ビクトリア観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめ観光スポットやイベント・グルメを紹介

最終更新日:2024/08/04

ビクトリア 観光

カナダ・ビクトリアには魅力的な観光スポットが点在しています。ビクトリアを訪れたら何をしようか、迷っている人も多いのではないでしょうか?

今回はそんなビクトリアでも特におすすめの観光スポットやイベント、グルメを厳選してご紹介したいと思います。

本記事は2024年7月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではカナダドルをCADと表記、為替レートには2024年7月22日時点での情報を参照し、1CAD=116円で計算しています。

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英国文化の残る州都「ビクトリア」

ビクトリア 観光

カナダの西部に位置するビクトリアは、ブリティッシュコロンビアの州都です。

18世紀末以降、スペイン人やイギリス人による開拓がすすめられ、1849年にはイギリス領植民地となった歴史を持ちます。当時のビクトリア女王にちなみ、街の名前もビクトリアと決められました。

1871年にはイギリスから独立し、カナダ連邦に加盟しています。街並みや食文化は独立以降もイギリスの影響を残し、カナダにいながらイギリスの雰囲気を楽しむことができます。

一方、ビクトリアは庭園都市としても有名で、シティ・オブ・ガーデンと呼ばれるほど。街のあちこちに美しい庭園があり、地元の人だけでなく観光客ものんびりと過ごすことができますよ。

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のんびりと過ごせる「インナー・ハーバー」

ビクトリア 観光 インナー・ハーバー

港に面したインナーハーバーは遊歩道が整備され、ビクトリアの街並みをのんびりと楽しむのにとてもいいエリアです。

水面に浮かぶ街並みを堪能!

ビクトリア 観光 インナー・ハーバー

遊歩道沿いではカラフルな花々が咲き誇り、とても華やかな雰囲気です。

夕暮れどきにはオレンジ色の夕日に照らされ、夜にはライトアップで昼とは異なるロマンチックな表情へと変わります。水辺に浮かぶ街並みは、写真撮影にもおすすめです。

入場料 -
営業時間 -
住所 Inner Harbor, Victoria

地元の人でにぎわう「フィッシャーマンズ・ワーフ・パーク」

ビクトリア 観光 フィッシャーマンズ・ワーフ・パーク

photo by:meunierd / Shutterstock.com

インナー・ハーバーのすぐそばにあるフィッシャーマンズ・ワーフ・パークは個性的なショップが集まり、地元の人でにぎわう観光スポットです。海に面しているため、海辺でくつろぐ野生のアザラシに出会えることも。

街並みはカラフルでかわいらしく、歩いているだけでも楽しい場所です。地元の人に混じって、思い思いに散策してみましょう。

営業時間 店舗により異なるため、公式サイトをご確認ください。
入場料 -
SNS
公式サイトURL http://fishermanswharfvictoria.com/
住所 12 Erie St, Victoria

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ビクトリアのランドマーク「ブリティッシュコロンビア州議事堂」

ビクトリア 観光 州議事堂

ブリティッシュコロンビア州議事堂は、ビクトリアのシンボルとも言える建物です。ビクトリアの建築家であるフランシス・ラッテンベリーが設計し、1893年から5年かけて建てられました。

建物の前にはビクトリア女王の像が立ち、青銅ドームの上にはバンクーバー島の名前の由来となったジョージ・バンクーバーの像が立てられています。正面玄関の銅のドームや館内の羽目板に使用されている広葉樹は、州の天然資源の豊富さを示すものです。

ライトアップがロマンチック!

