ハリファックス留学の特徴とは？メリット・デメリットを徹底解説！

「カナダのハリファックスに留学したい」
「でもどんな都市なのか、分からないな……」

とお悩みではありませんか？

ハリファックスはカナダの東海岸にある港町で、ノバスコシア州の州都です。

海や自然を感じられる場所ながらカナダ内でも英語話者が多い都市。日本人からの知名度が低いことから、日本語から離れてネイティブの英語に触れて英語学習に集中することができる都市です。

しかし現地情報が少ないこともあり、本当にハリファックスに留学して良いのか、まだまだ不安も残りますよね。

そこで今回はハリファックスの基本情報、ハリファックス留学のメリットとデメリット、費用相場、ハリファックス留学をおすすめする人の特徴について解説します。

今回の記事を参考に、ハリファックスが自分の留学先に合っているのか、しっかりと考えていきましょう。

※この記事は2023年12月時点の情報を参考にしています。
※この記事は1CAD＝約106円で計算しています。

ハリファックスは自然豊かでコンパクト、穏やかな港町

ハリファックスはカナダの東海岸側にあり、ノバスコシア州の州都でもあります。人口は2021年時点で43万9,819人で（※1）、バンクーバーなどカナダ内の他の都市よりやや小規模です。

ハリファックスは18 世紀にイギリス人によって築かれ、ハリファックス湾に面する港町であることから、海運業で栄えてきました。現在も都市は港を中心に広がっており、海を近くに感じながら生活できます。街の様子も分かりやすく、ハリファックス港のあるウォーターフロントを中心地とし、その周辺にダウンタウンや商業施設が集まります。

加えて歴史あるレトロな建物と、緑豊かな風景が広がることも特徴です。要塞跡のシタデル、ハリファックス・パブリック・ガーデンズなど、他の都市に比べると落ち着いた雰囲気のスポットが多々あります。

大都会ではないものの生活で不便を感じることはなく、程よく便利な生活と落ち着いた雰囲気の両方を楽しめます。

さらにハリファックスはカナダ内の大都市に比べると物価が安いです。毎月の生活費を調べるとバンクーバーは169,378円（※2）、トロントは163,047円（※3）のところ、ハリファックスは154,557円（※4）とやや下がります。

治安もよく、世界の物価や犯罪レベルなどの統計データをまとめたNUMBEOを見ると、犯罪レベルが47.42と真ん中くらい（※5）。カナダはどの都市も治安が安定していますが、その中でもさらに安心して過ごせる環境です。

日本からハリファックスまでの移動は直行便がなく、経由便を利用して15〜22時間はかかります。ただカナダのトロントやモントリオール、カルガリーなどの都市で乗り換えができ、留学の前後で他の都市を旅行することも可能です。

ハリファックスに住む人は基本的に英語を話し、さらに日本から離れているからこそ、英語学習に集中したい人におすすめの留学先です。

ハリファックス留学のメリット

穏やかな港町で魅力的なハリファックスですが、留学先としてもおすすめです。

そこで続いては、ハリファックス留学のメリットを紹介します。

メリット1．カナダ人比率が高く、英語話者も多い

カナダは移民を積極的に受け入れている国のため、現地の人の国籍が多様なことが特徴です。しかし移民が多い都市ほどネイティブのクリアな英語を聞く機会は少ないなど、デメリットがあるのも事実です。

その中でハリファックスはカナダ人の比率が高く、英語話者も多く見られます。

2021年時点の人口43万9,819人の中での移民と、英語を母国語とする人の割合を算出してみました。

ハリファックス内の移民は人口の4%ほど、英語を母国語とする人が80%以上住んでいるため、街中ではネイティブと英語で話す機会がたくさんあります（※1）。

他の都市でもネイティブのカナダ人は住んでいますが、80%を超えるのは珍しいです。発音が比較的きれいと言われているカナダ人のアクセントなどに触れられるため、英語力を高めたい留学生にはぴったりの環境です。

メリット2．コンパクトながらも生活に必要なものはそろっている

ハリファックスは海に囲まれた小さな都市です。港町で田舎のイメージを持たれますが、ショッピングモールなど生活に必要な施設はほとんどそろっています。州都でもあることから街中にはパブやレストラン、ファーマーズマーケットなどがあり、買い物や食事には困りません。

