最終更新日:2024/08/27
シアトルはカナダとの国境に面したワシントン州の最大都市で、北西部に位置します。西海岸の街ですが、マウントレーニアの山々を眺めることもでき、自然豊かな環境の良さが人気の観光地になっています。
夏は涼しく、冬も北海道より緯度が高い割に寒くないため、気候の穏やかな差が過ごしやすいです。台風や竜巻もなく、冬期は雪の代わりに雨がよく降りますが、霧雨のケースが多く、幻想的な自然の緑を感じることができます。
直行便のフライト時間が約9時間とアメリカにしては短く、日本人メジャーリーガーの活躍もあり、日本人には親しみやすいシアトル。ただどういったエリアがあるのか気になる方は多いと思います。
そこで今回、シアトルのエリアをご紹介いたします。シアトルの全体像が掴めれば、現地での生活のイメージも立てやすくなりますよね。ぜひご参考ください。
なお、シアトル留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するエリアにある学校を見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
シアトルの語学学校ランキング
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シアトルはダウンタウンを中心に、商業地区・観光地区・住宅地区といった様々なエリアに分かれます。今回はメインの10のエリアに分けてご紹介します。
・ダウンタウン
・センター
・バラード
・キャピトル・ヒル
・グリーン・レイク
・ソド・ジョージタウン
・マグノリア・クィーンアン
・フリーモント
・ベルビュー
・ユニバーシティ・ディストリクト
それではひとつずつ見ていきましょう。
シアトルにおけるショッピングやビジネスの中心地です。1990年代後半からショッピングモール・ホテル・レストランなどの観光スポットとして注目されるようになり、現在では国内外からたくさんの観光客が訪れています。
シアトル・タコマ国際空港から市街地までは、北へ約24kmほどです。空港からのアクセス方法はライトレイル、ダウンタウン・エアポーター、シャトルバン、公営バス、タクシーと種類が充実していますが、ライトレイルを利用すれば2.25ドル~でダウンタウンに移動できます。
シーフード料理やステーキ、ノースウェスト料理など、レストランでは地元名産も料理が食べられます。また、おしゃれなカフェも揃っており、スターバックスコーヒー1号店もシアトルのダウンタウンにあります。
コンベンション・センター1階にある観光案内所では、観光プランの相談や予約などをサポートしてくれます。また、観光シーズンの夏には、日本人スタッフが駐在していることもあるので、観光の際には一度確認してみましょう。
スターバックス1号店もある、全米の現存する中で最も古い市場。
シアトル水族館やフェリーが立ち並ぶ、エリオット湾に面したエリア。
歴史的保存地域にも指定されているシアトル発祥の地。
メジャーリーグチームのシアトル・マリナーズの本拠地スタジアム。
日本食や飲茶などアジア料理が食べられます。宇和島屋や紀伊國屋書店もあります。
ハンマーを持つ男が目印の人気美術館。
特徴的な外観や設計が注目される図書館。
高級ブランドショップが入ったショッピングモール。
ダウンタウンの北に位置し、モノレール・メトロバス・ストリートカーといったアクセス方法が豊富な総合公園です。約30万平方メートルの敷地面積を誇り、1962年開催の世界万博「センチュリー21」跡地に造られました。
30ほどの文化施設が集まり、イベントも定期的に開催されています。また、シアトル・センターのシンボル的存在「スペースニードル」は、高さが181.5mもあり、展望エリアではシアトルの街並みや山々が一望できます。
世界的有名なガラス・アーティストの作品が展示された庭園。
1962年の万国博覧会時の科学パビリオンを発展させた、最新テクノロジーが体験できる科学技術館。
世界初のインタラクティヴ・ミュージック博物館。
SF小説・映画にまつわる展示が見られる博物館。
職業体験やレゴブロックコーナーなど、子供用の体験型博物館。
1853年白人移民の入稿から始まった、シアトル北西部に位置する観光エリアです。汽船船長の所有地をワシントン州が併合する際、船長自身の名前をモチーフにしたことがバラード地区誕生の由来です。
ダウンタウンからバスで約30分ほどの距離にあり、かつては漁業や製材業で活気に満ちた町でした。その後、各地から居住者が増え、現在は労働者階級の町ではなく、古くもおしゃれな観光エリアに変化しています。
バラートの中心部分では、レストランやカフェ、ショップ、映画館などの娯楽スポットが立ち並びます。バーゲン・プレイスでは、ノルウェー国王夫妻が寄贈した壁画があり、観光客が写真撮影をしています。
