最終更新日:2024/10/02
ボーンマスを訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。
特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。
そこで今回はボーンマスの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり押さえておきましょう。
なお、ボーンマス留学について、費用やおすすめの都市、語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ボーンマス留学
[目次]
【留学行くか迷っているなら、まずはLINEで相談!】
いつかは留学へ行ってみたい。そう思ったら今すぐ留学相談!
スクールウィズのLINE相談なら、ちょっとした疑問から具体的な留学先の検討、見積もり・申込手続きまで留学カウンセラーが一人ひとりのご相談に対応しているので、検討が一気に前に進みます。
【LINE相談で知れること】
1. 目的を叶えるための留学プランづくり
2. 学びたいことや学習・生活環境など希望に合った留学先のご紹介
3. 想定する期間や留学先で実際にかかる費用
4. ビザや航空券などの準備の流れ
LINEだからいつでも思い立った時に、自分のペースで聞ける。憧れの留学に「あなたにピッタリなプラン」を見つけてみませんか?
世界中から観光客が訪れる街。観光客を狙った軽犯罪は比較的多いです。スリや置き引きなどは、観光名所や人通りの多いストリート、広場で起こることが多いです。
レストランやお店によっては観光客に高額の料金を不正に要求してくるお店もあったりするようです。怪しげなお店や人には近づかないように気をつけましょう。
それでは実際に近年のボーンマスの治安状況を確認していきましょう。なお、今回は下記の分類で罪種別の犯罪件数をお伝えいたします。
凶悪犯罪:強盗、暴行・傷害、性犯罪、ストーカー、ハラスメント、殺人
窃盗犯罪:侵入盗、非侵入盗、乗り物盗
罪種ごとの計算は国や都市によって定義が異なるため単純比較はできませんが、一つ現地の治安イメージを持つ参考として捉えていただければと思います。
その上で、2023年にボーンマスで発生した犯罪件数は下の通りです(※1、2)。
2023年、ボーンマスでは凶悪犯罪の発生件数は増加、窃盗犯罪の発生件数が減少しました。犯罪発生率の推移を見ると、窃盗犯罪は近年発生率が下降傾向にあるのに対し、凶悪犯罪の発生率は増加傾向にあることが伺えます。
また、2023年の犯罪発生率を日本、イギリスの平均値と比べると下の通りです(※3、4)。
地域 | 凶悪犯罪 | 窃盗犯罪 |
---|---|---|
ボーンマス・プール・クライストチャーチ | 3,204.3件 | 2,706.8件 |
イギリス平均 (スコットランド、北アイルランドを含まない) |
3,814.7件 | 2,940.5件 |
日本平均 | 55.9件 | 389.0件 |
※10万人あたりの犯罪発生件数
ボーンマスの犯罪率は日本平均と比べるとかなり犯罪率が高くなります。特に近年を暴行・傷害の増加に伴い凶悪犯罪の発生率は高まっているので、滞在中は身の回りに一層注意をする必要があります。
ボーンマス近郊へ渡航する際には、実際に起こっている犯罪に巻き込まれる可能性を想定して生活を送る必要があります。ここでは、近年ボーンマス近郊で発生している犯罪をいくつかご紹介するので、実際にどのような犯罪が現地で発生しているかのイメージを持っていただければと思います。
在英国日本国大使館の職員を名乗る人物から、マネーロンダリングに関わっている疑いがあるため、裁判費用を支払うように求める連絡がくる事案が発生しています。 (※5、6)
大使館職員が私的なトラブルに関与することはなく、面識のない人をマネーロンダリングの疑いで警察に通報ことはありません。心当たりのない送金は行わないよう注意を促しています。
2023年に、イーストボーンのビーチで、5人組の男に脅され、財布やパスポートなどの貴重品を強奪される事案が発生しました。 (※7、8)
日本人は多額の現金を持ち歩いていると考えられる傾向にあり、犯罪者のターゲットになりがちです。周りに疑わしい人がいないかどうか常に注意を配り、防犯意識が高いと感じさせるような振る舞いを心がけるよう、在英国日本国大使館は注意を促しています。
ここではボーンマスで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。
ボーンマスは、イギリスでも治安がよいといわれているエリアですが、駅構内やバスターミナル、ショッピングモール、サッカースタジアムといった人が多く集まる場所にはスリがいます。
ショッピング中や写真撮影中の人を狙って、財布やパスポートを盗むということが多いので要注意です。特に日本人のスリの被害は多いので、観光中も隙を見せないように気をつけるようにしましょう。