特にダウンタウンを中心に飲食店や商業施設が集まっているため、買い物はダウンタウンで十分。ダウンタウン自体も歩いて回れるほどコンパクトなため、移動手段が限られる留学生はむしろ住みやすいです。

電車やバスも利用できるため、移動に時間を取られることが少ないです。利便性が高く、慣れない留学生活でも不便を感じることはありません。

メリット3．都会と海・自然が融合した街で過ごしやすい

ハリファックスは海沿いの港町のため海を感じるスポットが多々ありますが、同じくらい緑を感じる場所もあるのがハリファックスの魅力です。

例えば、次のような場所です。

その一方でただ自然豊かなだけでなく、電車やバスがそろっていたりレストランやカフェ、パブがあったり、都会的な一面も見られます。

都会と田舎の両面を楽しめる上に、山も海も揃っているのは珍しいです。落ち着いた都市が好みの人も都会的な賑やかな場所を探している人も満足できるはずです。

メリット4．大学やカレッジが集まっており、専門分野を学びやすい

ハリファックスは穏やかな港町ですが、大学やカレッジなど高等教育機関もいくつか作られています。

大学はダルハウジー大学、ナスカド大学、セント・メアリー大学、マウント・セント・ヴィンセント大学などがあり、それぞれレベルも高いです。

例えばダルハウジー大学は13の学部があり、中でも生命科学学部が農業キャンパスを持っているため、実践的な学びを得られます。留学生の割合も27%と高く、国際交流も期待できそうです（※6）。

ナスカド大学はデザインや美術系の大学で、トラベルライターであり教育者、そして社会活動家でもあるアンナ・レオノウエンスによって創設されました。

デザインや美術系の学校は数が多い訳ではないため、その分野を学びたい人には知識を深められる良い機会です（※7）。

英語話者が多いため語学留学もおすすめですが、大学留学も実現しやすい都市です。

ハリファックス留学のデメリット

ハリファックスは語学留学や大学留学におすすめの都市ですが、メリットばかりな訳ではありません。

そこで次はハリファックス留学のデメリットをいくつか紹介します。

デメリット1．語学学校の選択肢が少ない

ハリファックスは英語話者が多く、英語環境ではあります。しかし都市がコンパクトなため語学学校の数は多い訳ではありません。海外からの留学生にとって、留学先の選択肢が少ないです。

語学学校の数が少ないと、学校が合わなかったときに転校しにくい、自分の学びたい分野のコースが見つからないなど、希望の留学生活が実現できない可能性があります。

ミスマッチが起きないよう、語学留学の場合は事前に学校の口コミをリサーチしておく、自分の希望の条件を整理しておくなど、慎重に選びましょう。

ただし大学がいくつかある分、大学留学も選ぶことが可能です。自分の希望を優先するか、ハリファックスに留学することに重きを置くかで考えるのもおすすめです。

デメリット2．日本人の少なさにホームシックになることもある

ハリファックスはカナダの中では現地在住の日本人、または日本からの留学生が少ないです。

実際にデータを見ても日本語を母国語とする人は300人しかおらず（※1）、語学学校も少ないことから日本人留学生と出会う機会もあまり多くないと予想されます。

短期留学では英語学習に集中できる良い環境ですが、長期留学では寂しく感じるかもしれません。

寂しさを感じない期間で短期留学をする、もしくは留学期間は英語に集中すると決めるなど、自分の海外経験や希望と合わせてハリファックスで良いか考えてみてください。

デメリット3．他の都市より税率が高い

カナダは州によって税率が異なります。

ハリファックスのあるノバスコシア州は消費税（GSTとPSTを合わせた税率）が15%に設定されています。他の都市は13%前後のため、買い物などでやや多くのお金が必要です（※8）。

同じ金額の買い物でも、ハリファックスは出費が多くなります。留学費用は生活費が増えることを想定して、余裕を持った金額で用意しておきましょう。

デメリット4．遊べる場所が少ないので退屈に感じる

ハリファックスは港町ゆえにマリンアクティビティなどが豊富ですが、遊園地や映画館など都会的な娯楽施設はあまり多くありません。

どちらかというと自然豊かなスポットが中心のため、都会的な遊び場所が好みの人は物足りなく感じる可能性があります。

気分転換をしたいとき、都会的なスポットに行きたいときは、週末や卒業から帰国までの時間で思い切って他の都市に遊びに行ってみましょう。

バンクーバーやトロントなどは大都市ゆえに遊び場所が充実している上に、トロントであれば2時間、バンクーバーは6〜7時間のフライトで到着します。

都会的な雰囲気を楽しめるのはもちろん、「カナダ国内でも都市によって特徴が違う」と自分の目で学ぶことができます。

デメリット5．冬は氷点下になるほど寒い

カナダの冬はどの都市も雪が降るほど寒さが厳しくなりますが、東側の都市は特に寒いです。ハリファックスも冬は−5℃くらいまで気温が下がり、雪も降ります。寒さが苦手な人、日本で暖かい地域に住んでいる人は慣れるまで辛く感じるかもしれません。

