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語学力だけじゃない!通訳が現場で求められるものとは?

こんにちは!フランス留学中のKURIKOです。

みなさんの中には、語学力さえあれば通訳ができると思っている人もいるのではないでしょうか。

それは半分当たっていて、半分外れています。というのも通訳は決して語学力だけでできる仕事ではないからです。

私は仕事で通訳をお願いされることがあり、実際に通訳として仕事をする現場を何度も経験しています。そこで今回は、語学ができることと通訳ができることの違い、通訳に必要なスキルなどをお話ししたいと思います。これから通訳を目指そうとしている方はぜひ参考にしてみてください。

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語学ができても通訳はできない

私の友人で日仏バイリンガルの人がいますが、彼女曰く、通訳はできないそうです。フランス語でも日本語でも同じ話はできますが、聞いたことを通訳する、というのは全く別のことなんだそうです。私もいくつかの語学ができますが、通訳は得意ではありません。

もう一例挙げます。先日、実はある有名な展示会の通訳応募があったので、面接に行ってきました。その時に初めて他の通訳志望者の方々に会いました。そこで通訳や日本語のテストをさせられたのですが、そこで分かったのが、今まで仕事として通訳の経験を重ねてきた人と語学が堪能でもただ外国語を使って生活をしてきた人の間には大きな差があるということでした。

実はそこには海外滞在歴20年以上の方もいらしたのですが、海外滞在だけがどれだけ長くても、通訳という仕事はされていない方は全く通訳ができていませんでした。逆に、滞在期間は長くなくても、既に通訳としての仕事をしたことのある方は、問題なく通訳のテストをこなしていました。

通訳に求められていること

通訳をする上で語学力があることは前提条件です。それに加え通訳に求められることは、特定の分野に対する専門的な知識、読解力、言葉選び、インプットとアウトプットの同時作業の4つです。一つ一つ説明したいと思います。

(1)専門的な知識

通訳をする場合、大抵専門家の意見を他の言語に翻訳します。そのため、専門的な知識がないと、専門的な単語が訳せなかったり、話者の意図せぬ翻訳をしてしまったりしてしまう恐れがあります。

私の場合は、自分がしていた仕事での通訳ですと、既にその業界や自分の会社の知識はあるので、ある程度通訳ができます。ですが、知らない分野の通訳などは単語力がなかったりするので通訳できません。

(2)読解力

意外に思われるかもしれませんが、通訳に必要な能力は英語よりも、むしろ日本語力です。日本語の読解力、綺麗さが翻訳には重要になります。話者の言いたいことを汲み取り、それを丁寧に他の言語に変換する、そんな力が求められます。

仕事でよくお世話になっているとある社長さんも、通訳ができる人は「きれいに日本語が話せる人」と言っていました。実際に通訳を求めている人も、そういったところを見てるんですね。

(3)言葉選び

これは上の読解力にかぶるところもあるのですが、基本的にちゃんとした敬語が使えないと、いい通訳とは言えません。

海外留学をしていた学生さんの中には、外国語の発音がきれいな人もいますが、話し方がきれいでない、きちんと話していないという方も少なくありません。こういった人は普段大学で過ごしているためか、若者言葉が抜けていなかったり、敬語ができていなかったりします。基本的なところですが、やはり場面に応じて適切な言葉を選び、話せることはどんな仕事の場面であれ求められます。

(4)インプットとアウトプットの同時作業

同時通訳(話者が話すと同時に訳す)の場合、通訳は話者の話をインプットしながら、同時にそれを翻訳してアウトプットしなければなりません。そのため耳にした言葉をそのまま口にできるスキルを求められます。

これは語学が堪能な人でも難しい作業で、習得するには、聞いた英語をそのまま繰り返していくシャドーイングで訓練する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

通訳は語学力があればできるというものではありません。言葉を適切に解釈し、それを正しい言葉で伝える、これは非常に技術がいる仕事です。特に日本語ー英語、日本語ーフランス語の場合では、そもそも文法も大きく異なるため、瞬時に脳内で翻訳することは大変難しい作業です。

英語を使った仕事、と通訳という言語専門家は別な仕事なんです。なので通訳を目指している方は、語学の勉強とは別に、シャドーイングなど、通訳に特化した勉強をした方が良いです。ともあれ通訳は実践が大事。まずはボランティアなどで経験を積んでみてはいかがでしょうか。

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この留学ブログを書いた人

KURIKO

KURIKO

イギリス、フランス、イタリアと12歳から留学歴20年。ロンドンの語学学校で日本マーケテイングマネージャーや中高生の語学研修のグループリーダーなどを務め、現在はフランスの大学院で語学学習や留学に関する博士論文を書いています。

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