「せっかく留学するのであれば、あわせて資格もゲットしたい!」
と思っている方は多いのではないでしょうか。
私はかつて国内にいる間に独学でTOEICの試験対策に取り組みましたが、ひとりで勉強を続けることはなかなか大変でした。
留学中はモチベーションが高まるうえに学習に打ち込める環境もあるため、ぜひとも活かしたいところです。
とはいえ、具体的にどのような資格がおすすめなのかは、わかりにくいですよね。
そこでこの記事では、
・留学中に取得できる資格
・留学中に取る資格を選ぶポイント
・留学中におすすめの資格
についてお伝えします。
留学中の資格取得はハードルが高そうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、留学中に取れる資格について知りましょう!
[目次]
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留学中に取れる代表的な資格は「語学資格」です。それ以外にも
・スポーツやダンス
・ファッションや美容
・アートやカルチャー
など、幅広いジャンルから選ぶことが可能です。
「留学に行けば資格が取れる」と考えている人もいますが、必ずしもそうとは限りません。
資格の種類によっては、テストで基準点以上を取得することを条件としているものも多いからです。合格点に満たない場合は、資格を得られません。
留学プログラムの中には、資格の取得を目的としたものも多いです。狙う資格があらかじめ決まっている場合には、目的の資格を取れるプログラムを選ぶこともおすすめです。
ここからは、留学中に取る資格を選ぶポイントとして
の3つを紹介しますね。
ポイントを押さえて選ぶことで「違う資格にしておけばよかった……」なんてことにならずに済むはずです。
1つ目のポイントが、就職時にアピールになる資格を選ぶことです。
新たなスキルを獲得できる資格に無駄なものはありません。しかし就職時に活用できる資格を取得しておくことで、選考や面接の段階で評価してもらえる可能性は高いです。
そのためにも、取得する資格を選ぶ際には「今後就きたいと思っている仕事」を明確にしておきましょう。
2つ目のポイントが、学業と両立できる資格を選ぶことです。
留学中に資格を取得しようとしている人の多くは、メインの学業と並行しての取得を考えているかと思います。
とはいえ、学業と両立しながら資格の勉強をすることは、スケジュール管理など多くのことを考慮することが欠かせません。
資格取得には、学業と両立できるかどうかを客観的に判断してから勉強し始めることが大切です。
そのためにも、
・留学する期間と、学業以外で1日に使うことのできる時間
・資格の取得に必要な学習時間
をあらかじめ洗い出してみてください。
3つ目のポイントが、興味のある分野を選ぶことです。
自分で取りたいと思っていた資格が、実は周りの意見や考えに流されたものだった、ということは少なくありません。
資格の取得には少なくないお金と時間が必要です。大切なお金と時間を有効に使うためにも、今一度本当にその資格を取りたいのかどうか考えてみることをおすすめします。
次は、留学中に取得しやすい資格を具体的にお伝えしていきますね。
1つ目におすすめする資格は、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)です。
TOEICは、ビジネス英語のレベルを測る試験のなかでも代表的なテスト。また日本企業の約7割が採用時にTOEICスコアを参考にしている調査結果があることから、留学経験のある人から人気があります。
TOEICは日本での認知度が高いため、就職や転職の際に活用できます。
TOEICを運営する「国際ビジネスコミュニケーション協会」が実施した調査によると、一定の企業においてTOEICのスコアを昇進などの条件に入れていることがわかりました。
結果は以下の通りです。
【上場企業における英語活用実態調査の結果】
・国際部門での業務にはTOEIC700点以上のスコアを期待している:68.6%
・海外出張者選抜にTOEICテストを利用している:28.5%
・海外赴任者選抜にTOEICテストを利用している:30.3%
日本の企業においてグローバルに活躍したいと考えている場合には、TOEICの受験を検討してみてください。
参考:国際ビジネスコミュニケーション協会「上場企業における英語活用実態調査」報告書
・日本企業への就職・転職を考えている人
・日本国内だけでなく、グローバルに活躍したいと考えている人
・語学力を高めて、留学生活をより充実させたい人
現在のTOEICスコアを400点とした時、各スコアに到達するまでの目安時間は以下の通りです。
・TOEICスコア600点:400~600時間
・TOEICスコア700点:600~1000時間
・TOEICスコア800点:1000~1500時間
仮に600点を目指すとしましょう。1日に5~6時間勉強すると、約3ヶ月で目標スコアに達する見込みとなります。
TOEICは多くの国で試験を開催しています。
受験地は留学先として人気のオーストラリアやカナダなど、主要国をはじめとした100以上の国と地域から選ぶことができます。受験する国や地域を選ぶ際は、公式ホームページをチェックしてみてください。
参考:Contact a Local ETS Preferred Network Office
TOEIC対策の授業が受けられる語学学校を知りたい場合には、ぜひスクールウィズのLINE相談をご利用ください。費用イメージやおすすめの国や都市、語学学校の提案、お見積りや申込みといった手続きなど、検討状況に合わせて留学カウンセラーが無料で相談に乗っているので、検討が前に進みます。
2つ目におすすめする資格は、J-SHINE(小学校英語指導者資格)です。
J-SHINEとは「Japan Shogakko Instructors of English」の略で、NPO小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)が認定しているもの。この資格を持っている人は小学生に英語を指導できます。
資格を得るには、指導者養成講座を受講して、審査に合格することが必要です。
J-SHINEを取得するプログラムによって必要な英語力が定められており、おおむね以下の条件で申請を受け付けているところが多いです。
