アイルランドと日本の文化の違い!特徴から注意点まで、渡航前に知っておきたい情報まとめ
イギリスのグレートブリテン島の隣に位置するアイルランドは、温暖な気候と大自然に囲まれた自然豊かな国です。
しかし、その文化や国民性を知る人はそこまで多くありません。
そこで、今回はアイルランドの文化を日本と比較しつつ紹介していきたいと思います。
なお、アイルランドの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
アイルランドのおすすめ観光スポット・イベント・グルメを紹介!
[目次]
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アイルランドとはどのような社会?
まずは、アイルランドの社会の特徴や国民性について、お話していきたいと思います。
アイルランド社会の特徴
アイルランドは昔、ケルト人が住んでいましたが1801年にイギリスに併合。1949年にアイルランドとして独立し、現在に至ります。
義務教育は6歳から15歳までで、日本とほとんど変わりません。進学率も高いので大学まで通う人がほとんどです。
経済成長真っ只中の国なので、インフラの整備などが急ピッチで行われています。
アイルランドの国民性
アイルランドの国民性として第一に挙げられるのが「フレンドリーでおしゃべり好き」ということです。
ちょっと街ですれ違えば会話が始まるほどで、旅行者にも気軽に話しかけてきます。
一見ポジティブな印象を受けますが、実はネガティブな一面も持っています。
容姿や服装などを褒めたとしても「私は似合ってない」「嘘が上手ね」など素直に喜べないところがあります。これは日本人と少し似たところを感じますね。
また、恋愛に関しても草食系な人が多いので、これもなんとなく日本と同じ気質だと思います。
アイルランド文化の特徴(生活編)
特徴(1)時間にルーズ
アイルランド人は、とにかく時間にルーズなのが特徴です。
約束の時間もあってないようなものなので、日本人からしたら少しイライラしてしまうかもしれません。しかし、それが国民性なのであまり怒ったりするのはよくありません。
アイルランド人と約束する場合は、時間に必ず遅れてくると想定して、待ち合わせをした方がいいでしょう。
特徴(2)音楽が好き
アイルランド人は音楽が大好きで、クラブやパブではお酒を楽しみながら音楽を聞く習慣があります。
音楽と一緒にダンスを楽しむことが多いので、パブやクラブでは踊りながらお酒を飲む人も多いです。
日本人にとっては踊りながらお酒を飲むことは少ないと思うので、戸惑ってしまうかもしれませんが、思い切って楽しんでみてください。
特徴(3)公共の場での喫煙は禁止
アイルランドでは、公共の場での喫煙は法律上、禁止になっています。
道端だけでなく、飲食店や飲み屋での喫煙も許されておらず、破った場合は罰金が課されます。
タバコを吸う人は、決められた喫煙場所でタバコを吸うようにしてください。
アイルランド文化の特徴(食事編)
次にアイルランドの食事について解説していきます。
特徴(4)お酒が大好き
アイルランド人はとにかくお酒が大好きな人種です。
ウイスキー発祥の地でもあり、飲酒量で世界一をとったこともあります。
とにかく街中にパブなどの飲み屋が乱立し、スーパーが1軒、ガソリンスタンドが1軒といった小さな村でもパブは数十軒あるほど、お酒を飲む文化があります。
日本人とは比べ物にならないほど飲酒をするので、調子に乗って飲みすぎないようにしましょう。
特徴(5)とりあえず紅茶を飲む
アイルランド人は、紅茶を愛する国として知られています。
国民一人当たりの紅茶消費量は世界一で、どんな場面にも紅茶が登場します。
アイルランドの紅茶の飲み方は、イギリスのように気品溢れるものではありません。自分のお気に入りのマグカップに紅茶をたっぷりと注いで、ガブガブ飲むのがアイルランド流。一日に何度も紅茶を入れて楽しんでいます。
スーパーなどで販売されている紅茶も、大容量パックや200パック入りなど、大量消費が前提で売られています。
紅茶と共にお菓子も食べる習慣があるので、紅茶とお菓子はアイルランドを象徴する食べ物と言ってもいいでしょう。
紅茶が苦手な人は少し困ってしまうかもしれませんが、ミルクや砂糖をたっぷりと入れて飲む人もいるので、アレンジして試してみてもいいかもしれません。
特徴(6)じゃがいもが主食
アイルランドでは、じゃがいもが主食として食べられています。
食卓には必ず、茹でた皮付きのじゃがいもがゴロゴロの並べられており、その皮を剥きながら食べるのがアイルランドの日常です。
アイルランドは過去に食糧難や飢餓に苦しみ、その時にじゃがいもで救われた経験からじゃがいもが主食になったとされています。
じゃがいも料理のバラエティも多く、国民にとって欠かせないものとなっています。日本人でいう米のようなものですね。
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アイルランド文化の特徴(買い物編)
次にアイルランドの買い物について解説していきます。
特徴(7)エコバック文化
アイルランドでは、ほとんどの人がエコバックを利用して買い物をしています。
