バギオ留学って実際どうなの?英語力の変化や留学中の過ごし方まで振り返りレポート!

こんにちは、フィリピンのバギオに3ヶ月間留学していたあみです。

みなさんの中には「バギオに留学してみようかな…」と考えている方も多いのではないでしょうか?

とはいえ、バギオはセブ島などと比べればまだまだ留学経験者が少なく、リアルな体験談を耳にする機会は少ないかと思います。

でも実はバギオはフィリピン随一の治安のよい街で、おしゃれなカフェや古着がたくさんある、なんてことご存じでしょうか?

そこで実際にバギオ留学を経験した私が、留学生活の感想や良かった点、イマイチだった点までまるっとレポートします!

ぜひバギオの特徴や雰囲気を知って、留学先選びに役立ててくださいね。

当記事は2019年11月時点での情報を元に作成しております。
公開から年月が経ち、情報が古くなっている恐れがございますので、記事内で紹介している各店舗情報は最新のものをご確認ください。

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バギオってどんなところ?

バギオはフィリピン最大の島ルソン島の北部に位置し、同じ島にあるマニラからは車で6時間ほどの距離となっています。

街が標高約1,500mにあるため、1年を通して非常に涼しい気候です。

年間平均最高気温は26℃、3~5月の夏季以外は羽織るものや長袖の服が必要なほど。

毎年3月から5月の期間には大統領府などの政府機関がバギオに移転します。このことからバギオは「サマーキャピタル」とも呼ばれています。

3ヶ月間どんなふうに過ごしていた?

実際に私が留学前に抱いていた疑問に、自身の経験を踏まえて回答します!

もちろん留学の過ごし方や目的は人それぞれですが、1つの参考例にしてみてくださいね。

疑問(1)どれくらい英語は伸びたの?

私が留学したのはMonolというセミスパルタの語学学校でした。

取っていたコースは1日7コマとナイトクラス2コマという、フィリピン留学においては平均的な勉強量のカリキュラム。

留学前の英語力はTOEIC600点程度、道案内はできるレベルでした。

その後3ヶ月間の留学を経て受けたTOEICは775点で180点ほどのUP!
英会話としては英語を使ったアルバイトはできるレベルになりました。

特に伸びを実感したのはリスニング力です。

留学以前はTOEICも300点以下の苦手科目でしたが、留学後初めてのテストではリスニングパートで400点超え!(めちゃくちゃ嬉しかったです)。

TOEICコースは受講していなかったのですが、1日約10時間以上英語での授業を聞き続けたので、必然的にリスニングは伸びるのではと思います。

疑問(2)フィリピンの生活環境ってどうなの?

フィリピンは発展途上国なので、日本の生活水準とは大きく異なります。

特に水回りの衛生面や、ネット環境、交通機関等に関しては、日本と同じものを期待すると驚いてしまうでしょう。トイレにはウォシュレット等はついていませんし、シャワーの水圧も弱いことがしばしば。

超ローカルのお店のトイレだと便座カバーがない(便座に座れない状態)なんてこともあり、女子はトイレ探しに苦労しました……。

治安面も、バギオは比較的治安の良い場所とはいえ日本と比べれば危険はたくさんあります。

街には物乞いする人たちもいますし、スマホをどこかに置いて離れたりしたら戻ってくることはないでしょう。

実際、タクシーにスマホを忘れて戻って来なかった友人はたくさんいました。

バギオ留学に行くならば、この違いを楽しむことが大切です。

疑問(3)平日・週末はどんなふうに過ごしていた?

平日

平日の8:00~17:00は基本的に授業がありました。

17:00以降は外出可能でしたが、ナイトクラスや宿題があるので遊びに出る人はあまりいません。私も月~木は学校の前にある個人商店に必要なものを買いに行く程度でした。

特にバギオの語学学校は、街中心地から少し離れたところに位置していることが多いです。街に出るにはタクシーが必須となるので、勉強に集中しやすい環境だと言えるでしょう。

週末

平日は勉強に集中する分、週末2日のうち片方は自習、もう1日は遊びに出かけていました。

特に金曜の夜は1週間お疲れ様の意味を込めて、みんな街へと出かけます。
バギオはコンパクトな街なので、他の留学生たちと偶然お店で出会ってそのまま乾杯、なんてことも。

アクティビティとしては、登山や洞窟探検などの山でのアクティビティを楽しめますよ!

