ボーンマスの気候とオススメの服装を解説！

ボーンマスに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。

実際ボーンマスは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。

そこで今回は、ボーンマスの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。ボーンマスへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。

なお、ボーンマスの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
ボーンマス観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ

本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではイギリス・ポンドをGBPと表記、為替レートには2024年8月6日時点での情報を参照し、1GBP＝190円で計算しています。

ボーンマスの気候帯

まずはそもそもボーンマスがどの気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。

メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、ボーンマスの気候は西岸海洋性気候（気候区分：Cfb）に属しています（※1）。

西岸海洋性気候は、暖流や偏西風などの影響により、他の温帯に属する気候と比べると年間を通した気温や降水量の変化が穏やかな点が特徴です。

世界の都市では、ドイツのベルリン、オランダのアムステルダム、スイスのジュネーブなどが西岸海洋性気候に属しています。

日本との比較

一方で日本は、北海道や東北などが亜寒帯湿潤気候に、その他地域の大部分は温暖湿潤気候に属しています。

年間を通して気温差が大きい日本と比べると、ボーンマスの気候は年間を通した寒暖差が少なく、安定した気温の中で生活を送れます。

年間を通して涼しいボーンマスの気候

上ではボーンマスの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、ボーンマスの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。

なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」発表の情報を参照しています（※2〜6）。

ボーンマスの平均気温

西岸海洋性気候に属するボーンマスは、東京と比べ夏の気温が低く、年間を通した気温差は小さいです。

ボーンマスの平均最高・最低気温

ボーンマスでは、夏の平均最低気温が15℃前後と、東京と比べ低くなります。最高気温も東京ほどは上がらないため、夏であっても羽織れるものなどの防寒対策は取れるようにしましょう。

ボーンマスの日照時間、日の出・日の入り時間

東京よりも高緯度に位置するボーンマスでは、年間を通した日照時間に大きな変動があり、冬の日照時間は夏の半分ほどになります。

ボーンマスの降水量

西岸海洋性気候に属するボーンマスでは、年間を通して降水量の変化が穏やかで、東京と比べると年間降水量はかなり少なくなります。

ボーンマスの春（3月〜5月）

ボーンマスの春は東京と比べ気温が低く、平均気温が10℃前後、最低気温は氷点下近くまで下がります。4月に入ると徐々に気温は上がり、日本の春のような暖かな陽気がやってきますが、朝晩は冷えるので注意が必要です。

春のおすすめの服装

出かける際には、冬のアウターが必要になります。ジャケットやパーカーなどで体温を調整できるようにして寒さ対策をしておきましょう。

ボーンマスの夏（6月〜8月）

ボーンマスでは、6月になると夏を迎えます。東京と比べるとボーンマスの夏は気温が低く、平均気温は15℃前後、平均最高気温は20℃台前半にとどまります。

なお、ボーンマスの夏は日没が遅く、21時頃にようやく日が沈みます。他の季節よりも日中の時間が増えるため、お出かけなどがしやすいです。

夏のおすすめの服装

日中は半袖でも過ごせますが、朝晩の冷え込みなどに備えるため、長袖のパーカーやウインドブレーカー、薄手のジャケットなど持ち歩くようにしましょう。

ボーンマスの秋（9月〜11月）

ボーンマスでは9月になると気温が冷え込み、秋に変わります。気温は9月の段階で平均最低気温が10℃を下回り、10月には平均気温が10℃ほどまで下がるため、東京の冬並みの寒さを想定してください。

秋のおすすめの服装

朝晩冷え込む日には、厚手のダウンやセーター、手袋など、冬の服装が必要になってきます。外出時は、寒さ対策をしっかり整えてお出かけしたほうが良いです。

また、秋は年間で一番雨の降る時期なので、折りたたみ傘や防水機能のあるフード付きのウインドブレーカーを持っていくと安心です。

ボーンマスの冬（12月〜2月）

冬のボーンマスは秋からさらに冷え、最低気温は氷点下になる日も出てきます。加えてこの時期は日照時間も短くなるため、一層寒さを強く感じます。

冬のおすすめの服装

服装は厚手の服を着ることはもちろん、分厚いインナーも着てしっかり防寒しておくようにしましょう。手袋やニット帽を身に着けたり、ホッカイロを持参したりするとより快適に過ごせます。

ボーンマスのベストシーズンは5〜9月！

ボーンマスのベストシーズンは5〜9月の夏です。

平均気温は15℃前後と、東京と比べ気温は低く、時間帯によっては少し肌寒さを感じることもありますが、晴れた日の日中は半袖短パンで過ごせます。加えてこの時期は夜の21時ころまで日が出ているので、遅い時間までお出かけを楽しむことができます。

天気で気分が左右される方は、曇りが多いイギリスの天気にご注意

ボーンマスをはじめ、イギリスでは空が曇る日が多いです。降水量だけ比較すると東京よりもボーンマスは少ないですが、イギリスの雨はしたしたと降り、降ったり止んだりを繰り返すため、空が曇る時間自体は長いです。

天気で気分が左右されやすい人は、サプリメントを用意するなど気分が落ち込まないための準備をしてから渡航するようにしましょう。

ボーンマス留学中に服を購入できる場所と値段

短期間の滞在であれば、日本から持っていく服装で十分に生活を送れますが、長期滞在などで荷物がかさむ場合には、現地で衣服を買うことを検討しましょう。特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。

幸いボーンマスには、日本人にも馴染みのある「H＆M」をはじめとするファストファッションの店舗があります。

価格や日本とはやや異なるため、下にイギリスで販売されているH＆Mの各衣類の価格イメージをお伝えします（※7）。

ボーンマスにある各店舗の位置は下にまとめているので、店舗を訪れる際にはご確認ください。

項目	金額
H＆M	H&M Bournemouth Castlepoint店をGoogleマップで見る

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

ボーンマスの気候まとめ

今回はボーンマスの気候について紹介しました。

ボーンマスの気候の特徴は、東京よりも気温が上がらず、特に夏でも冷え込みに注意が必要な点です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にボーンマスに持っていく服装の準備を進めて下さいね。

なお、もし留学先としてボーンマスを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。

おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。

また衣服をはじめ、イギリス留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
イギリス留学持ち物リスト

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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