同じく東側のトロントも氷点下になるほど寒いですが、西側のバンクーバーは冬でも5℃前後のため、それほど厳しくないです。寒さが苦手であればハリファックスは夏に留学しましょう。どうしても冬の留学に限定される場合はバンクーバーなど西側を選ぶことをおすすめします。

ハリファックス留学の費用相場

次は留学したときの具体的な費用を見ていきましょう。

ただし留学費用は語学学校や期間などによって個人差が生まれます。あくまで目安と考え、実際に支払う金額を知りたい場合は留学エージェントなどに見積もりを依頼するほうがより具体的です。

※今回はCLLC ハリファックスのIntensive General English 25時間/週を受講し、シングルの2食付きホームステイで滞在する場合を想定しています。

ハリファックスは物価がやや安いため、他の都市に比べると食費や交通費が抑えられます。

ただし授業料は語学学校によって変わるため、しっかりと調べてから申し込みましょう。

どんな語学学校があるか気になる方はこちらを参考にしてみてください。
ハリファックスの語学学校一覧

留学費用の総額や抑えるコツはこちらにまとめました。
【2022年版】期間別ハリファックス語学留学の費用まとめ

ハリファックス留学をおすすめする人の特徴

ここまでの内容から、ハリファックス留学は以下のような人におすすめです。

ハリファックスは知名度は高くありませんが、ネイティブの割合が高く、勉強に集中できます。

ハリファックスでの留学プランを考えていくなら、語学学探しに移りましょう。スクールウィズのLINE相談では、留学生ごとに希望に合う語学学校を無料で紹介しています。留学プランに少しでも悩んだらぜひご利用ください。

反対にできるだけ多くの語学学校から選びたい人、都会的でエンターテイメントの豊富な都市が良い人は、別の留学先も候補として考えてみてください。

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ハリファックス留学が気になるなら留学エージェントに相談を

ここまでを読んでハリファックス留学を決めた人もいるかと思います。

次は学校探しや入学手続きに進みますが、どの学校が自分に合うか悩むのではないでしょうか。留学プラン作りは自分で進めることも可能ですが、数ある中から学校を探したり、情報が少ない留学先を1人でリサーチしたりするのは想像以上に時間がかかります。

また自分が選んだ語学学校が本当に良いのか、なかなか確信も持ちにくいかと思います。

留学プラン作りが難しいと感じたら、留学エージェントに相談するのもおすすめです。

留学エージェントは語学学校探しや入学手続きなど、留学に必要な準備をサポートしてくれる企業のこと。留学プランから相談できることもあり、面談を通してあなたに合った国や都市、語学学校を提案してくれます。

スクールウィズでも相談を受け付けており、初回面談はもちろん基本的なサポートは無料。LINEで気軽にやり取りでき、申し込みの負担もありません。

まずはこちらのLINEに登録し、気になることがあればいつでもご連絡ください。留学経験のあるカウンセラーやスタッフが国や都市、学校選びの疑問にお答えします。

少しでも悩んだらいつでもご活用くださいね。

まとめ

今回は、ハリファックス留学のメリットとデメリットを解説しました。

おさらいすると、ハリファックス留学には以下のメリットがあります。

できるだけネイティブの英語に触れながら生活したい人、勉強に集中しやすく利便性も確保したい人にはおすすめです。

ここまでを読んでハリファックス留学が自分に合っていると感じた人は、さっそく語学学校や滞在先探しなど留学準備を進めましょう。

自分で手配するのが大変、忙しくてなかなかできない……といった場合は留学エージェントに相談するのがおすすめです。

スクールウィズのLINEでは、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。

留学先選びや準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、なんでも相談していただいて構いません。国や都市、学校選びで迷ったらいつでもご利用ください。

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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