ビクトリア 観光 州議事堂

まるでヨーロッパの宮殿のような見た目のブリティッシュコロンビア州議事堂。時間に余裕があれば、昼だけでなく夜にも訪れてみましょう。

夜にはロマネスク様式の建物がライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を演出します。ライトアップにはなんと約3000個ものイルミネーションが使われ、とてもきらびやかです。

入場料 -
営業時間 -
住所 501 Belleville St, Victoria

「ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館」で地元の歴史や自然を学ぶ

ビクトリア 観光 ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館

photo by:meunierd/ Shutterstock.com

ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館ではブリティッシュコロンビア州の自然や文化、歴史を紹介する展示がされています。1階には受付やミュージアムショップ、カフェがあり、2階と3階が展示スペースです。

2階の展示テーマはブリティッシュコロンビアの自然です。氷河期から現在までの気候の変化やビクトリア周辺の森と海の立体模型が展示されています。

3階にはブリティッシュコロンビア州の先住民族に関する展示があり、生活様式や部族の違いなどを模型を用いて分かりやすく説明しています。ビクトリアの歩んだ歴史や豊かな自然に興味を持ったら、訪れてみるとよいでしょう。

入場料 29.95CAD(約3,474円)
営業時間 日〜木 10:00〜18:00、金・土 10:00〜22:30
SNS
公式サイトURL https://royalbcmuseum.bc.ca/
住所 675 Belleville St, Victoria

豊かな自然を楽しむ「ビーコンヒル・パーク」

ビクトリア 観光 ビーコンヒル・パーク

ビーコンヒル・パークは約 740,000 平方メートルの広さを誇る、市民の憩いの場です。緩やかな丘になった公園内には、写真撮影スポットとなっているトーテムポールや美しいローズ・ガーデン、100年の歴史を持つクリケットコートなどのさまざまな施設があります。

春先には10万株以上のスイセンが咲き誇り、一年をとおして豊かな自然を楽しむことができるスポットです。地元の人のように、のんびりと過ごしてみましょう。

入場料 -
営業時間 -
公式サイトURL https://www.victoria.ca/EN/main/residents/parks/beacon-hill.html
住所 100 Cook St, Victoria

「ビーコンヒル子ども農園」で動物と触れあおう

ビクトリア 観光 ビーコンヒル・パーク

敷地内にあるビーコンヒル子ども農園は、ヤギやクジャクなど、さまざまな動物の暮らしを間近で眺めることができる場所です。

中でも、実際にヤギと触れ合えるエリアは子どもたちに人気です。ヤギたちはとても人懐っこく、背中や膝に足を乗せてくることもあるほどです。

農園内で思い思いに過ごす動物たちは、訪れた人々を癒す存在でもあります。子どもだけでなく大人も楽しめる場所です。

営業時間 10:00~17:00
入場料 -
SNS
公式サイトURL https://beaconhillchildrensfarm.ca/
住所 815 Circle Dr, Victoria

色とりどりの花が咲き誇る「ブッチャートガーデン」

ビクトリア 観光 ブッチャートガーデン

ブッチャートガーデンは約22ヘクタールの広さを誇る庭園です。1年をとおして季節の花々で彩られ、豊かな緑に癒される時間を過ごすことができます。この場所はかつて石灰岩の採石場であり、その荒れ果てた姿に心を痛めたブッチャート夫人が整備をしたのが庭園の始まりです。

庭園は大きく5つのエリアに分かれており、26もの温室が設置されています。

散策だけじゃない!ブッチャートガーデンの楽しみ方

ビクトリア 観光 ブッチャートガーデン

photo by:Ric Jacyno / Shutterstock.com

庭園を散策するだけでなく、お土産探しやレストランでの時間も楽しみましょう。

入口付近にはギフトショップが設置され、花を使ったコスメやグッズなどが販売されています。お土産やお気に入りの一品を探すのにぴったりです。

また、温室だった建物を改装したレストランでは、美しい花々を眺めながらカジュアルな料理を味わうことができます。カフェやジェラート店は散策の合間に立ち寄るのにおすすめです。

入場料 季節により異なるため、公式サイトをご確認ください。
営業時間 季節により異なるため、公式サイトをご確認ください。
SNS
公式サイトURL https://www.butchartgardens.com/
住所 800 Benvenuto Ave, Brentwood Bay

