
「フィリピン留学に行くけれど、保険には入ったほうがいいの?」
「どの保険に入れば良いのか分からない」
フィリピン留学の準備段階で、このような悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
フィリピン留学で加入できる保険には、さまざまな種類があります。そのため予算や求める補償内容などを明確にした上で、自身にぴったりの保険を選ぶことが大切です。
そうはいっても、どう選ぶのか、どんな保険が合っているかはなかなか判断しづらいですよね。そこでこの記事では、フィリピン留学を計画する方に向けておすすめの保険をご紹介します。
保険の種類や保険加入時の注意点なども解説するので、フィリピン留学を計画している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
[目次]

フィリピン留学の際、留学保険への加入は義務ではありません。しかし基本的に、留学保険には加入をしておくことをおすすめします。その理由を解説します。
フィリピンは日本と異なり、一年中温暖で湿度が高い気候。平均温度は約27度と暑いので、人によっては夏バテ気味になるなど、気候の変化で体調を崩しやすくなることがあります。
また、全体的に都市化しているものの、フィリピンには水周りの整備が行き届いていないエリアもあるのが現状。そのため、水による体調不良(下痢など)に陥ることも珍しくありません。
いつどんな体調不良に見舞われるかはわからないので、保険に入っておくと安心です。
海外留学保険が保証するのは、病院の治療費だけではありません。保険会社や選択するプランによっては、海外でのトラブルに対応してくれるものもあります。
特に、貴重品の盗難や紛失は、外国人が被害に遭いやすいトラブルです。カメラやスマホなどを観光中に落としたり盗まれたりした場合、買い替え費用の一部、もしくは全額が補償されます。
それだけでなく、他人を怪我させたり他人の物を壊してしまったりした場合も、保険でカバーできます。保険内容によっては、賃貸アパートやルームシェア先の家具を壊してしまった場合に保険が適用されることもあります。
また、海外留学保険は日本語対応のサポート窓口を設けている場合が多いというのもメリット。日常レベルのトラブルだとしても、自力で、かつ英語で解決するのはなかなか大変です。現地で困ったときに頼れる窓口があると心強いですよ。

フィリピン留学で海外保険に加入する際、どのような保険に入れば良いのか迷ってしまうかもしれません。
ここではフィリピン留学で加入できる保険の種類と、それぞれの特徴やおすすめの人をご紹介します。
旅行保険は、1〜3カ月未満の短期留学をする人から3カ月以上の中長期留学をする人まで、ほとんどすべての留学期間におすすめの保険。
というのも、旅行保険の保証期間は基本的に3カ月ですが、保険会社によっては1〜2年間の保証期間を提供しているプランもあります。保険期間を細かく設定できるため、帰国日がはっきりしている人に適しています。
また、補償内容が充実しているものが多いのもポイント。留学保険とほとんど変わらない補償内容が用意されている旅行保険もあります。
ただし、長期留学の場合は、留学保険の方が費用が安くなることもあります。保証内容や費用を比較しながら検討すると良いでしょう。
クレジットカード付帯保険とは、カード会社によって提供される保険です。海外で利用できるクレジットカードを持っている人であれば、保険が適用されます。
ただし、保険適用の条件はカード会社によって異なります。「カードを持っているだけでOK」「海外でカードを利用することが条件」のどちらかが、カード付帯保険の条件となるため、事前に確認しておきましょう。
クレジットカード付帯保険がおすすめなケースは、1〜3カ月未満の短期留学の場合。というのもクレジットカード付帯保険は、補償期間が3カ月に限定されていることがほとんどだからです。
そのため、長期の海外留学をする場合は、クレジットカード付帯保険だけは避けたほうが安心です。他の保険と組み合わせることをおすすめします。
クレジットカード付帯保険の特徴や疑問はこちらの記事でチェック!
海外への渡航時はクレジットカードの保険で十分?ファイナンシャルプランナーが解説
海外留学保険は、長期滞在と学業に特化した保険です。旅行保険よりも長期の海外滞在を想定しており、長期の保険費用も旅行保険より安くなります。3カ月以上の留学を考える方はこちらの方がおすすめです。
また、学業に関するトラブルにも対応します。例えば、家族にトラブルがあり留学費用の援助が得られなくなった際は、保険会社が学費をサポートしてくれます。そのほか、一時帰国が必要になった際の航空費も補償の対象です。
もちろん、盗難や他人に損害を与えるといった日常のトラブルに対するサポートもあります。フィリピン留学を安心して送りたい方には、海外留学保険がおすすめです。