ただマリンスポーツを楽しむには山を下りないといけないので、車で2~3時間の移動が必要です。

バギオでできるアクティビティはコレ!人気の観光地からおすすめの穴場まで8選をご紹介

疑問(4)海外の友達はできた?

海外の友達はたくさんできました!特にパッチメイトやクラスメイト、ルームメイトとはとても仲良くなり、週末に遊ぶことも。

私は6人部屋だったので常に2~3人の外国人のルームメイトと暮らしていました。

国が違えど、女子の好きな話題は同じです(笑)。
恋愛トークやおすすめのカフェ、人気のアイドルの話など日本の友達と変わらない気軽な話題でよく盛り上がっていました。

私が感じた留学において最も大切なことは、「英語の間違いを恐れずに海外の人に話しかけること」です。

あまり英語が流暢でなくても、明るく積極的に話す人はたくさん友達に囲まれていました。

あとはグループクラスや大人数部屋を選択したり、スポーツクラスに参加してみたりと、なるべく多くのコミュニティに属するとたくさんの人と繋がれると思います。

疑問(5)留学生の意識は高い?

実はバギオはフィリピンの教育都市と言われるほど教育の質が高く、大学や語学学校も多く存在しています。

私の留学していた学校でも「セブ島だと遊んでしまいそうだから、バギオに来た」という生徒は多かったです。

ただ語学学校には様々な人がいるので、全員の意識が高いというわけではありません。

特に8月の夏休み期間は比較的年齢層が若くなり、校内の雰囲気がガラッと変わります。

落ち着いた雰囲気で学びたいという人は9~1月や4~5月など学生の長期休暇を避けた時期に留学するか、エージェントなどに相談して生徒の年齢層が高い学校を選ぶことをおすすめします。

以上、私が3ヶ月間のバギオ留学で抱いた感想でした。どれも学校のホームページなどでは分からない情報ではないかなと思います。

次に、私が感じたバギオの良かった点6つと残念だった点を4つ紹介します。

ご自身の留学に求める条件にあっているのか確認してみてくださいね。

バギオを選んで良かった点6つ

まずは良かった点を6つ紹介します!

良かった点(1)とにかく涼しく、日焼け止めいらず

冒頭でも申し上げたように、バギオは年間平均最高気温が26℃以下のとても涼しい地域です。湿気も少なくサラっとした気候なので、運動しない限り汗をかくことはありません。

またフィリピン留学では日焼けを気にする女の子も多いですが、バギオの日差しは弱く、日焼け止めは一度も必要ありませんでした。

一方でフィリピンの他の地域では気温は40℃近くまであがることも。セブ島留学をした友達は、「クーラーの温度設定が極端に寒く、冷え性には辛かった」とも話していました。

気候は生活してゆくうえでとても大きな影響を与えます。

その点でバギオの心地よい気候は、勉強するにも生活してゆくにもぴったりだと思います。

良かった点(2)美味しいものたくさん!国際色豊かなレストラン

実はバギオは国際色豊かな地域です。

街には中華や韓国料理、サウジアラビア料理、日本料理までたくさんのレストランがあります。

私は海外からの友達に各々の国の料理店に連れて行ってもらったり、逆に私が日本料理を紹介したりしていました。

特に女子に人気だったのが食べ放題の韓国料理店です。約1,000円前後で本格的なサムギョプサルやチーズダッカルビの食べ放題コースを楽しめます。

韓国料理が好きな方はぜひセッションロードにある「Jin Ho Galbi Korean Restaurant」へ行ってみてください!

