留学は現実逃避?経験者が教える留学のリアルとそれでも留学をすすめる理由
- 2019/01/29
留学は楽しいもの、ちょっと長めの観光という感覚を持っている人も意外と多いのではないでしょうか。たしかに楽しい部分もあるが、日本とは違う部分も少なくないため、大変な思いをすることもあります。
また、留学は短期であってもそれなりのお金と時間をかけていくことになるため、遊び感覚だと何も得るものがなく留学そのものが無駄になってしまう可能性もあります。
そこで今回は、留学の現実について紹介します。これから留学に行く人、現在留学を検討している人は、留学の現実を理解して、改めて自分が留学に行く理由を考えてみてください。
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留学は現実逃避って言われているの?
社会人が会社を辞めて留学する、学生がなんとなく留学するといった場合、留学をすること自体を現実逃避だと考える人がいます。まずはどういったときに現実逃避と思われるのか紹介します。
明確な目的がないと印象が悪い
「留学は現実逃避だ!」と言われてしまう場合、その留学に具体的な目的や、留学を通してどうなりたいのかというプランがないことが考えられます。特にやりたいことがあるわけでもなく、なんとなく時間とお金を使って、半ば遊び気分で留学に行っているために現実から逃げていると思われてしまうようです。
留学は語学習得など何かしらの目的を持って行くのが一般的ですが、そうではない場合周囲の人も何のために留学をしているのかわからないため、批判的な意見を受けるようになります。
現実逃避というのは周囲の人たちが持つ印象であり、留学そのものには関係ありませんが、何も目的を持たずに留学するのはやはりおすすめできません。
問題から逃げるような留学は現実逃避と言われる
例えば、人間関係に悩んでいるから日本を離れて留学する、就職活動や試験などやらなければいけないことを先送りにして留学するといった場合も、ほかの人から見れば現実逃避だと捉えられることがあります。
ただしこの場合、現実逃避だと捉えているのは周囲の人であって、留学する本人にとっては問題を先送りにすることがかえって効果的であることもあり、留学経験が新たな道を切り開いてくれる可能性もあります。
もちろん明確な目的がある人は違う
留学=現実逃避というわけではありません。語学習得など留学を通して達成したい目標がある、学位を取得して将来のキャリア形成につなげる留学である、留学する目的がはっきりとしている人は現実逃避と言われることはありません。
いずれにしても、留学に対する捉え方は人それぞれです。周囲の人の理解を得たいのであれば目的を明確にし、それを説明できるようにすることが大切です。
留学する前に知っておきたい留学の現実5つ
留学を現実逃避と捉える人がいるということは理解できたかと思います。しかし、これは留学の1つの側面にすぎません。
ここからは、実際に筆者が留学して感じた留学の現実を5つ紹介します。楽しそうなイメージがあり、理想を掲げて留学に行こうとしている人もいるかと思いますが、現実にも目を向けることでよりリアリティのある留学を想像してみてください。
留学の現実(1)楽しいことばかりではない
留学というと楽しいイメージがあるかもしれません。確かに楽しい側面があるのも事実ですが、反対に大変なことも少なくありません。
例えば、私が留学開始直後にコミュニケーションが思ったように取ることができず非常に苦労しました。日本で勉強はしていたので、なんとかなるかなと思っていたものの、予想以上に相手の言っていることが理解できなかったのを覚えています。
また、私の友人はホームステイ先の家族と仲良くなれず、最終的には別のホストファミリーのもとへと引っ越していきました。
さらに、これは個人的な体験ですが、私は留学中にカバンの盗難にあいました。財布や勉強道具、電子辞書、iPadなどを入れていたため、留学生活が終わった、とまで思えてしまうものでした。
もちろん、語学力が最初からある程度通じる人もいるかもしれませんし、素敵なホストファミリーのもとで生活できる可能性もあります。そして、注意深く行動していれば盗難にあう可能性はグッと下がります。
ただ、留学の楽しい側面ばかりをイメージしてしまうと、そのギャップによるダメージが大きくなるため、大変な思いをすることもあると頭の片隅にでも覚えておいてください。
留学の現実(2)語学力は一気に伸びることはない
留学では、語学学校に通っていれば英語がちゃんと話せるようになるとイメージしているかもしれませんが、英語力は急には伸びません。
もちろん、言っていることが聞き取れるようになる、語彙力が上がる、自分の言葉で話せるようになる、といった成長もありますが、ペラペラになるというレベルにまで持っていくには相当な努力が必要です。
特に欧米にある語学学校では、授業が午前のみという場所も少なくありません。1日数時間の勉強でネイティブ並みの語学力を身につけるというのは無理な話だということは理解できるはずです。
留学すれば語学力が伸びると考えている人は、その考えを改め、日本にいる間からコツコツと勉強に取り組むことをおすすめします。文法書を読む、単語を覚える、オンライン英会話で会話経験を積む、などなんでも構いません。
留学の現実(3)海外の嫌な面を見ることもある
ガイドブックや旅行サイトなどで見る海外は有名なスポットやおしゃれなお店、きれいな風景など興味をそそるような写真がアップされています。しかし、その写真は現地における一つの側面でしかありません。
例えば、ガイドブックでは綺麗な写真のスポットでもゴミが散乱していることがあるかもしれません。また、うまく言葉が話せないことをバカにされることもあるかもしれません。
