ワーホリで美容師として活躍するには? 先輩美容師にインタビューしてみた #メルボルンで働く 02
みなさん、こんにちは。オーストラリア・メルボルンで競技チアリーディングの選手として留学中の笠原園花(かさはら そのか)です。
本連載はメルボルンで留学やワーホリをしながら仕事をしている日本人に密着取材し、そのリアルな生活ぶりをお伝えする「メルボルン・留学お仕事シリーズ」第2弾!
今回紹介するのは、ワーキングホリデービザを利用してメルボルンに滞在しながら日系美容室で働く武田ゆうさんです。
日本で美容師資格を持つ武田さんの美容師歴は12年。韓国でもワーホリをしながら美容師として働いた経験をもっています。
韓国で英語を話すお客様が美容室に多く来店していたことから、「英語を話せるようになりたい」と思い立ち一度日本に帰国。その後2018年9月にメルボルンへ渡航しました。
わずか10日目で美容師としての仕事を獲得した武田さんに、「メルボルンにおける美容師としての仕事」について伺いました。
まずは武田さんの一日から見ていきましょう。
なお、オーストラリアのワーキングホリデーについての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ワーキングホリデーならオーストラリアがおすすめ!必要費用や条件を徹底解説
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メルボルンで働く美容師の一日とは
武田さんが働くのはメルボルンに2店舗ある「REVE(レーヴ)」という美容室。日本人美容師が多く働き、日本の技術でカットするいわゆる日系美容室です。
メルボルンで日本品質のカットをしてもらえるとだけあって、毎日予約でいっぱい。日本人のお客様のみならず、質のいいヘアカットをして欲しいという方や、日本好きの外国人も多く訪れます。
9:45am 出勤
日本と同様、メルボルンの美容室も大体が朝10時頃から開店です。開店に合わせて出勤します。ただし閉店時間は夜の7時と少し早め。メルボルンは美容室に限らず、カフェやスーパーマーケットが日本に比べると早めに閉まります。
10:00am 開店
すでに予約が入っている場合は、開店と同時にお客様の髪を切り始めます。メルボルン市内のビジネスビルの中にあるせいか、予約なしでいらっしゃる方も。
2:00pm 束の間の昼休憩
昼休憩とはいえ、予約が埋まっている時はゆっくりとお昼ご飯を食べることができません。カットとカットの間に軽食をつまむ程度が限界です。これは日本でも同じですが、美容師として働く以上避けては通れない道です。
7:00pm 仕事終了
さすが海外。残業はなく、時間になったら帰宅です。長い一日がようやく終わります。7時に仕事が終わった後は、従業員の皆や友人とディナーを共にしたり、飲み会に参加することが多いようです。仕事をしながらプライベートも思う存分楽しみます。
美容師としてメルボルンで働くには? 仕事の条件や探し方
ボランティアで青空カットをした時の写真
日本で美容師として働くには、美容師の国家資格が必要です。しかしオーストラリアではそのような資格はなく、極論をいえば「誰でも美容師になれる」のです。
しかし日系美容室はそう甘くはありません。多くの店で「美容師の経験◯◯年以上」と就労経験が問われます。武田さんが勤務する店舗では「美容師経験6年以上」が条件でした。
すでに日本で美容師経験があり、メルボルンで美容師として働きたいのであれば、メルボルンにある日系サロンに履歴書を直接渡しに行くのが一番効率がいい仕事の探し方です。メルボルンには現在両手で数えられるほどしか店舗数がないため、履歴書を手当たり次第配り歩く必要はありません。
またワーキングホリデービザで働く美容師が多く、短期でどんどんと美容師が入れ替わっているのが現状。誰かが退職するタイミングでスタッフ募集がかかるので、常に求人情報は確認しておくといいでしょう。経験さえあれば、倍率もそこまで高くないと言います。
【メルボルンにある主な日系美容室】
- ・Reve(http://revehair.com.au/)
- ・Two Birds Hair & Beauty Salon(ホームページ無し)
- ・Nara Hair(ホームページ無し)
- ・Yimu Hairsalon(ホームページ無し)
- ・Maison Tsumiki(http://maisontsumiki.com)
- ・Nico hair(http://honee.com.au)
メルボルンで美容師として働いて良かったこと
美容師としてメルボルンで働いたみて、実際どんなことが良かったのか武田さんに伺ってみました。
英語での接客が苦ではなくなった
見た目が外国人というだけで目をそらしてしまうほど、英語が大の苦手だったという武田さん。メルボルンで美容師を始めた頃も、英語で接客するのが嫌だった時期もありました。
しかし日が経つにつれ、カットやカラーをする際に使う美容師用語が徐々に身につき、英語での接客にも自信を持って行えるようになったといいます。
今では、外国人という存在に対して恐れることもなくなりました。
オーストラリア独自の美容師技術の習得
日本の美容師技術は世界でも群を抜いて素晴らしいと言われていますが、オーストラリアでしか行いえない施術や独自の技術もあるようです。
例えば、「バレアージュ」と呼ばれる非常に細かくメッシュを入れる技術。さらに、くせ毛の多いオーストラリア人の髪の毛をコテを使わずにブローする技術が求められるため、そうしたスキルが身についたとのこと。
メルボルンで美容師をして大変だったこと
移民国家であるオーストラリアでは、アジア系、西欧系など多くの人種が集まっています。そのためお客様ごとに元の髪の色や髪質が大きく異なることが、美容師経験が豊富な武田さんでも大変と感じたようです。
日本では多くの人が黒髪です。そのため染色もしやすく、完成イメージに合致したカラーを施すことができました。
しかしオーストラリアでは人によって髪色が大幅に異なるので、カラー剤の色を見極めるのは非常に大変だったようです。
どんな人が美容師に向いている? 英語は話せたほうがいい?
美容師はお客様とのコミュニケーションスキルが問われます。それは日本と変わりありません。積極的に話すことが好きな人であれば、英語ができなくてもメルボルンで美容師をすることは可能です。
また英語ができないから不安という人も多いかもしれませんが、美容師として使う英語は一度覚えてしまえば、あとは繰り返して使用するだけ。同じ言葉をよく使うのでそう難しくはないと言います。
まとめ
いかがでしたか? 経験さえあれば、メルボルンで美容師として働くのはそう難しいことではないようです。
また英語を使いながら美容師としての経験をメルボルンで積むことができるので一石二鳥ですよね。オーストラリアで美容師を目指すみなさんにとってこの記事が役に立ったら幸いです。
次回のメルボルンお仕事シリーズもお楽しみに!
メルボルンで働くバリスタ編もぜひチェックしてみてください↓↓
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