留学で差別を受けたら?知っておきたい事例と対策

留学 差別

こんにちは!オーストラリア留学と世界一周の経験を持つモリキです。

「もうすぐ留学するけれど、差別ってあるのかな……」

と不安を感じている人は多いのではないでしょうか。

留学は1ヶ月をこえる長期滞在になると、旅行では見えにくいその国の一面も見えやすくなります。特に「人種の違い」が原因で起こる差別は最も多く、

・通りすがりに汚い言葉を投げかけられる
・無視や嫌がらせを受ける

など、嫌な対応を受けることも少なくありません。

不安を感じるかもしれませんが、対処法を知っていることで差別を受けたときのショックを和らげることは可能です。

とはいえ、具体的な対策はなかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、留学中によくある差別や差別が起きる理由、差別を受けたときの対処法を紹介します。

まずは日本人が留学先で遭遇する差別の例を見ていきましょう!

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日本人が留学先で遭遇するかもしれない差別の事例

留学 差別

ここからは差別の例として、

・通りすがりに嫌な言葉をかけられる
・無視や嫌がらせ、露骨に避ける態度で接される
・職業や役割による差別を受ける

を紹介します。

差別1:通りすがりに嫌な言葉をかけられる

最も多い差別が「通りすがりの人からの汚い言葉や侮辱する言葉」です。

実際に私も世界一周をしているとき、欧米圏で通りすがりの人に汚い言葉をかけられることがよくありました。「アジア人は帰れ」といわれたり、わざと大きな声で「アンニョハセヨ」「ニイハオ」と笑いながら挨拶されたり、気持ちの良いものではありません。

態度や表情から馬鹿にされていることがわかるため、余計に腹が立った記憶があります。

差別2:無視や嫌がらせ、露骨に避ける態度で接される

ふたつ目の差別は学校や買い物、観光中によくある「無視や嫌がらせ、嫌な態度」です。

例えば学校では特定の生徒に「君にはこの授業はクリアできない」と言ったり、わざと低評価を付けたりする先生も少なくありません。そして街中のお店では邪魔だと言いたげな目でこちらを見る、注文を無視するなどの差別を受けることも。

明らかに嫌がっている態度を取られるので、悲しい気持ちになります。

差別3:職業や役割による差別を受ける

最後はワーキングホリデーやインターンシップなど、現地で就労する機会のある人が遭遇する差別です。人種を理由に、希望の職業に就けないことが少なくありません。

例えば、

・飲食店でウェイターを希望したが、キッチンや掃除しか担当させてもらえない
・「アジア人は英語を話せないから」などの理由で採用してもらえない

などです。

また欧米圏では、「オフィスワークは白人、肉体労働は黒人がするもの」と考える人も。

人種を理由に希望の職業で働くことができず、留学生活を楽しむことができなくなってしまいます。

ここまで留学中に遭遇する差別について解説しました。

とはいえ、海外に出るだけでどうしてこのような差別が起きるのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで次は、留学先で差別が起きる理由について紹介します。

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留学先で差別が起きる理由とは?

留学 差別

ここからは留学先の差別について、

・留学中に遭遇する差別の種類
・差別が起きる具体的な原因
・日本人が差別されやすい国

を解説します。

留学先では人種差別を目にする可能性が高い

先ほど紹介した差別の例は「人種の違い」が原因であることが多いです。

特に出身や国籍が、

・アジア系
・中東系
・メキシカン、ラテンアメリカ系
・アフリカ系

の留学生は、差別的な扱いを感じることが少なくありません。肌の色や見た目が異なることで、対応や接し方に違いを表されることがあります。

とはいえ、日本より多国籍な海外で、なぜ差別が起こるのでしょうか。次で詳しく解説しますね。

海外で差別を感じる理由は文化や習慣、価値観が異なるから

欧米圏とアジア、その他のエリアでは見た目や文化、習慣などが大きく異なります。私たちが日本で生活する中で自国の考え方やマナーを身に付けたように、欧米圏でも国やエリアごとに独自の価値観が存在します。

そして日々の行動や習慣は、この価値観から形成されることが少なくありません。国籍が変わると行動も大きく変わり、異なる文化圏の人のふるまいに驚くことも。

自分の国では見かけない行動に、受け入れにくさを感じてしまうようです。

またその他にも、

・多くの国で「日本人=英語が話せない」とイメージがあるために、英語ができないことで嫌がられる。
・欧米圏では「アジア人=中国人」「日本人=アジア人」というイメージがあり、「中国人はマナーが悪い」と考える人も多い。日本人でも中国人だと勘違いされて、露骨に嫌がられることがある。

など、さまざまな理由があります。

日本にいる外国人は親切だったのに……?

