こんにちは、ニュージーランドに永住しているHiroです。現在フリーランスのライター兼翻訳家をしていて、昔はニュージーランドのTVレポーターとして働いた経験もあります。
ニュージーランド人にニュージーランドの伝統料理は何かと聞くと、たいていの場合「フィッシュ・アンド・チップス」や「バーベキュー」、「マオリのハンギ料理」などを挙げます。
でもそれ以外にどんな料理があるか聞くと、言葉に詰まる人がとても多いのがニュージーランドのグルメ事情。というのも、ニュージーランドはイギリスからの移民とマオリ人により、1840年に建国された新しい国なので、移民の出身国の料理の影響が今でも色濃く、現在独自の食文化を形成中といえるでしょう。
そこで今回は、ニュージーランドに14年間に在住している私がオススメする「ニュージーランドで絶対に食べておきたいニュージーランド料理を10個」まとめてみました。
ニュージーランドに行く方は是非参考にしてみてくださいね。
なお、ニュージーランドの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
ニュージーランドのおすすめ観光スポット・イベント・グルメを紹介!
留学考えるなら今から準備!
留学の準備は渡航する半年前、余裕を持つなら1年前からの準備がおすすめです!
スクールウィズのLINE相談では、チャット相談やオンラインカウンセリングなど相談方法が選べるので自分のペースで検討が進められます!
自分だけで調べるとわかりづらい費用やおすすめの留学先、準備するものも留学カウンセラーが寄り添いながらサポートするので安心。
ぜひこの機会に留学準備を始めましょう!
移民の持ち込んだ食文化の入り乱れるニュージーランドですが、ニュージーランド独自の伝統料理といえば、マオリのハンギ料理です。マオリの新年「マタリキ」や、その他マオリのお祝いごとの際に振る舞われる、特別なときに食べる料理ですね。
ハンギ料理を作るにはまず地面に穴を掘り、その底に敷き詰めた石をたき火で加熱して準備。準備が整うと素材を熱い石の上に置き、再び土をかぶせ2~3時間ほど蒸し焼きにして調理します。
サツマイモ、じゃがいも、ニンジン、かぼちゃなどの野菜と、チキンやポークの肉類、あるいは魚介類を入れることもあるんです。不思議なことにニュージーランドでは、マオリ料理を専門にしているレストランはほとんどありません。
旅行者用に「ハンギクッカー」と呼ばれる調理器を使って作ったものを食べる機会があるかもしれませんが、伝統的な調理法で作ったものはマオリ人の知り合いがいなければ食べるのが難しいかもしれません。
ニュージーランド料理の定番中の定番といえば、フィッシュ・アンド・チップス。イギリスからの移民がもたらした、魚フライとフライドポテトというシンプルな組み合わせの料理ですが、ニュージーランドのどこでも食べられる1品です。
お店によってはパン粉をつけて揚げてくれるところや、グリルで料理した焼き魚として出してくれるところもあります。ポテトはバーベキュー味やチーズ味などの粉をまぶしてくれるところから、皮がついたままのウェッジズ(wedges)にサワークリームをつけてくれるところなど色々です。
お店により質に大きな違いがあるので、現地の人に聞いて美味しいお店を見つけましょう。ニュージーランドの大自然を背景に屋外で食べるのが通。ぜひ食べてみてくださいね!
