最終更新日:2024/07/25
オーストラリアのサンシャインコースト (Sunshine Coast) を偶然知って、留学先に良いかも!と気になっている方も少なくはないでしょう。留学先としてはメジャーな都市ではないので、実際どんなところなのか気になるところですよね。
本記事ではサンシャインコーストの魅力、留学の際のメリット・デメリットを解説します。
これからサンシャインコーストはもちろん、オーストラリアへの留学を検討している方は都市選びの参考にしてみてくださいね。
[目次]
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サンシャインコーストは、オーストラリア東海岸のクイーンズランド州に位置しており、サンシャインと付くネーミングの通り、年間を通じ心地よく陽ざしが降りそそぐところです。北部のヌーサ、南部のカラウンドラ、その間のマルチドール、内側のヒンターランドから成る地域を指します。
北から南への海岸線は約56kmに渡り、明るいビーチがヌーサからカラウンドラまでをつないでいます。温暖な気候で過ごしやすく、オーストラリアの大自然やアクティビティも豊富に楽しめるうえ、非常に美しいと評判のビーチが点在しているのが特徴です。世界最大級の砂の島は絵になる美しい観光スポットで、世界遺産にも指定されています。
サンシャインコーストの北部ヌーサは東のエリアに国立公園が多くあり、自然に触れ大地を感じることができ、心身からリフレッシュする時間が手に入ります。オーストラリアのたくさんの野生動物に出会えるのも楽しい経験です。
エリアによって特色があり、街ごとにそれぞれ魅力的ですが、サンシャインコーストの地域全体に共通していえるのは、とにかく旅人を魅了する美しい場所であること。
一度訪れれば、多くの美しい光景と住みたくなるような素朴さが心をつかみます。留学先に選んで後悔はないでしょう。
サンシャインコースト留学で知っておくべきメリットをご紹介します。
サンシャインコースト留学最大のメリットは、美しい光景が身近にある土地に暮らせることです。クイーンズランド州の大自然や、ビーチの息をのむような美しさを間近に見られます。
ビーチは、人気の観光地ような派手な賑やかさはありません。騒々しくないビーチで静かな時間を満喫したい人に向いています。美しいビーチは、留学中の心を休めるのにも一役買ってくれるはずです。勉強に集中する時間も、オフに心をほぐすリラックスタイムも得られ、のんびりと過ごすことができるでしょう。
オージーの大らかな人柄に触れ、忙しなさから離れた暮らしがかなうのもメリットです。
サンシャインコーストは欧米人には密かに人気があります。
しかし、日本ではクイーンズランド州でもブリスベンやゴールドコーストの知名度が高く、サンシャインコーストはまだまだ知られていません。日本人にメジャーな観光地ではない土地で、留学にチャレンジしたい方には穴場でもあります。
オーストラリアを留学先として選ぶのは、自然が好きな人や、他の欧米諸国やアジアよりオーストラリアに興味や憧れをもっている人が多い傾向にあります。
また、アウトドアやスポーツ、特にサーフィン好きな人にも選ばれているといえるでしょう。サンシャインコーストはとにかく美しいビーチラインが特徴です。
日本ではゴールドコーストのほうが、ビーチとしてもサーフポイントとしても名が通っていますが、世界的にはサンシャインコーストはサーファーの間でかなり人気が高く、ショートボードもロングボードもどちらも楽しめるポイントとして知られています。サーフィンのイベントも開催されています。
サンシャインコーストの魅力はビーチだけではありません。海沿いエリアに限らず内陸部もステキなところ。旅行ではなく留学であればまとまった期間の滞在なので、休日のプランニングも楽しいですよね。内陸の大自然を感じるショートステイも良いでしょう。
サンシャインコーストのヒンターランドエリアの道は、クイーンズランドの州内のどこよりも最高にキレイな景観が楽しめるといわれており、休暇のドライブをきっと特別なものにしてくれます。
ほかにも、ヨーロッパを思わせるような愛らしい雰囲気の小さな村を訪れたり、野外ライブに出かけたり、大自然が息づく地でハイキングに最良のルートをみつけたりとさまざまな楽しみがあります。
サンシャインコーストはどのエリアものんびりとした雰囲気で治安も良いほうだといわれています。
北部のヌーサはショッピングモールやカフェが多くあります。街歩きを楽しめるエリアで、サンシャインコーストではメインの観光地です。自然と調和した美しい景観を保つ目的から、高いビルを建てない条例があり、広い空が広がる街にはゆったりとした空気が満ちています。
