最終更新日:2024/08/30
イギリスの南東部の海岸に面した街ブライトン。イギリスでも有数のリゾート地として知られ、ロンドンから日帰りでアクセスできることからも多くの観光客が集まっています。また、大学や語学学校が多く存在し学生の集まる街でもあります。
ブライトンの現地で必要な生活情報をご紹介します。さらに、生活情報をお金、交通、食事、医療に分けて詳しく説明していきます。※この記事では1ポンド=150円としています。
なお、ブライトン留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ブライトン留学
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ブライトンの生活情報を見ていきます。実際の生活に必要な基本情報、お金、交通、食事、医療について紹介します。また、どんなものにいくらぐらい掛かるかも見ていきましょう。
日本との時差は9時間あります。日本が17:00のとき、イギリスは8:00。日本の方が9時間進んでいます。イギリスとの時差を考える時に注意すべき点が1つあります。それは、サマータイムです。イギリスにはサマータイムと呼ばれる夏時間があります。その年のサマータイムに設定された日時になると、時間を1時間はやくすすめます。
3月末〜10月末に設定されることが多いのですが、詳しい日時は毎年変わってくるので、サマータイム期間中にイギリスを訪れる場合は調べてみましょう。なので、サマータイム期間中の時差は、8時間です。サマータイム終了日時を超えると時間をまた1時間戻すので時差も9時間に戻ります。
イギリスの電源プラグは日本のもの異なります。Gタイプ(BF)というものが使用されています。長方形の穴が3つあるものです。日本製品の充電を行う場合は、変換プラグが必要です。
世界中からリゾートや観光に多くの人が訪れる街。観光客を狙った軽犯罪は比較的多いです。スリや置き引きなどは、観光名所や人通りの多いストリート、広場で起こることが多いです。レストランやお店によっては観光客に高額の料金を不正に要求してくるお店もあったりするようです。怪しげなお店や人には近づかないように気をつけましょう。
イギリスの通貨はポンド(£)です。1ポンド以下は、ペンスを使います。1ポンドは100ペンスです。イングランド銀行が発行しています。正式には、スターリング・ポンドと言われます。エジプトでは今も使われれいますが、日本では英ポンドを呼ばれることが多いです。世界的に使用されるようになっているのはUSドルですが、以前はイギリスのポンドが世界的に使用されていた歴史もあります。
・8種類の硬貨
1、2、5、10、20、50ペンス
1、2ポンド
・4種類の紙幣
5、10、20、50ポンド
日本よりも高めの物価です。イギリスの税金はVAT(Value Added Tax)と呼ばれています。日本の税金が8%なのに対して、VATは20%。このVATは、食品、衣料品、本、子供服、おむつなどかからないものもあります。ただ、食品のなかでも、お菓子類やお酒の一部はVATがかかるものもあるので注意が必要です。その他、所得税は年収によって5〜45%かかります。
イギリスもクレジットカードが普及しているのでほとんどの人がカード払いをします。そのため現金を持ち歩かないことが多いです。イギリスで銀行口座を開設する場合は主に、パスポート・ビザ・学校在籍証明書(紹介状)・イギリスの滞在先住所・最初の入金費用などが必要になってきます。
口座の開設ができると、現地のATMで残高の確認、入出金ができるようになります。日本の口座からの送金もできるため、海外送金サービスを使ってイギリスの口座に入金することができます。
イギリスのリゾート地として人気のブライトンは小さい街なので徒歩圏内で生活が収まることが多いです。ブライトン市外からのアクセスは鉄道、ちょっと離れたところまで移動するのにはバスを利用できるので、それぞれ詳しく紹介します。
ロンドンやヒースロー空港からブライトンへのアクセスの際には、ナショナル・レールがでているのでこちらの鉄道を利用します。ブライトン市街の主要な駅はブライトン駅のみとなるので、一般的に移動はバスを利用します。
