オーストラリアへのワーキングホリデーの年齢制限は30歳まで!35歳に変更するという噂は?

オーストラリア ワーホリ

「オーストラリアへワーキングホリデーに行きたいけれど、年齢制限はどうなってるんだろう……」
と思っている方。

オーストラリアは、日本からのワーキングホリデー先として最も人気のある国です。また近年オーストラリアではワーキングホリデーを受け入れる制度が拡大されており、より多くの人が長期間ワーキングホリデーに行けるような環境が整いつつあります。

とはいえ、具体的にオーストラリアのワーキングホリデー制度がどのようになっているのかはわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

・オーストラリアのワーキングホリデーの年齢制限
・オーストラリアのワーキングホリデー制度
・オーストラリア以外の国のワーキングホリデーにおける年齢制限
・オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得の流れ

をご紹介します。

初めてのワーキングホリデーはハードルが高そうに思えますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。

まずはこの記事を読んで、オーストラリアのワーキングホリデーについて知りましょう!

なお、オーストラリアのワーキングホリデーについての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ワーキングホリデーならオーストラリアがおすすめ!必要費用や条件を徹底解説

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オーストラリアのワーキングホリデーの年齢制限は?35歳まで可能?

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ワーキングホリデーには、利用する条件として年齢の制限があります。

多くの国では年齢制限を30歳までに設定しており、オーストラリアに関してもこれまで30歳が上限でした。ここでは2019年3月時点の、オーストラリアのワーキングホリデーに関する年齢制限についてお伝えします。

2017年に30歳から35歳まで引き上げると発表されたが、現時点(2022年3月時点)では変更はなし

これまでオーストラリアのワーキングホリデービザは、2017年1月1日より35歳へと年齢の引き上げが施行されると言われていました。しかし移民局からは、「引き上げにはもう少し時間が掛かる」となかなか進展のない状態が続きます。

しかし2018年11月5日、ついにオーストラリア首相であるスコット・モリソン首相より、「2019年7月1日よりカナダ人とアイルランド人を対象にオーストラリアのワーキングホリデー対象年齢を引き上げする」と発表されました。

日本でも期待して待たれていた発表ですが、日本人に関しては、年齢制限は30歳のままということです。もちろん、今回のカナダ人とアイルランド人に対しての年齢制限引き上げがうまく運用されれば、後々日本に対しても35歳の年齢制限が適用される可能性は十分にあります。

年齢の条件は申請時に30歳以下であること

ワーキングホリデーのビザの申請時に注意すべき点として、「年齢の条件は申請時に30歳以下であること」があげられます。

ワーキングホリデービザは申請から1年有効ですので、30歳の時点で申請し、31歳でワーホリに行くことはまったく問題ありません。

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オーストラリアのワーキングホリデー制度:年齢以外のポイント

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オーストラリアのワーキングホリデー制度に関する年齢以外のポイントとして、

・ セカンドビザ、サードビザに関する条件
・ 雇用期間
・ 税金の支払い

についてお伝えします。

期間は1年だが、セカンドビザ、サードビザも取得できる

オーストラリアのワーキングホリデーの特徴として、セカンドビザとサードビザがあげられます。通常1年までしか滞在できないワーキングホリデーですが、条件を満たせば2年目、3年目と継続が可能です

その条件とは、1回目のワーキングホリデービザの間に、指定地域で3カ月間(88日間)以上働いた人が、2年目も滞在可能になるセカンドワーキングホリデービザを申請することができるというもの。

さらに2019年7月1日以降、セカンドワーホリ中に6カ月間指定された業務をすれば、3年目も滞在可能になるサードワーキングホリデービザを申請できるようになります。

雇用期間:ある特定の職種のみ同じ雇用主のもとでの就労期間が6カ月から12カ月に

ワーキングホリデーの雇用期間に関する変更点を整理しますと、

・ 雇用期間の上限が12カ月まで可能になる(以前は最大が6カ月だった)
・ 季節労働をセカンドワーホリ中に6カ月行うと、更に1年ワーホリが可能となり、最大3年滞在可能になる(以前は最大2年だった)

となります。 オーストラリアでは季節労働者が不足しており、そのような背景からファームやファクトリーに関しては条件が緩和されたようです。

税金の支払い:2017年より15%の所得税の支払いが必要に

2016年まではワーキングホリデー利用者は「低所得者」とみなされ、所得税はゼロでした。

しかし税制度の見直しにより、2017年1月1日からワーキングホリデー利用者の所得税は15%と決まりました。これまでと比べると、かなりの高さの税金を支払わなければならなくなり、ワーキングホリデー利用者にとっては痛い変更点です。

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オーストラリア以外の国のワーキングホリデーへの年齢制限

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日本は2019年3月現在、22カ国の国とワーキングホリデー協定を結んでいます。国によってワーキングホリデーを利用する年齢制限は自由に決めることが許されていますが、実際のところ日本と協定を結んでいる国の年齢制限は何歳なのでしょうか。

