「カナダで仕事を探したいけれど、どうすればいいんだろう…」とお悩みの方。
カナダで仕事を得るには、カナダの就職事情や就職事例を知ることが重要です。とはいえ、身近にカナダで就職した人がいないとよくわかりませんよね。
そこでこの記事では、カナダの仕事事情をご紹介します。
一見ハードルが高そうに感じるカナダでの就職も、ポイントを押さえておくだけでグッと採用してもらいやすくなるはずです。まずはこの記事で、カナダの就職について学びましょう!
なお、カナダのワーキングホリデーについての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
[目次]
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カナダと日本、それぞれ就職までの流れは基本的に大きく変わりません。
1. インターネットで企業を検索
2. レジュメ(履歴書)を添付して応募
3. メールまたは電話で連絡が来る
4. 面接
という流れです。
とはいえ、採用するまでに重視するポイントがやや日本とは異なります。カナダで採用の際に重視するポイントは、
・経験
・学歴
・レジュメとカバーレター
の3つです。
日本と比べて、欧米では経験を重視する企業が多いです。つまり「即戦力」であるかどうかを見られます。ですので、欧米の学生は在学中にインターン(研修生)として興味のある企業で働き、そこで能力を認めてもらって採用、という流れが一般的です。
中途やアルバイトの採用に関しても、これまで働いてきた経験を主に問われます。結局のとこと企業側が知りたいのは「何ができるのか」という点で、そこを重視して採用の可否を判断しているのです。
経験を重視するカナダですが、当然のことながら学歴もしっかりと採用基準に入っています。
学歴は主に以下のように分かれます。
・ Certificate(サティフィケート):特定学科の修了資格、最短1年
・ Diploma(ディプロマ):特定学科の修了資格、最短1年、サティフィケートより長期
・ Bachelor's Degree(学士号):大学学部修了で得られる卒業資格
・ Master's Degree(修士号):大学院前期課程修了で得られる資格、所要1~2年
・ Doctor of Philosophy(博士号):大学院後期課程修了で得られる資格、所要3~5年
たとえば、応募資格に「ディプロマ以上」とある場合は、サティフィケートが応募しても面接してもらうことはできません。
また、応募資格が「ディプロマのみ」とある場合に能力の高い「学士号」の人が応募しても採用されずに落とされてしまいます。これはその職務に求められているレベルを学位で明確に定めているためです。
日本では「履歴書」に当たるものが、カナダでは「レジュメ」と「カバーレター」の2つあることから、戸惑う人も多いようです。
・レジュメ:求職者のスキル、経験、教育の履歴をまとめた文書
・カバーレター:自己アピールをまとめた文書
つまり日本で言うところの履歴書に近いのが「レジュメ」であり、カバーレターは自分をさらに売り込むためのプラスアルファの文書ということになります。
カバーレターは特に指定のフォーマットが決まっておらず、何を書こうが自由です。一般的によく書かれている内容は、
・希望の職種や志望動機
・自分の学歴、職歴、強みが、その会社にいかに適しているかのPR
・カバーレターを読んでもらったお礼と面接の依頼
だいたいこのような感じです。履歴書よりも先に目を通す文書なので、いかにこのカバーレターで採用者に興味を持ってもらえるかが重要と言えます。
ここでは、カナダで実際に仕事を得るために、企業側から求められることや条件などについてお伝えします。
カナダでの就職活動にあたって、「語学力〇〇以上が必要」などと明示している企業はほぼありません。これは、語学のみで企業への貢献をはかることができないからです。
しかしながら、カナダの熟練労働者プログラム(Federal Skilled Worker Program)で申請を行う場合には、CLBスコアで7以上の語学力が必要とされており、これは
・【IELTS】約6点
・【TOEFL】約60〜78点
が該当します。CLBスコアとは「Canadian Language Bench Mark」の略で、 カナダにおける言語能力を示す指標のことです。就職する際に求められる一般的な語学レベルと判断して良いでしょう。
しかしながら、英語がうまく話せなくても就職できた、という方ももちろん多くいます。その場合は、会話によるコミュニケーション能力よりも、
・本人の持つ技術的なスキル
・積み上げてきた経験
・意欲、前向きさ
が評価されたということです。語学力が無くても就職をあきらめる必要はありませんが、「あるに越したことはない」と考えるのが就職への近道です。
海外でも広く通用するのがプログラミングの技術で、
