こんにちは!ライターのめぐです。
ニュージーランドは「世界の箱庭」と呼ばれるほどバラエティに富んだ大自然を有する、とても魅力溢れる国。日本と同じく四季がはっきりしていて、美しい山々や湖、原生林や氷河、ブドウ畑に牧草地帯が広がります。アウトドア活動が好きな明るくまじめな国民性は、どこか同じ島国の日本人と似ているのかもしれません。
そんな魅力あふれるニュージーランドのワーキングホリデー制度は近年、変革の時期を迎えています。さまざまな条件の緩和などが目立ち、日本人にとっては渡航しやすい内容に変わってきているんです。
本記事では、ニュージーランドの留学エージェントで働いていた私が、ニュージーランドのワーホリビザの特徴から取得方法まで、まとめて紹介させていただきます。
なお、ニュージーランドのワーキングホリデーについて、費用やおすすめの都市、学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ニュージーランドのワーキングホリデーの詳細はこちら
当記事では、2016年9月時点での情報を元に作成された記事となっております。
公開から年月が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、記事内で紹介しているイギリスのビザ情報については、最新の情報を「ニュージーランド留学に必要なビザ情報」にて紹介しておりますので、こちらをご参照ください。
ニュージーランドのワーホリビザは、近年頻繁に制度が変更されています。2016年現在だとどのような内容なのか、確認してみましょう!
ニュージーランドのワーキングホリデービザで滞在可能な期間は、原則1年以内になります。
しかし農業やブドウ栽培など特定の仕事に携わった場合は、3ヶ月の滞在期間の延長が認められます。延長が必要な場合は、雇用主に証明書を書いてもらい、ニュージーランド移民局に提出しましょう。
また日本人向けに同一雇用主のもとでの就業条件が撤廃され、資金証明の提示義務も廃止されています(※場合によっては提示が求められることもあります)。
ニュージーランドのワーホリビザで語学学校などに就学できる期間は、就学期間も従来の3ヶ月から6ヶ月間に延長になりました。
英語にそこまで自信がない方でも、事前に学校に通って英語力やニュージーランドでの生活習慣を身に付けてから、現地での仕事探しや旅行を楽しむことができます。
ちなみに、イギリスの教育方式に影響を受けていることもあり、ニュージーランドは教育レベルが高いことでもしられています。語学学校も数多く、ワーホリ滞在中に英語の習得を目指す方にも最適です。ニュージーランド在住の方は比較的早口の方が多いです。初めは戸惑うかもしれませんが、ハイレベルのリスニング訓練を積むにはよい環境ですよ。
次に、2016年度のニュージーランドのワーキングホリデービザ取得する方法をご紹介します。制度は毎年変わる可能性があるので、必ず最新情報をご確認くださいね。
申請は全てニュージーランド移民局のサイトからオンラインで行います。
まずはユーザーアカウント登録を行い、メールアドレスなどを記入します。今後すべての情報はこの時登録したメールアドレス宛てに送られるので、間違いのないよう注意してください。登録後、オンライン申請書に必要な情報を記入します。
申請すると移民局から指定の病院、医師のもとで健康診断を受けるよう指示がありますので従って下さい。通常オンライン申請してから、15日以内に提出する必要があります。
以前は所定の診断書をプリントアウトし、そこに記入してもらっていましたが、2015年より医師が直接「eMedicalシステム」という管理システムに結果を送る方法に変わりました。
これによりビザ発給までの時間短縮になりました。しかしビザ申請者本人には健康診断書が返却されませんので、診断書のコピーなどをもらっておくといざというとき安心でしょう。
診断書が移民局に送られた後、特に問題がなければ2、3日後にビザ発給許可通知がメールで送付されます。
ニュージーランドのワーホリビザ取得の際に必要なものは以下になります。
ちなみに、ワーホリビザの申請料は無料です!
ニュージーランドのワーキングホリデービザの有効期間は入国してから1年間。1年間は長いようで、ワーホリ生活をしているとあっという間です。現地についてからのスケジュールをしっかり計画し、把握しておきましょう!
またメールで届いたビザ発給通知は、プリントアウトし渡航の際に必ず携行してください。入国の際、パスポートと一緒に提示する必要があります。
以下がワーホリビザを取得するための条件です。ニュージーランドでのワーホリを希望する方は、必ず確認しておきましょう!
年齢制限 | 18~30歳(申請時) ※申請時に30歳の人は31歳での入国可。 |
申請可能時期 | 通年 |
就労期間 | 特になし(以前は3ヶ月でしたが2010年に撤廃されました) |
就学期間 | 最長6ヶ月 |
滞在期間 | 入国日より1年(有効期間中の入出国制限なし) |
子供の同伴 | 不可 |
査証変更 | 可能 |
必要な所持金 | 4200NZドル以上の所持金を持参することが望ましい (資金証明書の提示を求められることがあります) |
帰りの航空券 | 帰りの航空券は必須ではないが相応の金額を所持することが望ましい |
過去のワーホリ経験 | 過去にワーホリ制度を使ったニュージーランド滞在経験がないこと |
その他 | 健康で犯罪歴がないこと |
現在のところ所持金の資金証明は義務化されていませんが、入国の際などに提示を求められることがあると但し書きがついています。念のため英文の資金証明を携行した方が安心です。
また、医療保険への加入も任意となっていますが、海外で病院にかかると高額な費用を請求されることが多いです。ワーホリ滞在期間をしっかりカバーできるように、日本で海外旅行保険などに加入することを強くオススメします。
いかがでしたでしょうか。ワーホリの渡航先を検討する際、さまざまな国や地域を比較して決めることになると思います。
ニュージーランドはコンパクトな国土ながら明るく落ち着いた人々と、美しい自然が詰まったとても魅力的な国。渡航先に悩んでいる方は、ぜひニュージーランドを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
18歳から30歳の若者向けに自由な滞在を認めるワーキングホリデーは一生に1度のチャンスです。人生の宝物となる素晴らしい体験になるよう、応援しています!
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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