フィリピン留学は効果なし?英語力を伸ばすために必要なポイントやおすすめの期間を解説!
こんにちは、フィリピン・クラークでの留学経験がある社会人ライターのAyakaです!
突然ですが、「フィリピン留学の効果って実際どうなの?」と気になっていませんか。
フィリピンでの語学留学は、私がフィリピン留学した約10年前と比べ、人気が高い留学方法になりました。一方で、「せっかく留学したのに全然効果がなかった……」という口コミもよく目にします。
そこで今回は、「フィリピン留学が気になるけど失敗したくない」「フィリピン留学の経験者の意見を聞きたい」と考えている人に向けて、
・フィリピン留学の効果
・フィリピン留学で効果が実感できない理由
・フィリピン留学のおすすめ留学期間
・留学の効果を高めるポイントと注意点
などをご紹介していきます。フィリピン留学経験者の本音を交えて解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
なお、フィリピン留学について、費用やおすすめの都市、学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
フィリピン留学
[目次]
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フィリピン留学で期待できる効果3つ
まずは、フィリピン留学で期待できる効果を3つご紹介します。
効果(1)英語を使うことに抵抗がなくなる
第一の効果は、英語を使うことに抵抗がなくなるという点です。日本にいると、「発音を間違えたらどうしよう」「人前で英語を話すのは恥ずかしい」と感じる人が多いと思います。私もその一人でした。
でも、現地に行ってしまえば英語を使うしかありません。ネガティブな感情は捨てて、口を動かしてみるという経験を経ると、英語を使う=話すことに抵抗がなくなります。
日本人はインプット型の学習が中心のため、フィリピン留学することで、アウトプットの英語力がアップしやすいでしょう。
効果(2)スピーキング力アップを実感
英語を話せるようになるには、瞬発力が欠かせません。フィリピン留学によって、スピーキング力がアップしたと感じる人が多くいます。
例えば「How are you doing?」の返答一つとっても、実際にネイティブが使う英語は「I’m pretty great.」「Not too bad.」「I’m tired.」などバリエーション豊かです。
フィリピン留学中は、教科書では学べないパターンを習得する→実践するという練習ができるため、いわゆる「英語脳」が育ちます。英語脳とは、いちいち日本語に訳して対応するのではなく、AといわれたらBと返すのような瞬発力のことです。
効果(3)海外での生活で視野が広がる
フィリピン留学中には、様々な国の人と関わる機会や、海外で暮らすという経験が得られます。私が留学していた時は、中国・韓国・タイの学生に加え、フィリピン・アメリカ・イギリスの講師陣から英語を教わっていました。
日本にいるだけでは知り合えなかった人と様々な会話をする生活は、多様な価値観に触れるとてもいい経験でした。また、海外に出たことで日本の良さや課題を考えるきっかけにもなり、視野を広げることもできました。
フィリピン留学の効果を実感できない理由とは?