・HTML
・CSS
・PHP
・JavaScript
などが使えることは、就職の上で大きなアドバンテージとなるでしょう。その他にもデータベース関連であれば「MySQL」や「SQLite」、デザイン関連であれば「Photoshop」や「Illustrator」などのツールを使えると就職に役立ちます。
もちろんこれらは例としてあげたスキルであって、
・お寿司が握れる
・日本語が教えられる
・日本料理を教えられる
なども立派なスキルです。これといったスキルが見当たらない方でも、
・リーダーとしてプロジェクトを成功させた
・改善提案で利益を50万円出した
などを自身の強みとして提示することができます。
カナダで働くことを考えたとき、1番重要なポイントはワークパーミット(労働許可証)を取得することです。
もっとも一般的なのが、誰でも比較的簡単に申請ができる「ワーキングホリデービザ」です。
ワーキングホリデービザの申請条件として、
があります。
ワーホリではなく、本格的にカナダで就職をしたいと考えているのであれば「LMIA就労ビザ」の取得を考えましょう。
このビザは雇用側が1,000ドル(約10万円)を払って申請し、全面的なサポートをすることが条件で許可される就労ビザです。そのため、雇用主からの強いオファーが無ければ取得はできません。
専門分野での経験や高いスキルを持っているという方は、働きたい企業を見極めたうえでアプローチしてみるのがよいでしょう。
学生ビザでカナダに滞在する人でも、一部の学生は条件を満たせば働いて給料を得る特別ことができます。
例えば大学・専門学校生が学業と関連のある業種で働く場合、大学卒業後にオファーをもらった会社があれば、最大2年間まで仕事をする事が可能です。また学内で従事するアルバイトであれば、申請をせずに働いて給料をもらうことができます。
ここでは、カナダで多い求人事例や仕事の特徴を
・日本人向けに多い求人
・ワーホリにおすすめの求人
に分けてお伝えします。
カナダでしっかりとした就職口を探すのであれば、選択肢は
・カナダにある日系企業への就職
・日本にある会社(外資含む)でカナダに展開してるところへの就職
・カナダにあるローカルの会社あるいは外資系への就職
の3つに絞られます。
特に1つ目のカナダにある日系企業は求人数も多く、日本では難しいような大手からも採用される確率があるためおすすめです。
2つ目の選択肢も可能性は十分あり、うまくいけば日本国内でも活躍できるというメリットもあります。
3つ目のローカル企業への就職は、やや難易度は上がりますが専門的なスキルや経験を持っているのであれば良い待遇で採用してもらえるはずです。
ワーホリなどでおすすめな仕事はどのようなもののでしょうか?基本的には、日本語が話せることのメリットが活かせるものが多いようです。
・日本食レストラン
・ツアーガイド
・お土産物屋
・ホテルなど宿泊関係
日本文化の浸透も手伝って、都市部や観光地では日本語を話すことができる働き手は多く求められています。特にここ5~10年の間で日本食レストランはカナダで急激に増加し、日本食もカナディアンの中ですっかりポピュラーになりました。
また、都市部の求人需要に関して言えば、全般的に夏がピークで冬は低めです。観光シーズンとなる夏は経済が活性化するので、春先には夏向けの求人募集を始めるところが多く出てきます。
カナダでワーホリ仕事探し!人気仕事の種類から必ず見つけるポイントとコツまで徹底解説
実際にカナダで働き始めると、日本とは違う部分に驚くことでしょう。中にはがっかりしてしまうケースもあるかもしれません。事前にカナダで働くとはどういうことかをしっかりと理解しておけば、そのような事態におちいらなくて済むでしょう。
カナダで働く楽しさは何といっても「多種多様な人種のなかで働くことができる」点です。
カナダは「人種のるつぼ」とも言われるほど、移民の多い国です。そのため、異なる文化への寛容性や理解があり、日本では想像できないような人々の交わりが生まれています。
私がカナダを訪れていたときにも、アルバイト先で出会ったさまざまな国の人たちが仲良くなり、お互いの国に興味を持って行き来をしていました。そのような、グローバルな広がりのある人間関係に興味のある方にとっては、とてもおすすめな国と言えるでしょう。
カナダでは2014年の就労ビザプログラムの改定により、就労ビザにおいて外国人雇用に関する条件やルールが厳しくなりました。
これは、外国人労働者を無制限かつ安易に増やすことを制限するだけでなく、「カナダ人労働者を優先的に雇用すること」を目的にしています。求人がある場合、カナダ人に最初にその仕事を得るチャンスが与えられるようにしよう、という考え方です。
日本人がカナダで職を得ようというときには、あらかじめその点を覚悟しておく必要があります。カナダの人に比べて条件が悪い、と感じることもあると思いますが、上記の考え方から当然のこととして受け止めるべきです。
