
みなさんはニュージーランドの首都がどこか分かりますか?
日本からの直行便が就航していたり、人口が多かったりすることから、首都は国土の北端にあるオークランドと思っている方も多いはず。しかしニュージーランドの首都はオークランドではなくウェリントンという都市です。
そこで今回は、意外と知られていないニュージーランドの首都ウェリントンについてご紹介します。あわせて、オークランドが首都に間違われやすい理由やウェリントンが首都になった経緯もあわせて解説します。
ウェリントンについてあまり知らない人や、ニュージーランドの首都をオークランドだと思っている人はぜひ読んでみてください。
ニュージーランドの基本情報については下のページでまとめているのでチェックしてみてください。
ニュージーランドとはどんな国?基本情報から国のイメージを簡単に紹介!
先述のとおり、ニュージーランドの首都はウェリントンです。かつての首都はオークランドでしたが、1865年にウェリントンが首都になりました。
ウェリントンという名前は、もともとワーテルローの戦いでナポレオンを打ち破ったことで知られる、イギリスの軍人・初代ウェリントン公爵が由来とされています。
ウェリントンがあるのは、ニュージーランドの北島の最南端です。ちょうど北島と南島を区切るクック海峡に面し、国の中央に位置します。
ちなみに、2024年のニュージーランド全体の人口は約530万人とされていますが、首都ウェリントンの人口は約20万9,900人(※1)と、全体と比べて約50人に2人程度です。
ウェリントンは首都として、さまざまな行政や経済にまつわる機関が置かれています。例えばウェリントン駅のハチの巣(Beehive)のような形をした国会議事堂(ビーハイブ)やモダンな外観の国立図書館があります。ニュージーランド日本国大使館があるのもウェリントンです。
国として重要な機関がウェリントンに集まっており、名実ともにニュージーランドの中心としての役割を果たしています。
では、なぜオークランドに比べて人口が少なく飛行機でのアクセスが不便なウェリントンが首都に選ばれたのでしょうか。
ウェリントンが首都に選ばれたのは、ウェリントンが地理的にニュージーランドの中心にあるからという説があります。
ニュージーランドの国土は、北島と南島の2つの島に分かれています。1860年代、南島ではゴールドラッシュが湧き起こり多くの人々が移り住みました。
一方で、その頃の首都は北島の北端にあるオークランドです。当時は交通機関や通信インフラもなく、新しい法律や政府の決定事項などが北島から南島に伝わるまでに時間がかかっていました。このような背景から、ニュージーランドのちょうど中心にあり、北島だけでなく南島にもアクセスのよいウェリントンが首都として選ばれたのです。
ほかにも、新しい首都として南島の北端にあるネルソンやピクトンなどの街も候補に挙がっていました。首都を選ぶにあたっては、ニュージーランドの中心を担うにふさわしい立地かどうかや、陸海双方からの攻撃に対する防衛能力などが考慮されていたようです。
ウェリントンを首都にしたのは、ニュージーランド国内の分裂を阻止する目的があったともいわれています。
1860年代、ゴールドラッシュに湧き、たくさんの移民が暮らしていた南島の自治体が力を持つようになりました。北島と南島で意見や方針が異なる場面も多く、ニュージーランドは南北分裂の危機に直面します。そのため、北島の北端にあるオークランドではなく、北島の南端にあり南島にもほど近いウェリントンを首都とすることで、政府は南北分裂を阻止しようとしたという一面もありました。
首都をウェリントンとするという決定に対し、逆にオークランドでは抗議活動が起こったことがあったものの、政府の尽力により1865年に無事ウェリントンへの遷都が行われました。

