留学中の挫折経験の理由とは?乗り越え方や挫折が活きる瞬間を知っていれば安心
- 2019/06/03
留学というと、楽しいことばかりをイメージしてしまうかもしれませんが、中には苦しい体験や挫折をしてしまうこともあります。
この記事を読んでいる人の中にも、留学中で挫折してしまっている人、帰国を検討している人、もしくはこれから留学する人で挫折しないか不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、留学中に起こる挫折の理由とその時の対処法について紹介します。今、留学に対し少しでも不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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留学中に挫折する人はどれくらいいるのか?
そもそも、留学中に挫折する人はどのくらいいるのでしょうか。
これに関しては、留学における挫折を定義するのが難しい(早期の帰国を挫折とする人もいれば、現地で目的が達成できなかったことを挫折とする人もいる)ことに加え、具体的な数字を確認することができなかったため「◯割の人が挫折しています」と断言することはできません。
しかし、後述するさまざまな理由によって、挫折を経験している人は決して少なくないことが予想されます。
留学中に挫折する理由
ここからは留学中に挫折してしまう具体的な理由について紹介します。ここでは、以下の4つを取り上げます。
- ・英語が話せない、通じない
- ・ホームシック
- ・生活習慣や食生活が合わない
- ・友達ができない
それでは、具体的に確認していきましょう。
理由(1)英語が話せない、通じない
海外留学をする際の一つの壁となるのが、英語をはじめとした語学力です。
留学してやりたいことや達成したい目標があっても、その前提となる語学力がなく、相手に自分の言葉が通じない、相手の言っていることがわからないとなると挫折してしまう可能性があります。
また、最初のうちは、「勉強して語学力が伸びてくれば話せるようになるはず」と思っていても、予想以上に伸びないケースもあります。
そうなるとだんだん他の人と話すのが嫌になり、誰とも関わろうとしなくなり、目標や目的がどうでもよくなってしまうという悪循環に陥る危険性があるので注意が必要です。
こう言った事態を避けるためにも、留学に出発する前の段階で語学の勉強は行なっておくようにしましょう。まったく勉強していないという状態で現地へ出発するのは避けてください。
理由(2)ホームシック
家族も友人も知り合いもいない異国の地ということで、ホームシックになってしまう恐れがあります。
家族に会いたい、友達と遊びたい、といった思いが強くなると、留学中の勉強や目的を達成するための取り組みに全力を注げなくなってしまいかねません。
「日本にいる時から一人暮らしをしていたからホームシックにはならない!」と自信を持っている人もいるかもしれませんが、必ずしもそうなるとは限りません。
実際に日本で一人暮らしをしていた筆者は、留学開始直後の少しの間だけですが帰りたいと思っていました。
一方でホームシックに関しては、現地での生活に慣れるしかないため、学校に行くのであれば学校には毎日必ずいき、友達を作るようにしましょう。友達ができるとだいぶ精神的に落ち着くことができます。
また、近年ではLINEやSkypeなどを利用すれば日本の家族や友人とも簡単に会話ができ、顔を見ることもできるのでそういったツールを積極的に活用することもおすすめです。
理由(3)生活習慣や食生活が合わない
日本と海外とでは生活習慣も違えば食生活も大きく異なります。極端な話ですが、「朝は納豆とご飯とみそ汁派」という人にとって海外の食事は適応するのに時間がかかるかもしれません。
慣れない環境に身を置くとストレスもたまってしまうため、やりたいことが思うようにできなくなる恐れがあります。また、食事は毎日の生活の活力となるものなので、食事が合わないとそもそも目的を達成するためのパワーやエネルギーが不足してしまうでしょう。
こうならないためにも、まずは日本と海外とでは違いがあることを受け入れるようにしましょう。そして、その違いを楽しむくらいの心づもりでいるようにしてください。
例
× 納豆とご飯とみそ汁じゃないと嫌だ
◯ パンとコーヒーの美味しさを覚えよう
最初のうちは難しいかもしれませんが、ぜひ意識してみてください。
理由(4)友達ができない
知り合いのいない海外において、友達ができるかどうかは非常に重要なポイントになります。日本人の友達であれば、日本語が使える心のオアシス的な存在になりますし、海外の友達であれば、お互いに語学力を切磋琢磨する存在になります。
また、一緒に遊びに行くことでストレス発散にもなるでしょう。
しかし友達ができないと、話し相手がいないため寂しさを感じてしまうだけでなく、ストレスを溜め込んでしまう恐れもあります。
また、単純に友達ができない自分を卑下してしまい、留学に対するモチベーションややる気を失くしてしまうケースもあるでしょう。
友達を作る、といってもその方法は千差万別ですが、語学学校などにいったらまずは挨拶をするようにしましょう。そして、簡単な自己紹介をすることで会話が生まれるため、少しずつ仲良くなることができるはずです。
挫折経験が活きる瞬間もある
留学中の挫折は一見すると起こってほしくないもののように思えますが、この挫折経験が後々活きてくるケースもあります。続いては、挫折経験を活かせる時がどういった時なのか解説します。
新しい留学生の気持ちがわかり、サポートできる
例えば、生活習慣に馴染めずに苦しんだ経験がある、言葉が通じつに大変な思いをした経験がある人は、その苦しい状況、大変な状況を知っているため、自分の後からやってくる留学生へのサポートに役立たせることができます。
例えば、食生活に馴染めない留学生がいれば、自分がよく行くお店や日本食が食べられるレストランを紹介してあげてもいいでしょう。また、言葉で苦しんでいる人がいれば、最初のうちは一緒にいてあげるだけでも安心感を与えることができます。