歴史ある邸宅「エミリー・カーの生家」

ビクトリア 観光 エミリー・カーの生家

photo by:Autumn Sky Photography/ Shutterstock.com

カナダを代表する画家・作家であるエミリー・カー。イギリスから移住してきたエミリーの両親によって1863年に建てられた生家が、現在一般公開されています。

エミリー・カーの作品はカナダの自然や先住民族文化をもとにしたスピリチュアルな雰囲気のものが多く、特に原生林やトーテムポールを好んで描きました。内部には彼女の作品があちこちに飾られています。

2階では彼女が生まれたベッドを見ることができ、1階のダイニングやアトリエもエミリー・カーが暮らしていた当時のままになっています。インテリアはビクトリア朝時代の優雅なデザインのものが多く、どのような環境で想像力を育んだのか手に取るようにイメージできる場所です。

ガイド付きツアーに参加してみよう

ビクトリア 観光 エミリー・カーの生家

photo by:Wirestock Creators / Shutterstock.com

エミリー・カーの功績や作品について理解を深めたいなら、ガイド付きツアーに参加するのがおすすめです。1日3回(10時、12時、14時)開催され、都合のよい時間帯で参加できます。

入場料 無料(寄付が望ましい)
営業時間 夏期:10:00〜15:00(季節によって異なる)
電話番号 (+1)250-383-5843
SNS
公式サイトURL https://www.carrhouse.org/
住所 207 Government St, Victoria

ビクトリア朝の豪華な城「クレイグダロック城」

ビクトリア 観光 クレイグダロック城

クレイグダロック城は、ビクトリア朝時代の1890年に完成した豪華な建物です。

石炭採掘で巨万の富を築いた、スコットランド移民のロバート・ダンズミュアにより3年もの歳月をかけて建てられました。ビクトリア様式の外観はとても美しく、現在はカナダの国定史跡にも指定されています。

4階の窓には色とりどりのステンドグラスが飾られ、インテリアはビクトリア朝時代のものが多く展示されています。一般公開されているため、観光客も見学が可能です。

営業時間 10:30~17:00(月・火曜日休業)
入場料 22.50CAD(約2,610円)
SNS
公式サイトURL https://thecastle.ca/
住所 1050 Joan Crescent, Victoria

ビクトリア発祥の地「バスチョン・スクエア」

ビクトリア 観光 バスチョン・スクエア

photo by:Darryl Brooks / Shutterstock.com

バスチョン・スクエアは1843年にハドソン・ベイ社によって毛皮貿易の拠点が置かれ、ビクトリア発祥の地とされている場所です。1858年からは周辺に店や酒場ができ、ここを中心にビクトリアの街が築かれていったといわれています。

広場周辺の建物は古い外観を残したまま改装され、現在はギャラリーやレストランが並ぶおしゃれな一角となっています。広場への入場アーチは写真撮影スポットとしても有名です。

入場料 -
営業時間 店舗により異なる。
住所 Bastion Square, Victoria

「マーケットスクエア」でショッピング!

ビクトリア 観光 マーケットスクエア

photo by:Julian Worker/ Shutterstock.com

マーケットスクエアは約30店舗が集まるショッピングモールです。19世紀末期にホテルや酒場が軒を連ねてにぎわった一角が1970年に再開発されて、新たにマーケットスクエアとして生まれ変わりました。建物の中心部は吹き抜けの公園になっており、都会にありながら緑を感じられる場所です。ショッピングを楽しむ人々の憩いのスペースとなっています。

イベント開催も!

マーケットスクエアの中庭では、ユニークなイベントが不定期開催されています。フリーマーケットや大道芸人のパフォーマンスなど、観光客も楽しめるイベントが豊富です。

クリスマスやイースターなど、季節にあわせたイベントが楽しめるのも魅力のひとつ。ショッピングだけでなく、イベントにもぜひ参加してみましょう。

入場料 -
営業時間 店舗により異なる
SNS
公式サイトURL https://www.marketsquare.ca/
住所 560 Johnson St, Victoria

ビクトリアで参加できるイベントは?