【J-SHINEの受講に必要な英語力】
・語学学校を卒業していること
・Intermediate以上の英語力を持っていること
・英検2級以上を持っていること
・TOEIC500点以上のスコアを持っていること
ただしJ-SHINEは教員免許ではありません。あくまで英語教育指導に関する資格としてお考えください。
1番のおすすめポイントは、教員免許を取得しなくても先生として子どもたちに授業ができる点です。
教員免許を取得するには、大学で指定された授業を履修するなど長い時間と勉強が欠かせません。しかしJ-SHINEは英語の指導に限られますが、教員免許よりは少ない時間で指導を許可してもらえます。
就職や転職においても塾や英会話スクールでの採用に強く、留学で学んだ英語力を十分に活かすことができます。
・子ども好きな人
・塾など人にものを教える仕事に興味がある人
・ある程度の英語力を持っている人
J-SHINEの認定には指定された「指導者養成講座」を修了し、受講した団体より「小学校英語指導者」としての推薦を受けることが欠かせません。
またその他にも、
・指導時間 50 時間以上の実施経験があること
・英語力の目安として、英語で授業ができること
を満たす必要があります。
これらの条件を満たすためのプログラムに必要な期間の目安は、
・講義:4~8週間
・教育実習:2〜4週間
です。
最低でも3ヶ月、英語に自信が無い方は6ヶ月ほど見ておくとよいでしょう。
J-SHINEは、NPO小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)に登録している団体が運営しているプログラムで取得できます。
留学先として人気の国であれば、おおむね対応しているところが多いです。
J-SHINEの授業が受けられる語学学校は留学カウンセラーが希望条件に合わせて紹介するので、下のボタンよりLINE登録の上ご相談ください。
3つ目におすすめする資格が、MBA(経営学修士)です。
MBAとは「Master of Business Administration」の略で「経営学修士」を意味します。大学院で経営に関する修士課程を修了することで得られるものです。。
MBAでは海外就職に欠かせない知識や学歴を身につけることができ、就職やキャリアアップで有利になることも少なくありません。
特にアメリカなどの海外では、MBAなどの学位が重要視される傾向が強いです。MBAは客観的に自身のスキルを明示できるため、就職や転職活動に大いに役立つでしょう。
・すでに高い英語力を持っている人
・大手企業で上位職を狙っている人
・資金的、時間的な余裕がある人
MBA取得に必要な期間は、おおむね1年~2年です。
ただしMBAのカリキュラムは、
・組織マネジメント
・人事、リーダーシップ
・マーケティング
・経営戦略
・ファイナンス
など多岐にわたるため、2年を超えるケースも。社会人は休職や退職を決めたうえで受験を検討してみてください。
世界各地の大学で設けられている、経営に関する修士課程を修了することで取得可能です。
4つ目におすすめする資格は、バリスタです。
バリスタとは、エスプレッソやカプチーノ、酒類などの知識を幅広く熟知して、最高の一杯を提供するプロのこと。単にドリンクを作ったり注いだりする役割ではなく、そのお店の質と格を上げる非常に重要な職業です。
バリスタの発祥はカフェ文化の盛んなイタリアですが、近年は日本でもコーヒー人気の広まりとともに認知されてきました。
ただしバリスタは国家資格ではありません。日本におけるバリスタの民間資格として、以下2つが有名です。
・JBAバリスタライセンス
・コーヒーマイスター(SCAJ)
バリスタの資格を取得すると、自身のスキルを証明できます。カフェでの就労経験がない人でも、資格があることでお店側は安心して採用できるため、就職の可能性が高まることも少なくありません。
・カフェやバーでの就職を考えている人
・コーヒーの知識や技術を高めたい人
バリスタは資格の種類によって難易度が大きく異なります。簡単なものであれば、1日で取得可能です。
イタリアを中心に、コーヒー文化が根付いている以下の国などさまざまな場所で取得できます。
・オーストラリア
・ニュージーランド
バリスタの授業が受けられる語学学校は留学カウンセラーが希望条件に合わせて紹介するので、下のボタンよりLINE登録の上ご相談ください。
5つ目におすすめする資格は、ヨガインストラクターです。
近年は健康志向が強まっている影響で、ヨガに興味を持つ人も少なくありません。ヨガ留学も趣味の延長線にあるものから、本格的な資格取得を目指すものまで様々です。
ヨガ資格に関しては、世界で最も知名度の高いヨガ協会である「全米ヨガアライアンス」の資格を取得できる学校を選ぶのがおすすめです。
ヨガの資格を取得することで、専門性が高まりますよね。その結果インストラクターやヨガ教室の開業まで、将来の選択肢が幅広く増加します。
・ヨガをしっかりと学んでみたい人
・インストラクターなどに興味がある人
「全米ヨガアライアンス」の資格には「RYT200」と「RYT500」の2種類があり、資格名にある数字はそのままプログラムの受講時間を表しています。
・RYT200(ヨガに関するすべての基礎と指導方法を学ぶ):200時間
・RYT500(さらに上位の指導や知識を学ぶ):500時間
RYT200なら集中して学ぶと、1ヶ月ほどで取得できることも少なくありません。
ヨガ資格はプログラムに参加することで取得でき、ほとんどの国の学校が対応しています。中でもハワイやインドネシアのバリ島などは人気ですので、気になる方は検討してみてください。
ここまで、留学で取得したい資格についてお伝えしました。
おさらいしますと、留学中に取る資格を選ぶポイントは3つです。
またおすすめの資格として、以下の5つを紹介しました。
留学と一緒に希望する資格が取得できれば一石二鳥です。本当に自分が取得したい、将来働きたい職業につながる資格を取得し、就職や転職に役立てましょう!
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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