「働き方」について、日本は世界から見ても「遅れている」というのが実態でしょう。それは仕事に対する満足度や、残業時間、有給の消化日数など、いずれも先進国の中では低い評価になっていることからもわかります。
まるで「live to work」(働くために生きる)ような日本ですが、カナダでは「work to live」(生きるために働く)が基本的な価値観です。
カナダは仕事よりもプライベートを優先し、休日に仕事をするなどもってのほかという考え方です。休日は家族とのんびり楽しく過ごすのが当たり前で、休日出勤などは基本ありえません。
また転職が多いのも1つの特徴で、10年以上同じ会社で働く人は多くありません。カナダで転職が多いのは「優秀な人はレベルの高い会社へ移っていくのが当然」という考えがあるためです。
実力主義の会社が多いため、使えなかったら「すぐクビになる」ということも転職が多い原因になっています。
カナダ政府の2017年の発表によると、カナダでは
・フルタイム社員の平均給与は27.70カナダドル(2,493円)
・平均時給(残業含む)は、23.85カナダドル(2,147円)
となっています。日本と比べるとかなり高い水準です。
参考:カナダ政府
また、OECD(世界協力開発機構)の調査によるとカナダの平均年収は638万円なのに対し、日本の平均年収は429万円と、かなりの差が開いていることがわかります。
参考:OECD
カナダで2月から4月の間にTax Return(タックスリターン)が設けられており、これは日本でいうところの「年末調整」にあたります。カナダでは会社が処理するのではなく、各自で行う必要があります。
対応方法は以下の4パターンです。
・公的な機関や郵便局に置いてある用紙をもらってきて記入する
・オンラインで申請する
・税理士を雇う
・エージェントに依頼する
カナダでは一般の会社員が税理士を雇うことも多いです。バンクーバーやトロントでは日本語で対応してくれるエージェントもいるので、困ったときは相談してみましょう。
休みを最優先する国民性を持つカナダでは、仕事とプライベートがきっちりと分かれています。残業はほとんどなく、休みが決まっている日に働くことはまずありません。この点は日本と比べるとかなり感覚が異なります。
休暇制度も様々なものがあります。
・Maternity Leave(産休休暇)
・Foundation Day(会社創立記念日による休暇)
・Sick Day(病気による休暇)
・Stressed-Out Day(ストレス解消のための休暇)
産休は日本でもありますが、病気やストレス解消でも休暇が取れるなど、かなり働き手は優遇されていることがわかります。
気になる有給については、3週間以上が保証されており、ほぼ全員がそれを使い切ります。もし使い切らないと、その分お金でもらえるという制度のある会社もあります。
ここでは、カナダでの就職で「失敗した!」という事例を紹介します。
たとえ英語のリーディングに自信があったとしても、リスニングとスピーキングがダメならば働くことは難しいです。私の友人もカナダの企業に一時勤めていましたが、英語を怠けていたため仕事にならず配置転換されたという話を聞きました。
もちろん働く職種にもよりますが、多くの企業では即戦力が求められます。お客さまと話す接客業や、クライアントとのやり取りがある職種では、最低限の英会話レベルが必要です。
英語の語学力を上げるためには、あらかじめ日本で「英単語」や「文法」などの基礎英語を学習してベースアップを図っておくことが大事です。日本でできることは最低限しっかりと準備しておきましょう。
そのうえで、語学留学を行い現地で集中して英会話(リスニング&スピーキング)に取り組むのがおすすめです。特に英会話は実践することではじめて効果が得られます。
英語しか話せない環境に身を置くことがとても重要です。働きながら英語を学びたいという方は、まず日系企業から探すのがよいでしょう。
英語力が絶対アップする勉強法まとめ!初心者からビジネス英語までレベル別に解説
日本では就職する際にまだそれほど求められていませんが、海外では「スペシャリティ(専門性)」が重視されます。
つまり「あなたは何ができるのか」「どんな成果を出せるのか」という即戦力が求められるのです。この点を理解していないと、面接の段階で次のステップに進むことは難しいでしょう。
スペシャリティをアピールするには、もちろん専門的な学習を行っていることや経験を積んでいることが必要です。
とはいえ、「自分にはそんな専門性などない」という方もいるでしょう。専門性というと何か資格のようなものをイメージしてしまいがちですが、別にそれだけではありません。
たとえば、「ライン作業に従事している中で、作業の効率をあげるための提案をして、実際に業務効率が上がった」という経験も立派なスペシャリティとして通用するはずです。就職したい企業が求めるスキルに合った自分のスペシャリティを見つけましょう。