バーベキューは、ニュージーランドの家庭料理の決定版です。
たいていの家庭にはバーベキューセットがそろっていて、夏になると街のいたるところでバーベキューをしている人を見かけます。また無料で使える電気式のバーベキュー設備のある公園も多く、ニュージーランド文化に深く浸透しています。
私の家にも1台あり、オークランドの夏は8時半すぎまで明るいので、平日でもバーベキューをして家族と一緒に庭で夕飯を食べます。ホームパーティーでもバーベキューが多く、使用する肉はBYO (Bring Your Own=自分の食べる分を持ってくる)が基本です。
またワインやビールなどの飲み物もBYOがニュージーランドのスタイル。カジュアルで気取らないところがこの国の魅力ですね。
人口1人あたりの羊の数が6匹といわれる、世界1の羊大国であるニュージーランド。これを反映して、ニュージーランドではラム肉(羊の肉)の消費量はとても高くなっています。
家庭料理ではオーブンでローストして食べたり、シチューで煮込んだり、バーベキューにしたりと色々な方法で食べられています。レストランでは、ラムシャンク(ラムのすね肉)やケバブ(カバブ)料理のメニューで目にすることが多いです。
私はオークランドとウェリントンに合計14年間住んでいますが、驚いたのは両都市ともトルコ料理屋が多く、ラムはケバブとして10ドルもあれば食べることができます。また中国系のレストランではラム肉の鍋を食べることもできますよ。様々なラム料理を楽しんでくださいね。
ニュージーランド人なら誰もが知る、国内最高級の牡蠣「ブラフ・オイスター」。
ブラフ・オイスターの名前の由来は南島最南端の街、ブラフで採れることから、この名前がついています。養殖物の牡蠣が多く出回る中、天然物がほとんどというのが特徴ですよ。
収穫量が決められており、通常3月に解禁され8月位まで市場に出回ります。私も1度だけ解禁直後の3月に食べたことがありますが、ニュージーランドの綺麗な海水で育ったからなのか、癖がなく、コリコリとした歯ごたえとクリーミーなとろける食感が印象的でした。12個単位のダース売りが多く、ダースあたり25~30ドルするので少し高めです。
シーズン中は全国で出回りますが、毎年ブラフで5月に開催される「ブラフ・オイスター&フード・フェスティバル」や他のフードフェスティバルで食べるのがオススメですね。
「ホワイトベイト」とはシラスのことです。
ニュージーランドではシラスを捕獲できる量と時期が厳しく定められているので、1キロあたり70ドルから100ドル以上と値段がとても高いんです。
このホワイトベイト・フリッターという料理は「フリッター」と呼ばれていますが、揚げるわけではなくシラスを卵に入れて作ったオムレツのことを指しています。素材の味をこわさないように、通は卵の白身だけを使い料理するのだとか。
また、このフリッターをパンにはさんで食べることもあります。地域によりますが8月~11月が捕獲を許されている時期なので、運が良ければマーケットやレストランで食べることができますよ。シーズン外でも冷凍したものも食べられものの、値段が高いわりに味が劣るので旬の時期に食べたい1品です。
マッスル(ムール貝)はニュージーランドでは、学生の定番食材として知られています。私がニュージーランドへ初めて来たとき、ムール貝の蒸し焼きで有名なレストランに誘われたことがあるのですが、なんとなく高そうだと思い断った経緯があります。それから現地のスーパーへ行き、とても安い食材だということをあとで知りました。
マッスルは基本的には家庭料理で使いますが、刻みガーリックと一緒に白ワインで酒蒸しにしたり、茹でてオリーブオイルとパセリを絡め、レモンと塩で食べたりと色々な楽しみ方があります。レストランで食べるものは味付けが店それぞれで、そのお店の個性が楽しめます。ワインやビールの肴として好まれる一品です。
ニュージーランドのオススメ料理で「サラダ」と聞いて少し驚かれた方もいるかもしれませんが、ニュージーランドで1度試してほしいのがカフェで食べるサラダです。
私がニュージーランドに来て驚いたのは、この国ではサラダにフルーツを入れることが多いんです。オレンジやリンゴ、マンゴーやレーズンなどの甘みの強い素材が入っていることも多く、日本人にとっては最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてくると本当においしいんです。
日本ではあまりなじみのない、砂糖大根の1種の、赤かぶのような野菜「ビートルート」が入っていることも多く、ニュージーランド料理ではよく使われます。またベジタリアンのサラダから、ステーキ1枚が丸ごとのっているようなものまであり、カフェ独自の味を満喫できる面白い料理です。
ニュージーランド独特のデザートといえば、「パブロバ」です。パブロバはメレンゲのケーキにクリームや果物を乗せたお菓子。1926年にロシアのバレーダンサー、アナ・パブロバさんがニュージーランドを訪れたことを記念するために作られたんです。
その一方オーストラリアにも同じようなお菓子があり、オーストラリアが発祥の地だとオーストラリア人は主張しています。よく調べたことあるんですが、現在食べられているパブロバは、ニュージーランドで最初に作られたって書いてあったんですがね(笑)。
誕生日などのお祝いに家で焼いたり、あまり目にしませんが、カフェで食べたりできます。日本人には少し甘すぎるかもしれませんが、1度は食べておきたいデザートですよ!
