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こんにちは!ワーキングホリデービザを使い、オーストラリアのメルボルンに1年間滞在していたMJです。ワーキングホリデーに行こうと思ったとき、費用面が気になる人は多いのではないでしょうか。
ワーキングホリデービザでは現地で就労可能とはいえ、渡航前にかかる費用もあります。また、現地に到着してから実際に働くまでに時間がかかるかもしれないと考えれば、事前にある程度の資金を準備しておきたいと思う人もいるでしょう。
そこで今回の記事では、オーストラリアのワーキングホリデーに必要な費用、現地でのアルバイト事情などを詳しく解説していきます。これからオーストラリアに行こうという人は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事内ではオーストラリア・ドルをAUDと表記し、為替レートには2023年1月25日時点での情報を参照し、1AUD=94円で計算しています。
[目次]
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ワーキングホリデーは行く国によって費用が大きく変わります。滞在費や学費は、その国の物価に大きく左右されるからです。ここからは、オーストラリアでの1年間の滞在にかかる費用の目安をご紹介します。
もし、語学学校に3カ月通うとすると、かかる学費は約40~45万円です。これに生活費などを加えると、1年間の合計費用は約170~300万円です。
もちろん、現地でどんな生活を送るのかによって金額は変わりますが、ひとつの目安にはなるのではないでしょうか。
費用の内訳について、以下で詳しく見ていきましょう。
オーストラリアの場合、ワーキングホリデービザの申請には510AUD(47,940円)かかります。申請はオンラインで行い、申請費はクレジットカードで支払います。
語学学校に通うには、入学金と授業料、そして教材費などがかかります。
学校によって費用は変わりますが、入学金は100~150AUD(9,400~14,100円)、授業料は一般英語コースで1週間あたり350~400AUD(32,900~37,600円)が相場です。教材費は1週間あたり10AUD(940円)ほどの学校が多いです。
学生寮、ホームステイ、シェアハウスなど、滞在形態によって宿泊費は異なります。学生寮のツインルームであれば、1週間あたり180~220AUD(16,920~20,680円)なので、1年間で約84~100万円かかります。
ホームステイの場合は、1カ月で1,000~1,200AUD(94,000~112,800円)と高額ですが、食事付きであったりWi-Fiが使い放題であったり、何かと便利なことも多いでしょう。1年間にすると約100~130万円になります。
シェアハウスは、4人部屋で1週間あたり100~150AUD(9,400~14,100円)が相場ですので、1年間で約47~70万円必要です。
オーストラリアでは、1カ月あたり5~14万円ほど生活費がかかります。1年間滞在するには、約60~168万円必要だと思ったほうがいいでしょう。
これには食費や交際費、交通費などが含まれます。オーストラリアの物価は高く、外食や出かける機会が多いと、生活費はどうしても高くなりがちです。
日本からオーストラリアへは、JAL、カンタス航空、ジェットスターなどが直行便を運行しています。行く時期や航空会社によって渡航費は変わりますが、安いときには片道約6万円で渡航可能です。
お盆やクリスマスなどの繁忙期は、航空券代が上がる傾向にあるので、片道12~13万円かかってしまうこともあります。
海外へ行くときには、保険加入が欠かせません。海外では日本の健康保険が使えず、医療費が高額になってしまうからです。短期滞在であれば、クレジットカードに付帯している保険でまかなえることもあります。
しかし、クレジットカード付帯の保険は、ほとんどが滞在期間3カ月以内の人向けですので、1年間の滞在では留学保険に加入する必要があるでしょう。保険会社によって差がありますが、保険料の相場は年間20~25万円です。
ワーキングホリデーの場合は、現地で短期就労が認められていますから、必ずしも目安としてご紹介した300万円を貯めていかなければならないというわけではありません。
しかし、なるべく費用を抑えて、資金に余裕を持たせたいと思う人は多いでしょう。ワーキングホリデー費用を抑えるには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。
