オーストラリアにあるメルボルンという都市、多くの方が1度は聞いたことがあるかと思います。実はイギリスの有名な経済雑誌・エコノミストの調べでは、メルボルンは「世界で最も住みやすい都市」に選ばれるほど人気です!
今回はメルボルンの基本情報からグルメ、オススメの観光地など、住みやすいと言われるメルボルンの魅力を紹介していきます。
なお、メルボルン留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
メルボルン留学
当記事では、2016年11月時点での情報を元に作成しております。
公開から年月が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、最新情報は別途お調べください。
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メルボルンは、オーストラリア南東部のビクトリア州に位置しています。
成田空港からメルボルンへは直行便で行くことができ、フライト時間は約10時間です。
時差は、通常オーストラリアが日本よりプラス1時間進んでいて、オーストラリアのサマータイム導入時にはプラス2時間になります。なので通常時は日本が朝9時の時には、オーストラリアは朝10時ですね。
時差ボケすることは基本的にはありませんよ!
メルボルンの人口は約430万人で、オーストラリア国内1位のシドニーに次ぐ第2位の数となっています。メルボルンにいる日本人(長期滞在者+永住者)は約1万3000人(2011年)と北京、台北、トロントよりも多く日本人が住んでいます。
メルボルンは日本人にとっても住みやすい人気の都市です!
日本のように年間を通してはっきりとした四季はなく、夏と冬に分かれています。
またオーストラリアは南半球にあるため、北半球にある日本との季節は真逆です。
そのため最も気温が下がる冬季は7月で、最低気温は平均6度、夏季は1月で平均最高気温25.9度と過ごしやすい気候も特徴的ですね。
ですが、実際は砂漠地帯から吹き抜けるフェーン現象で40度を超える日も多いので、夏は本当に暑いです。
「世界一住みやすい」と言われているメルボルンですが、実際どこが魅力的なのでしょうか。私が思う魅力的なポイントを3つ紹介します。
メルボルンは、先住民であるアボリジニの部族がその始まりであり、徐々に移民が入植して街の歴史が形成されていきます。
例えば、世界遺産である「王立博覧会ビル」や「メルボルン刑務所」、街のシンボルである「フリンダース・ストリート駅」など、当時の歴史の姿を映し出した建物が数多くあります。
メルボルンでは1850年代のゴールドラッシュによって不動産ブームになり、競い合うように建物が建てられました。そのゴールドラッシュで建てられた素晴らしい建物を今日でも見ることができるのは、「メルボルンならでは」だと思います。
そのような歴史を経て建てられた美しい建築物は、「南半球の宝石」と言われるほどです。
また、メルボルンは普通の住宅においてもデザインが傑出しており、中には重要指定されている建物もあります。お洒落な建物が当たり前のように街中にあるので、1度は訪れるべきだと思います!
メルボルンは国内で2番目に人口が多い街でありながら、その中には自然と触れ合える庭園や公園も多くある緑豊かな街です。
特にビクトリア州は野鳥の宝庫であり、日本では動物園でしか見ることのできないような鳥が街中にたくさんいます。なのでバードウォッチングを楽しむには最適ですよ!
その他にもイルカやアザラシはポート・フィリップ湾の南端に生息していたり、メルボルンから車で3時間程度にあるワーナンブールという地域では、7月から9月にかけてホエールウォッチングができます。「ペンギン島」とも言われるフィリップ島には野生のペンギンがたくさんいて、可愛い姿を見せてくれます。
メルボルンは、都会のすぐそばに自然がある街です。
オーストラリアは移民の受け入れに積極的な国の1つであり、様々な国籍を持つ人々が住んでいます。そういう背景から、チャイナタウンやリトルイタリーなどといった区域が街中にあり、色々な国の料理を楽しめます。
お店に入らなくても、街を散策するだけで十分に街の雰囲気を味わえます。
また、オーストラリアのワインは低価格でありながら味わいが豊かです。
多くのレストランが店内にワインを持ち込むことができる「BYO」というシステムを取り入れています。ですので、好きなレストランに入って、好きなワインを持ち込めるのは最高ですね!
これもメルボルンの魅力の1つです!
都会と自然が調和するメルボルンには、数多くの魅力的な場所があります。
その中で私が特にオススメする観光地は3つです!
メルボルンにはたくさんの教会がありますが、その中でもセントパトリックス大聖堂はオーストラリアで1番大きく、そして高さのある教会です。
セントパトリックス大聖堂の外観はブルーストーンという石でできており、また塔の上には尖塔が3つそびえ立っているのが特徴的。実はこの尖塔を建てる際に、当初の計画よりも27m高く変更したため、建設に80年以上掛かったと言われています。
また、聖堂内に入れば、心が洗われるような音楽と輝くステンドグラスで癒されます。
セントパトリックス大聖堂は夜にはライトアップされ、昼間とはまた違う美しい姿を見れますので、メルボルンに来たら足を運ぶべき名所だと思います!
ロイヤルボタニックガーデンは、842年に造園された英国式庭園で歴史のある植物園です。年間180万人もの人々が訪れる、メルボルンの有名な観光名所です。
敷地は広大で、なんと東京ドーム約8.5個分。
その敷地内に、野鳥は50種類以上生息して、植物は1万2000種類以上植えられています。1日で回りきるのもなかなか大変です。なので、園内で実施しているウォーキングツアーに参加してみるのも良いと思います。
また、植物園内には散歩できる道が整備されているので、季節によって咲き誇る花を見ながら散歩をすればオーストラリアの自然を満喫できますよ!
7kmの遊歩道を散策して歩くのが私のおすすめです。
気になる入場料ですが、無料となっているので誰でも気軽に入ることができます。
メルボルン市民が愛する憩いの場所です!
「世界一美しい海岸道路」と言われているグレートオーシャンロード。
メルボルン市内から片道3時間ほど車を走らせたところにあります。
人気バンドグループであるMr. Childrenの「Tomorrow Never Knows」のMusic Videoで、ボーカルの桜井さんがグレート・オーシャン・ロードの崖で歌っていたこと有名ですよ!
グレート・オーシャン・ロードは、200km以上も続く道路なので、その先々で多くの絶景と出会えます。その中で最も有名なのは、「十二使徒」という場所です。
かつてあまりにも神々しい12の岩々を見た人々が、キリストと12人の弟子たちに因んで名付けられました。
現在は浸水によって、8つの岩しかありません。ですがエメラルドグリーンの海と12人の使徒のように見える岩は、見るものの心を奪います。
さらに、ダイナミックな光景の中にも自然が持つ優美さも感じられ、大自然を感じながら海岸線をドライブすれば、「これぞオーストラリア」という気持ちになれます。
朝日や夕日によって海岸沿いの景色が変わるので、何度行っても楽しめるイチオシの場所です!
いかがでしたでしょうか。
メルボルンは、シドニーやケアンズといった人気の都市とはまた違った顔を持っています。街中にはおしゃれなカフェやお店があったり、少し街から離れると美しい自然があったりと、都会と自然のどちらも楽しめる素晴らしい街です。何度も世界一住みやすい都市に選ばれるのは納得ですね!
ぜひメルボルンを訪れて、都会と自然のどちらも楽しんでくださいね。
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