Brighton&Hove Bus and Coach Companyが運営する路線バスが市内を通っています。路線の数も充実しています。日中の移動、夜間のお出かけの際にも市内各地への便がでているので、市民の足として一般的に利用されています。
空港はロンドン・ガトウィック空港がブライトンに一番近い位置にあります。この空港には、日本からの直行便はありません。なので、日本からブライトンにアクセスする場合は、ロンドン・ヒースロー空港を利用するのが一般的です。
ヒースロー空港は、世界中の航空会社が発着するイギリス最大の空港です。世界で最も利用客が多い空港と呼ばれるほど、利用客が多くヨーロッパのハブ空港としても知られています。ロンドンへ行く場合にも、ヒースロー空港から直通のバスや鉄道がでています。その他、イギリス2で番目に大きいとされるガトウィック空港もロンドン周辺にあります。
フィッシュ&チップスで有名なイギリスの食事。スーパーやマーケットが充実しているほか、リゾート地でもあるのでレストランやカフェ、パブも多く店を構えています。
イギリスの伝統的な朝食にイングリッシュ・ブレイクファーストがあります。トースト、ソーセージ、卵、ビーンズ、野菜などが盛り付けられています。市内のカフェなどで食べることができて、値段は1500円(10ポンド)ほど。外食した場合には、1000円程度はかかると考えておきましょう。ノース・レーンなどのマーケットには、豊富な食材や屋台が集まっています。
安めのランチで450〜900円(3〜6ポンド)、ディナーなら2250〜4500円(15〜30ポンド)程度です。パブでランチをすると店にもよりますが、約3000円(20ポンド)くらいになります。こうしてみると、日本での食事より割高です。外食する場合は日本よりも出費がかさむと思っておいてもいいかもしれません。ピザ店のチェーン店で食事をしようと思った時に、メインで約1350円(9ポンド)。フードトラックでケバブなどを買うのが一番安くすむようです。
支払い総額の10〜15%ほどがチップとなります。一般的には紙幣や1,2ポンド硬貨で支払います。日常的な場面であるなら50ペンス硬貨も使用可能です。小銭をたくさん渡すことは相手に対して失礼に当たるのでさけるようにしましょう。チップを渡す際は相手にお礼をいいながら目を見て渡すようにします。食事の際は、テーブルやお皿の上においておきます。
18歳から飲酒、たばこの購入が可能です。お酒の販売については、時間制限のあるお店があったり、25歳以下に見える場合は年齢確認を求められることもあります。
イギリスの国民健康保険NHS(National Health Service)は原則、診察は無料です。しかし、処方箋、歯科、眼科検診は含まれません。イギリスのNHSをうける際に注意すべきことは、居住地のGP(総合診療医:General Practitioner)に事前登録が必要ということ。
薬剤費は別途かかるのですが、イギリスでの治療をGPの登録をしておけば基本的に無料で受けられます。そして、治療を受ける前にGPで診察を受けて紹介状をもらい、医療機関にて診察をうけることができます。
もう一方の私立医療サービス、プライベートでは、スタッフや設備が充実しているもののプライベートで受けた診察費、治療費は全額自己負担になります。公的医療と私立医療の2つが存在するので、どちらにかかるか事前に調べて必要な手続きをしましょう。
前述の通り、GPへの事前登録をしましょう。急な体調不良の場合はやむを得ませんが、体調が悪くて病院にかかりそうだなと、思ったら悪くなる前にNHSを受けるよう準備いておいたほうが良いです。
病院の診察結果が大したことがなくても、プライベートの診察になって高額の医療費を支払うことになるよりも、たとえ診察後何もなくても、お財布にも自分にも良いと思います。もちろん、プライベートは医療環境が充実しているのでしっかり診察したいという場合は、そちらに行くこともできます。
イギリス屈指のリゾート地ブライトン。大学や語学学校も多いことから日常生活もしやすいような街になっているようです。以上、ブライトンの現地生活情報でした。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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