レジュメ、カバーレターを日本でいうところの「履歴書」だと考えて失敗する方が多いようです。たしかにそれらは履歴書に似ていますが、決まった書式が無く、自分の強みやアピールを中心に記載する点が大きく異なります。
雇用主はこのレジュメ、カバーレターからあなたが自社に必要かどうかを判断するのです。
画一的に書く履歴書と違い、相手に合わせて1つひとつ作成するのが基本です。なぜなら企業が求める人材に、自分が近いことをアピールするためのものがレジュメとカバーレーターだからです。
学歴やスキル、職歴などの基本情報は押さえつつ、どんな点が自分の強みなのかをしっかりと記載することが求められます。フリーフォーマットなだけに、独自性をもったものが相手の関心を引くでしょう。
実際にカナダでの仕事はどのように探せばよいのでしょうか。ここでは、代表的な探し方を6つお伝えします。
もっともカンタンで代表的なのが、インターネットを使って仕事を探す方法です。ネット環境さえあれば、時間帯を気にせずに求人情報が確認できるインターネットは、年々掲載企業が増えています。
おすすめのサイトについては、後ほど詳しくお伝えしますね。
雑誌を使って求人を探す方法もあります。
「クラシファイド(classified)」と呼ばれる情報ページの「Career」「Job」などと書かれたコーナーで仕事を探すことができます。このコーナーには求人の概要と連絡先(電話番号など)が書かれているので、気になる仕事があれば電話連絡のうえ、面接の予約などをしましょう。
地元紙であれば、
・metro
・Georgia Straight
・NOW magazine
などがおすすめです。
実は採用率がもっとも高いのが口コミや紹介です。ただし、そもそも紹介してくれる人がいなければ活用できません。
カナダで働くことが決まったら、カナダの求人を探していることを周りの人に話しておきましょう。渡航してからであれば、新しく知り合った学校の友人や、滞在先の人など身近な人に仕事を探していると伝えておくと、仕事を紹介してもらえる可能性が高くなります。
店頭で直接交渉するのもおすすめです。日本だとあまり考えられませんが、カナダではよく見られる光景です。アルバイトとして働くのであれば、店頭での交渉から採用につながるケースもごく普通のこと。
レジュメとカバーレターを忘れずに持って行きましょう。
カナダのカレッジ、大学を卒業すると、カナダ国内でそのまま就職活動をすることが可能です。卒業後3ヵ月以内に現地企業から採用のオファーがあり、内定が出るとカナダ政府から1~3年までの就労ビザ(プラクティカムトレーニングビザ)を得ることができます。
職種は専攻に関係する仕事であることが必要ですが、カナダ人と同じ条件でカナダで就職することが可能です。
ワーホリビザでカナダに留学する場合、半年までカナダの学校に通うことができます。アルバイトする際の時間制限もないので、フルタイムでもパートタイムでも好きなだけ働くことが可能です。
一方学生ビザの場合は、アルバイトできる時間が週に20時間までと定められています。これは学業をおそろかにしないためのルールです。
インターネットを使って求人を探す場合は、いくつかおすすめの求人サイトがあるので、ここでは「正社員向け」と「アルバイト向け」に分けてお伝えしますね。
こちらはカナダだけではなく世界中で使われている、ネームバリューのあるサイトです。
自分のビジネスプロフィールをLinkedIn上で作成できるため、手軽で便利です。無料登録で使用することができます。
LinkedIn
カナダ政府が運営する求人サイトです。求人の数が他のサイトと比べて多く、地域や雇用形態、職種など、細かく設定して探せます。
求人や家探し、テーブルやソファの売買など、現地の人もよく使うサイトです。写真や地図が求人に載っているところがあるので、応募する前に場所や雰囲気をつかみやすいです。
求人、住居、観光などカナダ生活に必要な情報が探せます。掲示板を使って質問もできるので困ったことがあったら頼りになるサイトです。比較的バンクーバーの情報が多めですが、暮らしに役立つ情報が満載です。
求人情報、家探し、ビザ情報などが検索できるサイトです。比較的トロント情報が多めで、頻繁に更新されているので情報はいつも最新です。
英文履歴書作成からビザの申請まで日本語でトータルサポートしてくれるサイトです。FacebookページやTwitterにも対応しています。
カナダで仕事をするならどの地域がおすすめなのでしょうか?人ぞれぞれ優先したいことが違うため一概にどの地域が1番とは言いにくいものですが、それでも「働きやすい」「仕事を得やすい」にポイントを絞り、おすすめの地域をご紹介します。
カナダ最大の都市トロント。多様な人種が住んでおり、住んでいる人の半数以上がカナダ以外の出身であることから”モザイクシティ”などとも呼ばれます。