次に、フィリピン留学のネガティブな意見について、どうして効果が実感できなかったのかを考えていきます。ここでは私が留学していた時、英語力が伸びずに悩んでいた人の実例をご紹介します。
理由(1)日本語を使っている
私が留学した学校は、約半分が日本人でした。日本人は日本人同士でつるむ傾向にあり、せっかく留学に来ているのに日本語で会話している人は英語力が伸びていませんでした。
私はというと、できるだけフィリピン人の先生とご飯に出かけたり、他の国の友達と過ごすように心がけて、意識的に英語を使う時間を確保していました。
留学したのに授業以外は日本語を使ってしまうと、フィリピン留学の効果は半減します。「一言も日本語を使わない!」と宣言していたストイックな生徒もいるほどなので、日本人と話すときも英語を使うなどの心がけが重要です。
理由(2)復習や自習を怠る
フィリピンは物価が安く、外食・買い物・アクティビティと日本の1/3ほどの金額で楽しむことができます。だからといって、毎週末飲みに出かけたり、授業後に遊び歩いている人の英語力は伸びません。
フィリピン留学では、基本的に予習は必要ありません。しかし、その日学んだことをチェックする復習は、記憶の定着のためにとても大切な作業です。
「遊びに誘われて断れない」「輪を乱したくない」など、日本人は他の人に気を使うことが多いですが、フィリピンに来た目的は何かを意識して勉強に取り組みましょう。
理由(3)留学期間が短すぎる
フィリピン留学で効果が得られなかったと感じる理由に、留学期間の短さも影響しています。
「海外に行くだけで英語力がアップする」というのは幻想で、「どれだけ勉強したか」が英語力アップを握る鍵です。スタート時の英語力にもよりますが、1〜2週間の留学で効果を実感するのは難しいというのが私の意見です。
私は約2ヶ月留学していましたが、その間にできることは限られていたなというのが率直な印象です。例えば、単語を覚えるにしても2ヶ月では限界があり、初めの数週間は環境や授業についていくので必死でした。
フィリピン留学は何ヶ月がおすすめ?期間別の効果を紹介
では、フィリピン留学は一体どのくらい行けば効果を実感できるのでしょうか。留学する人が多い期間をピックアップしてそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
留学期間(1)1週間
メリット
1週間程度の留学は、英語が苦手な人や海外での留学に不安がある初心者に向いています。お試しとして1週間程度留学することで、英語学習へのモチベーションアップに役立ちます。
デメリット
1週間の留学期間だと、授業を受けることができるのは4〜5日程度です。できることが限られるため、英語力がアップしたと感じることは難しいでしょう。
期待できる効果
・英語を使う環境に慣れる
・英語コミュニケーションの楽しさを体験できる
留学期間(2)2週間
メリット
1週間の留学と比べると、英語に触れる時間は倍になります。英語を使う楽しさを体感できるだけでなく、自分の課題や改善点を見つけ修正することが可能です。2週間の留学を経験することで、日本に戻ってからどのような学習を続けるのかなどの視点も身につきます。
デメリット
1週間より時間は長くなるものの、具体的な効果を感じるのは難しいのが正直なところです。2週間留学を入り口として、英語学習を続けることができれば、帰国後に英語力アップを体感することもあります。
期待できる効果
・英語が伝わる楽しさを体験できる
・自分の課題を見つけることができる
・発音の改善
留学期間(3)1ヶ月
メリット
1ヶ月の留学ほど滞在すると、初心者でも簡単な会話であれば、すらっと出てくるようになります。多少の時間はかかっても、正しい文法を使って講師たちとコミュニケーションを取ることができるでしょう。フィリピンに滞在していて、ようやく楽しさを見出せる期間です。
デメリット
1ヶ月留学の期間では、「英語が使えるようになり始めた」というタイミングで帰国することになってしまいます。帰国後も高いモチベーションで勉強を続けないと、あっという間に1ヶ月の成果が無駄になってしまうので注意が必要です。
期待できる効果
・簡単な英会話ができるようになる
・英語を話すのが楽しいと感じるようになる
1ヶ月の留学について詳しく知りたい方は下のページをご確認ください。1ヶ月の短期留学でより高い効果を出すコツについても紹介しています。
1カ月の短期留学って効果ある?英語力はリスニングやスピーキングが伸びやすい!
