みなさん、こんにちわ。
ねづ(nzakr)ともうします。
10月中旬にバンクーバーにカナダ留学に行ってまいりました。
留学を体験した学校はECバンクーバーというESLです。
本記事はECバンクーバー留学体験レポートの2本目になります。
前回は実際に日本を出国してから滞在先に到着するまでの流れ、ホームステイ先、バンクーバーの街の紹介を取り上げました。
前回の記事はこちら
【カナダ留学】ECバンクーバー1週間体験レポート 日本出国からホームステイ先到着まで
本記事では、実際に語学学校の様子をレポートしてみたいと思います。
具体的には
1) ECバンクーバーについて紹介
2) 入学初日の通学とオリエンテーションの流れ
3) 授業内容について
をお送りします。
それでは、いってみましょう!
当記事は2016年12月時点での情報を元に作成しております。
公開から年月が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、ECバンクーバーの最新情報を知りたい方は、留学エージェントスクールウィズまでご連絡ください。
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僕が今回体験させていただいたのはECバンクーバーですが、1987年設立(なんと僕と同い年!)という歴史の長さがある有名な学校ですね。
ECバンクーバーの校舎外観
2Fの受付、休憩スペース
教室、授業の様子
ECは、マルタを拠点として世界各国に展開している語学学校チェーンの一つで、カナダ国内では、バンクーバーの他にトロントにも進出しています。
よく紹介される特徴としては
・バンクーバーの中心地(ダウンタウン)にある
・日本人比率が低い(10〜20%)
が挙げられます。
1点目について、そもそも大半の語学学校(ESL)がダウンタウンにあるのでそこまで特別な利点ではない気もしますが、実際グランビルという繁華街に近いので、ダウンタウンの中でもさらに中心地という点では間違いないですね。
飲食店、コンビニ、ドラッグストア、ショッピングセンターなど、さくっと歩いていける範囲になんでもあります。
2点目の国籍比率ですが、他の学校よりは低いと思います。
他の留学生の話を聞くと、半分以上日本人だったとかなんとか...。
(もはやそれ日本にいるのと同じじゃ...笑)
ECはそういったクラスはなかったように思います。実際に他のクラスを全部調べたわけではないので確かではないですが、クラス名簿をパっと観たところ日本人の名前はそこまで多くなかった印象です。
ちなみに、僕のクラスは16人中、日本人は僕を含めて2名(12%)でした。
ただし、国籍比率は時期によって変動するのでなんとも言えないのが難しいところです。
今回僕が滞在したのが10月だったのですが、夏休み(8〜9月)、冬休み(2〜3月)の時期はどこの学校も日本人比率は高くなります。
また、学校全体として日本人比率が少なかったとしても、クラス分けをしたら日本人が多いクラスになったという話はよくあることです。
なぜこういったことが起きるのか説明しますと、どの学校も英語力のレベルに合わせてクラス分けをしており、そのテストにはだいたいスピーキングが含まれています。
日本人は学校の授業でスピーキングをほとんど経験しない上に、完璧に話そうと意識しすぎてほとんど発話できないがために、あまりいいスコアが出せず、結果として下位クラスに集まってしまうんですね。
間違ってもいいから話す、英語を話すことの恥ずかしさを軽減しておくことは本当に大切なので、日本にいる間にオンライン英会話などで練習しておきましょう。
設立年度 | 1987年 |
---|---|
学校のレベル数 | 10段階 |
1コマあたりの時間 | 45分 |
授業開始日 | 毎週月曜日 |
日本人比率 | 10% |
滞在方法 | ホームステイ、民間寮 |
詳しくはECバンクーバーの学校基本情報をご覧ください。
語学学校の授業開始の初日は基本的にどの学校もオリエンテーションとなります。
学校によって実施される内容は様々ですが、学校の説明、周辺の案内、レベルチェックテストなどが主ですね。
ECバンクーバーのオリエンテーションは次のような流れでした。
1) レベルチェックテスト
2) アイスブレイク
3) 学校の説明
4) 周辺の案内
5) 授業についての説明
なお、初日は授業はありません。
オリエンテーションは朝8時半スタートからでした。
ただし、事前にレベルチェックテストを受けていた方は9時半スタートとのこと。ECはオンラインで生徒がログインして利用できる管理ツールを用意しており、入学前ならそちらでテストを受けることができるんです。また、そちらのツールをつかって学校の施設やアクティビティ(後ほど紹介します)の予約をする形式になっていました。