ボーンマスでスリ以外に日本人が狙われやすい犯罪が、置き引きやひったくりといった窃盗です。
レストランの椅子にハンドバッグを置いていて、お財布を盗まれたり、ホテルの部屋に置いておいた現金が失くなるというケースもよくあります。海外では、必要以上に現金を持っていると、犯罪者に狙われやすいのが現状です。これはボーンマスでも例外ではないので、注意が必要です。
ボーンマスで、日本より多い犯罪が車上荒らしです。
特に夜間は車上荒らしが起きやすく、ほんの少しの時間車から離れただけでも、ガラスを壊されたり、ドアをこじ開けて、現金や貴重品、カーナビが盗まれるということがあります。
観光で訪れた際にレンタカーを借りたり、長期滞在で車を運転しようと考えている人は、車上荒らしは注意をしたほうがいい犯罪のひとつです。
ボーンマスに長期滞在する人が注意をしたほうがよい犯罪が空き巣です。特に空き巣が多くなるのが、クリスマスや長期休暇の時期になります。
帰省や旅行で家を空ける人も多いので、空き巣が忍び込みやすいということもあるでしょう。留学で滞在していた日本人が被害に遭うというケースもあり、外出する時は戸締りをしっかりするということも大事になります。
深夜営業のレストランや24時間営業しているショップも多いボーンマスは、日本と同じ感覚で出歩くとトラブルに巻き込まれるかもしれません。
道が混み合っているので夜間は迷いやすいですし、ビーチの側や繁華街には、浮浪者や麻薬中毒者、不審者も多く、夜1人で歩くのは危険です。暴行事件や殴られて強盗に遭うというケースやレイプや痴漢といった性的暴行も日本より多いということも知っておきましょう。
上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、ボーンマスに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
スリは背後から狙うというケースが多いので、ズボンの後ろポケットやリュックサックには貴重品を入れないというのが大事なポイントです。現金やパスポートは、上着の内ポケットに入れておくだけでもスリから身を守ることができます。
また、お財布を二つに分けておき、ダミーのものを用意しておくというのもよいでしょう。観光地や乗り物の中では、バッグは後ろや横ではなく前に持つということもスリから狙われないコツといえます。
窃盗や盗難は、目を離した隙に起こります。レストランで上着を預ける時は、お財布やパスポートといった貴重品を入れたままではなく、必ず出してから、お店の人に渡します。
ホテルのロビーや空港、駅では、スリだけでなく、置き引きも多いので、スーツケースや手荷物を置いたままでは離れないようにしましょう。ホテルの客室に現金や貴重品を置いて出かける時は、スーツケースだけではなく、金庫に入れるようにしてください。
車上荒らしに狙われないポイントは、車内に金目のものを置きっぱなしにしないだけではありません。
車を停める時は、人目が多い場所を選ぶというのもポイントになります。人通りが多い場所というのは、人目があるので犯罪者も警戒します。夜間は照明がある明るい場所に駐車するようにしましょう。
ホテルやアパートは、治安が良い場所を選ぶようにします。警備員がいる、オートロックだけでは、空き巣対策にはなりません。
長期滞在の場合は、1人暮らしではなく、数人でシェアをするという方法もあります。フラットといわれるアパートを選ぶ時は、大家や近所と仲良くするというのも、トラブルを避けるポイントになります。
犯罪やトラブルに巻き込まれない大事なポイントが、知らない人に声をかけてもついていかない、酔っ払いや不審者には近寄らないということです。
ボーンマスの道は混み合っていて迷ってしまうこともありますが、親切なふりをして声をかけてきた人が強盗だったり、暴漢ということもあるのです。特に女性は性犯罪に巻き込まれるケースがあるので気をつけたほうがよいでしょう。
パスポートの盗難、紛失の場合は、ロンドンの日本大使館に届け出をして再発行もしくは帰国のための渡航書を発行してもらいます。また、盗難の被害に遭ったときは、警察にも届け出をします。
盗難やトラブルに遭った時の緊急連絡先は「999」になります。日本でいうところの「110」や「119」にあたり、警察の他に、救急や消防の問い合わせ先になるので、ボーンマスに限らず、イギリスに滞在するときは覚えておいた方がよいでしょう。
盗難の場合は「101」や「0207-230-1212」にかけて対応してもらうこともできます。
ボーンマスに滞在中に事故に遭ったり、体調を崩して医療機関に行くということもあるでしょう。
大使館では、日本語対応している医療機関の紹介もします。留学や長期滞在の場合は、GP(総合診療医)に登録しておくと、イギリスの国民健康保険「NHS」にも入れます。観光で短期滞在する時も、万が一のことを考えると海外旅行保険への加入は必要です。
