最終更新日:2024/08/25
日本からフィラデルフィアへ渡航する場合、フィラデルフィア国際空港が主に使われています。航空券予約サイトでも、フィラデルフィアを目的地に選ぶと基本的にはフィラデルフィア国際空港が設定されるので、空港を間違えるという心配は少ないです。
ただし海外への渡航に慣れていない場合、利用する空港がわかっても入国の流れや空港からの移動方法などイメージが持てず、到着後うまく滞在先まで移動できるか不安を感じますよね。
そこで今回は、フィラデルフィアへ渡航する際に利用する空港と入国の流れ、市内へのアクセスをご紹介します。
これから渡航準備を始めようという方は、ぜひ本記事を参考に空港に着いてからの移動イメージを持っていただければと思います。
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではアメリカドルをUSDと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1USD=148円で計算しています。
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冒頭でもお伝えした通り、日本からフィラデルフィアへ渡航する際に主に利用されているのは、フィラデルフィア国際空港(空港コード:PHL)です。2023年には2,800万人を超える旅客数を記録し、アメリカ国内でも有数の利用者数を誇る空港となっています(※1)。
なお、フィラデルフィア周辺にはフィラデルフィア国際空港以外にも、ノースイースト・フィラデルフィア空港(空港コード:PNE)があるため、航空券を購入する際や空港へ移動する際には注意してください。
日本からフィラデルフィア国際空港へは現在、直行便は運行されていません。基本的にはニューヨークなどのアメリカ国内の空港を経由して向かう形になるので、あらかじめ乗り継ぎなどで時間がかかることは念頭に置いておきましょう。
直行便を運行している航空会社や運行スケジュールは変更が激しいため、航空券を探す際には最新の情報をもとに購入手続きを進めてください。
フィラデルフィア国際空港は市内中心部から南西へ10kmほどの距離にあります。
空港は7つのターミナルで構成されています。
フィラデルフィア国際空港では、80を超える飲食店があり、乗り継ぎの待ち時間や早めに空港へ着いた際に時間を潰しやすいです。
中にはスターバックスといった日本でも馴染み深いお店もあります。
お土産を買い忘れた場合には、空港内のお土産店が利用できます。フィラデルフィア国際空港ではお土産店が充実しているので、アメリカやフィラデルフィアを感じられるグッズなどを手に入れやすいです。
具体的なお店は下のページで一覧で紹介されているので、興味のある品物が空港で買えそうか気になる方はチェックしてみてください。
PHL Food & Shops「Shop」
フィラデルフィア国際空港では、9つのラウンジが設置されているので、利用条件などを知りたい場合にはリンク先よりご確認ください。
American Airlines Admirals Club
American Express Centurion Lounge
British Airways Galleries Club Lounge
Delta Sky Club
United Club
Minute Suites
Be Relax Spa
XpresSpa
USO Center
アメリカでの入国には主に上の4つのステップであります。
アメリカへ入国する際には、税関申請書を記入し提出する必要があります。基本的には機内で配布されるので、到着前に記入欄を埋めておきましょう。
なお、税関申請書は到着後空港で受け取り記入することも可能です。
空港へ到着すると、続いては入国審査を受けます。もし英語力に不安を感じる場合には、事前に聞かれやすい質問への自分の回答を準備しておきましょう。
よく聞かれる質問や入国審査前にしておく準備は下の記事でまとめているので、準備に漏れがないか確認したい方はあわせて参考にしてみてください。
事前に知っておけば怖くない!アメリカの入国審査の流れや質問項目、解答例をご紹介
入国審査などを終えると、荷物の受け取り口へ移動します。飛行機から降り、通路案内に従うと航空便ごとの荷物が運ばれるターンテーブルが並ぶエリアに到着するので、まずは自分の荷物を受け取ってください。
入国審査が完了すれば、あとは到着口へ移動して入国完了です。滞在先までのピックアップを申し込んでいる場合には、指定の場所へ移動し担当者が来るのを待ちましょう。
また、自分で滞在先や市内へ移動する場合には、空港の案内に従い利用する移動手段の停留場所まで移動してください。空港では無料のWi-Fiが使えるので、事前に配車アプリのダウンロードや地図の読み込み、移動手段の検討などをする際には利用してみてください。
なお、アメリカ渡航時には事前にビザ、あるいはESTAの申請が必要になります。
詳しい申請方法は下記の記事で紹介しているので、ビザ準備を進める際には参考にしていただければと思います。
【2024年版】アメリカ留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
続いては、入国から市内へのアクセス方法と移動時間の目安、料金を紹介します(※2、3)。
・SEPTA(電車)
・SEPTA(路線バス)
・タクシー
・配車アプリ
・シャトルバン
フィラデルフィア国際空港から公共交通機関を使った移動には、電車が利用できます。タクシーなどと比べ料金が安く、なるべく移動費を抑えたい方におすすめです。
目安の移動時間 | 30分 |