ちなみに筆者は、街中を歩いている時に「チャイニーズ」と言われたことがあります。海外の人からしたら日本人と中国人は同じような顔に見えるのかもしれませんが、今になって振り返ると差別だったのかも、と思えてきます。
もちろん、素敵な側面をそのまま感じられることもあります。あくまでも可能性の話ですが、嫌な思いをする、見たくないものを見てしまうといったことがあるかもしれません。
留学の現実(4)留学が思い描いていたものにならない可能性も十分ある
留学をする際に目的を持っている人は多いはずです。しかし、留学をすればその目的を達成できるかというと必ずしもそうではありません。
先述の通り語学力が思った以上に伸びないこともありますし、大学院で学位を取りたいと思っていても授業の大変さから中退してしまう可能性もあります。
普段住み慣れた日本とは異なる国に行くため、文化や語学など生活のあらゆる面において自分の想像を大きく上回るような出来事に遭遇するのはある意味で当たり前のことです。このことを理解しているのと理解していないのとでは、留学生活にも大きな違いが生まれます。
理解できていれば、うまくいかないこともある程度想定できるため、その場に応じた対応をしようと考えることができますが、理解できていないと理想と現実のギャップに打ちのめされてしまいます。
留学の現実(5)意外と日本と変わらない生活を送ることも
留学すると、日本ではできなかったようなことを毎日体験できると考えているかもしれません。
しかし、もし語学留学であれば学校に行く以外は特にしなければいけないことはないため、場合によっては朝学校に言って、昼過ぎに帰宅、そのまま家でインターネットをしながら過ごすといった形になる可能性は大いにあります。
語学学校は日本でも通えますし、ネットサーフィンも日本でできます。つまり、自分の過ごし方次第では日本と同じような生活を送ることになるかもしれないのです。
留学に行くだけでは何も成長しないと考え、留学中は友達とたくさん遊び、いろんなところに行き、たくさんのコミュニケーションを取るなどアクティブにいくようにしましょう。そうすることで日本では得られないような経験を積むことができます。
それでも留学をするべき理由
ここまで紹介してきたように、留学は楽しい側面もありますが、現実は厳しい側面もあります。しかし、その厳しくて大変な場面を乗り越えることで得られる経験もあります。
そこで、続いては厳しい面がある留学を、それでもすすめる理由について紹介します。
異なる文化を知ることができた
留学をすると日本との違いを嫌という程経験することになります。確かに日本の方がいいな、と思う場面もありますが、逆にその違いを感じることで文化の違いを知ることができます。
私はイギリスに留学していましたが、現地の人は小雨程度なら傘をささずにパーカーのフードをかぶります。当初は傘をさしていた私もせっかくの機会なんだから、と思いフードをかぶるようにしてみました。
個人的には傘をさした方がいい、という考えは変わりありませんでしたが、それでも現地の人の生活スタイルに触れられたことは大きな経験でした。
また、私のホストファミリーのお父さんはエジプト出身の方で、晩御飯には時々アフリカの料理が出てくることがありました。自分の口には合わないな、と感じるものもありましたが、日本にいたら食べないであろう料理を食べられたことも貴重な経験だと思っています。
このように、ちょっとした違いに触れられることは留学でしかできないことだと言えます。
異国の友達ができた
私の通っていた語学学校には日本人、韓国人、フランス人、イタリア人、トルコ人、スペイン人、ロシア人、メキシコ人、ブラジル人、コロンビア人などたくさんの国籍の生徒がいました。
やはり色々な国の人と友達になれることは嬉しいもので、留学しているということを強く実感できるものでした。海外の人たちは自分をしっかりと持っている人も多く、英語の文法的な間違いなどは気にせずに堂々と話している姿は非常に印象に残っています。
お互いに英語が完璧に話せるわけではありませんでしたが、拙い英語でもお互いにコミュニケーションをとり、ときには笑い合い、一緒にお酒を飲んだ経験は留学が終わってもいつまでも思い出として残ります。
そういった体験ができることを考えると、留学することを強くおすすめします。
自分の行動次第で大きな変化が得られる可能性
先ほど、何もしないと日本にいるのと同じとお伝えしました。しかし、逆にたくさんの行動を起こすことで、大きな変化を得られる可能性も大いにあります。
例えばワーキングホリデーで留学する場合、自分で約束をとって働かせてほしいとお願いしたことで、雇ってもらえるかもしれませんし、いつも同じカフェに行って勉強をすることで店員さんとたくさん会話ができるようになるかもしれません。
ちなみに私はサッカーが好きで、ロンドン市内のスタジアムを巡っていたとき、チケットが余っているからタダであげると言われて試合を観戦することができました。
大した経験ではありませんが、動いていなければチケットはもらえてなかったのは間違いありません。このように、自分の行動1つで世界が開けていく感覚は留学だからこそ味わえるものです。
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まとめ
今回は、留学の現実として留学における大変な側面に焦点をあてて紹介してきました。
留学は思い通りにいくことばかりではありません。むしろうまくいかないことの方が多いかもしれません。しかし、そういった経験はその後の生活やキャリア形成において大きな影響を与えてくれます。
苦しい体験も含めて留学ですが、トータルで考えるとプラスの要素の方が大きいと私は言えます。
今、留学することに躊躇している方も、改めて自分の留学の目的を振り返り、行動してみてはいかがでしょうか。
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