オーストラリアのワーキングホリデービザはオンラインで申請可能ですが、申請はすべて英語で行います。英語力に自信がある人ならいいですが、そうでない人はどうすればいいのかと不安になってしまうでしょう。
そのため、ビザ取得手続きを代行業者に依頼する人も少なくありません。業者に頼むと費用が発生してしまうことがほとんどですが、留学エージェントのなかには無料で対応してくれるところもあります。そういったところを選べば、無駄な出費は減らせるでしょう。
航空券は時期によって値段に大きな差があります。夏休みやゴールデンウィークなど長い休みがあるときはは総じて値段が上がりますので、こういった時期は避けるほうが賢明です。また、金曜日~日曜日もチケット代金は高いことがほとんどです。
そのため、閑散期の平日を出発日に選べば、渡航費は安く抑えられるでしょう。オーストラリアの場合、ジェットスターが稀に特別セールを実施することがあり、片道2~3万円でチケットが取れることもあります。
オーストラリアは物価が高く、外食を繰り返しているとお金がどんどん減っていってしまいます。例えば、街中のカフェでランチをすると、食事(ハンバーガーやパスタなど)とコーヒー1杯で、18~22AUD(約1,620~1,980円)かかるのも珍しくありません。
日本なら、ランチセットで1,000円というお店も少なくないですから、日本にいる感覚で外食していると想像以上の出費になってしまうでしょう。自炊をすれば、食費を抑えられます。
オーストラリアには、ColesとWoolworthという大きなスーパーが2つあります。品揃えが豊富なので、このどちらかへ行けば大抵のものは手に入ります。醤油やごま油といった和食によく使う調味料も置いてあるので、自炊をするときにはぜひ足を運んでみてください。
ただし、買うものによっては、ローカルショップや朝市などで買ったほうが安いこともあります。
メルボルンの中心地には南半球最大のマーケット「クイーンビクトリアマーケット」があります。このマーケットにはさまざまなお店があり、食料品もたくさん取り扱われています。スーパーで買うよりもお得に食材をゲットできることが多いので、ぜひ活用しましょう。
現地で働けるとはいえ、先立つものがないと何かと不安になることがあります。やろうと思ったことができないこともありますので、十分な費用を準備しておくことをおすすめします。
語学学校に通いながらもアルバイトはできます。多くの語学学校は朝9時ごろに始まり、午後3時前後には終わります。放課後はたっぷり時間がありますから、アルバイトを入れることもできるでしょう。
しかし、慣れない生活にいっぱいいっぱいになってしまい、なかなかアルバイトを探す時間がないこともあります。また、語学力が足りず、思うようにアルバイト探しが進まないこともあり、渡航後すぐに働き始めるのが難しいケースも珍しくありません。
6カ月分の蓄えがあれば、語学学校を修了してからでも、余裕を持って働き口を探せるのではないでしょうか。
もし、すぐにアルバイトを始められたとしても、不測の事態が起きてしまいお金が必要になることもあります。
例えば体調不良や怪我などです。保険に入っていれば医療費はカバーされますが、受診する医療機関によっては保険金が後払いのこともあり、一時的に大金が必要になることもあります。
また、医療費に関しては保険に入っていれば問題ないでしょうが、働けない期間の収入はゼロになります。このように不測の事態によって、急にまとまったお金が必要になることもあるので、ある程度の貯蓄は必要です。
何より、十分なお金があることで「余裕を持って過ごせる」というメリットがあります。必要最低限の資金しかない状態だと、友達にごはんに誘われたときも、お金のことが頭にちらついてしまうのではないでしょうか。
もちろん、誘いを断ればお金は節約できますが、それを繰り返しているとなかなか人脈が広がりません。
せっかく新しい世界に飛び込むのですから、友達を作ったり、いろいろなことにトライしたりしたいと思っている人は多いのではないでしょうか。余裕を持って過ごすためにも、十分なお金を持って行くことは重要です。
初めの3カ月語学学校に通うとして、6カ月分の生活費と宿泊費があればひとまずは安心して暮らせるでしょう。宿泊費は学生寮なら約43万円、シェアハウスなら約27万円といったところです。生活費はひと月10万円として、60万円あれば十分でしょう。
ここにビザ申請費や渡航費、海外留学保険などを含め、150万円あれば余裕を持って過ごせるのではないでしょうか。もちろん、現地で働くことを考えればこれほど必要ないこともありますが、なかなかそうはいかない事情もあります。
