかりと準備しましょう。
[目次]
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TOEIC受験に必要な証明写真は、いくつか規定があります。詳しく説明しますね。
TOEIC受験に必要な写真のサイズは「縦4×横3cm」と決まっています。
ただしこのサイズは、多くの証明写真で使用されているサイズと同じです。どこで証明写真を撮っても、このサイズで現像できるので特別な手続きなどは必要ありません。
背景は注意が必要で、「無地の白または薄い色」と決められています。写真屋さんや証明写真機で撮影する場合は、そこまで気にしなくてもだいたい規定の色で撮影してくれることが多いです。
自分で撮影する場合は背景も用意しなければならないので、特に注意しましょう。写真屋さんなどで一般的に使われている淡い水色、もしくは白の背景となる場所で写真を撮ってください。
TOEICの証明写真は撮影時期にも指定があり、基本的に6ヶ月以内に撮影したものしか利用できません。
あまりにも昔のものを使うと、顔付きや髪型などが変わっており、本人と認識しにくくなるからです。
証明写真は何度も撮るのは面倒で、使いまわす方も多いかもしれません。しかしTOEICの場合、6ヶ月以内に撮影したものを受験票に貼るようにしてください。
TOEICの証明写真は、帽子など頭に何も付けていない状態で、頭部全体が写っているものという規定があります。
ただし服装にこまかい規定はないので、洋服そのものは普段の私服で撮影して問題ありません。
ただしTOEICの公式認定書には、受験票に貼った証明写真が印刷されます。会社や学校に提出する予定がある場合は、公的機関などにふさわしい服装を着用しましょう。
迷ったときは、カジュアルすぎない白のポロシャツやブラウスなどを着用するのがおすすめです。急に公式認定書を提出しなければいけないときも安心です。
ここまで紹介した他には、「顔がはっきりと写っていること」が大切なので、証明写真を撮るときは顔に影ができないように注意しましょう。
しっかりと顔が明るくなるように、撮影の際はライトなどに気を付けてください。
TOEICテストにおいて、上記にあげた規定に従っていない証明写真は受理されないことが多いです。
対して上記の規定がしっかりと守られていれば、証明写真として受理してもらえます。
TOEICの受験会場へ行き、規定外の証明写真を貼った、証明写真そのものを忘れてしまったときには、以下の対処を受けることがあります。
写真がなくても受験できた話も聞きますが、基本的に写真がないと受験はできません。
また規定外のサイズの証明写真を使用した場合、公式認定証が発行されてもキレイに印刷されず、就職活動などに使用できないといったことも。
せっかく良いスコアを記録できても活用できなくなるので注意しましょう。
家を出る前にしっかりと持ち物を確認し、写真まで貼ってあるかチェックしておいてくださいね。
ここからは、証明写真を用意するときの注意点を4つ紹介します。
最初の注意点は、顔がはっきりと写っている写真を利用することです。特に自分で写真を用意する場合、照明などを使って明るさを調整しておきましょう。
ポイントは証明写真を撮影するとき、膝の上に白い紙や布を置くこと。すると、反射で顔周りが明るく見えることが多いです。
またカメラを顔と平行になるように構え、影にならないように顔に照明を当てるのもおすすめです。
自分で証明写真を撮影する場合、背景を白や水色など規定の色にしておきましょう。
しかし自宅になかなか無地の白、もしくは薄い色の壁はないものです。その場合、白い布などを壁に張って撮影してみてください。
また稀に、写真屋さんの背景が濃い青などの場合もあります。撮影する際は無地の白か薄い色の方が良いと覚えておき、写真屋さんにも希望を伝えてみましょう。
先ほど証明写真は、6ヶ月以内に撮影したものを使用しなければいけないとお伝えしました。この期間を守るためにも、受験が決まってから証明写真を撮るようにしましょう。
受験の度に証明写真を撮影するのは面倒かもしれませんが、期限の過ぎた写真を使用してしまうことを防げます。