観光スポットだけでなく、ビクトリアならではのユニークなイベントも楽しみたいところ。ここからは、ビクトリアで開催されているイベントについてご紹介します。

極上のウイスキーを堪能!「ビクトリア・ウイスキー・フェスティバル」


ビクトリア・ウイスキー・フェスティバルは、11か国50か所の蒸留所からウイスキーがビクトリアの街へ集まるイベントです。2024年は18回目の開催で、2025年は1月16〜19日に開催予定です。

この日のために、世界各国からウイスキーの醸造家や専門家が集まります。極上のウイスキーを試飲しながら解説を聞くことができ、ウイスキー好きにはたまらないイベントです。

営業時間 -
入場料 45CAD~(約5,220円〜、開催年度やプログラム内容によって異なる)
SNS
公式サイトURL https://www.victoriawhiskyfestival.com/
開催場所 年によって異なる

「ビクトリアデー」を満喫

ビクトリア 観光 ビクトリアデー

photo by:GTS Productions / Shutterstock.com

ビクトリアデーは、ビクトリア朝時代の統治者・ビクトリア元女王の誕生日を祝う日です。

ビクトリアでは土日も含めて3連休となり、市内はお祭りモードに。ブリティッシュコロンビア州議事堂の前の芝生ではさまざまなイベントが行われ、人々でにぎわいます。

当日は大規模なパレードも開催され、にぎわいは最高潮に。ぜひ、女王の名前がついたビクトリアの街でこの日を過ごしてみましょう。

開催時期 毎年5月24日または直近の月曜日
入場料 -
SNS
公式サイトURL https://gvfs.ca/
住所 -

ビクトリアで味わいたいグルメは?

現地の食文化に触れたいなら、ビクトリアならではのグルメを味わってみましょう。ここからは、ビクトリアを訪れたら味わっておきたいグルメについてご紹介します。

イギリス発祥のアフタヌーンティーを!

ビクトリア 観光 アフタヌーンティー

ビクトリアを訪れたら、伝統的なイギリスのアフタヌーンティーを味わってみましょう。ビクトリア朝の時代から根付くイギリスの食文化を体験するにはうってつけです。

3段のティースタンドにスイーツやスコーン、サンドイッチなどがたっぷりと乗ったアフタヌーンティー。上質な紅茶とともに、贅沢な時間を過ごすことができます。

高級ホテルのティールームやブッチャートガーデンのダイニングルームなど、アフタヌーンティーを取り扱うお店は市内に点在しています。お店にもよるものの、前もって予約しておくのがベストです。

シーフード料理を味わう!

ビクトリア 観光 シーフード料理

雄大な海に近いビクトリアでは、おいしいシーフードを味わうことができます。エビやカキなど旬の魚介類を食べてみましょう。

中でもビールを片手に気軽に魚介類を味わうなら、フィッシュアンドチップスがおすすめです。魚の種類はサーモンやタラなどがポピュラーで、ポテトとの相性も抜群です。

ビクトリア観光のアドバイス

ビクトリア 観光 アドバイス

photo by:Chase Clausen / Shutterstock.com

海外旅行をするうえで気になるのが、現地の治安です。ビクトリアはカナダの中でも治安がよい都市ですが、スリやひったくりなどの観光客を標的とした犯罪は多いため注意しましょう。

また、ビクトリアのあるバンクーバー島から海を挟んで向かい側には、バンクーバーが位置しています。バンクーバーへは水上飛行機やフェリーを使って日帰り旅行ができるため、スケジュールに余裕があれば検討してみてもよいでしょう。

まとめ

英国の雰囲気が色濃く残るビクトリアは、魅力的な観光スポットやイベント、グルメが盛りだくさんの街です。さまざまな楽しみ方があり、飽きずに過ごすことができるでしょう。ぜひビクトリアを訪れて、のんびりと過ごしてみてくださいね。

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