在英国日本国大使館情報
受付時間 | 月~金曜 9:30~16:30(領事館) 月~金曜 9:30~18:00(大使館) |
---|---|
電話番号 | 020-7465-6565(領事館) 020-7465-6500(大使館) |
住所 | 101-104 Piccadilly, London W1J 7JT |
大使館URL | https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
ボーンマスの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。
ザ・スクエアは「ボーンマス中央広場」といわれるエリアで、ボーンマスの中心部といわれています。
たくさんの人が集まるので、スリやひったくり、置き引きといった盗難の被害も多い地域です。カフェやレストランを利用していて、バッグやカメラが盗られたりということもあるので貴重品の管理には気をつけましょう。
また、露店も多く、ぼったくりや釣り銭詐欺といった犯罪も起きています。金銭トラブルが、暴行事件や犯罪になるケースもあるので、注意してください。
ボーンマス・ピアは夏場の観光シーズンになると多くの観光客が訪れる、ボーンマスのビーチエリアです。
バーやレストラン、お土産屋も多いので、観光客狙いの犯罪が増えています。夜間になると浮浪者や若者たちがたむろしていて、物乞いをしてくることもあります。
また、酔っ払いや不審者もいるので、声をかけられても近寄らないようにしましょう。ビーチでは、海水浴やサーフィンを楽しんでいる最中に手荷物が狙われるかもしれません。
荷物から目を離さないということも、スリや置き引きから身を守る方法のひとつです。
ボスクームは、ボーンマスの東部にあるエリアで、イギリスらしいアンティークショップや露天が並んでいます。散歩にも丁度いい公園もあり、ボーンマスでは穴場のエリアです。
露店などではお釣りの間違いやぼったくりといったトラブルに巻き込まれるかもしれません。ボスクームの近くには、サッカーチームのAFCボーンマスのホームスタジアムである「バイタリティ・スタジアム」があります。
サッカースタジアム周辺はテロの危険性があるだけでなく、スリや置き引き、ひったくりも多いエリアです。サッカーファンが暴徒化することもあり、試合終了後は危険といっても言い過ぎではないでしょう。
少しでも言動がおかしな人がいたら、近寄らないようにすることも大事です。
いかがでしたでしょうか。
ボーンマスでは、スリや窃盗などのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためには現金、パスポートは内ポケットにいれるや貴重品から目を離さないようにするなどの対策とる必要があります。
また、ボーンマスの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはザ・スクエアとボーンマス・ピアです。
これからボーンマスを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。
なお、留学先としてボーンマスを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
おすすめの語学学校、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...Office for National Statistics「Crime in England and Wales: Police Force Area data tables」(参照日:2024-9-15)
※2...Dorset Council「Area profile for Bournemouth, Christchurch and Poole」(参照日:2024-9-15)
※3...Office for National Statistics「Crime in England and Wales: Appendix tables」(参照日:2024-9-15)
※4...警察庁「統計」(参照日:2024-9-15)
※5...在英国日本国大使館「英国安全対策情報(2024年4月~6月期)」(参照日:2024-9-15)
※6...外務省 海外安全ホームページ「英国安全対策基礎データ」(参照日:2024-9-15)
※7...在英国日本国大使館「英国安全対策情報(2023年1月~3月期)」(参照日:2024-9-15)
※8...emb-japan.go.jp「安全の手引き~安全な英国滞在のために~」(参照日:2024-9-15)
ボーンマス留学ガイド | |
---|---|
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/