アメリカに語学留学する際には、パスポートだけではなくビザが必要になります。
アメリカでの学業・勉強を目的とする学生は、F-1ビザもしくはM-1ビザを取得しなければいけません。
ビザ取得までの流れや必要書類、取得条件など、少しややこしいので悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
本記事ではアメリカに留学するまでに必ず取得しなければならない「F1ビザ」について解説させていただきます!
※以下の情報は2016年1月18日現在の情報です。
ビザ取得の条件は日々変動するため、最新の情報は米国ビザ申請サイトを必ずご確認ください。
F-1の方が最も一般的な学生ビザです。
アメリカ国内の認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラムなどで教育を受ける場合は、このF-1ビザが必要になります。
週18時間以上の授業を受ける場合も同様に、F-1ビザが必要です。
それに対して、M-1ビザというのは、アメリカの機関で非学術的もしくは職業的な教育または研修を受ける場合に必要になります。
この記事では、一般的な学生ビザであるF-1ビザについての情報をまとめます。
F-1ビザとは、通常5ヶ月から5年間の長さで発行される学生用のビザです。
小学校から博士課程までほぼ全ての学生に提供されるため、年齢制限は特にありません。
また、勉強を目的をしているビザなので、勉強をしている限りは最大8年間の滞在が可能となります。
申請料金は、米ドルで160ドル、日本円で19,200円となっています(2016年1月時点での為替レート)。
F-1ビザの申請自体はいつでも可能ですが、学校登録日の期限の1ヶ月前までに全ての手続きを終了していることが一般的です。
ビザ免除プログラム(VWP)とは、ビザがなくてもアメリカ国内に90日間留まることができるプログラムのことです。
週18時間未満のコースを受講する場合は、90日以内の滞在に限り、このビザ免除プログラム(Visa Waiver Program=VWP)で入国できるため、学生ビザは必要ありません。
特定の国籍を持つ人が渡米する際に、有効なパスポートと往復もしくは目的地までの航空券を持っていること、かつ目的が短期のビジネス、観光の場合に限られます。
ビザ免除プログラム(VPW)で入国すると90日を超えて滞在したり、現地でF-1ビザを取得したりすることなどはできないため、注意してください。
取得するための詳細な条件としては、以下が挙げられます。
全ての国が参加しているわけではないので、自分の国籍を確認しておく必要があります。
東アジアでは日本、韓国、台湾が対象となっています。
F-1ビザを取得するための流れは以下の通りです。
アメリカでは新学期が9月から始まるため、6月から7月は申請が混み合うことが多いです。
留学の予定が決まっている場合は、早めに申請しておくようにしましょう。
東京・大阪・那覇の場合と、札幌・福岡の場合で、少しだけ異なります。
まずは留学したいアメリカの語学学校を選びましょう。
スクールウィズのアメリカ留学の特集ページで、アメリカ留学のポイントや語学学校の情報、アメリカの基本情報などをご紹介しています。
アメリカ留学
希望するアメリカの学校により、必要な書類が異なります。
学校側の指示に従って、必要な書類を送りましょう。
書類に不備がなく、入学が認められると、入学許可証(I-20)が送付されます。
ビザの申請に必要な書類ですので、大事に保管しましょう。
一般的な学生ビザの場合はF-1ビザ、専門学校などの場合はM-1ビザを取得することになります。
その他にF-1ビザの申請にあたって必要な書類については、下の項目を参照してください。
F-1ビザとM-1ビザの場合はSEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)費用として、200ドルを支払う必要があります。
以下のページでクレジットカードで支払うと、I-901という支払った証明も発行されます。
Department of Homeland Security - Form I-901 Application - Instructions
F-1ビザ、M-1ビザともに、$160(19,200円)がかかります。
アメリカ大使館ウェブサイトで申請料金の支払い方法を確認し、支払いを済ませ大使館・領事館での面接の予約を取りましょう。
提出書類を確認し、面接へ。
このとき面接官に全ての書類とパスポートを提出します。
1.〜7.までは「東京、大阪、那覇の場合」と同じです。
パスポートのコピー、面接予約確認書、DS-160確認ページ、5cmx5cmの証明写真、翻訳した書類(英語以外の書類で英語に翻訳したもの)を面接日1週間までに郵送します。
大使館または領事館で面接を行います。
F-1ビザを申請するために必要な書類は、以下の通りです。
※1 DS-160とは
アメリカ大使館・領事館でビザを申請する際に必要な申請書。
詳しくはこちらをご参照ください。
日本国籍以外の方は全ての都市において、外国人登録証または在留カードの両面のコピーと本在住の家族のパスポート画必要です。
SEVIS費用とビザ申請料金を支払ったら、アメリカ大使館に面接の予約を入れましょう。
予約後、面接予約確認書をとっておきます(入管するために必要です)。
それに加えて、6ヶ月以内に撮影した5センチ×5センチの証明写真を1枚用意する必要があります。
これらの書類を用意した上で、面接の日時に大使館(もしくは領事館)へ行きましょう。
面接をするのは、面接対象者が米国内で学業を営むのに相応しいかを判断するためです。
留学を名目に遊びに来ることが目的など不純な動機での留学を防げ、働き盛りの方などあえて学業を営む必要のない方を除外することも目的としています。
所要時間は一般的には3時間とされていますが、それよりも早く終わることが多いようです。
面接の内容は、申請書類に記載されたことが正しいかどうかを確認することがほとんどです。
また、自分が通う学校や米国での将来の活動なども聞かれる場合があります。
以下のような質問には答えられるようにしておきましょう。
面接後に、ビザ発給の可否が伝えられます。
難易度に関しては、面接官の個人の判断によって、大きく変わります。
そのため、印象良く、テキパキと質問事項に答えることが大切です。
面接シミュレーションを行い、事前に聞かれる内容を予想して、すぐに答えられるようにしておくとよいでしょう。
面接後、早ければ3日前後でビザ申請の結果通知書が届きます。
ビザ申請が下りた場合は、パスポートにビザが貼られています。
ビザ発給の許可が下りたら、7〜14日間にビザが届きます。
面接の詳細については下記の記事を参考にしてみてください。
【米国ビザ面接】アメリカ留学準備のラスボス!面接当日の流れを徹底解説
F-1ビザ(学生用)ビザの取得の流れ、分かりましたでしょうか。
少し面倒なところもありますが、語学留学という目的のために、ぜひがんばってください!
※上記の情報は2016年1月18日現在の情報です。
ビザ取得の条件は日々変動するため、最新の情報は米国ビザ申請サイトを必ずご確認ください。
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