フィリピンは日本人に人気の留学先のため、「せっかく留学したのに、日本人とばかり交流して、英語をあまり話せるようにならなかった」という話はよく耳にします。
しかし、フィリピンでも地域や学校、渡航時期を選ぶことで、日本人が少ない環境で学ぶことも可能です。
そこで今回では、日本人が少ない留学エリアや語学学校の選び方、日本人が少ない環境で学ぶメリットなどをお伝えします。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
[目次]
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それでは早速、フィリピンで比較的日本人留学生が少ないエリアと、エリアごとの特徴を紹介します。
バコロド(Bacolod)は、フィリピンの中部にあるネグロス島北部の街です。優しい気質の住民が多いといわれており「ほほえみの街」と呼ばれています。
気候は熱帯雨林気候で、もっとも気温が高い4~5月の平均気温が28.1度、もっとも低い1月でも26度ほどあり、年間を通して気温が高く、降水量も多いです。日本からの直行便はありませんが、マニラで乗り継いで45分、セブ島からは30分程度で行けます。
2008年にフィリピン政府が実施した国民生活満足度調査では、住みやすい都市No.1にも選ばれており、2024年最新のオックスフォード・エコノミクスが選ぶ「世界の1,000都市」では環境部門で12位(全体538位)にランクイン(※1)するなど、注目すべき都市です。
バコロドについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
バコロド留学
photo by: Kim David / Shutterstock.com
ドゥマゲッティ(Dumaguete)は、フィリピンの中部、ネグロス島南部の街です。海がきれいなことで知られるフィリピンの中でも、さらに美しいといわれる海が特徴で、ダイビング好きに愛されています。また、治安の良い学園都市としても人気の街です。
サバナ気候帯に属するエリアで、気温は年間を通して26~28度と温暖ですが、5~10月の雨季には日本の梅雨以上に雨が降ります。
日本からの直行便はなく、マニラで乗り継ぎ1~2時間程度で行けます。
ドゥマゲッティについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
ドゥマゲッティ留学
イロイロ(Iloilo)は、フィリピン中部のパナイ島南岸に位置する都市です。スペイン統治下時代の雰囲気を残す旧市街と開発の進むニュータウン、二つの表情を持っています。首都マニラに次いで大学やカレッジが集まる教育都市でもあり、治安が良く生活しやすい街としてもしられています。
イロイロの気候は、熱帯モンスーン気候に分類され、年間を通して27~30度ほどで、雨季に当たる5~10月は日本の梅雨どきよりも多く雨が降ります。
日本からイロイロへの直行便はなく、マニラを経由して行きます。マニラのニノイ・アキノ国際空港からイロイロ国際空港への所要時間は、約1時間15分です。
イロイロについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
イロイロ留学
photo by:ARTYOORAN / Shutterstock.com
スービック(Subic)は、フィリピンの首都マニラと同じルソン島西部にあるリゾート地です。その昔、アメリカ海軍基地が置かれていたスービックは、現在は経済特別区として外資系企業が多く進出しています。
インフラが充実しており、街もきれいなので暮らしやすい地域であることに加え、海、山両方のアクティビティが可能かつ動物園や水族館、映画館やショッピングモールもあるので、充実した滞在時間を過ごせるでしょう。
熱帯性気候帯に属するスービックでは、年間を通して気温が高く、月ごとの平均気温は約27~30度と高めです。
日本からスービックへの直行便はなく、クラーク国際空港からは約1時間、マニラからは車で2~3時間の距離にあります。
スービックについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
スービック留学
続いては、日本人が少ない学校の選び方、見極め方をお伝えします。先にお伝えしたエリア以外でも、日本人が少ない学校を選ぶ方法はあるので、チェックしてみましょう。
フィリピン留学といえば、セブ島を思い浮かべる方が多いかもしれません。語学学校が多く、生活もしやすいセブや首都マニラには、基本的に日本人留学生が多いと考えてください。ただし、学校によっては日本人留学生の割合が少ないケースもあるので、「セブで日本人が少ない学校」を探す際は、留学エージェントに相談してみると良いでしょう。
日本人留学生が少ない地域での留学を希望するならば、セブやマニラ以外の地域のマイナーエリアで探してみましょう。先にお伝えしたバコロドやイロイロなどもそうですし、ほかにもダバオやバギオも英語学習に集中しやすい留学先として選ばれています。
フィリピンには、外国資本の語学学校も多くあります。たとえばセブ島で人気の3D Academyはオーナーが日本人ですし、同じく人気のCIAもオーナーは韓国人です。
日本人オーナーの語学学校には、日本人スタッフが駐在していたり、日本食が提供されたりするので、日本人留学生から人気があります。そのため、必然的に日本人が集まりやすくなります。
反対に、韓国人など日本人経営ではない語学学校ならば、日本人の割合が低めの傾向があります。
また、外出制限や英語縛りが厳しいスパルタ系の学校は、非スパルタ系の学校よりも日本人留学生が少ない傾向にあるため、日本人が少ない環境を求める方にはおすすめです。
各語学学校は、それぞれに留学生の学習効率があがるようにさまざまな工夫を凝らしています。学校によっては、留学生たちの国籍がかたよることで学習の妨げにならないよう、国籍比率を調整して、平均化しているところもあります。