留学期間(4)2ヶ月
メリット
2ヶ月滞在すると、一通りの課題や練習をやり終えることができるでしょう。私が2ヶ月留学した時は、英語を使うことに慣れ、語彙力や文法力がアップしたと体感できました。また、環境にも慣れたことで、講師陣ともスムーズにコミュニケーションが取れました。
デメリット
私の場合、1ヶ月のデメリットと同じように、まだ勉強し足りない、英語力が十分にアップできていない状態で帰国しました。2ヶ月の留学では、アウトプット(話す)→インプット(復習)を一通り繰り返しただけなので、もう少し時間があればいいなと感じました。
期待できる効果
・日常的なやりとりができるようになる
・長めの文章を使って英語で会話できるようになる
・文法の間違いに注意しながら英語が使えるようになる
留学期間(5)3ヶ月
メリット
環境にも、英語を使うことにも慣れる時期です。初心者でも3ヶ月留学をすれば600時間ほどの学習時間を確保でき、中級レベルに到達することが可能です。例えば、TOEICで400〜500点代の人であれば、700点代も十分に狙えるレベルに達するはずです。リスニング力のアップも実感できるようになるでしょう。
デメリット
初級から中級に達するのは比較的簡単ですが、まだまだ思い通りに英語が使えるレベルではありません。ここから上級レベルに行くまでが、勝負です。基本的な英語力は上がりますが、ネイティブ圏への留学を考えている人はもう一歩英語力をブラッシュアップさせる必要があります。表現の幅や語彙力強化が必須です。
期待できる効果
・TOEICスコアのアップ(600〜700点代)
・リスニング力のアップ
・単調な会話から込み入った話ができるようになる
下のページでは、3ヶ月間のフィリピン留学で、英語力も含めて具体的にどのような経験、メリットが得られたのか、実際の留学体験をもとに紹介しています。
3ヶ月のフィリピン留学で実際何が得られるの?僕の体験談をもとに紹介する
留学期間(6)半年
メリット
「英語が話せるようになった」と実感でき、英語レベルも中級以上になります。自分に自信がつき、英語を使いこなす楽しさを体感できているはずです。きちんと対策をすれば、正規留学でも対応できるだけの英語力が身につきます。
デメリット
留学当初に比べ英語力はありますが、あくまでも舞台はフィリピンです。ネイティブ圏での留学や就労を考えている場合、完璧に聞き取り話せるレベルには達していません。ここで満足してしまわず、たゆまぬ努力を続ける必要があります。
また1つの学校に半年いると環境がマンネリ化することもあるので、3ヶ月で学校を変えたり、または欧米への留学に変更する2カ国留学を検討するのもいいかもしれません。
2ヶ国留学について詳しく知りたい方は下のページをご確認ください。2ヶ国留学のメリットや費用などを紹介しています。
2ヶ国留学のご案内
期待できる効果
・基本的に会話には困らないレベル
・英語が使えると実感できる
・TOEICスコアのアップ(700〜800点代)
英語力アップの効果を実感するには最低3ヶ月以上の留学がおすすめ!
これまで留学期間別のメリットとデメリットをご紹介しましたが、ずばりおすすめな留学期間は3ヶ月以上です。
私自身、2ヶ月の留学では物足りませんでした。英語を使うことには慣れたけれど、上質なアウトプットまではやりきれなかったと感じています。
3ヶ月留学すれば、600時間程度の学習時間を確保できるので、英語ができるようになったと実感できるでしょう。TOEICなどを受ければ、きちんと結果もついてきます。
ただし、きちんと勉強した人に限るので、現地にいるだけで英語力がアップするわけではないことは申し添えておきます。
フィリピン留学で英語力アップ!効果を高めるためのポイント3つ
では、フィリピン留学で英語力を効果的にアップし、英語力アップを実感するために知っておきたいポイントを3つ紹介します。
ポイント(1)留学前に基礎英語力をアップさせておく
フィリピン留学は英語が苦手な人でも留学は可能ですが、最低限の英語力は必要です。
具体的には、中学卒業程度の単語力と文法力があったほうがいいでしょう。
現地での講師とのコミュニケーションは基本的に英語です。単語や文法が全くわからないというレベルではなく、英検でいうと3級、TOEICだと400〜500点ほどがあると安心です。
留学を考えている人は、まず中学卒業レベルの英語力まで日本で完璧にしていくと、現地での効果をより実感できます。