留学 差別

また「日本で外国人と接したときは差別なんてなかったのに……」と感じる方は多いかと思います。

日本に旅行や留学で訪れている人は、基本的に日本やアジアに好意的な人が少なくありません。興味や関心があるからこそ、日本を訪れて日本人と良好なコミュニケーションを取っています。

留学先では、その土地だけで生活してきた人も多いです。中には他の国に対して、敵対心や好意的ではない感情を持つ人もいるかもしれません。

さまざまな価値観や考え方を持つ人が生活している現地だからこそ、他人の価値観などを受け入れにくい人もいるようです。

日本人が差別を受けやすい国

特に日本人が差別を受ける可能性のある留学先は、

・アメリカ
・カナダ
・オーストラリア
・ヨーロッパ

など欧米圏が中心です。

一方でアジア圏では、日本人に対する差別がそれほど多くはありません。アジア圏は国が違っても文化や習慣が似ているため、親近感を持っていることが多いのです。

また差別だと感じる行動は、必ずしも人種の違いだけが原因ではありません。例えば無視されるときは、アメリカの「面倒なことは適当にする」との考え方に基づいて行動していることも。

過剰になりすぎず、その国のルールや価値観に沿った行動を心がけることで、差別を受けるショックは減らすことができます。

ここまでを留学中の差別について解説しましたが、「留学するのがこわい……」と感じてしまった方も多いかもしれません。

しかし対策を知っておくことで、自分を守ることは可能です。次で詳しくお伝えしますね。

留学先で差別に遭ったときに知っておきたい3つのポイント

留学 差別

最後に差別に遭遇したときの対処法として、

・加害者にならない
・危険を感じたときは周囲に相談する
・相手にしない

の3つを紹介します。

ポイント1:自分も加害者にならないようにする

差別を受けたとき、悲しみや怒りを感じることもあるかと思います。ついつい言い返したくなりますが、グッとこらえましょう。言い返したりやり返したりすると、自分も相手と同じになってしまいます。

実際に差別を受けて加害者にならなかった例として、プロ野球のダルビッシュ有選手がいます。ダルビッシュ選手は他の選手から、試合中にアジア人差別と受け取れる言葉を浴びせられました。

しかしダルビッシュ選手は、その場で言い返しませんでした。さらには後日SNSで「完璧な人間はいません」「彼を責めるよりも学ぶことに重点を置くべきだと思います」などと述べ、許す素ぶりを見せています。

その結果、ダルビッシュ選手の好感度はアップし、相手選手に厳重な処分が下されました。

怒りを感じることはあっても、相手と同じ行為は避けましょう。

ポイント2:身の危険を感じたら周囲に相談する

差別の中には物を投げられるなど、身の危険を感じるものも少なくありません。物が当たってケガをする可能性もあり、恐怖を感じますよね。

身の危険を感じたときは、ホストファミリーや学校のスタッフなどに相談しましょう。送り迎えをしてもらうなど、トラブル予防の処置を取ってくれることも多いです。

ポイント3:相手にしない

差別を受けたときに最も大切なのは「相手にしないこと」です。

差別は受けた側よりも、差別をした人が避難を浴びることが圧倒的に多いです。また近年は差別に関するニュースもよく目にするため、差別問題に意識を持ち始めた人も少なくありません。

相手にしないで、周囲の友達やホストファミリーなどお世話になっている人との時間を大切にしましょう。留学生活がより充実するはずです。

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まとめ:留学中の差別は相手にせず、現地での生活を楽しもう!

留学 差別

今回は留学中に受ける差別について解説しました。

海外では人種差別が最も多く、原因として「文化や習慣、価値観が異なること」が考えられます。自分が知らないふるまいや考え方を目の当たりにしたとき、受け入れるまでに時間がかかるために、差別が発生してしまいます。

不安を感じることもありますが、差別を受けたときは以下の3つを試してみてください。

・加害者にならない
・危険を感じたときは周囲に相談する

差別をしてくる人よりも、友達など親切な人との時間を大切にすることで留学生活がより充実します。

今回の記事を読んで、楽しい海外留学に備えてくださいね。

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    この留学ブログを書いた人

    モリキアユミ

    モリキアユミ

    1992年生まれ、京都府出身のフリーライター。大学卒業時に就職を蹴って、24カ国・50都市の世界一周を実行し、旅の途中からそのままライターへ。現在はタイと日本を行ったり来たりしています。オーストラリア留学とセブ島留学の経験あり。

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