語学学校の日本人比率にこだわるならば、留学エージェントを通じて留学前にきちんと日本人比率を確認しておくと良いでしょう。独自にインターネットで調べても、情報が古いことも多いため、常に最新情報をキャッチアップしている留学エージェントを利用するのが安心です。
フィリピン留学の情報は、さまざまな要因で目まぐるしく変わっています。そのため、日本人が少ない学校選択など、自分が望む留学条件を満たす留学先や最新情報を得るには、「留学のプロ」に頼るのが最適かつ最短な方法です。
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続いては、日本人が少ない環境でフィリピン留学をするとどのような点が良いのか、詳しくお伝えしていきます。
日本人が周りにいると、どうしても日本語でコミュニケーションしてしまいがちです。特に、英語初心者であるほど、語彙力も少ないため、言いたいことが伝えづらいもどかしさから、日本語が通じる相手には日本語を使ってしまうでしょう。
しかし、先輩留学生たちの失敗談のなかで上位に挙がるのが「留学先で日本語を使いすぎて英語力が伸びなかったこと」です。日本語を話すことが絶対にNGではありませんが、限られた期間で英語力を真剣に伸ばしたいと考えるなら、英語に集中できる環境は大切です。
フィリピン留学の失敗談について、もっと知りたい方は下記リンクを読んでみてくださいね。
【知らないと陥りがち】フィリピン留学で僕がしてしまった5つの失敗 | スクールウィズ
フィリピンには、主にアジア圏のさまざまな国から留学生が集まってきています。フィリピン留学は、韓国、台湾、ベトナム、インド、中国、タイ、ナイジェリアなどから来る留学生たちと共に学び、知り合い、交流する良い機会を得られます。
英語を共通語として積極的にコミュニケーションを図れば、素晴らしい異文化交流のチャンスとなるでしょう。ただ語学を身につけるだけではなく、異文化交流をし、幅広い世界を知ることも留学で得られる財産の一つです。
英語が話せないのはお互いさまですから、失敗を恐れずにどんどんコミュニケーションにチャレンジしてみてください。
フィリピンへ留学すると、さまざまな国籍の留学生たちと交流する機会を得られます。日本人とは違う多文化、宗教観を感じたり、時間の感覚や学習スタイルの違いなどを感じたりすることもあるでしょう。
多様な価値観を持つ人たちと一緒に勉強し、円滑にコミュニケーションしていくためには、お互いを理解し、尊重し合うことが必要です。
そのように過ごしていくなかで、視野も広がり、適応力も磨いていくことができるでしょう。留学生活で得た「どんな環境でも適応できる力」は、留学を終えたあとの社会生活でも役立つはずです。
日本人が少ない環境での英語学習は良い面も多いですが、気を付けたい点もあります。ここでは、知っておきたい注意点を解説します。
留学中に日本語を使うことを避けようとしすぎて、逆にストレスが溜まってしまうケースもあります。寮内での生活環境を整えるためなど、必要なやり取りを英語でできないときは、我慢せずに日本語でも良いので解決しましょう。
また、日本人留学生同士は、困ったときに助け合ったり励まし合ったりできる存在なので、必要なときには日本語で会話をすることも悪くはありません。
留学の目的を忘れることなく、バランス良く人付き合いをしていけるといいですね。
留学先で学べる時間には、限りがあります。現地での学習を効率的にするため、そして生活や勉強で困ったときに最低限のコミュニケーションができるようにしておくため、日本での事前学習はとても大切です。
フィリピン留学において、日本語でのサポートは受けにくいと考えておいたほうが無難です。
ちょっとした困りごとならば、自分で解決できる力を身につけておくと、現地生活でのストレス軽減につながりますよ。スクールウィズでは、渡航前に英語学習をサポートする「プレ留学」があるので、ぜひご活用ください。
プレ留学について、詳しく知りたい方はこちら。
最大4倍速で英語が伸びる「プレ留学」
特に初めての海外経験だと、言葉や文化の違いに疲れ、ホームシックになりやすいです。そう感じるのは悪いことでも、珍しいことでもありません。落ち込んでしまったときには、無理をせずに休養を取ってみたり、日本の家族や友達とビデオ通話などで連絡を取り合ってみてはいかがでしょうか。
勇気を出して日本人の少ない環境に飛び込んだ方ならばなおさら、そのような孤独や疲れを感じやすくなるので、しっかりとリフレッシュして鋭気を養い、再び勉強に取り組めるように自分をコントロールしていけるといいですね。
ホームシックの原因や解決方法について、詳しく知りたい方はこちら。
留学中のホームシックはいつから始まる?原因や症状、解消法を知って寂しさを乗り越えよう | スクールウィズ
日本人留学生が多い印象のあるフィリピンでも、地域や学校を選べば、英語に集中しやすい環境での留学を実現させられます。フィリピンは、海や山など自然が豊かで美しい場所にあふれていて、留学におすすめの都市も多いです。
日本人が少ないと、英語を話す機会が増えるので英語学習に効果があるほか、世界各国から集まる留学生との異文化交流ができる点も魅力です。
日本人留学生が少ない語学学校を選ぶ際は、プロの留学カウンセラーが持つ最新情報が欠かせません。フィリピン留学をご検討中ならば、ぜひスクールウィズにご相談ください。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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※1...Oxford Economics「Bacolod is among the top cities in the world」(参照日:2025-04-19)
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