自身が苦しんだからこそ、苦しんでいる人の気持ちがわかるため、親身になってあげることができるのです。
英語学習に集中するきっかけになる
自分の語学力が通用せずに挫折してしまった人は、それが英語をより勉強するきっかけになる可能性があります。また、他のさまざまな理由から挫折を経験し、目的や目標を達成する意欲を失ってしまった人も、「目標がなくなったのだから英語の勉強をしよう」となるかもしれません。
何れにしても、1つの挫折経験が次に進むべき方向や、やるべきことを導き出してくれることがあるのです。
就活で自己アピールのエピソードになる
大学生で留学している人は挫折経験を1つのチャンスと捉えることができます。それは、挫折経験が帰国後の就職活動の際のエピソードになるためです。
就職活動においてはよく「学生時代頑張ったこと」や「失敗した経験とそこから何を学んだか、どう取り組んだか」といったことが聞かれます。
そこで、留学中の挫折経験を活用することができます。もちろん、ただ挫折経験を語るだけでは意味がないため、挫折をしたことでどのようなことを学んだのか、そこからどのような取り組みをしたのか、といった点まで話せるようにしておきましょう。
例
・英語が通じずに挫折した
・そこから英語の勉強により取り組むようになり、日常会話ができるまで語学力を伸ばした、TOEIC◯◯点まで伸びた(取り組み)
挫折をした時は苦しいかもしれませんが、ぜひその時の気持ちを記録しておくようにしましょう。
留学中に挫折を感じたときの乗り越え方
では、挫折してしまった時はどのようにして乗り越えればいいのでしょうか。続いては、挫折の対処法について紹介します。
対処法(1)日本の友達とSkypeなどで話す
ホームシックにかかっているということであれば、Skypeを利用して日本の友達や家族と会話をするようにしましょう。
Skypeであれば顔を見ながら会話ができるため、より安心感を得ることができます。また、Skypeはインターネット回線があれば、どこでも利用できるので国際電話のように高額な料金を心配する必要もありません。
留学生活に慣れてくるまでは、頻繁に会話をして心を落ち着かせるのも1つの方法です。
対処法(2)英語学習に集中する
さまざまな理由から挫折してしまい、目的や目標を失ってしまった人は英語学習など語学力の研鑽に取り組むようにしましょう。
せっかくの留学なのに何も学びのないまま終えてしまうのはもったいないです。語学力であれば、語学学校だけでなく、街中での会話や自宅での学習などとことん取り組むことができます。
また、集中して勉強することで語学力が伸び、友達ができたり、新たな目標や目的が生まれたりする可能性もあります。
対処法(3)とにかく英語を話す
英語が通じつに挫折してしまった人は、英語力を伸ばすためにもとにかく話すようにしましょう。語学学校の先生やクラスメートはあなたの語学力が高くないことを知っているため、あなたの話を聞き取ろうとしてくれます。
また、話すときもわかりやすい単語を使ってくれるでしょう(クラスメートの場合難しい単語を知らないため簡単な単語での会話になりやすい)。
話すことに慣れてくれば、自信を持てるようになるため、語学力も伸びてくるはずです。
対処法(4)失敗を記録に残す
先ほども紹介しているように、挫折自体は嫌なものですが、挫折をしたことがその後の生活やキャリアに活きてくるケースがあります。
そのため、挫折を経験した時こそ、しっかりとその時の様子や気持ちを記録に残しておくようにしましょう。例えば日記をつけることはおすすめです。
挫折をする前、した時、そしてした後と気持ちの変化や考えが時系列でわかるため、留学生活の振り返りに活用できます。また、単純に留学中の思い出にもなるため、一生物の宝物になります。
対処法(5)違う目標を立ててみる
当初立てた目標がダメになったら、他の目標を立ててみるというのも1つの方法です。
。例えばネイティブ並みの語学力を身に付けたいと思っていたけど、英語がまったく通じない、わからないために留学早々に挫折したという場合は、日常会話レベルの語学力を身に付けて、たくさん友達を作るという目標に切り替えてもいいでしょう。
また、友達をたくさん作ろうと思っていたけどあまりできないという場合は、国内の博物館制覇、近隣諸国◯カ国以上に旅行に行くといった目標を立てることもできます。
留学前から目標を立てていると、ついついそれにしか目がいかなくなってしまいますが、留学中にできることは多岐にわたるため、挫折したとしても気持ちを切り替えて次の目標を探してみてください。
もしも挫折から立ち直れないときは帰国も1つの手段
挫折と一言で言っても小さな挫折もあれば、しばらく立ち直れないくらいの大きな挫折もあります。
挫折から立ち直り、目標を再設定し留学生活に全力を注げることが一番ですが、それがどうしてもできない時は、帰国するのも1つの選択肢となります。
「逃げているようで嫌だ」と思う人もいるかもしれませんが、留学先で嫌な思いを抱えたまま生活するより早めに帰国して、心を落ち着かせる方が精神衛生上はずっとマシです。また、余った留学費用を別のことに使うこともできます。
ぜひ「帰国する」という選択肢も頭の片隅に残しておいてください。
まとめ
今回は、留学中に挫折する理由とその対処法について紹介しました。日本とは環境が大きく異なる海外では、生活習慣や言語の違いから挫折を経験する人も少なくありません。
挫折をしないに越したことはありませんが、万が一挫折してしまった時は、気持ちを切り替えて次の目標を立てたり、語学の勉強に集中したりしましょう。長い目で見たときに挫折経験が活きてくる時がきっとくるはずです。
それでも、どうしても挫折から立ち直ることができない時は、帰国することも選択肢に入れてください。帰国は決して逃げではありません。
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