最終更新日:2024/09/13
「イギリスのエディンバラに留学したい」
「でも、どんなところなんだろう……」
と悩んでいる人はいませんか?
エディンバラは中世の街並みが残る歴史ある都市で、エディンバラ城やユネスコの世界遺産である旧市街・新市街など、観光スポットが多々あります。
またハリーポッターの作者であるJ.K.ローリングが執筆していたカフェがあることから、ハリーポッターファンの聖地としても人気です。
観光都市として栄えるだけでなく、エディンバラ大学など有名大学もあり、世界中から留学生が集まる都市の一面もあります。
とはいえ、具体的にエディンバラのどんなところが良いのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこでこの記事では、エディンバラの魅力、留学するメリットとデメリット、エディンバラ留学をおすすめする人の特徴を紹介します。
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イギリス留学は決めたものの、都市選びで迷っている方はぜひこちらの記事を参考に留学先を検討してみてください。
なお、エディンバラ留学について、おすすめポイントや語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
エディンバラ留学
この記事の情報はすべて2023年4月時点のものです。レートはすべて1GBP=164円で計算しています。
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エディンバラはスコットランドの南部に位置し、首都でもある中心的なエリアです。
首都ながらも人口は2021年で52万6,470人とコンパクトに感じますが、地方都市としては十分です(※1)。
都市は中世の街並みが残るオールドタウン、ジョージ王朝時代の建物が並ぶニュータウンを中心に成り立っています。
さらに旧市街と新市街はその美しさからユネスコの世界遺産にも登録されています。エディンバラ城といった歴史ある史跡の多さから、観光客もたくさん集まる都市です。
観光だけでなく、エディンバラ大学といった有名大学があることから、留学先としてもよく選ばれています。現地や文化や歴史についても、滞在しながら勉強できます。
またエディンバラは、夏でも涼しいことが特徴です。6〜8月でも13.2〜15℃と過ごしやすいため、イギリス王室の避暑地として利用されています。
歴史ある落ち着いた都市で、英語や大学の勉強に集中できるおすすめの留学先です。
歴史があり、観光客から人気のエディンバラですが、留学先としても魅力がたくさんあります。
代表的な現地の魅力として、
の5つを紹介します。
冒頭でもお伝えした通り、エディンバラは中世の街並みが現在も残る都市です。
エディンバラはイングランドとの独立戦争、宗教改革戦争など、スコットランドにおけるさまざまな戦争の舞台となりました。
革命の爪痕が残る教会のホリルードアビーやエディンバラ城など、その名残としての史跡が多々見られます。
特にオールドタウン(旧市街)は中世の街並みを残しながら発展したエリアです。世界遺産に選ばれた理由でもある、12世紀に建てられた聖ジャイルズ大聖堂など美しい建物が並びます。
対してニュータウン(新市街)はネオクラシック様式の建物が立ち並び、新旧交わる風景はエディンバラならではです。
スコットランドの多くの歴史的な場面に立ち会ったエリアだからこそ、現地の歴史や雰囲気を知ることができます。
エディンバラは歴史だけでなく、芸術や文化も発展している都市です。
街を歩いていると、アートギャラリーや美術館などがたくさん並びます。例えば、国立スコットランド美術館、国立スコットランド近代美術館などです。
またイベントも豊富で、芸術関連のエディンバラ国際フェスティバル、世界最古のエディンバラ国際映画祭などが開かれます。
エディンバラ国際フェスティバルが特に有名で、世界最大の芸術祭とも言われています。
内容としては、
など、さまざまなパフォーマンスを鑑賞することができます。
週末や帰国前など、勉強の息抜きや観光として楽しめるでしょう。
エディンバラにはエディンバラ大学があり、2023年度におけるQSの世界大学ランキングで15位にランクインしました(※2)。
特に獣医学や言語学に強く、その分野を大学で勉強しようと世界中から留学生が集まります。
またエディンバラ大学はイギリス国内最高峰の研究型公立大学24校による構成団体「ラッセル・グループ」の創設メンバーにも入っています。
ラッセル・グループはイギリスの知的、文化的、経済的に大きな貢献をもたらすことを期待される人材を育成することが目的。オックスフォード大学やケンブリッジ大学なども含まれており、レベルの高い大学しか加入できません。
学生に限らず教授もレベルの高い人材が集まるため、充実した環境で勉強することが可能です。
スコットランドやイギリスは物価が高く、生活費がかかるイメージがあるのではないでしょうか。