お金を貯めるためには、「支出を減らす」「収入を増やす」、この2つのどちらかを積極的に実践する必要があります。もちろん両方同時にやれば、より一層お金は貯まりやすくなるでしょう。具体的には、どのような方法が有効なのでしょうか。
まずは自分が「何に」「いくら」使っているのか把握しましょう。そのためには家計簿アプリを使って、こまめに支払いを記録することがおすすめです。特に住居費や光熱費など、どうしても必要な出費以外の支出を細かく記録することで、無駄遣いを把握できます。
家計簿をつけ始めたからといって、すぐに無駄な出費が減るわけではないでしょうが、「どこが削れるのか」が明確になれば、まずは支出を減らす準備ができるはずです。
もし、副業が許されている会社であれば、思い切って副業を始めてみるのもひとつの手段です。平日は難しくても、土日のどちらかだけ飲食店でアルバイトをするなど方法はいろいろあります。
スマートフォンやパソコンなどでアンケート調査サイトに登録して、コツコツとポイントを貯めてもいいでしょう。手先が器用ならハンドメイドのアクセサリーなどを販売する、といった選択肢もあります。自分に合ったものから、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
お金が少しずつ手元に増え始めたら、ワーキングホリデー資金専用の銀行口座を開設して、そこにお金を入れるようにしましょう。
日常的に使う銀行口座と一緒にしてしまうと、どうしてもお金の管理がしづらく、思うようにお金が貯まらないことがあります。もし副業をするなら、給料や報酬の振込先はワーキングホリデー用口座を指定するようにしましょう。
そして、その銀行口座のキャッシュカードは必要なときのみ持ち出すようにして、普段は家に置いておけば、うっかり貯まったお金を使ってしまう心配もありません。
ワーキングホリデービザは、一定の条件をクリアすれば、どんな場所でも働くことができます。ここでは、オーストラリアでは、実際にどんなアルバイトがあるのかをご紹介します。
もっともポピュラーなアルバイトのひとつは飲食店です。カフェ、ファストフード、レストラン、ラーメン屋、と選択肢はいろいろあります。それぞれ勤務時間が異なりますから、自分に都合のいい時間帯を選んで探すようにしてみましょう。
時給は18AUD(1,692円)くらいから始まるところが多く、1日に4時間働くだけでも、6,768円の稼ぎになります。平日は週2日4時間、土日のどちらかに8時間働けば、1週間で27,072円稼げる計算です。
飲食店では、まかないが出たり、割引でごはんが食べられたりすることが多いため、食費の節約にもなるはずです。
これは一般家庭に行き、お客様のリクエストに合わせて掃除をする仕事です。ひとつの家で作業するのは大体2~4時間、1日に2~3軒ほど回ります。アルバイトの場合、空いた時間に1軒だけ参加するという働き方も可能です。
時給は19AUD(1,786円)ほどが一般的です。経験者であればもう少し高い時給を提示されることもあります。1軒行くだけでも、4時間作業すれば7,144円稼げます。週に3回やれば21,432円稼げますので、十分なお小遣い稼ぎになるのではないでしょうか。
「オーペア」とは、住み込みで一緒に生活をしながら子供たちの世話をしたり、家の手伝いをしたりする仕事です。給料自体はそれほど高いものではなく、週に200~250AUD(18,800~23,500円)くらいが相場です。
しかし、オーペアは住居費が免除され、かつ食事が提供されることがほとんどです。生活費を大きく節約できるので、収入がそれほど多くなくても余裕を持って暮らしていけます。
働くのは週に30~35時間ほどですので、自由な時間も十分あります。また、現地の一般家庭に入って暮らすので、英語力の向上にも大いに役立つでしょう。
オーストラリアにワーキングホリデーで1年間行くとなると、費用は合計で300万円ほどかかります。現地で働いてある程度まかなうとしても、出発までにかかる費用もいろいろありますから、少なくとも150万円は貯めておきたいところです。
日常生活の収入と支出のバランスを見極め、出発前にできるだけワーキングホリデー資金を蓄えておきましょう。
現地に行ったあとも、食費を節約するなど、工夫することで抑えられる費用もあります。財布のヒモを緩める部分と、そうでない部分を自分なりにハッキリさせておけば、無駄な出費は抑えられるのではないでしょうか。
これからオーストラリアへワーキングホリデーしに行こうという人は、ぜひ参考にしてみてください。
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