最終更新日:2023/12/04
ボーンマスを訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。
特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。
そこで今回はボーンマスの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり抑えておきましょう。
[目次]
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世界中から観光客が訪れる街。観光客を狙った軽犯罪は比較的多いです。スリや置き引きなどは、観光名所や人通りの多いストリート、広場で起こることが多いです。
レストランやお店によっては観光客に高額の料金を不正に要求してくるお店もあったりするようです。怪しげなお店や人には近づかないように気をつけましょう。
それでは実際に近年のボーンマスの治安状況を確認していきましょう。なお、今回は下記の分類で罪種別の犯罪件数をお伝えいたします。
凶悪犯罪:強盗、暴行・傷害、性犯罪、ストーカー、ハラスメント、殺人
窃盗犯罪:侵入盗、非侵入盗、乗り物盗
罪種ごとの計算は国や都市によって定義が異なるため単純比較はできませんが、一つ現地の治安イメージを持つ参考として捉えていただければと思います。
その上で、2022年にボーンマスで発生した犯罪件数は下の通りです(※1)。
Police.ukの発表に基づいて編集部が作成
Police.ukの発表に基づいて編集部が作成
2022年、ボーンマスでは凶悪犯罪の発生件数は減少、窃盗犯罪の発生件数が増加しました。犯罪発生率の推移を見ると、窃盗犯罪は近年発生率が下降傾向にあるのに対し、凶悪犯罪の発生率は増加傾向にあることが伺えます。
また、2022年の犯罪発生率を日本、イギリスの平均値と比べると下の通りです(※2、3)。
地域 | 凶悪犯罪 | 窃盗犯罪 |
---|---|---|
ボーンマス | 3,156.9件 | 2,744.4件 |
イギリス平均 (スコットランド、北アイルランドを含まない) |
3,869.7件 | 2,736.6件 |
日本平均 | 51.6件 (ハラスメントを含めない) |
327.0件 |
※10万人あたりの犯罪発生件数
ボーンマスの犯罪率は日本平均と比べるとかなり犯罪率が高くなります。特に近年を暴行・傷害の増加に伴い凶悪犯罪の発生率は高まっているので、滞在中は身の回りに一層注意をする必要があります。
ここではボーンマスで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。
ボーンマスは、イギリスでも治安がよいといわれているエリアですが、駅構内やバスターミナル、ショッピングモール、サッカースタジアムといった人が多く集まる場所にはスリがいます。
ショッピング中や写真撮影中の人を狙って、財布やパスポートを盗むということが多いので要注意です。特に日本人のスリの被害は多いので、観光中も隙を見せないように気をつけるようにしましょう。
ボーンマスでスリ以外に日本人が狙われやすい犯罪が、置き引きやひったくりといった窃盗です。
レストランの椅子にハンドバッグを置いていて、お財布を盗まれたり、ホテルの部屋に置いておいた現金が失くなるというケースもよくあります。海外では、必要以上に現金を持っていると、犯罪者に狙われやすいのが現状です。これはボーンマスでも例外ではないので、注意が必要です。
ボーンマスで、日本より多い犯罪が車上荒らしです。
特に夜間は車上荒らしが起きやすく、ほんの少しの時間車から離れただけでも、ガラスを壊されたり、ドアをこじ開けて、現金や貴重品、カーナビが盗まれるということがあります。
観光で訪れた際にレンタカーを借りたり、長期滞在で車を運転しようと考えている人は、車上荒らしは注意をしたほうがいい犯罪のひとつです。
ボーンマスに長期滞在する人が注意をしたほうがよい犯罪が空き巣です。特に空き巣が多くなるのが、クリスマスや長期休暇の時期になります。
帰省や旅行で家を空ける人も多いので、空き巣が忍び込みやすいということもあるでしょう。留学で滞在していた日本人が被害に遭うというケースもあり、外出する時は戸締りをしっかりするということも大事になります。
深夜営業のレストランや24時間営業しているショップも多いボーンマスは、日本と同じ感覚で出歩くとトラブルに巻き込まれるかもしれません。
道が混み合っているので夜間は迷いやすいですし、ビーチの側や繁華街には、浮浪者や麻薬中毒者、不審者も多く、夜1人で歩くのは危険です。暴行事件や殴られて強盗に遭うというケースやレイプや痴漢といった性的暴行も日本より多いということも知っておきましょう。
上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、ボーンマスに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
スリは背後から狙うというケースが多いので、ズボンの後ろポケットやリュックサックには貴重品を入れないというのが大事なポイントです。現金やパスポートは、上着の内ポケットに入れておくだけでもスリから身を守ることができます。
また、お財布を二つに分けておき、ダミーのものを用意しておくというのもよいでしょう。観光地や乗り物の中では、バッグは後ろや横ではなく前に持つということもスリから狙われないコツといえます。
窃盗や盗難は、目を離した隙に起こります。レストランで上着を預ける時は、お財布やパスポートといった貴重品を入れたままではなく、必ず出してから、お店の人に渡します。
ホテルのロビーや空港、駅では、スリだけでなく、置き引きも多いので、スーツケースや手荷物を置いたままでは離れないようにしましょう。ホテルの客室に現金や貴重品を置いて出かける時は、スーツケースだけではなく、金庫に入れるようにしてください。
車上荒らしに狙われないポイントは、車内に金目のものを置きっぱなしにしないだけではありません。