僕の滞在先のホームステイから学校まではバスに乗って30分くらいです。
これでも近い方らしい。他の留学生に話を聞くと、ノースバンクーバーやバーナビーといった隣街の滞在の人(通学に60分近くかかる)もけっこう多かったです。
ホームステイの要望に「学校からできるだけ近いこと」というふうに記載を出したのが功を奏したのかもしれません。
ホームステイの要望はしっかり書くことをオススメします。
もちろんその要望が通るかどうかわからないのがつらいところですが...。
朝8時半に学校についたら、まずは受付。
パスポートと海外旅行保険の確認をされます。
それが終わった後はレベルチェックテストでした。
テストの内容は、文法問題とリスニング、ライティングですね。
意外なことに、スピーキングのテストはありませんでした。
そのあとは、学校の施設や授業についての説明。
その後で、かんたんな自己紹介タイムです。
今日入学する留学生同士で「どこからきたの?」「いつから英語勉強しているの?」「何人家族?」といったよくある自己紹介をしました。
この日に入学した人はトータルで約30人ほどいたのですが、日本人は6人でしたね。みんな20代前半でした。若い。
そのあとは、学校の周辺(ダウンタウン)を歩きながら案内されます。
案内が終わった後は各自でランチ。
みんなでランチ行きましょう!というような誘導はないので、完全に各自で食べる流れでした。
他の留学生に話しかけないと"ぼっち飯"になりかねません。
こういったときに積極的に話しかけていく姿勢はすごく大切ですね。みんな話しかけてほしいはずなので、怖気づくことなく話しかけてみましょう。
「Can I join you?」「Let's eat lunch」とか。
僕はスペイン人、韓国人と一緒に食べましたね。
なぜか日本のアニメ文化の話で盛り上がりました。
日本のアニメの話はワールドワイドに通じるネタなので、知っておくといいですよ。
ナルト、ワンピース、ドラゴンボールなどの王道漫画のストーリーを知っておくだけでも話のキッカケになります。
ちなみに、一緒にランチを食べたスペイン人は『ひぐらしのなく頃に』にハマってました。マニアックすぎるだろ...。
英語だと『Higurashi when they cry』って書くらしい。知らなかったな。
ランチを食べ終えた後は学校へ戻ります。
今度は授業の仕組みについての説明。
授業の出欠、レベルチェックテスト、授業の変更、休暇などです。
意外だったのは、長期休暇の話。
ある一定期間通う人は、その期間に合わせて休暇が付与されるとのこと。その期間は授業にでる必要はないらしい。
僕は一週間だったので対象ではなかったため期間はうる覚えですが、2ヶ月の通学で1週間だった気がします。こういった休みのシステムがいかにも欧米っぽいですね。
一通り話が終わった後、自分のクラスのレベルが提示されます。
僕は「Intermediate」という真ん中のクラスでしたね。
掲示板に自分が受ける教室が張り出されているので、そちらを確認して翌日の授業に出席する形になります。
全て終わった後、日本人だけ別途集められて、日本人スタッフに質問する時間が用意されていました。
他の国の人も同様に対応してるのかは定かではありませんが、これまでの説明は全て英語のため、入学初日で不安も多い中、こういった母国語で確認できるアフターフォローがあるのは安心ですね。
一通りのオリエンテーションが終わって、15時くらいでした。
さて、続いては一番気になるであろう授業についてです。
僕が体験したコースはGeneral English(20コマ/週)です。
1週間に20コマ、1日あたり4コマですね。
ECは1コマ=45分で、1回の授業で2コマ分(90分)やります。
すなわち、1日の授業は、90分 × 2回です。
フィリピン留学に比べるとかなり少ないですね。
ちなみに、時間割はこんな感じでした。
曜日ごとに午前か午後のどちらかに授業があるスケジュールです。
・午前 : 8:30〜11:45
・午後 : 15:00〜18:15
という時間帯になっています。
授業はグループレッスンのみでした。
クラスによって人数にある程度差はありますが、15人程度ですね。
僕のクラスは16人でした。
気になる留学生の国籍ですが、日本、韓国、スペイン、ブラジル、フランス、コロンビアなど、かなりバラバラでした。日本人は僕含めて2人ですね。
同じ英語レベルごとに複数クラスがあるので、国籍比率をしっかりと調整しているみたいです。
ホワイトボードがデジタルだったのが衝撃。
こちらが教科書。
