ボストンはニューヨークへのアクセスも良く、また観光地としてもとても人気の場所です。
そんなボストンで現地の方の通勤・通学にもよく利用されているのが地下鉄です。ボストンのほぼ全域をカバーしており、隣接した地域に行くのにも便利です。
しかし、海外の地下鉄は初めて乗るには不安があると思います。
そこで今回は、ボストンの地下鉄の乗り方・そして治安面、さらには注意すべきポイントまで解説していきます。
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ボストンの地下鉄は「MBTA」という略称で呼ばれています。現地の方は「T(ティー)」と呼ぶこともあります。4路線があり、レッドライン、オレンジライン、グリーンライン、ブルーラインと路線名には色の名前がついています。
区間としてはボストン市内を網羅しており、現地の方が通勤や通学に利用するのはもちろん、観光などにも便利な交通機関です。レッドラインがケンブリッジからブレインツリーまで、オレンジラインがフォレストヒルズからマルデンまで、グリーンラインがリバーサイドからリッチメアまで、ブルーラインがボウドインからリビアまでとほぼ全域を網羅しています。
ボストンの主な交通機関としてはバスと地下鉄、そして地下鉄とは異なる「コミューターレール」という路線がありますが、近距離ならコミューターレール、遠方まで行くなら地下鉄、気軽に利用するならバスと使い分けるのがおすすめです。
地下鉄と同様にバスも本数とルートが多いので、目的地に合わせてどちらを利用するかを検討してみると良いでしょう。
コミューターレールもボストンから離れた場所へアクセスが可能ではありますが、土日は運行数が減ってしまうので急いでいるときは地下鉄が無難です。
photo by:ARVD73 / Shutterstock.com
日本では地下鉄に乗る際、「切符」もしくは「ICカード」のどちらを利用するか選ぶことができますよね。
ボストンの地下鉄でも「チャーリーカード」という日本のSuica(スイカ)のようなICカードを利用することができ、そちらを購入するのがおすすめです。「チャーリーカード」自体は無料ですが、スイカのようにチャージする必要があります。自分の乗車する分だけチャージをしましょう。
「チャーリーカード」は全ての駅で販売しているわけではないため、乗車する駅で販売していない場合には紙のカードの「チャーリーチケット」を購入しましょう。少し高くはなりますが、券売機で購入することができます。
初乗り料金は、「チャーリーカード」と「チャーリーチケット」で異なります。「チャーリーカード」で乗車する場合は 2.25ドル(約247.5円)、「チャーリーチケット」で乗車する場合は 2.75ドル(約302.5円)です。どの区間を乗車しても均一でこの料金体系となります。学生の場合は1ドル10セント(約121円)とかなり安価になります。
それでは、地下鉄に乗るための方法を具体的に見ていきましょう。初めて乗る場合はドキドキしますが、「MBTA」は諸外国よりも、比較的仕組みが日本の地下鉄に似ているため、そこまで不安に思うことはありませんよ!