なんといっても魅力はその国際色の豊かさ。チャイナタウンやコリアンタウンはもちろん、
・リトルイタリー
・グリークタウン
・インディアンタウン
・ポーリッシュタウン
・リトルポルトガル
など、これだけ1つの地域で多様な国の風景が見られる地域はそうそうありません。さまざまな人種の人々が集まっていることからも、異なる文化への理解・寛容さがあり、働きやすい環境が整っています。
カナダ最大の都市であることから、カナダのビジネスが集中しており、仕事にバリエーションがあり職を探しやすいのが特徴です。「飲食店」「日系企業」「旅行会社」「映像会社」「IT企業」など、さまざまな職種から選べます。
また、トロントは北米のアナウンサーの標準語になっているほど「きれいな英語」で有名で、レベルの高い語学学校も集まっているため、「英語を勉強しながら働きたい」という方にもおすすめの地域です。
「世界一住みやすい都市」とも言われるバンクーバー。
トロントに比べると少し街は小さめですが、日系企業などアジア系の企業が多いので、仕事探しやワーホリ後の就労ビザもおりやすいのが魅力です。
海と山に囲まれているため、都市と自然を両方楽しむことができ、仕事をしながらカナダの大自然も感じたい方におすすめです。シアトルやビクトリアなどにも近いので、遠方へ旅行する際にも使い勝手が良いでしょう。
語学学校や専門学校も、実はカナダで1番多く、英語をしっかりと学びたい方にもおすすめです。もちろん、学びやすい環境が整っているがゆえにアジア人が多く「思っていた雰囲気と違う…」という可能性もありますが、その点を差し引いても働くうえでは魅力的な地域です。
またトロントと比べて冬の寒さもそれほどなので、寒がりの方はトロントを選ぶと良いかもしれません。
カナダでも有数の観光地であるビクトリア。
街並みが美しく、自然あふれる環境は、普通に住むだけでも満足度の高い地域です。トロントやバンクーバーと比べると街は小さく、エンターテイメントなども少ないので少し物足りなさを感じるかもしれません。
語学学校の数も少ないので、語学を中心に学びたいという方にはややメリットが少ない地域です。
しかし、仕事を探すのであればその点が逆に活きてきます。ビクトリアはアジア人が少なく、ワーホリの数も少ないので仕事が見つけやすいのです。業種も「飲食関係」「日系企業」「旅行関係」など、十分な選択肢があります。
カナダの中でもとても温暖な気候なので、1年を通して快適に過ごすことができるでしょう。
ここまで、カナダで仕事を得る方法などをご紹介してきました。もし今この記事を読んでいる方の中で、「方法はわかった。だけど肝心の英語力が……」と感じてしまっている方もいるかと思います。
そういう方は仕事探しをする前に語学学校などで英語力を鍛えることで、短期間でもしっかりとした英語力を身につけられます。
特にカナダではビジネス英語を専門に勉強するコースをもつ語学学校も多いため、以下で例を出します。
「カプラン トロント」はカナダ最大の都市トロントのダウンタウンに位置する語学学校です。
ビジネスコースの他にも、進学目的のアカデミックコース、カナダ文化の触れ合いを目的とする半日コースなどが用意されているため、さまざまなタイプの留学生と交流できます。
カナダ最大の都市トロントに位置するため、求人の数も他の都市に比べ多く、仕事が見つけやすい環境と言えるでしょう。
カプラン トロントのコース、料金、口コミなどの詳細情報はこちら
「IH バンクーバー」は、日本人をはじめアジア系が多く住むバンクーバーにある語学学校です。
授業では、英語に必要な読み。書き・話す・聴く・文法といったスキルを網羅的に勉強でき、総合的に英語力を鍛えられます。
また数あるコースの中には、J-SHINEと呼ばれる日本で小学校認定指導者資格を取れるコースもあり、将来日本で英語の教師になりたいという方に特におすすめです。
IH バンクーバーのコース、料金、口コミなどの詳細情報はこちら
ここまで、カナダでの就職事情や仕事の探し方についてお伝えしました。
カナダは日本よりも賃金水準が高いため、効率よくお金を得ることができます。もちろんそれなりの会社に就職しようと思えば、専門的なスキルや経験、英会話能力が求められますが、採用までのポイントをしっかりと押さえれば、採用率を上げることは可能です。
重要なポイントは「レジュメとカバーレター」であることをお伝えしました。しっかりと自分の強みをアピールできれば、多少スキル不足でも採用に至るケースはよくあります。
魅力的なレジュメとカバーレターを用意して、カナダでの就職にチャレンジしましょう!
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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