---|---|
料金 | 6.50USD(約962円) |
運行時間 | 【月〜日曜】5:07〜0:07(※4) |
SEPTAの駅までは、到着口と建物正面にある立体駐車場との間にあります。
フィラデルフィア中心部「30th Street」駅までは乗り換えなしで移動できます。
なお、SEPTAを利用する際には、Keyカードという交通系ICカードの利用がおすすめです。
Keyカードは駅などで販売されており、料金は4.95USD(約733円)です(※4)。
公共交通機関を使った移動には、電車の他にバスも利用できます。フィラデルフィア国際空港から市内中心部までの移動では、乗り換えが発生するため電車よりも手間はかかりますが電車よりも若干安く移動できます。
目安の移動時間 | 1時間 |
---|---|
料金 | 4.00USD(約592円) |
運行時間 | 【月〜日曜】3:32〜翌2:33(※5、6) |
バス停は空港ターミナル建物の向かいにある立体駐車場内にあります。
空港からは「37番」ルートのバスに乗り、「Broad St at Snyder Ave」で「4番」ルートのバスに乗り換えましょう。
バスの乗り方は下の動画で紹介されているので、利用イメージを持ちたい方は参考にしてみてください。
タクシーはバスと比べ料金が高くなってしまいますが、乗車券を購入するなどの手間少なく市内まで移動できます。また、海外渡航が初めてで、公共交通機関の利用に不安を感じる場合にもタクシーは使いやすい移動手段となります。
目安の移動時間 | 約20〜30分 |
---|---|
料金 | 20.00〜40.00USD(約2,960〜5,920円)+チップ |
なお、チップの相場については下の記事で解説しているので、金額イメージが持てない場合には参考にしてみてください。
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします!
タクシー乗り場もバス停と同様、到着口向かうにある駐車場の中にあります。
アメリカではUberやLyftといった配車アプリも一般的に使われており、タクシーよりも安く移動したい方におすすめです。
ただし、配車アプリの利用料金は時間帯やドライバーの稼働状況で金額が変わりやすく、場合によってタクシーよりも高くなってしまうこともあります。利用する際にはまずは料金を確認してから、利用するかどうかを決めてください。
目安の移動時間 | 約20〜30分 |
---|---|
料金 | 20.00〜40.00USD(約2,960〜5,920円)+チップ |
配車アプリのピックアップエリアも、バス、タクシー同様立体駐車場内にあります。エリア内は細かくゾーンが分けられているので、利用する際には必ずドライバーのメッセージを確認してから待ち合わせ場所に移動してください。
もしアプリをダウンロードしていなければ、渡航前にアプリをダウンロードしておきましょう。
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
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Lyft
Lyft
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留学でフィラデルフィアを訪れる場合には、語学学校への申し込みのオプションとして空港送迎を選ぶことができます。
滞在先となる学生寮やホームステイ先は必ずしもフィラデルフィアの中心部にあるとは限らず、公共交通機関を利用して行くとなるとかなり時間も体力も奪われてしまいます。
目安の移動時間 | 滞在先によって異なる |
---|---|
料金 | 155.00USD(約22,940円)※語学学校のオプションの場合 |
多くの場合、空港送迎のピックアップは空港到着口で待ち合わせとなります。ドライバーは申込者の名前が書かれたカードを持っていたり、事前に共有されている申込者の特徴をもとに声をかけたりするので、自分の担当ドライバーを探しましょう。
探してもドライバーが見当たらない場合には、事前に共有されているドライバーの連絡先か、通学予定の語学学校、利用しているエージェントなどに連絡を取り、指示を仰ぎましょう。
今回はフィラデルフィアへ渡航する際の空港について紹介しました。本記事は少しでも空港到着後の移動イメージを掴むのに役立てれば幸いです。
また、フィラデルフィアへの留学を考えている方。持ち物の準備は順調に進んでいますか?
もし何から準備すれば良いかわからないという場合には、アメリカ留学の準備の流れを下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
アメリカ留学前の準備の流れ
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...PHL.org「PHL Welcomed 28.1 Million Passengers in 2023」(参照日:2024-8-14)
※2...SEPTA「Fare Pricing」(参照日:2024-8-14)
※3...Uber「Uber Estimate」(参照日:2024-8-14)
※4...SEPTA「Airport Line」(参照日:2024-8-14)
※5...SEPTA「Bus Route 37」(参照日:2024-8-14)
※6...SEPTA「Bus Route 4」(参照日:2024-8-14)
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