車を停める時は、人目が多い場所を選ぶというのもポイントになります。人通りが多い場所というのは、人目があるので犯罪者も警戒します。夜間は照明がある明るい場所に駐車するようにしましょう。
ホテルやアパートは、治安が良い場所を選ぶようにします。警備員がいる、オートロックだけでは、空き巣対策にはなりません。
長期滞在の場合は、1人暮らしではなく、数人でシェアをするという方法もあります。フラットといわれるアパートを選ぶ時は、大家や近所と仲良くするというのも、トラブルを避けるポイントになります。
犯罪やトラブルに巻き込まれない大事なポイントが、知らない人に声をかけてもついていかない、酔っ払いや不審者には近寄らないということです。
ボーンマスの道は混み合っていて迷ってしまうこともありますが、親切なふりをして声をかけてきた人が強盗だったり、暴漢ということもあるのです。特に女性は性犯罪に巻き込まれるケースがあるので気をつけたほうがよいでしょう。
photo by:Don Fritz / Shutterstock.com
パスポートの盗難、紛失の場合は、ロンドンの日本大使館に届け出をして再発行もしくは帰国のための渡航書を発行してもらいます。また、盗難の被害に遭ったときは、警察にも届け出をします。
盗難やトラブルに遭った時の緊急連絡先は「999」になります。日本でいうところの「110」や「119」にあたり、警察の他に、救急や消防の問い合わせ先になるので、ボーンマスに限らず、イギリスに滞在するときは覚えておいた方がよいでしょう。
盗難の場合は「101」や「0207-230-1212」にかけて対応してもらうこともできます。
ボーンマスに滞在中に事故に遭ったり、体調を崩して医療機関に行くということもあるでしょう。
大使館では、日本語対応している医療機関の紹介もします。留学や長期滞在の場合は、GP(総合診療医)に登録しておくと、イギリスの国民健康保険「NHS」にも入れます。観光で短期滞在する時も、万が一のことを考えると海外旅行保険への加入は必要です。
在英国日本国大使館情報
受付時間 | 月~金曜 9:30~16:30(領事館) 月~金曜 9:30~18:00(大使館) |
---|---|
電話番号 | 020-7465-6565(領事館) 020-7465-6500(大使館) |
住所 | 101-104 Piccadilly, London W1J 7JT |
大使館URL | https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
ボーンマスの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。
photo by:Nigel Jarvis/ Shutterstock.com
ザ・スクエアは「ボーンマス中央広場」といわれるエリアで、ボーンマスの中心部といわれています。
たくさんの人が集まるので、スリやひったくり、置き引きといった盗難の被害も多い地域です。カフェやレストランを利用していて、バッグやカメラが盗られたりということもあるので貴重品の管理には気をつけましょう。
また、露店も多く、ぼったくりや釣り銭詐欺といった犯罪も起きています。金銭トラブルが、暴行事件や犯罪になるケースもあるので、注意してください。
ボーンマス・ピアは夏場の観光シーズンになると多くの観光客が訪れる、ボーンマスのビーチエリアです。
バーやレストラン、お土産屋も多いので、観光客狙いの犯罪が増えています。夜間になると浮浪者や若者たちがたむろしていて、物乞いをしてくることもあります。
また、酔っ払いや不審者もいるので、声をかけられても近寄らないようにしましょう。ビーチでは、海水浴やサーフィンを楽しんでいる最中に手荷物が狙われるかもしれません。
荷物から目を離さないということも、スリや置き引きから身を守る方法のひとつです。
ボスクームは、ボーンマスの東部にあるエリアで、イギリスらしいアンティークショップや露天が並んでいます。散歩にも丁度いい公園もあり、ボーンマスでは穴場のエリアです。
露店などではお釣りの間違いやぼったくりといったトラブルに巻き込まれるかもしれません。ボスクームの近くには、サッカーチームのAFCボーンマスのホームスタジアムである「バイタリティ・スタジアム」があります。
サッカースタジアム周辺はテロの危険性があるだけでなく、スリや置き引き、ひったくりも多いエリアです。サッカーファンが暴徒化することもあり、試合終了後は危険といっても言い過ぎではないでしょう。
少しでも言動がおかしな人がいたら、近寄らないようにすることも大事です。
いかがでしたでしょうか。
ボーンマスでは、スリや窃盗などのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためには現金、パスポートは内ポケットにいれるや貴重品から目を離さないようにするなどの対策とる必要があります。
また、ボーンマスの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはザ・スクエアとボーンマス・ピアです。
これからボーンマスを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。
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※1...DATA.POLICE.UK「Trend-based population projections」(参照日:2023-10-31)
※2...Office for National Statistics「Crime in England and Wales: Appendix tables」(参照日:2023-10-31)
※3...警察庁「犯罪統計」(参照日:2023-10-31)
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