ニュージーランドの首都がウェリントンではなくオークランドだと間違われやすい理由を見てみましょう。
先述のとおり、2024年時点でのウェリントンの人口は約21万人です。一方でオークランドは180万人とされています。
オークランドはニュージーランドで一番人口の多い街であり、ウェリントンの約9倍の人が暮らしていることから、首都だと間違われやすいと考えられます。
ニュージーランド最大の空港は、オークランドにあるオークランド国際空港です。世界中からフライトが就航しています。日本から直行便がニュージーランドに就航しているのも、オークランド国際空港のみです。2025年時点で、ニュージーランド航空の成田ーオークランド線のみが就航しています。
一方のウェリントン国際空港に就航しているのは、オークランドやクライストチャーチなど国内便がほとんどです。オーストラリアのブリスベンやシドニーからの直行便もありますが、やはりオークランドと比べると便数は多くありません。
就航都市の多さや規模を見ても、空の玄関口はウェリントンではなくオークランドといえるでしょう。
現在のニュージーランドの首都はウェリントンですが、かつて首都はオークランドだった時代があります。1841年、当時の総督がオークランドに官邸を構えたことからニュージーランドの首都に。1854年にはオークランドに建設された国会議事堂で初めての議会が開催されました。
このような歴史があることから、今も首都はオークランドだとイメージする人が多いのかもしれません。
オークランドについてもっと知りたい!と思ったら、次の記事もお読みください。
オークランドってどんなところ?ニュージーランド最大の都市の魅力に迫る

ニュージーランドの首都ウェリントンがどのような街なのか、特徴を詳しくご紹介します。
ウェリントンはとてもコンパクトで、豊かな自然と都会的な街並みが融合しています。
特に、丘と港の間に位置する中心部には、有名観光スポットやショッピングスポット、カフェなどが徒歩圏内に集まっています。公共交通機関としては路線バスに加え、ケーブルカーもあり丘の上にスムーズに移動可能です。
首都でありながら、野生動物保護区として知られるジーランディアや、オットセイの生息地へのアクセスも便利。自然も都会的な街並みも楽しみたい人にぴったりです。
ウェリントンは、エコノミスト誌が発表する「世界住みやすい街ランキング」においてもたびたび上位にランクインしています。実際に、2025年には20位にランクインしました。日本の大阪や東京にはおよばないものの、20位以内にランクインしているということは世界基準でみても住みやすい街のひとつであるといえます。

ニュージーランド人はコーヒーが大好きです。特にウェリントンはカフェの町と呼ばれるほどおしゃれなカフェが立ち並んでいます。
ウェリントンのコーヒー文化は、1950年代にローカルなミルクバー(小さな個人経営のショップやカフェ)が流行したことがはじまりといわれています。温かい飲み物を片手に、アーティストや学者などが集い、交流の場として強く根付きました。
ウェリントンのカフェでは、高い技術を持つバリスタが在籍するだけでなく、コーヒー豆の仕入れや自家焙煎にこだわって自ら行うこともめずらしくありません。ウェリントンでカフェめぐりをして、お気に入りを探してみましょう。

ウェリントンではクラフトビールが大人気です。街のあちこちに小規模な醸造所があり、こだわりのクラフトビールが生産されています。お酒が好きな人にはたまらない街です。
ウェリントンのクラフトビールを満喫するなら、醸造所の見学ツアーに参加したり、クラフトビールを提供するバーをいくつか散策したりしてみましょう。効率よくめぐるなら現地ツアーに参加するのがおすすめです。
ウェリントンは風の街としても良く知られています。特に10月には、風が強すぎて歩くことすら困難になる日もあるほどです。
風が強い理由はさまざまありますが、北島と南島の間にあるクック海峡からウェリントンに風が流れこみ、丘陵地帯でさらに強くなるためと言われています。傘が使い物にならないこともあるので気を付けましょう。
もっとウェリントンの街や観光スポットを知りたくなったら、以下の記事もお読みください。
ウェリントン観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめ観光スポットやイベント、グルメを紹介
ニュージーランドの首都ウェリントンは人口が少なく、日本からのアクセスがあまり良くないため、首都はオークランドと間違えてしまう人が多いかもしれません。
しかしウェリントンには、豊かな自然と都会的な街並み、カフェやクラフトビールの醸造所が集まりにぎわいがあります。他の街にはない魅力を持つ首都です。
ニュージーランドへ渡航するなら、オークランドだけではなくウェリントンへも足を運んでみてください。
ウェリントンでの語学留学を検討するなら、ぜひスクールウィズのLINE相談をご利用ください。ウェリントンの様子やおすすめの語学学校など、詳しくご紹介します。
またウェリントンの留学先としての魅力は下の記事でたっぷり紹介しているので、あわせて読んでみてください!
住みやすい都市ランキング1位!留学先をウェリントンするべき7つの理由

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※1... 外務省|ニュージーランド(New Zealand)基礎データ (参照日:2025年12月2日)
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