下のページでは、留学までにやっておいた方が良い勉強法を具体的に紹介しています。おすすめの教材なども紹介しているので、勉強に悩んでいる方はぜひ確認してみてください。
留学は事前の準備が重要!留学前にやっておくべき勉強5選
ポイント(2)留学の目的が何かを明確にする
自分がなぜ留学に行くのか、どんな成果を期待しているかを明確にしましょう。私の場合、「英語が話せるようになりたい」と漠然とした目標だけで留学に行ったため、具体的な効果の実感ができませんでした。
これから留学を考えている人はまず、「英語を話せるようになりたい」という目標の後に、例えば「TOEIC750点」「英検準1級」のような具体的な到達目標を設定しておきましょう。
資格を取る先にそれぞれの目的があると思います。ですので、「海外で就職したいから英語が話せるようになりたい。まずはTOEIC750点を1年以内に取る」という明確で具体的な目標を設定してみてくださいね。
ポイント(3)フィリピン留学の失敗談などをチェックしておく
私がフィリピン留学に行った頃は、現在ほどポピュラーではなかったため、情報がまだ少なかったです。そのため、現地に行って驚くことがたくさんありました。
数多くの人が留学しているということは、口コミや評判、ネットでの体験談を目にする機会がたくさんあります。失敗談をネガティブなものとして捉えるのではなく、自分が同じ失敗を繰り返さないためには何ができるか参考にすることをおすすめします。
また、フィリピン留学で失敗を防ぐためにも、事前に語学学校や留学期間などについてカウンセラーに相談しましょう。留学経験者であるカウンセラーがあなたに合ったプログラムを提案してくれます。
フィリピン留学中の気をつけたい注意点3つ
最後に、フィリピンに留学する際に気をつけたい注意点を3つ紹介します。トラブルに巻き込まれないためにも、しっかりとチェックしておきましょう。
注意点(1)体調管理に注意する
フィリピンの気候は日本とは異なり、年中を通して温暖な気候です。地域差はあるものの、慣れない環境では体調を壊してしまうことがあります。特に、渡航したての頃は体が慣れていないため無理をしがちです。結果を出さないと……!と頑張りすぎて、体調を壊す人をたくさんみました(私もその一人です)。
疲れたなと思ったらリフレッシュする、たまには息抜きで旅行に出かけるなど、自分を追い込みすぎないことが大切です。
注意点(2)安全を徹底!日本と同じ感覚で過ごさない
私の友人は、フィリピン留学中にスマートフォンを2回盗まれました。フィリピンは急激な成長を遂げてはいるものの、日本と同じように安全でないと覚えておきましょう。
街中ではスリや強盗事件が起こることもあります。特に観光客と見られる日本人は狙われやすいので、一人では出歩かない、高級品をあからさまに身に着けないなど、ここは日本ではないことを意識し、自分で対策できることをして危険から身を守りましょう。
注意点(3)積極的に英語を使って交流する
これまで、留学を成功させるためのポイントや注意点をご紹介してきましたが、一番大切なことは積極的に英語を使って交流する姿勢です。日本人は控えめで、間違えたらどうしようとか、恥ずかしい思いをしたくないと考える人が多いです。
でも海外に一歩出ると、ネイティブでも文法を間違えます。正しい英語を使うことはもちろん大切ですが、間違える事を恐れず挑戦することのほうがもっと重要です。せっかくの留学の機会を無駄にしないためにも、積極的に挑戦する姿勢を必ず持って留学生活を過ごしてくださいね。
まとめ
今回はフィリピン留学の効果について、フィリピンでの留学経験を踏まえながら本音でご紹介しました。
留学前はきっと、「効果がなかったらどうしよう……」「慣れない環境でやっていけるかな」と不安に思っている人も多いでしょう。でも安心してください。私はフィリピン留学に行って、本当によかったと思っています。先ほどご紹介したように、
・英語を使うことに抵抗がなくなる
・スピーキング力アップを実感
・海外での生活で視野が広がる
という、3つの効果を実感できたからです。それにフィリピン人の多くがポジティブで明るく、今振り返ってみると、彼らから英語を勉強する楽しさも教えてもらいました。
ぜひ今回ご紹介したフィリピン留学の効果やポイントを参考にしていただき、みなさんの留学生活に生かしていただければ幸いです。
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