ただ、必ずしも教科書をつかって授業するというわけではありませんでした。
毎回の授業ごとにテーマ(文法や言い回しなど)が決まっており、そのテーマについて先生が解説したあと、数人のグループに別れてそのワードやフレーズを使って実際に会話する、いわゆるシチュエーションイングリッシュの進め方でした。
詳細は授業や先生ごとに違うので一概には言えないのですが、だいたい上記のようなイメージです。
先生の話を一方的に聞くだけではなく、自主的に話すようなスタイルを求められる形式になっているのはすごくよかったですね。
こういった形式のおかげで他国の留学生と友達になるキッカケにもなりますし。
さて、授業が午前 or 午後だけで終わってしまうのですごく短いのですが、それ以外の時間でも学校側がアクティビティというものを用意しています。
こちらがアクティビティのスケジュールですね。
僕が滞在していた10月のカレンダーになります。
ほぼ毎日何かしらのアクティビティがあります。
英語の勉強を中心としたものはもちろん、スポーツや旅行なんかもあります。
欧米のESLでは、こういったアクティビティの場で実践して英語を話して身につけていくスタイルが一般的になっていますね。
カナダではアイスホッケーがすごく有名なので、一度見に行くといいかもです。
ちなみに、バンクーバーにはカナックスというチームがあります。
さて、最後になりますが、カナダはもちろん、欧米圏での留学を有意義に過ごすためのコツをまとめてみました。
欧米の語学学校はグループレッスンが中心となります。
なので、積極的に英語が話すという意識がすごく大切です。
僕のクラスのように、90分(45分×2)の授業で16人のクラスメイトがいた場合、
単純計算すると「90分 ÷ 16人 = 5.6分」。一授業につき、一人あたり5.6分しか話す時間がなくなってしまいます。
もちろん実際の授業の進み方次第では変わりますが、英語を話すという意識を全面に出していかないと、話すチャンスを失ってしまいます。
実際、アジア圏以外の国の人は間違った英語でもガンガン話すので、控えめになっていると彼らの会話だけで授業が進んでしまいます。
間違ってもいいから話す、英語学習においてよく言われてることですが、これ本当に大切ですよー。
授業の説明のところでも触れましたが、欧米の語学学校は授業が全てではないんですね。
僕が体験したコースもそうですが、授業数が少ないので、授業以外でも英語を話す機会を自分から積極的につくっていく必要があります。
学校のアクティビティはもちろん、他国の留学生との交流などは身近なチャンスですね。
その他にも、街中で買い物するときなどにスタッフとちょっとフリートークしてみる、現地でカンバセーションクラブ(英語を学ぶ人同士で集まる会合)に参加してみるとか。
いろんな機会があるので、積極的に活かしましょう。
ただし、海外にいるということを忘れないこと。
ちょうど僕が行く直前くらいに、バンクーバーで日本人留学生の殺人事件という訃報がありました。日本のメディアでも報道されたので、ご存知の方も多い方かと思います。
これについてはあまり深く触れませんが、あくまで海外なので、1人での出歩きに気をつけるのはもちろん、知らない人に付いていかないなど、当たり前のことに気をつけましょう。
日本より治安のいい国はないと思ったほうがいいですよ。ほんと。
ECバンクーバーの卒業証書
わずか一週間でしたが、カナダ留学についての体験をレポートしてみました。
カナダへ留学を考えている方の参考になれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました!
【カナダ留学】ECバンクーバー1週間体験レポート
・日本出国からホームステイ先到着まで
・留学の流れ、実際の授業や校舎施設を紹介
今回体験していた語学学校は下記です!
EC バンクーバー
今年の冬、来年の春に留学を考えているなら、そろそろ留学準備に動き出しましょう。渡航予定の直前になってから準備を始めると、下のような失敗をしてしまう恐れもあります。
せっかくの留学を理想的な形で実現するなら、渡航予定日の半年前から準備を進めることをお勧めします。
なお、語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
なんとなくイメージが持てたら、留学エージェントに相談してみましょう。
目的にあった留学期間が設定できているか、渡航先の雰囲気は自分に合っているか、受け入れ先の語学学校や滞在先は自分の希望に沿っているかなど、プロの目線からアドバイスがもらえます。
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