乗車券の購入方法は、「チャーリーカード」と紙「チャーリーチケット」で異なります。
「チャーリーカード」の場合、まずは駅の窓口で「チャーリーカード」をもらいましょう。「チャーリーカードをください」といえばすぐに手渡してもらえます。
その後、券売機でチャージします。現金とクレジットカードどちらでも可能です。券売機のお札投入口の上部に黒いセンサーがありますので、そこに「チャーリーカード」をタッチします。すると、「バスと地下鉄」「コミューターレール」「1日パス」の選択肢が出てきますので希望のものをタッチし、案内に従ってチャージしましょう。
「チャーリーチケット」を利用する場合、1日に何度も地下鉄を利用するのであれば1日乗り放題の「1-Day Link Pass」、1週間以上滞在するのであれば「7-Day Link Pass」がお得です。こちらも「チャーリーカード」同様、券売機で購入することができます。
日本の地下鉄では、どこの改札から入っても改札内で自分の目的地の方面のプラットフォームへ行くことができます。
しかし、ボストンの地下鉄ではダウンタウン行きの改札と郊外行きの入り口が異なり、自分の行きたい方ではない方から入ってしまうと逆方向のプラットフォームには行けません。
そのため改札口に入る前に、必ず自分の行きたい方面かどうかをチェックしておきましょう。(一部の大きな駅では改札内でも行き来できる場合があります)。
「チャーリーカード」、もしくは「チャーリーチケット」を購入したら改札へ向かいましょう。「チャーリーカード」の場合にはスイカと同様、タッチするだけで改札を通過することができます。紙の「チャーリーチケット」の場合、切符のように改札の挿入口に、黒い磁気テープ部分が裏になるように挿入しましょう。
日本の切符と異なるポイントとしては、挿入した部分から「チャーリーチケット」が戻ってきますので、忘れずに受け取るようにしてくださいね。チケットを受け取ると改札口が開きます。
改札内に入ったら、電車に乗車します。改札に入る時点で方向を確認しているので問題ないのですが、グリーンラインの場合だけは注意が必要です。
目的地が路線の途中から変わる、B-line、C-line、D-line、E-lineと4つ路線があるため、自分が行きたい路線かどうかを確認してから乗車するようにしましょう。
「EXIT」と書かれているところから外に出ることができます。日本の地下鉄と同様、いくつかの出口があり、出る場所によって地上の通りが変わってくるので、外に出る前にどの出口から出るかを確認しておくとスムーズです。
海外だとどうしても治安面は不安になりますよね。比較的穏やかなイメージのあるボストンでも、決して油断をしないことを推奨します。
たとえば、日本以上にスリは多く、寝ている間にポケットから財布や貴重品を盗まれるといった事件が多発しています。さらに、ブランドもののバッグなどを持っていると狙われやすいという話もあります。
いかにも「観光客」「留学しに来ている日本人」という風貌だと狙われやすいため、できるだけ現地に住んでいる風を装うように、服装や持ち物をカジュアルライクにすることをおすすめします。
特に早朝と深夜、そしてオレンジラインは他路線に比べ特に治安面で不安があるといわれていますので注意しましょう。
最後に、ボストンで地下鉄を利用する際に注意しておきたいことをご紹介します。
グリーンラインは地下鉄の路線の途中からB-line、C-line、D-line、E-lineと4つの目的地に分岐する箇所があります。基本的にはどの路線かは事前に把握できるはずですが、ごく稀に路線が急に変わることがあります。
また、急行ではなかったのになぜか急行に変更することがあります。必ずアナウンスを行なっているので聞き逃さないように気をつけましょう。
改札に入る前に自分の行きたい方面のプラットフォームかどうかを確認した方が良いことをお伝えしましたが、ボストンの地下鉄では日本のように「○○方面行き」という記載はなく、「INBOUND」「OUTBOUND」としか記載がありません。そのため、自分の行きたい方面の改札がどちらなのか戸惑ってしまうこともあります。
必ず「INBOUND」と「OUTBOUND」の意味を事前に理解しておきましょう。これは電車がどちら方面に向かうかを示しており、「INBOUND」はボストンの中心へ向かう電車、「OUTBOUND」は郊外へ向かう電車です。
細かな目的地が分からなくても、ボストン方面へ向かうのか郊外へ向かうのかはなんとなく分かるので、「INBOUND」と「OUTBOUND」の方向をとっさに間違えないように注意しましょう。
今回は、ボストンの地下鉄の乗り方、治安面、さらには注意すべきポイントまで解説しました。想像していた以上に日本の地下鉄に似ていると感じた方も多かったのではないでしょうか?慣れてしまえばとても便利ですので、観光に、そして留学時の移動にと地下鉄を活用してみてくださいね。
またボストンの移動にはバスもおすすめです。バスの場合、地下鉄よりも細かな移動ができるので、移動手段の選択肢を増やしたい方はあわせて参考にしてみてください。
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