豚肉の時間無制限食べ放題が1000円で楽しめちゃいます。もちろん野菜やお漬物、前菜付き。


「Jin Ho Galbi Korean Restaurant」をGoogle マップで見る

ぜひこの機会に色々な国の料理を楽しんでみてください!

良かった点(3)治安が良い

バギオの治安の良さはフィリピンでもトップクラスです。

私は留学中にマニラへ旅行しましたが、同じ国とは思えないほど雰囲気が違いました。マニラには風俗街やスラム街もありますし、タクシーの運転手は何度も勧誘してきます。

一方バギオでは、留学生たちの間でスリやひったくり、ぼったくりの被害は聞いたことがありません。夜でも女の子だけで出かけることもありましたし、タクシーもメーター式での代金でした。

もちろん前述のように街に物乞いをする人がいたり、スマホをどこかに置き忘れたら帰ってくることはありません。

ただ海外にいるという意識を忘れず自分の持ち物管理を怠らなければ、犯罪の被害にあうことはめったにないでしょう。

良かった点(4)野菜がおいしい

フィリピンでは野菜を食べる習慣があまりありません。

特にセブ島やマニラは海が近いため、語学学校で出てくるご飯も海鮮やお肉類がほとんどだそうです。

一方でバギオは山岳地帯なので農産業が盛んです。そのため私の語学学校でも直送の新鮮な野菜をたくさん食べることができました!

通っていたMonolのバイキング。毎食、好きなだけ野菜が食べれました!

野菜はなるべく摂りたい女の子にはとても大きなメリットだと思います。

良かった点(5)古着がたくさんある!

バギオと聞くと田舎=流行には敏感ではないと思う方も多いのではないでしょうか。

実は、そんなことはないんです!

先生曰く、バギオはフィリピンで1番おしゃれな古着が集まるのだとか(真偽は定かではないですが)。

とくに人気だったのはバーハムパーク横で行われるナイトマーケット!
なんとバギオのナイトマーケットは毎晩行われており、多くの人でにぎわっています。

そんなナイトマーケットのメイン商品は古着。それも大量の古着に混じって、有名ブランドの年代物の服や靴などが露店に並べられています。

おしゃれ好きな女の子たちは週末になると、掘り出し物を探しに出かけていました。

良かった点(6)おしゃれなカフェが多い

バギオにはおしゃれなカフェがたくさんあります!
インスタ映えしそうなカフェから隠れ家的なカフェまで、雰囲気や立地も様々。

もちろんほとんどのカフェではWi-Fiが完備されていますし、飲み物や食べ物もお財布に優しいお値段です。

友達といろんなカフェを巡りながら、美味しいものを食べるのが毎週の楽しみでした。

カフェ巡りが好きな人、バギオの静かな環境でリラックスしたい人にはとってもおすすめです。

以下2つは生徒の間でも人気のあったカフェです。ぜひ行ってみてくださいね。

おすすめカフェ(1)Cafe Will

バーハムパーク近くにある隠れ家的カフェ。落ち着いた雰囲気とおしゃれな内装が人気です。
夜はバー営業もしています。

営業時間 AM8:30~AM1:00(金・土はAM2:00まで)
電話番号 (074) 422 4967/0921 496 7588
住所 11 M.H. Del Pilar St, Brgy. Burnham - Legarda, Baguio, 2600 Benguet, フィリピン
「Cafe Will」をGoogle マップで見る
公式サイト https://cafewill.business.site/

おすすめカフェ(2)Read And Brew

セッションロード沿いにあるカフェです。"Porta Vaga"というデパートの屋上にあります。
パスタが絶品!

