留学までの流れを徹底解説!準備を5つのステップでご紹介
- 2019/02/24
「留学ってどんな流れで準備すればいいんだろう…」
と悩んでいる方。
留学準備は、以下の流れで行います。
- ・ステップ1:情報を集める
- ・ステップ2:手続きを進める
- ・ステップ3:荷物や現地通貨の準備、英語学習をする
これらの流れを知っておくことで、慌てずに留学生活をスタートすることが可能に。余裕ができるため、英語学習に力を入れることができます。
とはいえ、具体的な準備期間や内容はわかりにくいですよね。
そこで今回は、
- ・留学の流れを確認する意味
- ・留学準備から帰国までの流れ
- ・留学準備の注意点
を紹介します。
まずは留学の流れを知っておくべき理由から、ざっくりと解説します!
[目次]
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留学の流れを確認することで、効果がアップする
留学の流れを確認する理由として、
- ・留学準備は時間がかかる
- ・留学先によって手続きが変わる
- ・余裕を持った留学生活ができる
の3つを紹介します。
留学の準備は半年から1年かかることもある
留学の準備には、以下の時間が必要です。
- ・大学や大学院:12〜24カ月
- ・専門学校:10〜12カ月
- ・語学学校:3〜6カ月
留学先によって異なりますが、最低でも半年の準備期間が欠かせません。時間がかかるため、流れを知って余裕を持つことが必要です。
留学の目的によって流れが異なる
留学の目的によって、留学方法と流れが異なります。
目的は例えば、
- ・英語の基礎を学び直す
- ・海外の法律を学ぶ
- ・デザインスキルを身につける
などです。
そして留学の方法も、以下の違いがあります。
- ・英語の基礎を学び直す:語学学校
- ・海外の法律を学ぶ:大学や大学院
- ・デザインスキルを身につける:大学や専門学校
方法が変わると、留学の手続きや必要書類などの準備の流れも異なります。必要な手続きを間違えないためにも、流れを知っておくことが欠かせません。
留学の流れを知っておくことで慌てない
初めての留学の場合、慣れない手続きに直前までバタバタすることも。準備に疲れて、体調不良のまま渡航するケースも少なくありません。
直前に慌てないためにも、全体の流れをざっくり把握しておきましょう。「これくらいの時間がかかるんだな」と知っておくだけでも、準備をスタートするべき時期がわかります。
【留学の流れ1】情報収集を始める
ここからは実際の留学準備の流れを解説します。
まずは情報収集として、
- ・留学先の国
- ・学校と出発時期
- ・予算
の3つを紹介します。
留学先の国を決めて、現地の情報を集める
国によって特徴、教育システム、力を入れている分野などが異なります。そのため自分が留学する目的をもとに、国や現地情報を集めることが欠かせません。
また物価や治安も国によってバラバラです。これらは、
- ・留学の情報誌やウェブサイト
- ・留学のイベントやセミナー
- ・エージェントに相談
- ・留学している人の話やブログ
- ・外務省の安全ホームページ
などで情報収集できます。
留学期間と出発時期を決める
留学の目的によって期間が、方法によって出発時期が異なります。
例えば、以下の通りです。
・【期間】大学留学なら1年から4年、語学なら1週間から1年
・【出発時期】大学留学なら新学期が始まる秋、語学なら年中可能
あなたの目的と方法をもとに、期間と時期を決めましょう。
留学の予算を決める
留学先や方法によって、費用も異なります。
費用は、以下の項目を合算します。
- ・授業料
- ・入学金
- ・生活費(食費、滞在費、通信費、交通費、交際費など)
- ・航空券
- ・ビザ
- ・海外旅行保険
予算を決めて、出発までに貯金を始めましょう。
【留学の流れ2】学校や書類、パスポートの手続きを進める
主に3〜6カ月前から、手続きを進めます。
ここでは必要な手続きとして、
- ・学校の入学手続き
- ・滞在先の決定
- ・パスポートやビザの申請
- ・航空券や海外旅行保険の手配
を紹介します。
語学学校や大学への入学手続き
留学先や学校が決まれば、次は手続きをすすめましょう。
出願には、以下の書類が必要です
- 【語学学校の場合(2〜3カ月前)】
- ・入学申請書類
- 【大学や大学院の場合(6カ月から1年前)】
- ・入学申請書
- ・志望動機のエッセイ
- ・推薦状
- ・残高証明書
- ・成績証明書 / 卒業証明書
- ・TOEICやTOEFLなどのスコア
- ・健康診断書
これらと一緒に入学申請料を支払います。
滞在先の決定
滞在方法は、以下から選択します。
- ・ホームステイ
- ・学校の寮
- ・シェアハウス
- ・アパートでの一人暮らし
国や学校によっては「留学生は寮生活」などとすでに決められているケースもあります。
パスポート
パスポートがないと、航空券もビザも取れません。あなたが住む都道府県の申請所で作成します。
すでにパスポートを持っている人は、有効期限を確認してください。国によっては、残存期間が6カ月ほど必要です。残存期間が足りないと入国拒否されることもあるため、注意してください。
ビザ
ビザは以下から選択します。
- ・観光ビザ
- ・学生ビザ
- ・ワーキングホリデービザ
ただし申請は、パスポートができてから。また国や留学スタイルによっては必要ありません。
航空券
語学学校の入学日が決まったら、航空券を手配します。
