「留学中にルームシェアを検討しているけど、実際どうなのだろう……」と不安に思う方は多いのではないでしょうか。留学中にルームシェアをすることには、滞在費用を節約できたり友達をつくりやすいなどメリットもあります。特に友達ができることで、英語力アップの可能性も高まります。
とはいえ、具体的なルームシェア生活の様子はなかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、留学中にルームシェアをするメリットとデメリット、トラブル事例とその対策、楽しく過ごすための心構えなどを紹介します。私も留学と日本でのルームシェア経験があるので、その体験をもとにお話します。
またルームシェアに必要な持ち物や物件探しのコツなどもお伝えしますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
[目次]
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そもそもルームシェアも含めて、留学中の滞在方法にはどのような選択肢があるのでしょうかか?ここでは、
・ルームシェア / シェアハウス
・学生寮
・ホームステイ
・アパート
をそれぞれ紹介していきます。
ルームシェアやシェアハウスは、複数人でひとつの物件を共同使用する滞在方法です。基本的に個室はありますが、キッチンやシャワー、トイレなどはルームメイトと共同で使用します。欧米圏でのルームシェアは男女混合が一般的で、入居に性別や国籍は関係ありません。個室を利用することで、プライベート空間は確保できます。
学生寮は、学校の敷地内や近い場所に建てられている学生専用の宿舎です。ひとつの部屋を2〜8人ほどで使用する「ドミトリー(相部屋)」と「1人部屋」から選択できるところが少なくありません。食堂や自習室なども併設されているため、勉強に集中できる環境が整っています。
ホームステイは現地の一般家庭に滞在する方法です。語学学校やホームステイ斡旋会社が紹介するホストファミリーと生活することで、現地の生活習慣や文化を感じることができます。
アパートは一人暮らし用の物件を借りて滞在する方法です。自分で物件探しから入居手続きまでを英語で行う必要があり、家賃も他の滞在方法と比べると安くはありません。しかしプライベート空間を確保できるため、ストレスをためることなく生活できます。
ルームシェアと他の滞在方法との違いを簡単に紹介しますね。違いは主に以下の3つです。
・滞在費用が安い
・食事や洗濯、掃除など家事は自分で担当する必要がある
・ルームメイトは国籍や属性、年齢もバラバラのことが多い
ルールシェアは門限がなく、基本的には個室も用意されていることが多いです。そのためほとんど自由に過ごすことができます。一方でホームステイや学生寮のように食事を用意してもらえることはありませんので、各自で用意する必要がありますし、掃除なども自分たちで担当を決めて行います。
ルールシェアは滞在費が安くて自由度も高いぶん、勉強と家事を両立させる必要がありますね。
続いては、留学中にルームシェアをするメリットとデメリットを具体的に紹介していきますね。ここではメリットとして、
・滞在費用を節約できる
・友達ができる
・寂しさを感じにくい
の3つを紹介します。
ルームシェアは滞在費用が最も安いです。それぞれの1ヶ月の滞在費の目安は以下の通りです。
ルームシェア | 3万6,000円〜 |
---|---|
学生寮 | 7万2,000円〜 |
ホームステイ | 9万円〜 |
アパート | 12万円〜 |
(※各費用は国や都市によっても異なります。ここでは参考にオーストラリアでの平均的な相場で計算しています)
ルームシェアはさらに光熱費や食費も必要ですが、あわせても約6万円からとそこまで高額ではありません。家賃が安いため、留学費用をおさえることが可能です。
ルームシェアをすると、出会いが増えます。学校やアルバイト先以外で友達を作るきっかけになります。ルームシェアやシェアハウスでは、さまざまな国籍の人が入居しています。また学生だけでなく社会人も住んでおり、職業も同じとは限りません。ですので現地で交友関係を広げることができます。
またルームメイトとの会話で英語力がアップする可能性も。仲良くなることで、英語学習にも良い影響があるでしょう。
慣れない海外生活でも、ルームメイトと生活することで寂しさやホームシックを感じにくいです。留学中は「課題と家事の両立が辛い」「アルバイトで失敗した」など、悩みがつきものです。
しかしルームメイトに相談することで、気持ちが明るくなることも少なくありません。留学中に身近に相談できる人がいることで、気持ちを落ち着かせることができます。