装置による水位増減、運河間の上昇調節が見られます。
チッテンデン閘門の歴史や水位調節の仕組みの紹介ビデオを上映。
6~9月にサケが遡上する様子をガラス越しに観察できます。
地元産の野菜、果物、工芸品などが買える市場。
北欧の文化遺産を展示。
ダウンタウン東に位置するグルメストリートエリアです。1990年代はグランジ・ロックの発信地として、現在はビルやアパートの再開発、ライトレールの開通によって、おしゃれなグルメタウンとして再び盛り上がりを見せています。
カフェやレストランが多く、タイ料理・ベトナム料理・クレープ・イタリア料理・日本料理など、多彩な食文化が楽しめます。キャピトル・ヒル北部のボランティア・パーク近くの墓地には、ブルース・リー親子の墓もあり、観光客に人気です。
グリーン・レイク・パーク内に広がる、緑色の小さな湖です。ダウンタウンから車で北へ約15分ほどの距離と、都市部からアクセスしやすい場所にあります。日ごろの疲れやストレスから開放されたい地元住民の憩いの場所です。
湖の周りは一周4.5kmほどの舗装道路で、ランニング・ウォーキング・サイクリングといった運動が気持ちよくできます。釣り・貸しボートも楽しめるので、カップルやファミリー層など幅広い層に人気を集めています。
また、グリーンレイク近くには、スターバックスやFix Coffeehouseといった、多くのカフェやレストランがあります。最近できたお店もたくさんあるので、運動や森林浴の後にリフレッシュの続きができます。
ソド・ジョージタウンはダウンタウン南部に位置するエリアで、工場や倉庫が立ち並びます。
レトロな雰囲気がある一方で、内装をリフォームしたバーやレストラン、雑貨店が立ち並び、食事やショッピングなどで気軽に立ち寄れます。
マグノリア・クィーンアンはダウンタウン北西部に位置するエリアです。エリア内には住宅地が広がっており、日中ダウンタウンで働く人々が多く住んでいるエリアになります。
目立った観光地は多くありませんが、その分公園など落ち着いた時間を過ごせるスポットがいくつもあるため、住みやすいエリアと言えるでしょう。
フリーモントはマグノリア・クィーンアンの川向かいにあるエリアで、カフェや雑貨店といったこぢんまりとしたお店が多く集まるエリアです。
またエリア内にはパブリックアートが多く点在しており、文化的な空間の中で暮らしたい方におすすめのエリアとなっています。
ベルビューはダウンタウンから東部に位置するエリアで、自然環境豊かなことからアウトドアで人気となっています。
ユニバーシティ・ディストリクトはダウンタウンから見て北東部、ワシントン大学周辺のエリアです。
エリア内は学生が多く住んでいますが、程よくシアトルの中心部から離れているため落ち着いた雰囲気があり、ゆったりと生活が送れます。またワシントン大学では桜がきれいに咲き、季節ごとの風情も楽しめます。
ここまでシアトルの各エリアをご紹介してきました。各エリアについて少しは印象を持てたでしょうか。
ここではシアトルで留学を検討している方に向けて、どんなところにある語学学校、滞在先があるかをご紹介します。下のマップに赤いピンで語学学校、青いピンで滞在先を載せているので、気になる地域にどんな学校・滞在先があるか見てみましょう。
なお、ホームステイについては申し込みがあってから滞在先を探すようになるため事前に場所が確定できませんのでご了承ください。また一部の滞在先はこちらでは公開できないため、気になる学校の滞在先がどこにあるか知りたい方は個別でご連絡いただければと思います。
滞在先について相談する
移動については、シアトルの場合市内を広くバスが通っているため、アクセスに不便さを感じることはあまりないでしょう。シアトルには他にも電車なども通っており時と場合によっていくつかの交通手段を使い分けるとより快適な生活が送れます。
現地に行ってからでも遅くはありませんが、事前にどのような交通事情かを知りたい方は下で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
シアトルの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
今回はシアトルの10のエリアをご紹介しました。
シアトルには魅力的なエリアがたくさんあります。ひとつずつじっくり見るもよし、全体をさっと見て効率的に回るもよし。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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