航空券は早ければ早いほど、安く購入できます。値段が高くなるタイミングが渡航の2カ月前のため、早めに購入しておきましょう。到着は、入学日の1〜3日前までが一般的です。
海外旅行保険への加入
日本の社会保険や国民健康保険は、海外で使用できません。保険に入らずに渡航すると、現地での病院代や治療費はすべて実費です。アメリカなど医療費が高額な国は、1回の治療に何十万〜何百万円とかかることも。
万が一を考えて、海外旅行保険に加入しておきましょう。費用は1カ月分で平均1万5,000〜2万円です。
【留学の流れ3】直前の準備
1週間から数日前の直前の準備として、
- ・英語学習
- ・現地通貨への両替
- ・荷物や日用品の買い出し
などを紹介します。
英語学習
直前には英語学習をスタートしましょう。
基本的には、
- ・英単語
- ・英文法
- ・発音
などです。
これらの基礎がなければ、レッスンを理解することができません。スムーズに授業を受けるためにも、英語学習を始めましょう。
また直前でなくても、半年以上前から勉強を始めても問題ありません。英語学習には、3カ月以上の時間がかかるからです。
現地通貨の両替
事前に、現地通貨をいくらか用意しておきましょう。到着後は落ち着く時間も少ないため、慣れている日本にいるうちに用意しておくと安心です。
目安は、現地通貨と日本円を2〜3万円分ずつです。
荷物の準備
最後に、日用品など必要なものを買い出ししましょう。一度スーツケースに入れてみることで、買い忘れも防止できます。
例えば、
- ・スーツケース
- ・通学用のカバン
- ・シャンプーやリンス
- ・衣服
- ・パソコン
- ・変換プラグや変圧器
- ・ホストファミリーへのお土産
- ・トイレットペーパーなどの日用品
などです。
ただしフライトの際、荷物は
・機内持ち込み荷物(7〜15kg)
・スーツケースなどの受託手荷物(20〜23kg)
にわかれます。機内には、100ml以上の液体を持ち込むことができません。シャンプーや化粧水など、大きな液体の容器はスーツケースに入れてください。
クレジットカードやキャッシュカードの作成
万が一のために、キャッシング(海外のATMで現地の通貨を引き出すこと)のできるクレジットカードや、キャッシュカードを用意しておきましょう。
両替でも問題ありませんが、現金が盗難されたときに大変ですよね。クレジットカードはそのまま買い物にも利用できるので便利です。
審査が必要なため、発行まで平均2週間が必要です。
滞在先までの交通手段の確認
語学学校の寮までの移動手段や料金を、前もってチェックしておきましょう。また送迎サービスを行う語学学校も。必要あれば事前に申し込んでください。
【留学の流れ4】到着後や留学中
現地に到着した後として、
・オリエンテーション
・在留届の提出
の2つを紹介します。
学校のオリエンテーションを受ける
到着後、初日はオリエンテーションが開催されます。
オリエンテーションでは、入学手続きや学校の説明、校内案内、語学力のテストなどを実施。語学学校では、テスト結果によってクラスやレベルが決定します。
在留届けを提出する
海外に3カ月以上の滞在予定のある日本人は、現地の大使館・領事館に「在留届」を提出します。
これは「海外の〇〇という国の▲▲という場所に滞在します」と、滞在場所を伝えるもの。テロやデモ、事件などに巻き込まれている日本人がいないかチェックするために義務付けられています。
届けを提出することで、緊急事態のときはメールでの呼びかけや擁護を受けることが可能に。長期留学の場合は、すみやかに提出しましょう。
【留学の流れ5】帰国後
帰国後はどれだけ語学力が伸びたのか、テストでチェックしましょう。
例えば、
- ・TOEIC
- ・TOEFL
- ・IELTS
などです。
これらは就職活動で有利になるケースも。特にTOEICは日本の多くの企業が重視しているため、受験をおすすめします。
留学の準備の注意点とポイント
最後に留学準備の注意点やポイントとして、
・早めの準備を
・エージェントも活用しよう
の2つを紹介します。
早めの準備を心がけて
留学の準備は、早ければ早いほど良いです。特にビザや語学学校の申請は、時間がかかります。遅くても3カ月前から準備しましょう。
自分で留学の手続きをするのが難しいなら、エージェントを活用しよう
初めての留学や海外渡航では慣れないことが多く、なかなかスムーズに手続きがすすみません。
手続きや準備が不安な人は、エージェントの利用が安心です。留学カウンセラーがあなたの留学の目的をもとに、国や学校をアドバイス。また滞在先なども手配してくれるため、事前の英語学習に集中できます。
不安な人は、まずエージェントに相談してみましょう。
まとめ
今回留学準備から帰国後までの流れを解説しました。
おさらいすると、留学の流れは以下の5つにわけることができます。
- ・ステップ1:情報を集める
- ・ステップ2:手続きを進める
- ・ステップ3:荷物や現地通貨の準備、英語学習をする
- ・ステップ4:現地での留学生活を楽しむ
- ・ステップ5:帰国後の英語力チェックや役所での手続き
これらはあなた自身でも手続きできますが、初めての留学では難しく感じることも。不安な人は、留学エージェントを活用することでスムーズに準備できます。
今回の記事を参考に、まずは留学の目的から整理してみましょう。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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