HELPマーティンス校の取り扱い説明書

【総評コメント】
８ヶ月間マーティンス校で勉強させていただきました。実に充実した日々を過ごすことができたと思います。周りの学生の勉強に対する士気は非常に高く、良い刺激になりました。生徒比率は韓国人学生が圧倒的に多く、英語を話すことが余儀ない環境です。週末は門限（土曜日：深夜12時、日曜日：午後６時）さえ守れば基本的に自由なので、うまくストレスともつき合えたと思います。さらに、週末にフィリピン人（先生）・韓国人・中国人・台湾人と出かけることによって日常英会話だけではなく、異文化理解にも繋がったと思います。学生から社会人と様々なバックグランドを持つ日本人の方々ともお話をすることで将来への新たな選択肢も広りました。マネージャーの方々はポリシーに基づき厳しいのですが、生徒の意見にも然りと耳を傾け、全力でサポートしてくださり、親みたいな存在でした。日本人学生マネージャーの方は勉強面、精神面で真摯に相談に乗ってくださるのでとても助かります。先生の質は高く（前職が大学教授、政府関連組織など）、ただただ会話しているだけで視野や考え方が広がってくのを実感することできました。個人的には、この８ヶ月のHELPマーティンス校での留学生活は英語力向上だけではなく、自己形成の大いなる助けになったと思います。


【その他、この学校について特筆すべき点は？】
IELTSコースを受講し、システムとサポートの充実さに大変満足しております。MRC（モーニング・リスニング・クラス）はIELTSの過去問を教材にしており、またテキスト（オリジナル）も質が高い（ただし、韓国ベースなので翻訳する煩いあり）のではないかと思います。さらに、週一回の模擬試験で自分の弱点と改善点を把握することができました。講師はテストに熟知しており、''IELTSとは'’からテクニックまで徹底的に教えてくれます。カリキュラムは生徒に応じて融通が利くので、とても助かりました。IELTSに縛られることなく、任意のスペシャルクラス（発音矯正・ムービーリスニング）で息抜きすることもできました。友達もこのクラスに参加することで増えたと思います。集めたポイントに応じて、部屋や先生を選ぶことができるシステムであり、掲示板にその成績も確認することができるので、負けず嫌いな私の良いモチベーションとなったと思います。


【実りある留学生活を過ごすためのポイントは？】
入学当初、周りの学生の英語力の高さに戸惑いを感じる学生が多いと思います。私も入学一ヶ月で自信をなくし、一時は英語を話すことに恐怖を感じクラスに足を運ぶのさえ怖かったです。しかし、日本人学生マネージャーやカウンセラーのJESSEに相談することによってこのような困難を乗り越えることができました。より具体的に言えば、IELTSから一旦離れ、一ヶ月間ESLに移転することにしました。ESLは自由に英語で意見・感情を表現するためのコースなので、テストの形式にとらわれず、英語を楽しく学ぶことができ、英語を話す抵抗を取り除くだけではなく、自然に出てくる英語を身につける事ができたと思います。その後、IELTSも楽しく学ぶことができました。
個人的に、テストコースの生徒さんは誰でもこのような不安を持つと思います。悩みや不安を自分で解決しようとするのではなく、相談することが大切だと思います。マネージャーはこのような生徒をたくさん見てきているので、なにが自分に合った解決策なのかを教えてくれます。また、長く学校に滞在されてる日本人の話を聞き、アドバイスをもらうのもとても良いと思います。私として、留学生活が苦痛で悲しいものとなってしまったら、正直お金がもったいないし、英語力も向上しないと思います。実りのある楽しい留学生活を過ごす鍵は以上にあると思います。