仮にエコバックを忘れた場合でも、お店で袋をもらえますが30円以上するものがほとんどで、袋の質も非常に悪いものが多いです。
アイルランドで買い物を考えている人は、エコバックなどの袋を用意した方が良いでしょう。
特徴(8)スーパーには賞味期限切れの商品がある
アイルランドのスーパーでは、賞味期限切れの商品が並んでいることは日常茶飯事です。
棚にある缶詰やビンなどは存在を忘れ去られてしまい、何ヶ月も賞味期限が切れていたといいうこともあります。
野菜に関しても仕入れしてから1週間以上経った、しなしなの野菜を売るスーパーもあります。
日本のような感覚で買い物をすると、賞味期限切れの商品を買ってしまう可能性があるので、必ず賞味期限を確認しながら買い物をするようにしてください。
アイルランド文化の特徴(お金編)
次にアイルランドのお金関係について解説していきます。
特徴(9)チップ文化がある
アイルランドのレストランなどではチップが必要になります。
お会計金額の10〜15%をチップとして支払うか、元々会計に含まれている場合があります。
日本人には馴染みのない文化なので、忘れないようにしてください。
特徴(10)物価が高い
アイルランドは、ヨーロッパでも特に物価が高いことで有名です。
経済発展が進んでいるので、都市部のアパートなどは年ごとに10%以上も賃料が値上がりしています。
外食なども高く、スーパーなどで安い食材を購入して自炊をする人が多いです。
もし旅行などで滞在する際は、お金に余裕を持って観光や食事を楽しんでください。
アイルランドの物価って実際どれくらい?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!
アイルランド文化の特徴(交通編)
次にアイルランドの交通について解説していきます。
特徴(11)車の操作方法が違う
アイルランドでは日本と同じ右ハンドル、左側通行になるので運転は非常にしやすいです。
しかし、車の操作方法が日本とは異なる場合が多いです。ワイパーの操作は右、ウインカーの操作は左になっているので、日本の車とは真逆です。
日本人の人が操作したら、左折をしながらワイパーを動かす人がいるので注意しましょう。
車を運転することがある場合は、まず操作方法に違いがないか確認をしてから運転をしてください。
アイルランド文化の特徴(人付き合い編)
次にアイルランドの人との付き合い方について解説していきます
特徴(12)奢ったらおごり返す
アイルランドでは奢ってもらったら、次はおごり返すという文化があります。
日本では、男性が女性にご飯をご馳走することがありますが、アイルランドではその次の機会では女性が男性に奢ることも珍しくありません。
日本では考えられない文化なので、もし奢ってもらったらおごり返す機会を設けるようにしましょう。
特徴(13)謙遜をする
アイルランドでは褒められたら謙遜をする国民性です。
先ほどの話しましたが、容姿や服を褒めても「冗談言わないで」「私なんか…」という人が非常に多いです。
アメリカや他のヨーロッパ諸国では、褒められたら「ありがとう」という文化がありますが、アイルランドはそういった文化がないようです。
もし、自分が褒められて「ありがとう」と言ってしまうと、調子に乗っていると思われることもあるので注意してください。
アイルランド文化の特徴(ジェスチャー編)
次にアイルランドジェスチャーにについて知っておくべきことを解説していきます。
特徴(14)ピースサインは控える
日本人は写真を撮る時にピースサインをしますが、ちょっと間違えるとマナー違反になります。
ピースサイン自体は問題ないのですが、ピースサインの裏向きに関しては中指を立てるのと同じ意味になってしまいます。
トラブルの原因になりかねませんので、アイルランド人のポーズを真似して写真を撮ることをおすすめします。
アイルランド文化の特徴(学校生活編)
次にアイルランドの学校について解説していきます。
特徴(15)義務教育について
アイルランドでは初等教育(小学校)が8年、中等教育の前期(中学に当たる15歳まで)が義務教育となっています。
中等教育の後期は日本の高校にあたり、3年間の学習期間があります。
この中等教育後期のうちの1年間はトランジット・イヤーと呼ばれ、特別な授業を受けることができます。通常の学習から離れて、スポーツや外国語、ボランティア活動など好きなことを学ぶことができます。
実際に社会に出て仕事をしてみたりすることもあるので、日本とは異なる教育法だといえます。
特徴(16)アイルランド語の授業がある
アイルランドはアイルランド語が母国語になっていますが、イギリス支配もあったため現在ではほとんどの人が英語で生活をしています。
アイルランド語が日常的に話されることがほとんどなくなったので、アイルランドでは小学校から高校までアイルランド語の授業が必須科目となっています。
まとめ
アイルランドの存在は知っていても、国民性や文化を始めて知った方も多いのではないでしょうか?
アイルランドに滞在する際は、国民性や文化を尊重して過ごしてみてください。
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