エディンバラはイギリスやスコットランドの他の都市と比べると、物価が安いです。
ロンドンと1ヶ月の生活費を比べてみましょう。
何十万円も安くなる訳ではありませんが、1ヶ月あたり4〜5万円は抑えられます。
生活費を節約できることで、留学のために貯めた費用を学費などに使用することも可能です。または1ヶ月あたりの生活費が少ない分、長く現地に滞在できるでしょう。
エディンバラは『ハリー・ポッター』シリーズの作者であるJ.K.ローリング氏が執筆に励んだ場所があると言われています。
エディンバラ市内のニコルソン・カフェ、現在は閉業中ですがエレファント・ハウスというカフェで執筆しており、ハリー・ポッターファンの聖地として慕われています。
また執筆の原点となった場所であることから、エディンバラの街中にはハリー・ポッターグッズを扱うヴィクトリア・ストリートなどがあります。
ファンは留学生活の合間で聖地巡礼をするなど、ハリーポッターの世界を思う存分楽しむことが可能です。
歴史があり、大学など学習環境も整っているエディンバラですが、留学先としてのデメリットも見られます。
主なデメリットとして、
の2つを紹介します。
エディンバラは首都ですが、他の都市とやや距離が離れています。
例えばスコットランドでもっとも大きな都市「グラスゴー」は、エディンバラから電車で1時間です。
買い物や遊びでグラスゴーまで出かける現地の人もいますが、毎日や毎週通える距離とは言えません。
またロンドンまでは電車で4時間半と、さらに遠いです。
長期留学は特に同じ場所にずっと滞在するため、飽きることもあります。気分転換で出かけるのも1日かかるため、利便性は高くありません。
エディンバラはロンドンなど他の都市と比べたとき、治安は良い方です。実際に、世界の物価や治安レベルなどをまとめたNUMBEOが独自に算出した治安レベルを見ると次の通りです。
しかし観光都市であることから、観光客を狙った軽犯罪が発生しています。スリや置き引きなどには最大限の注意が必要です。
街を歩くときはリュックを前に抱える、財布やパスポートは肌見放さず持つ、歩きスマホをしないなど心がけてください。
ここまでエディンバラ留学のメリットやデメリットを紹介しました。
まとめると、エディンバラ留学はスコットランドやイギリスでの留学を考えている中でも、次のような人におすすめです。
エディンバラ大学などレベルの高い学習環境があり、物価が安い分長期で滞在もしやすいです。
エディンバラでの留学をより具体的に検討するなら、語学学校の検討に移りましょう。スクールウィズのLINE相談では、留学生ごとの希望がかなうおすすめの語学学校を無料で紹介しているので、ぜひ検討を進める際にはご利用ください。
一方で「大都市でにぎやかな留学先が良い」「留学中、他の都市にもいろいろ行ってみたい」と考えている方にエディンバラは合わないかもしれません。
エディンバラが合わないと感じた場合には、他の都市を検討してみましょう。
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今回は、エディンバラ留学についてお伝えしました。
おさらいすると、エディンバラ留学のメリットは次の5つです。
この記事を読んでエディンバラに魅力を感じた方は、留学の準備を進めましょう。
留学は自分でも手続きできますが、英語力が必須でスムーズに進まないこともあります。留学まで時間が取りにくい、留学前の勉強に集中したい場合は、留学エージェントを活用するのがおすすめです。
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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
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※1...National Records of Scotland「City of Edinburgh Council Area Profile」(参照日:2023-04-15)
※2...QS「QS World University Rankings 2023: Top global universities」(参照日:2023-04-15)
※3...NUMBEO「Cost of Living in London」(参照日:2023-04-15)
※4...NUMBEO「Cost of Living in Edinburgh」(参照日:2023-04-15)
※5...NUMBEO「Crime in London, United Kingdom」(参照日:2023-04-15)
※6...NUMBEO「Crime in Edinburgh, United Kingdom」(参照日:2023-04-15)
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