営業時間 AM8:00~PM9:00
電話番号 +63 74 619 1428
住所 Porta Vaga Mall Parking, 2600, Baguio, Benguet, フィリピン
「Read And Brew」をGoogle マップで見る
公式サイト https://www.facebook.com/RnBCafeandLibrary/

バギオ留学中で残念だった点4つ

ここまでは私がバギオ留学で感じた良かった点をお伝えしました。

しかし、良い点があればマイナスな点もあるものです。

留学してから「合わなかった……」とならないように、イマイチだなと感じた点もご紹介します。ご自身の求める条件に合っているか、検討してみてください。

残念な点(1)遊ぶところが少ない

バギオは地方エリアです。セブやマニラのように娯楽施設がたくさんあるわけではありません。

飲み屋や娯楽施設の数は限られているので同じところに行くことも多く、マリンスポーツとなると他の地域まで移動しなければなりません。

私も定番のスポットは行きつくしてしまい、「週末何しようか…」と友達と話していた記憶があります(笑)。

アクティビティも楽しみたい方は少し退屈に感じてしまうかもしれません。

残念な点(2)雨季は毎日雨が降る

バギオの6~10月は雨季なので、毎日のように雨が降ります。

湿度は高くないのでじめじめした空気にはなりませんが、天候によって頭痛や体のだるさを感じる人にはかなり辛いようです。

また、外出をしていて突然スコールに降られた、なんてこともしばしば。
私も傘を忘れたときに大雨に降られて、全身びしょびしょになった思い出があります(笑)。

その他洗濯物がなかなか乾かなかったり、雨空が続くと気分が沈んでしまったりと雨による弊害は少なくありません。

気になる方は11~5月の乾季に留学するか、場所を変えるのが良いかもしれません。

残念な点(3)急カーブ・急こう配の坂が多い

バギオは山岳エリアなので曲がりくねった坂道がとても多いです。

とくにバギオの坂は日本の坂とは違ってかなり急こう配で、タクシー等に乗ると少し恐怖を覚えるほど。

郊外にある学校から街に行く際には山を下ることになるので、その急カーブ・急こう配に車酔いしてしまう人も少なくありませんでした。

これはマニラからバギオへの移動する時も同じです。マニラ~バギオ間の移動にはバスで6時間もかかるので、車酔いしてしまうと相当辛い時間になるでしょう。

車酔いがひどい、という方は少し考える必要がありそうです。

残念な点(4)場所によっては電波状況が悪い

バギオの一部エリアでは標高の高さゆえ、ネット通信環境はあまり良くありません。

SIMカードを入れていても、郊外などでは繋がらないこともありました。
特に学校のWi-Fiが壊れたときは、ネットを使えなくなるなんてことも。

仕事でPCを使う方、ネット環境の良さは譲れない方はセブやマニラなどの都会のほうが合っているかもしれません。

まとめ

以上、私自身の留学体験談とバギオ留学の良かった点、残念だった点をお伝えしました。

まとめると

【良かった点6つ】
(1)とにかく涼しく、日焼け止めいらず
(2)美味しいものたくさん!国際色豊かなレストラン
(3)治安が良い
(4)野菜がおいしい
(5)古着がたくさん!
(6)おしゃれなカフェが多い

【残念だった点4つ】
(1)遊ぶところが少ない
(2)雨季は毎日雨が降る
(3)急カーブ・急こう配の坂が多い
(4)場所によっては電波状況が悪い

でした。

私個人の感想としては、バギオ留学は大満足でした!

落ち着いた雰囲気と過ごしやすい気候で、勉強も遊びもバランスよく楽しめたなぁと思っています。物価も比較的安く、金銭面に不安のあった私としてはとても有難かったです。

学校のカリキュラム等ももちろん大事ですが、その場所で生活をしてゆくとなると気候、食事などの環境要因も非常に大切です。

自分に合わない地域に行ってしまうと、ストレスの多い留学生活にもなりかねません。

そうならないためにもこの記事のリアルな情報をよく読んで、自分にあった留学先を見つけてくださいね!

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    この記事を書いた人

    長 亜美

    関西の大学四年生。大学生になり初めて行った海外で自分の選択肢の広さを知る。その後タイ、インドなどの東南アジアにハマりました。 今年は休学し、東京でのインターンと夏にフィリピン留学を予定しています。

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