留学するのに条件ってあるの?英語力・成績・資力別に条件や知っておきたいポイントを解説
- 2019/11/23
みなさん、こんにちは。オーストラリアとフィリピンで短期留学をしていたMinaです。
留学と聞くと、渡航前からある程度の語学力が求められたり、学校での成績が高い必要があるのでは、と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、留学するには満たすべき条件があるの?という疑問を解決すべく、留学に関する必要条件についてご紹介します。
私の場合は、留学前に語学力を求められることはありませんでしたが、留学方法の中には、事前に満たしておかなければいけない条件が提示されている場合もあります。
今回の記事を読んで、必要な条件があるのかどうか、ある場合にはどのようなことが求められるのか、確認していきましょう。
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留学をする際に求められている条件は主に3つ!
ここからは、留学する際に求められる条件を大きく3つご紹介します。
(1)英語力
結論から言うと、留学する前にこのくらいの英語力が必須ということはありません。現在、英語力が全くない状態でも留学をすることは可能です。
ただし、現地の大学に交換留学として留学する場合や、現地の学生と同じように学部生として入学する場合には、規定の英語力(資格)が求められることも多々あります。
また語学学校でも、例えばビジネス英語コースやIELTS対策コースなどでは一定の英語力が求められることもあります。
交換留学や正規入学、一定の英語力を必要とする語学コースへの留学を検討している方は、学校の募集要項をチェックするようにしましょう。
(2)成績
交換留学をする場合は、所属する大学が定める成績を求められる場合があります。
大抵の大学がIELTSやTOEFLを基準とする場合が多いため、成績を求められる場合は少ないものの、アメリカの大学などではGPAの提出が求められる場合もあります。
(3)お金
意外かもしれませんが、留学する場所によっては、一定の銀行口座残高の証明が求められる場合があります。
留学生が多い国の中では、アメリカが該当します。学業生活を続けるのに十分の資力がありますという証明が必要です。
留学の方法別に求められている条件一覧
先ほどお伝えしたように、英語力・成績・お金に関しては、留学する場合に必ず必要という訳ではなく、留学の種類によって異なります。
ここでは、留学の種類別に求められる条件を解説します。
正規留学
正規留学とは、大学や高校などの教育機関で、現地の学生と一緒に学ぶ留学を指します。
英語力
アメリカやカナダはTOEFLで60点以上は必須です。イギリスの場合は、IELTSを基準としている場合が多く、IELTS6.0が目安です。
成績
留学先の学校によって条件があるかどうかは異なります。英語力だけが条件となっている学校も多いですが、高校または大学の総合成績を評価する場合もあるため、留学先の学校の情報に従ってください。
お金
国によって必要な費用は異なります。正規留学の場合は、2年制または4年制の大学に入る方がほとんどだと思います。長期の留学になるため、一定の資金力の証明を求められることもあります。
また、現地の大学へ留学する費用は、1年あたり約200〜500万円程度かかる場合が多いため、事前に留学費用を準備しておく必要があります。
交換留学
交換留学とは、所属する高校または大学が海外の学校と提携を組んでおり、お互いに学生を交換する留学のことです。有名大学への留学も固定の枠を持っているため、正規留学よりハードルが低く留学できる可能性があります。
英語力
留学先によりますが、IELTSかTOEFLで一定の点数を突破していることが条件になります。条件の点数をクリアした人たちの中からその後面接等を重ねて、募集人数の枠を勝ち取っていきます。
成績
学校の成績を求められることも稀にあります。海外の大学では、学校の成績を総合評価してGPA(Grade Point Average)という数値で評価することが多いです。この評価で数字が高いほど成績優秀ということになり、一定のGPAを留学の基準としている場合もあります。
お金
交換留学は、正規留学より費用を抑えて留学することができ、資金力の証明も求められないことが多いです。求められた場合でも、親の残高証明等が求められます。
語学留学
最後は語学留学についてです。英語を学ぶための学校で、世界各国から生徒が集まってクラスが編成されます。
英語力
基本的に、留学前の英語力は必要とされません。入学時の英語力テストでレベル別にクラスが分けられ、そこで学ぶ流れが一般的です。
ただ先程紹介したように、ビジネス語学コースなどの専門英語コースの場合は、学内テストや試験スコアなどで一定の英語力を示す必要がある場合も。
一般的な英語コースの場合は留学前の英語力は不要ですが、英語は現地に行ってから勉強しようという姿勢よりは、文法や単語のように日本でも勉強できるものは最大限勉強をしておくことをオススメします。
イメージとしては、日本で学習できる知識は取り溜め、現地では実際に使う場をたくさん増やしてコミュニケーションに専念する感じです。これは私が痛感したことなので、効率よく語学習得したい人は試してみてください。
