こんにちは、ライターのエミです!
私は高校卒業後、ハワイの短期大学へ2年間留学していました。今回は私がなぜハワイへ留学をしたのか、そして実際ハワイ留学でどのようなことを得られたのか、ご紹介したいと思います。
ハワイが好きな方、ハワイでの留学に興味がある方、読んでいただけると嬉しいです!
私は小さい頃から踊ることが好きで、学生時代はダンスに明け暮れた日々を過ごしていました。“将来何になりたいのか?何がしたいのか?”考えたこともあったけれど、いつも漠然としていて、具体的な考えはほとんどありませんでした。
そんな日々を過ごし高校3年生になった時、進路指導で当時の担任の先生に、
「留学なんてしてみたら楽しいんじゃないの?」
と話の流れで何気なく言われました。
高校での英語の成績は平均を少し上回るくらい。英語に興味があった訳でも、海外に憧れを抱いていた訳でもなかった私でしたが、先生のその一言で私は「留学」という選択肢もありかもなと、考えるようになったんです。
「自分が何を学びたいのか、何をしたいのか、考えれば考えるほどわからないけれど、何か新しいことがしたい!せっかくならみんなと違う進路に進んでみたい!」
と次第に思うようになり、いつのまにか本気で留学を考え始めていました。
私の両親は私のやりたいことをいつも尊重し、前向きに受け止めてくれるのですが、 やはり娘ということもあり(私が危なっかしく、にぶい、とろい性格というのもあったと思いますが。。。)、知らない土地へ1人で行くのは危ない、と留学に反対。
すっかり留学モードになってしまっている私は、必死で説得をしようと考え、探しに探しひらめいたのが
ハワイ!!
中学3年の時、初めて海外への家族旅行でハワイに行ったことを思い出しました。両親に相談したところ、治安などの安全面や、日本人がたくさんいるという安心面も考えた上で、そうだな、ハワイなら良さそうだな、と意外にもあっさりとOKをもらえたのでした。
ハワイ・オアフ島にある2年制の短期大学へ入学が決まり、せっかく留学するのだから、英語を習得するのはもちろん、人としてひとまわり、いや、ふたまわりくらい成長したい!と思い、ハワイへ旅立ちました。
私が留学した短期大学は、入学当時にはなんと生徒の96%が日本人でした。残りの4%の生徒さんは、日本語を学びたくてこの学校にいる外国人。他の語学学校でも、中国や韓国、台湾、東南アジアからなど、ハワイでは全体的にアジアの留学生が多いようでした。
先生は現地ハワイの人だったりと、皆ネイティブ・スピーカーでしたが、正直授業以外ではほとんど英語を聞かないし、話さなくても生活できる範囲でした。
ハワイに留学して最初の1ヶ月は、まるで毎日が観光気分。しかし、1ヶ月も過ぎると授業内容も本格的に。
英語が全くといっていいほど話せなかった私は、遊んでばかりいられない様になっていきました。留学を始めて3ヶ月も経つと、留学生の間でも差が見え始めます。
ハワイで遊び続けてしまう子は、授業についていけずに単位を落とし続け、何年も2年生の短期大学を通うことになってしまう人がほとんど。そのうちの何人かは退学していきました。
ホームシックになってしまった子のほとんどは、半年も経たないうちに日本へ帰国しています。日本人ばかりの環境に疑問を持った子たちは、退学や他のアメリカ本土の学校へと移って行ったりしました。
私に関しては、ハワイにいてどこまで自分が成長できるかのか、という不安はありました。しかし日本とは違い、毎日の宿題、課題がものすごい量でしたので、それをこなすことで精一杯。他のことを考える余裕さえ、当時はそこまでなかったのだと思います。
今思い返せば、リーディング、ライティング、リスニング力は驚く程に身についていました。
ハワイで留学を開始して半年程して、ハワイの生活にも慣れた頃、ダンスが好きな私はコミュニティーを広げるべく、放課後ローカルのフラダンス教室へ通い始めました。日本人ばかりのコミュニティーにいては、スピーキング力が身に付かないと思ったからです。
実際、ハワイに留学をしていた仲間の中でも、日本人コミュニティーとしかつるまない人たちと、積極的に外のコミュニティーと関わっている人たちとではスピーキング力に大きな差がありました。
ハワイ留学を決め、2年間短期大学に通ったことで、英語の基礎である部分がしっかりと固められたように思います。
単語や文法が出来なければ、ある程度の会話はできません。わからない時は、いつでも親身になって教えてくれる先生が毎日近くにいました。同じ目標に向かって頑張り励まし合える仲間が近くにいました。
確かに、リーディングやリスニング、ライティング力は、日本にいてもあう程度は身につけることができると思いますが、様々な誘惑が日々ある中で、1人で向き合うには時間もかかりますし、相当な精神力が必要になると思います。ハワイの学校では、基礎の土台をしっかり、じっくりと集中して自分のペースで築き上げる環境が整っていました。
“英語ができる”の定義=英語が話せる、と思っている方が多いかと思います。ある程度英語の基礎が固まっていて、英語を早く話せるようになりたい!と思っている方は、ハワイではなく、アメリカの本土へ行かれた方がいいのかもしれません。
ですが、もし私がハワイではなく最初からアメリカの本土の大学に留学をしていたらどうなっていたのでしょう。単語力も文法力もそこまでない。言葉も上手く喋れず、授業にもついていくのが精一杯で、周りに日本人もいない環境で宿題に追われる毎日。。。
英語の基礎を作る時間が足りずに学業と平行して、ハワイでフラダンス教室に通ったように、他のことに取り組む時間を作る余裕さえできなかっただろうと思います。
私はハワイに留学し、生活面でも学業面でも自分のペースで余裕をもって自分と見つめ合うことができたと改めて思います。
どこへ留学行くにしても、自分の意思が強くないとだめということは確かなのですが、やはりハワイへ留学を決めてよかったな、と今でも思います。
ハワイで2年間過ごした私は、以前よりも気持ちに余裕ができ穏やかな性格になったと感じています。ハワイの大学卒業後は、アメリカのネバダ州にある4年制の大学へ編入し、卒業後は1年間ハワイに戻り就職もしました。
ハワイで身に付けた英語力、吸収した経験が確実に私の自信となっていることをそこで大きく実感しました。ハワイの2年間なしではきっと私はくじけていたと思います。
英語が全くわからなかった私が、ハワイの大学を経て、アメリカ本土の大学を卒業し、その後はハワイで仕事もするなんて、留学前の高校時代では想像もできなかったですね。ハワイは、”前に進む為の第一歩”として、とてもよい場所だと思います。
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