続いては留学中にルームシェアをするデメリットとして、
・手続きはすべて自分で進める必要がある
・日本人がルームメイトのこともある
・価値観や生活習慣の違いにストレスを感じる
の3つを紹介します。
ルームシェアは物件探しから入居の契約まで、手続きをすべて自分で行う必要があります。
さらに手続きは英語で行われることが多いため、英語初心者はなかなかスムーズに進めることができません。トラブルが起こったときも自分で対応する必要があり、時間がかかります。
どうしても不安な場合は、日本人経営の不動産会社やエージェントからの紹介を活用すると日本語で物件を探すことができます。
海外のルームシェアでも、ルームメイトとして日本人が住んでいることがあります。しかし日本人が集まると、ついつい日本語で話してしまうことも少なくありません。英語を話す機会が減り、英語力アップの可能性も下がります。
ある程度の英語力がある方は、現地の学生や外国人留学生とのルームシェアがおすすめです。
ルームシェアでは、ルームメイトとの生活習慣の違いによってストレスを感じることが多いです。
多くの国では独自の文化から生まれた生活習慣があります。例えば日本では「隣の家に聞こえるほどうるさくしない」「室内では靴を脱ぐ」などは、当たり前の習慣として根付いていますよね。
しかし海外と日本は文化が異なるために、異なる生活習慣が生まれています。ルームメイトによっては自分になじみのない習慣のため、受け入れるまでに時間がかかることもあります。
また海外には、日本のような「察する」という文化がありません。「音が気になる」などストレスを感じた場合には、直接意見を伝えることが必要です。日本人は遠慮しないで意見を伝えることが苦手な人が多いため、このような文化や生活習慣、価値観の違いにストレスを感じやすいです。
ルームシェアのデメリットを紹介しましたが、実際にどのようなトラブルがあるのか具体的な事例をご紹介します。
ルームシェアでは、以下のトラブルがよく報告されています。
・ルームメイトが友達と騒いでうるさい
・私物や冷蔵庫の食材がなくなっている
・ルームメイトが掃除やゴミ捨てなど当番を守ってくれない
最も多いのはやはり「ルームメイトとのトラブル」です。異なる習慣を持つ人と滞在先を共有するわけですから、何かしらトラブルがあるのは当然といえば当然ですね。日本とは異なり、海外ではルールを守るということにルーズな人も多いようです。
留学中にルームシェアを体験した、知人Aさんの事例を紹介します。
Aさんは留学中、友達を作って交流したいためにルームシェアをすることにしました。現地の不動産サイトで見つけた物件を気に入ったため、すぐに入居。
ルームメイトはとても親切な人ばかりでしたが、毎日友達を滞在先に呼んで大騒ぎ。Aさんは意見をハッキリと言うことが苦手だったため、滞在中は騒音をずっとガマン。Aさんが何も言わないために、ルームメイトも友達を呼んで騒ぐことを辞めず、結果Aさんは睡眠不足に。語学学校の授業にも集中できないことが増え、成績も思うように伸びないようでした。
このように自分の意見を伝えることが苦手な場合、ルームシェア生活はストレスの多いものとなる可能性があります。
「どうしても不安……」という人は、日本人同士でのルームシェアがおすすめです。
日本人同士のルームシェアは、価値観や生活習慣が似ているからです。また日本での習慣や常識が通用することもあるため、意見を言うことが苦手、英語に自信がないという方でも安心感があります。
デメリットに挙げたように日本語を話してしまう面もありますが、留学から最初の数ヶ月だけでも日本人同士のルームシェアを検討してみてくださいね。
そこで次は、留学先でのルームシェアをおすすめする人の特徴をお伝えします。ルームシェアは以下のような方におすすめです。
・思ったことをすぐに伝えることができる
・多少は汚かったり散らかったりしていても気にしない
・留学や海外生活の経験がある
大らかで細かいことはあまり気にしないという方は、留学先でのルームシェアを楽しめることが多いです。
一方で、以下のような方にルームシェアはあまりおすすめできません。
・ハッキリと意見を伝えることが苦手
・気を遣いやすい
・几帳面
先ほど紹介したトラブルが起きた場合、ストレスをためてしまう可能性があります。ホームステイや学生寮など、一定のルールのある滞在方法がおすすめです。
ルームシェアを楽しいものにするためには、ルールを決めるのがおすすめです。育った環境の異なるルームメイト同士の価値観を統一できるからです。
そこでルームシェア先で決めておきたいルールをリビングやキッチン周り、洗濯、お風呂・シャワーにわけて紹介します。