パブロバ以外のニュージーランド独自のデザートといえば、「ホーキーポーキー(Hokey Pokey)」アイスクリームが有名です!
ニュージーランドミルクのバニラアイスに、サクサクとしたキャラメルの粒が入った逸品で、舌のとろけるような深い味わいです。最近は日本にも輸出されているようですが、やはりアイスクリーム大国ニュージーランドで味わってみたいものですね。
スーパーマーケットでも、アイスクリーム屋さんでも、全国どこでも手に入るニュージーランドが世界に誇るデザートです。ニュージーランドに来てホーキーポーキーアイスクリームを食べなければ必ず後悔するので、是非食べると良いですよ。
いかがでしたでしょうか。
最初はニュージーランド料理があまりピンとこない方もいたかと思いますが、この記事で少しは知ることができたのではないでしょうか。個人的にラム料理は本当に美味しいので一押しですよ!
ニュージーランドに滞在する際は、ぜひ今回紹介したニュージーランド料理に挑戦してみてくださいね。
なお、ニュージーランドでの語学留学やワーキングホリデーを検討している場合には、ぜひスクールウィズのLINE相談をご利用ください。費用イメージやおすすめの都市、語学学校の提案、お見積りや申込みといった手続きなど、検討状況に合わせて留学カウンセラーが無料で相談に乗っているので、検討が前に進みます。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
これだけでOK!すぐに使えるフィリピン語(タガログ語)26選まとめ
留学先の生活・観光
これだけは絶対食べておきたい!カナダ料理のオススメ12選
留学先の生活・観光
オーストラリアの定番お土産20選!現地でしか手に入らないお土産も紹介
留学先の生活・観光
オーストラリアに行ったら絶対に食べるべき地元の料理12選
留学先の生活・観光
カナダで絶対買っておくべきお土産37選!カナダでしか買えないアイテムも紹介
留学先の生活・観光
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします!
留学先の生活・観光
オーストラリアでおすすめのお菓子14選!お土産にぴったりなばらまきを現地在住者が紹介
留学先の生活・観光
留学に持って行くプリペイドカードは何がいい?選び方からおすすめのカードまで紹介します
留学前の準備
絶対に食べるべし!アイルランドのオススメ郷土料理13選
留学先の生活・観光
【知っておきたい英語スラング一覧】ネイティブが使う略語から最新の表現50選
英語の勉強方法
TOEICってどんな問題形式?配点や解答のコツ、おすすめ問題集など解説します
英語の勉強方法
短期留学におすすめの国ランキング!最適な語学留学先を見つける方法とは?
留学先選び
マルタ長期留学の魅力とおすすめポイントを解説!費用や効果も紹介
留学先選び
どの国ではたらくと稼げる? 2024年度版 ワーキングホリデーにおける国別、最低賃金月収の実態調査
留学ニュース・企画
ニュージーランド長期留学を選ぶべき理由とは?費用やおすすめ都市も徹底解説!
留学先選び
【TOEIC対策】初心者必見!効果的な勉強法とおすすめ教材
英語の勉強方法
英語で会話をしてみたい!基本フレーズと効果的な練習方法まとめ
英語の勉強方法
アイルランド留学期間の選び方は?期間別の効果や費用を徹底解説
留学方法・時期・期間
マルタの英語はどのくらい訛りがある?特徴やマルタならではの表現を紹介
留学先の生活・観光
フィリピン短期留学で英語力をアップ!費用や効果など徹底解説
留学方法・時期・期間
イギリス留学の期間はどれくらいが最適?効果や費用を詳しく解説
留学方法・時期・期間
どんな理由で留学へ行くかなどをまとめています
どんな留学スタイルがベストかをまとめます
気になる留学費用を紹介します
あなたにピッタリな留学先選びのポイントを配信中
これで安心!留学前に準備しておくべきことまとめ
現地での観光をもっと楽しくするお得な情報まとめ
留学経験者のその後に迫ります
企画・取材系記事のまとめ
海外や英語学習のニュース記事を配信中
英語の勉強に役立つ情報を配信しています
留学の基本知識から流れをご紹介
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/