写真を貼るときはテープなどではなく、のりで貼り付けるようにしましょう。
写真が湿気でヨレてしまわないようにするには、テープのりやスティックのりで貼るのがおすすめです。
液体のりで貼る場合は、つけすぎに注意してくださいね。
TOEICのテスト当日に、証明写真を忘れるというピンチも起こりかねません。その場合は、下記のように対処してみてください。
まずは、試験会場近くにある証明写真機で撮影する方法です。
駅の近くやスーパー、大学には設置されていることが多いので、緊急時はまず周りに証明写真機がないか確認してみましょう。
証明写真機なら、その場で現像されるうえに時間も10分ほどで済むので、忙しい時でもすぐに証明写真を手に入れられます。
証明写真機がない場合は、写真屋さんが周りにないか確認してみましょう。
写真屋さんでの撮影は時間がかかるイメージがあるかもしれませんが、最近は最短10分で現像してくれるお店もあります。
どうしても早く用意しなければいけない場合は写真屋さんに駆け込んで、現像までどれくらいの時間がかかるのか聞いてみるのがおすすめです。
最近はコンビニで写真が現像できるようになりました。データを持っていれば、その場でサイズなどを選択してすぐに現像することも可能です。
TOEICを受験するときでも証明写真のデータを持っている場合、コンビニで現像する方法を試してみてください。データは携帯でも、SDカードでも問題ありません。
コンビニはだいたいどこにでもあるうえに、撮影が必要ないです。現像するだけなので、安価に当日証明写真を手に入れることが可能です。
証明写真での撮影は、500〜1,000円ほどかかることが多いです。しかし近年、撮影機の他に安く写真を用意できることが増えました。
そこで次に、証明写真を安く撮影する方法を2つご紹介します。
ピクチャンは写真を用意すれば、1シートあたり200円で現像できます。
さらにピクチャンは自分で撮影するため、納得いくまで何度でも撮影し直すことが可能です。
「どうせ証明写真を撮るならいい写真にしたい」ということは、誰もが思うのではないでしょうか。
ピクチャンなら納得した写真をコンビニで印刷して、すぐに証明写真を完成させることが可能です。
履歴書カメラというアプリを使えば、あっという間に証明写真を作ることができます。
このアプリは自分で写真を撮影し、証明写真のテンプレートに写真を入れ込める便利なもの。現像するとき、通常のL判サイズにすれば証明写真が現像できます。
自撮りが苦手な場合でも、撮影するときに顔の位置や大きさを指示してくれる「自撮りガイド」に沿って撮影すれば問題ありません。
しかも値段はかなり低価格です。自宅に写真が印刷できるプリンターがあれば、自宅で現像することも可能です。
アプリのダウンロード先は以下の通りです。
iOS版アプリページ
Android版アプリページ
ここまでTOEICのために、低価格で証明写真を用意する方法を紹介しました。しかし先ほどもお伝えしたように、自分で撮影するのはテクニックが必要です。
1番お手軽なのは、やはり「証明写真機を利用する方法」です。
値段は少し高いかもしれませんが、自分で撮影をする方法に比べて手軽です。証明写真機の中に入れば撮影、現像とすべてを機械が進めてくれるからです。
アプリをダウンロードしたり、自分で撮影したりするのが面倒な方も多いかと思います。なるべく安く、スムーズに証明写真を撮影したい方は、証明写真機で写真を用意しましょう。
本記事では、TOEICの受験で必要になる証明写真について紹介しました。
TOEICにおける証明写真の注意点はたくさんありますが、その中でも特に大切なのは以下の2つです。
今回初めてTOEICテストを受験される方はもちろん、何度もTOEICテストを受験している方も、改めて証明写真の規定を確認してみてくださいね。
受験の事前準備が整ったら、持ち物をしっかりと確認して会場に向かいましょう。
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