中間地のマルチドールはサンシャインコースト空港があり、この地域の玄関口です。クイーンズランドで最大規模の水族館や大型ショッピングセンターなど大きめの観光スポットがマルチドールエリアに集中しています。
南部のカラウンドラはブリスベンに最も近いエリアで、アトラクションを楽しめる施設も多いです。ライフセーバーが常に駐在しているビーチもあり、なかでもキングスビーチは子ども連れの観光客や現地の人に人気が高いです。
サンシャインコースト留学のデメリットも紹介します。
美しいビーチが魅力のサンシャインコーストですが、リゾート留学というよりももっと素朴さのある雰囲気です。
リゾート留学特有のアクティビティツアーが満載の地域ではありません。サーフトリップには最適、ゆっくりくつろぎながら休日を楽しめる人には良いですが、楽しみ方を自ら見つけられる人でないともの足りないともいえます。
ゴージャスなリゾート地、賑やかなビーチタウンではないので、その手の土地が好みの人は飽きてしまう可能性があります。美しくのどかな海辺の街に滞在するのがサンシャインコースト留学の魅力。のどかな日々を楽しみながら、勉学に専念する気持ちが必要です。
サンシャインコーストは滞在地から足を延ばさないと、近くのビーチへ出かけてばかりの休日になってしまうかもしれません。
州立公園や有名なオーストラリア動物園、水族館などへ行くプランを立ててみても良いでしょう。クジラと泳いだり、カヌーを楽しむアクティビティもあります。
アウトドアやちょっとしたスポーツをライフスタイルに自然に取り込める人や、ビーチでもどう過ごすかなどアイデアを考え、毎日を工夫できる人には向いています。
日本からの直行便はありません。もしも日本から航空便で何か送ってもらうにしても、日数がかかることは理解しておきましょう。
長期留学となると、帰省や例えば友人のウェディングなど何かしらイベントで一時帰国もするかもしれません。フライトは時間がかかることを念頭に置いておきましょう。
オーストラリアはヨーロッパやアメリカより行きやすい留学先ではあるものの、小さな都市の場合、実際は乗り継ぎ時間を含めるとそれなりに時間がかかります。
休日にはショッピングを楽しみたい!という人には向きません。騒がしくないところが魅力なので、その点を分かっていないとがっかりします。
とはいえ、素朴なファーマーズマーケットは賑やかで活気もあります。街なかの小さなギャラリーやショップ巡りも、ローカルなアート作品や掘り出し物に出会えて楽しいものです。
交通の利便性も大きな都市のような感覚でいると、待ち時間に耐えられないかも知れません。何でもかんでもすぐ手に入るような便利さがないところが今の時代には新鮮で、サンシャインコーストを訪れるひとつの魅力でもあります。
ゆったりのんびり過ごすことも好きで大自然に身を置く時間も楽しめる人であれば、サンシャインコースト留学がぴったりです。旅人気質な人も間違いなく楽しめる土地でしょう。
留学先で自ら周りと関わり合い、行動し、お気に入りの場所をみつけられるような人、日常の楽しみ方もマイペースな人はサンシャインコーストの空気がきっと向いています。
また、世界遺産のそばに留学できる時間は貴重な経験です。もちろん世界遺産に限らず、美しい景観も多いので、写真好きにも合うといえます。ふとした瞬間に目にした光景が心の琴線に触れることでしょう。
デメリットにも挙げた通り、交通事情ものんびりとしています。田舎は無理、便利で行動しやすい場所や刺激的な所が好きという人には、長居するには厳しいものがあります。オーストラリアの大都市留学が良いでしょう。
また、留学からいずれはワーキングホリデーや現地での就活を考えている人は、就職につながるコースが選べる語学学校や、就職先が充実しているメルボルンやそのほかの都市が良いといえます。
オーストラリアの先進的な文化やビジネスの中心地で学びたい人には、やはりシドニーがおすすめです。
皆さんは留学に何を求めますか?実用的な英語力をつける以外に、他の国からの学生との交流や現地の人と知り合うこと、留学先の文化を知るのも楽しい経験です。
留学で何を得られそうか、日々を充実できそうかをイメージするのはとても大切でしょう。留学といえば、自分と向き合い人生経験を積むチャンスですよね。サンシャインコーストは自然も暮らしもナチュラルそのもの。
現在サンシャインコースト留学を検討している方は、サンシャインコーストに行くメリット・デメリットを比較しながら、自分にあった留学を実現できることを願っています
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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