海外留学保険は種類が多いため、どの保険会社と契約すべきか迷うこともあるでしょう。ここではフィリピン留学におすすめの保険商品を3つご紹介します。
| 会社名 | 1カ月の保険料 | 1年間の保険料 |
|---|---|---|
| ジェイアイ傷害火災保険会社 | 14,170円〜 | 19万9,870円〜 |
| エイチエス損害保険 | 1万5,930円〜 | 21万810円〜 |
| AIG損害保険会社 | 2万2,800円〜 | 24万6,560円〜 |
ジェイアイ傷害火災保険会社の海外留学保険「t@biho(たびほ)」は、なるべく安価な保険料で充実した補償を求める方におすすめです。
治療費は最大3,000万円までカバーされ、個人賠償責任は1億円まで補償されます。賃貸やシェアハウスで家具を破損した際の生活用動産やトラブルに巻き込まれた際の弁護士費用もカバーされます。
補償内容は自分でカスタマイズできるため、フィリピンでの暮らし方などを考慮して選択しましょう。
| 保証内容 | 保証金額 |
|---|---|
| 傷害死亡 | 1000〜3000万円 |
| 疫病死亡 | 1000万円 |
| 治療・救援費用 | 1000〜3000万円 |
| 航空機寄託手荷物遅延 | 10万円 |
| 傷害後遺症害 | 1000〜3000万円 |
| 個人賠償責任 | 1億円 |
| 航空機遅延 | 2万円 |
エイチエス損害保険の留学プランは、32日〜1年までを保証期間としています。それ以上の長期留学の場合、手続きをすることで保証期間の延長が可能です。
また、滞在期間が6カ月以上の留学生向けに、歯科治療費用補償特約付きプランも用意されています。歯科治療付きプランの費用は、なしのプランと比べても1〜2万円ほどしか変わらずリーズナブルです。そのため、中長期の留学を予定している方は加入をおすすめします。
その他、プランが細かく設定されているため、予算や求める補償内容に合わせて選択できる点もうれしいポイントです。
| 保証内容 | 保証金額 |
|---|---|
| 傷害死亡 | 設定金額の全額を支払い |
| 疫病死亡 | 設定金額の全額を支払い |
| 治療・救援費用 | 設定金額の全額を支払い |
| 航空機寄託手荷物遅延 | 衣類、生活必需品、やむを得ず必要となった身の回りの購入費 |
| 生活用動産 | 身の回りの品1点に対し20万円程度 |
| 傷害後遺症害 | 程度に応じて設定金額の4〜100% |
| 個人賠償責任 | 設定金額を限度とし、損害賠償額を支払い |
| 航空機遅延 | 負担金額 |
医療保障の充実を求める方には、AIG損保の海外留学保険がおすすめです。この保険では、1カ月以上の留学期間を設定している学生に向けて、すべてのプランで治療・救援の補償費用を無制限としています。
また、滞在期間が1カ月未満の短期留学生には、歯科治療や持病が悪化した場合の治療費を補償(10万円程度)するプランもあります。虫歯になりやすい方や持病に不安がある方にぴったりです。
医療機関の紹介や手配、通訳などにも365日24時間対応しているため、いつ何が起きても安心して頼ることができます。
| 保証内容 | 保証金額 |
|---|---|
| 傷害死亡 | 3,000万円 |
| 疫病死亡 | 1,000万円 |
| 治療・救援費用 | 〜300万円 |
| 航空機寄託手荷物遅延 | 5万円 |
| 生活用動産 | 30万円 |
| 傷害後遺症害 | 90〜3,000万円 |
| 個人賠償責任 | 1億円 |

フィリピン留学の際には、保険だけでなくさまざまな準備が必要。しかし、普段の生活と並行して、手続きや準備を全て自分で行うのは手間と時間がかかりますよね。
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フィリピンで保険を契約する際は、次のことに注意が必要です。その内容を見ていきましょう。
日本の保険会社が提供する留学保険には、渡航後に加入できるものはほとんどありません。仮にあったとしても、保険料が高額であったり、補償内容に乏しかったりするケースが多くあります。
現地の海外留学生向け保険に加入することも1つの手ですが、日本語でのサポートを得られる商品はほとんどありません。保険の利用時のやり取りは全て英語で行われるため、補償を得たいときにスムーズに申請できないことも考えられます。
また、日本の海外留学保険は、家を出た瞬間から補償が適用されます。現地に到着する前のトラブルにも対応してもらえるため、無事にフィリピンに到着するためにも、必ず渡航前に保険に加入しておきましょう。
海外留学保険は、医療費や盗難など幅広くサポートしてくれます。しかし、全てのトラブルに対して保険が適用されるわけではありません。
以下の内容に該当する場合、保険料が支払われないことがあるため注意しましょう。
・歯科治療
・糖尿病など持病の悪化
・妊娠に関する体調不良
・登山用具を使用する山岳登はん
・スカイダイビングなど危険がともなう運動
・ケンカ
・契約者の故意や過失
上記の中で特に注意したいのが、「契約者の故意や過失」という内容です。わざと落としたりなくしたりした物や、うっかり置き忘れた私物に関しては補償されません。「不慮の事態」「第三者によって与えられた損害」などにしか保険は適用されないため、注意が必要です。
また、保険内容によって補償できる範囲は異なります。例えば、「携行品」の補償はスマホやカメラなど日用品の破損や盗難を補償するもので、家具や家財に関しては対象外となります。長期留学のプランには家具・家財の補償が含まれる「生活用動産補償」がプラスされるのが一般的ですが、短期留学プランには付帯していないことも少なくありません。
「保険に入っているから当然支払われると思っていたのに、すべて実費になってしまった」といったことにならないよう、保険加入時は必ず補償の対象となる内容をよく確認しておきましょう。
フィリピンは物価が他国よりも安価な傾向にあることから、留学先として人気の国です。のんびりとした国民性も、日本人の留学生から渡航先として選ばれる理由の1つといえます。
ゆったりとした雰囲気のフィリピンで楽しい留学生活を送るためには、海外留学保険に加入することが重要です。万が一、現地でトラブルに巻き込まれても、手厚いサポートを得ることで、その後も安心して留学生活を継続できます。
本記事を参考にして、ぜひ自分の留学期間や予算などにぴったりの留学保険を選んでください。

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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※1...ジェイアイ傷害火災 海外の医療事情 -フィリピン(マニラ)(参照日:2024年7月21日)
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