成績
日本の学校での成績証明は不要です。
お金
留学する国のビザ取得の際に必要となる場合はあります。特にワーキングホリデービザで入国して語学学校に通う場合は、銀行の残高証明がビザ取得の条件の場合も多いため、事前に確認をするようにしましょう。学校から資金力の証明を求められることはないでしょう。
留学先の国別に求められる条件一覧
留学に必要な条件は行く国によっても大きく異なるため、国別に求められる条件を見ていきましょう。
アメリカ
英語力に関しては交換留学・正規留学の場合、TOEFL60以上の点数が設定されている場合がほとんどです。成績に関してはGPAという成績評価制度で成績を数値化して判断されます。
英語力・成績に関しては留学先の学校により異なりますので、事前に確認しておきましょう。
お金については、アメリカの学生ビザ取得には銀行の残高証明が必要となっています。
イギリス
イギリス留学では、IELTSで英語力を判定します。交換留学・正規留学の場合、IELTS6.0以上を条件としている学校が多いです。
イギリスはアメリカと比較すると学校の数が少ないため、アメリカ留学で求められる英語力よりも高い語学力が求められる場合が多いことも覚えておきましょう。
お金については、アメリカ同様で学生ビザ取得には銀行の残高証明が必要となっています。
オーストラリア
オーストラリアは、イギリス文化に大きく影響されていることもあり、英語力に関してはIELTSで評価されることが多いです。
交換留学・正規留学の場合は、イギリス同様IELTS6.0が一定の基準となり、有名大学になるとIELTS7.0が基準となってきます。
お金に関しては、学生ビザの取得については不要ですが、ワーキングホリデービザで入国する場合には必要です。
カナダ
カナダでの正規留学・交換留学については、アメリカと同様でTOEFLの点数が求められます。TOEFL60の点数が最低でも必要となる印象です。点数が足りない人は、まずは語学学校に通い、英語力を磨いてから正規留学・交換留学に望むという手もあります。
お金に関しては、残高証明が必要となっています。
条件に達してなくても諦めないで!まず対策すべきこと
これまで、留学の種類別・国別に留学に必要な条件をご紹介しました。中には、必要条件を達成していないと焦っている方もいるのではないでしょうか。そんな方でも留学を諦めずに済む対策をお伝えします。
英語力の条件が足りない人
まずは、条件を満たせるように勉強をする必要があります。自力で勉強するのにも限界を感じてきた人は、まずは語学学校でIELTSやTOEFLの専門コースで勉強するという方法をオススメします。資格の対策に特化しているため、効率よく勉強をすることができます。
語学学校では、こういった資格特化型のプランが数多く用意されていますので、ぜひ一度調べてみてください。
IELTS対策ができる学校を調べる
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お金の条件が足りない人
どうしても留学資金が集まらないという方は、奨学金制度を利用する方法も。政府が用意しているものから、銀行や企業が留学をしたい人を支援するために用意されているものまであり、中には返済不要のプランもあります。
留学を金銭面で諦めるのはもったいないですよね。自分にあった留学用奨学金制度に頼るのも手です。
成績の条件が足りない人
成績が足りない場合でも諦める必要はありません。もちろん有名大学への留学の場合は、一定のGPAを満たしていなければ足切りになる場合もありますが、成績だけが評価基準という訳ではないからです。
GPAの他にも学校でのボランティアや部活動が評価につながることもあれば、英語力で補えることもあります。
また、APテスト(Advanced Placement Test)と呼ばれる、任意で受験可能なテストで成績を証明する方法もあります。APテストの趣旨としては、各学校でカリキュラムは異なり、GPAでは平等性が出ないという部分を補うため、共通のカリキュラムを提供して一律の判断基準で評価をするという所にあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。留学をする際の条件について、クリアになりましたか?
留学する際に確認すべき条件は以下の3つです。
- (1)英語力
- (2)成績
- (3)資力
英語力と成績に関しては、語学学校への留学であれば条件不要です。正規留学・交換留学であれば、留学先によって条件が設定されている場合がほとんどですので、自分の行きたい学校の情報を確認しましょう。
また、行く国・学校によっても求められる英語力や成績を何で判断するか異なりますので、注意してください。
お金に関しては、学校から求められることはありませんが、ビザ取得の際には証明が必要となる国が多いです。こちらもしっかりと準備をするようにしましょう。
今回の記事を読んで、みなさんの留学準備に少しでも役に立てたら嬉しいです。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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