すべての国が30歳まで

現時点で、日本とワーキングホリデー協定を結んでいる22カ国の国いずれもが年齢制限を30歳に定めています。

ただオーストラリアに関しては先ほどお伝えした通り、カナダ人とアイルランド人を対象に年齢制限を35歳に引き上げています。

オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得の流れ

オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得にあたっては、まずビザ申請の条件を満たしていることが必要です。

ビザ申請の条件

・申請日、ビザ発給日にオーストラリア国外にいる
・申請時の年齢が18〜30歳である
・ワーキングホリデービザを使って入国した経験がない
・オーストラリアに12ヶ月を超えて滞在する意思がない
・扶養する子どもが同行しない
・オーストラリアとワーキングホリデー協定を結んでいる国のパスポートを持っている

引き続き、詳しく「料金」「必要書類」「申請方法」について確認しましょう。

料金

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オーストラリアのワーキングホリデービザ申請に必要な料金は、495AUD(41,580円)です。

必要書類

オーストラリアのワーキングホリデービザは、オンラインで手続きが可能なため、基本的に申請にあたっての書類は不要です。

しかし、申請には

・ 有効なパスポート
・ クレジットカード
・ 適切なパソコン環境(E-mailアドレス)

の3点が必ず必要なので、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

申請方法

オーストラリアのワーキングホリデービザは、オーストラリア大使館のサイト内にあるオンラインシステム「ImmiAccount」に登録し、ネット上で申請を行います。

指示に従い、

・ Your personal details(個人情報の入力)
・ Health declarations(健康に関する宣誓)
・ Character declarations (人格に関する宣誓)
・ Payment details(支払い詳細)

などの情報を入力していけば大丈夫です。

最後にビザ申請料をクレジット決済で支払い、手続きが完了します。

基本的に不要ですが申請内容によって、健康診断が必要な場合があります。その場合は、オーストラリアの大使館から指定された病院で健康診断を受診してください。診断結果は医師により移民局へ送付されます。

ビザの発給通知は後日メールにて送られてきます。オーストラリアはビザ発行が早いことで有名ですが、他国を見てみると発給まで2~3カ月かかるのが普通です。混雑時はもっと時間がかかる場合もありますので、最低でも3カ月前から申請の準備をしておきましょう

ここでは細かい流れを書ききれないため、本格的に準備を進めたい方は下の記事を参考にしてみてください。
オーストラリアへのワーホリ準備!必要な書類や持ち物を徹底解剖

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まとめ

今回は、オーストラリアへのワーキングホリデーについてお伝えしました。

おさらいしますと、オーストラリアのワーキングホリデービザの年齢制限は30歳です。カナダ人とアイルランド人に関しては、2019年7月より35歳までに引き上げられる予定となっています。

年齢以外のポイントとしては、セカンドビザとサードビザおよび、税金の支払いに関する条件が変わっている点です。

以下で「ワーホリビザに関するここ最近の変更点」と「オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得の流れ」についてまとめておきます。

ワーホリビザに関するここ最近の変更点
・ 雇用期間の上限が12カ月まで可能になる(以前は最大が6カ月だった)
・ 季節労働をセカンドワーホリ中に6カ月行うと、更に1年ワーホリが可能となり、最大3年滞在可能になる(以前は最大2年だった)
・ ワーキングホリデー利用者の所得税が15%になる

オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得の流れ
・ ワーキングホリデービザ申請に必要な料金:495AUD(41,580円)
・ ワーキングホリデービザ申請に必要なもの:有効なパスポート、クレジットカード、適切なパソコン環境(E-mailアドレス)
・ ワーキングホリデービザの申請方法:オーストラリア大使館のサイト内にあるオンラインシステム「ImmiAccount」に登録し、ネット上で申請

日本からのワーキングホリデー先として最も人気のある国オーストラリア。年々ワーキングホリデー利用者の条件は緩和される傾向にあり、これからますます利用しやすくなっていくはずです。

ワーキングホリデー制度は若いうちにしか利用できませんので、興味がある方はぜひ思い切ってチャレンジしてみることをおすすめします。

もし今、あなたが一歩踏み出せないのでなら、仕事を辞めオーストラリアのワーキングホリデーへと飛び出したKeitoの体験談をご紹介します。

実際にワーキングホリデーを決断したからこそ感じる葛藤や、それでも行くと決めた決意が感じられるので、後悔のない決断をするためにもぜひ参考にしてみてください。
結婚後夫婦でワーホリ中の私が、ワーホリに来て「本当に変われた」と感じる3つのこと

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    長濱 裕作

    長濱 裕作

    学生時代はお金を貯めて海外各地を放浪。異文化に触れる楽しさや多様性の価値を知る。学生結婚を経て12年に渡り大手アミューズメント企業に勤めるも、家族と過ごす時間を増やすために退職。現在は田舎に引っ越して古民家を購入、半農半ライターとして生活。子どもたちの留学の在り方についても勉強中。妻ラブな3児の父。

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