皆さんこんにちは! オーストラリア・メルボルン在住ライターの笠原園花です。
オーストラリアに行くと聞くことが多い「21st(テュウェンティファースト)」というイベント。名前の通りですが、オーストラリアでは21歳の誕生日を祝うパーティのことを指します。
パーティには誕生日本人の幼少期から大学までの友人達はもちろん、親戚や家族も一斉に集まります。50人以上集まるのは当たり前です。
日本では20歳の成人となる大きな節目の年に、成人式などの行事を通して盛大に祝いますよね。一方でオーストラリアでの成人は18歳です。
ではなぜ21歳の誕生日だけ、特別にお祭りのように祝うのでしょうか? その理由やパーティの様子、もし招待されたらどんな格好で行けばいいのかなどについて紹介していきます。
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オーストラリアでは、飲酒ができたり投票権が与えられる、いわゆる成人になるのは18歳です。そのため18歳の誕生日も盛大に祝われますが、なぜ21歳の誕生日をわざわざ祝うのでしょうか?
それは歴史上の出来事と深い関係があります。
オーストラリアではもともと1973年まで、成人となる歳はアメリカ同様21歳でした。
しかし、ちょうどその頃はベトナム戦争真っ只中。選挙権もない少年たちが戦争に送られるのは公平ではないかという抗議に対して、議会が「18歳以上に選挙権年齢を引き上げる」と決議したという歴史上の経緯があります。
たった40年前までは21歳が成人となる年だったこともあり、その名残から現在も21歳の誕生日には大きなパーティを開催するのです。
現在もアメリカでは21歳が成人になる年であることから、アメリカ文化に影響されているという意見も中にはあります。
「21st」パーティは様々な形態がありますが、自宅で開催される場合や近くのコミュニティセンター(文化センターのような施設)を借りて行う場合が一般的なようです。
今回は、先日私が参加してきた「21st」の様子を流れに沿ってお伝えしていきます。
オーストラリアでは、パーティなどの会で開始される時間ぴったりに行く必要はありません。開始時間以降から徐々に人が集まってきます。
私が会場に到着したのは夜9時頃。会場はすでに賑わっていました。仲がいい人同士でテーブルに座って軽食を食べたりお酒を飲んだりします。この日はサンドウィッチやケーキ、ミニバーガーが振舞われました。
お酒は各自で購入する形式。以前別の「21st」に参加した際はお酒も振舞われ、料理はタパス形式でした。
会場も盛り上がってきたところで、恒例の「スピーチ」が始まります。幼少期の友人や大学の友人、親戚のおじさん、ご両親がそれぞれ笑えるような面白いエピソードを交えながらスピーチを進めていきます。
最後は、誕生日本人によるスピーチです。まるで日本でいう結婚式でのスピーチのようで、感動で涙を流す場面もあったりします。
スピーチが終わると、「ピニャータ」と言われるおもちゃやお菓子が詰まった紙製のくす玉割りが行われます。
「21」という形をしたくす玉を、誕生日の本人が叩き割ります。もともとはメキシコや中南米の国でのお祭りで使われているもののようです。
割って出てきたお菓子やおもちゃを、参加していた子供達がはしゃぎながら拾い集めていました。
さて、パーティも終盤。オーストラリア人が大好きなダンスタイムが始まります。洋楽が流れ続け、音楽に合わせて踊ります。これが1時間以上も続きます。みんなの体力がすごいと感心しながら見ていました。
このあと、希望者はクラブに移動しさらに踊りを楽しみます。中には朝5時に帰宅したという人も。
解散時間は特に設けられていないので、好きな時間に退場できるのは嬉しいですよね。
さて、パーティの流れがわかったところで、実際に招待されたらどのような格好でいけばいいか迷いますよね。パーティ当日の服装について、女性と男性それぞれを見ていきましょう。
女性はワンピースが無難です。日本人と比較すると露出が多いドレスを着るのがオーストラリア人の特徴ですが、だからといって露出をする必要はありません。またドレスの色は指定がない限りは自由です。
パンツスタイルでも問題ないですが、ジーンズは控えるようにしましょう。靴はブーツやヒールが無難。スニーカーは控えましょう。
男性は襟のついたシャツにパンツが無難です。こちらも色は自由です。
女性同様、ジーンズは控えるといいでしょう。男性の場合スニーカーの人もいましたが、多くの場合スーツに合わせるようなフォーマルな靴を履きます。
さて、パーティ当日は誕生日プレゼントを持っていくべきでしょうか?
答えは、持っていくほうがいいです。ただし、義務ではありません。
会場にはこのような「プレゼント台」のようなものがあり、ここにプレゼントを置いていくスタイルです。プレゼントがないと参加できないというようなことはありませんが、礼儀としてきちんと用意するといいでしょう。
プレゼントは、3000円程度のものから1万円程度するものまで様々です。私の場合は、友人15人とともにお金を出し合い、スポーツ用のリュックサックを一つ購入しました。
また、基本的にはパーティへの参加費は設けられていません。会場費や軽食代は主催者である誕生日本人やその家族が負担しています。
いかがでしたか? オーストラリアの「21st」パーティの様子をお伝えしてきました。
日本では21歳を祝う文化もなければ、このようにわざわざ施設を借りて盛大に祝うこともあまりないですよね。
これから21歳の誕生日会に行く方は、この記事をぜひ参考にし楽しくお過ごしください!
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