・リビングに私物を放置しない
・夜12時以降は消灯、もしくは静かにする
・冷蔵庫の食材には名前を書く
特に冷蔵庫の食材はなくなることが多いため、マーカーなどを置いて名前を書くようにしましょう。
・洗濯機の中に衣類を放置しない
・夜12時以降は洗濯機を回さない
・洗濯物は乾いたらすぐに取り込む
洗濯機は音がトラブルになりやすいので、注意してください。
・お風呂やシャワーの利用は夜12時まで
・シャワーを使ったあとは、髪の毛を取り除く
・朝など混む時間はひとりあたり10分まで
シャワーは順番待ちでトラブルになる可能性が高いため、使用時間を決めておくと安心です。
ここまでを読んで、実際にルームシェアを検討し始めた方も多いのではないでしょうか。具体的な物件の探し方として、
・語学学校や大学からの紹介
・現地の不動産会社への問い合わせ
・インターネットから検索
の3つを紹介します。また良い物件を見つけるためのコツもあわせてお伝えしますね。
語学学校や大学で、ルームシェアの物件を紹介してくれることもあります。語学学校や大学の紹介する物件は、同じ学校の生徒がルームメイトとなることも少なくありません。共通点があるため仲良くなりやすく、年齢も近いことが多いです。
また今まで学生が住んでいた物件では、オーナーの評判や物件の口コミを聞くことも可能です。トラブルが少なく、良い物件を見つけられる可能性も高まります。
初めてルームシェアをする方や、英語力に不安のある方におすすめです。
現地の不動産会社がルームシェアできる物件を紹介していることもあります。
不動産会社は管理している物件数が多いため、さまざまな場所や設備の物件を見学できることが少なくありません。
また条件を伝えるとおすすめの物件を厳選してくれるため、自分で何百件もの物件をチェックする手間や時間を削減できます。物件探しに時間をかけたくない方におすすめです。
近年はインターネットから物件を探すことも可能です。物件探しには、物件情報サイトやルームメイト募集サイトなどを使用します。
インターネットでは家賃の安い物件が見つかることも多く、さらにはオーナーへの値段交渉も可能です。より安い物件を見つけたい、自分でルームメイトを探したい方におすすめです。
良い物件を見つけるためには、以下のことに注意してみてください。
・物件は見学してから決める
・ルームメイトと会っておく(可能であれば)
・口コミサイトなどを確認しておく
気になる物件は必ず見学しましょう。日本でも海外でも、サイトで見た写真と実際の物件が同じとは限りません。自分の目で広さや日当たり周辺の環境などを確認することで、トラブル防止につながります。
ルームシェアを実際にするとなった場合、いくつか持ち物が必要です。ルームシェア先で用意されているもの、また自分で用意するものの2つに分けてご紹介します。
ルームシェア先では、基本的に以下のものが用意されているケースが多いです。
・ベッド
・布団
・机とイス
・食器
・調理器具
・冷蔵庫や洗濯機など大型家電
これらは自分で用意する必要がありません。ルームシェアをする際は、契約の前にどのような備品が整っているのか必ず確認しておくことをおすすめします。
以下のものはルームシェア先にないので、各自で用意しましょう。
・衣類
・室内用のサンダル
・歯ブラシなど日用品
・文房具
・シャンプーやコンディショナー
・化粧品
・パソコン
「旅行の持ち物」をイメージしてもらうと、わかりやすいのではないでしょうか。消耗品や共有できないものは自分で用意する必要があります。
ルームシェアをはじめるとき、ルームメイトにお土産を渡すこともおすすめです。日本からのお土産が会話のきっかけになる可能性もあるからです。
おすすめはキットカットなど日本のお菓子や100円のボールペン、漢字や和柄が描かれたTシャツなどです。
宗教や食事の好みに関係なく、食べたり使ったりできるものが喜ばれやすいです。リビングなど共有スペースに「よかったら食べてください」といったメモとともに置いておきましょう。
今回は留学中のルームシェアについて解説しました。おさらいすると、ルームシェアのメリットは以下の3つです。
・滞在費用を節約できる
・友達ができる
・寂しさを感じにくい
ルームシェアにはトラブルもありますが、ルールを決めておくことでトラブルを予防することも可能です。
また物件探しの時は今回紹介したコツも参考にしてみて下さい。どうしても不安な場合は、日本人同士でのルームシェアもおすすめです。
ぜひ留学中のルームシェア生活を楽しんでくださいね!
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