留学先でホームステイをするメリットとデメリットとは?楽しく生活するコツをご紹介!
- 2019/01/23
「留学の滞在方法としてホームステイを選んだ方がいいのかな……」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
海外の一般的な暮らしを体験できるホームステイには、たくさんのメリットがあります。しかしデメリットもゼロではありません。
メリットとデメリットを理解した上で、ホームステイが自分に合った滞在方法か判断しましょう。
この記事では、ホームステイのメリット・デメリットや把握しておきたい心構え、よくあるトラブルなどをご紹介します。ホームステイが自分に合っているかどうかを判断するのに押さえるべきポイントはそれほど多くありません。
この記事で、ホームステイの「イロハ」について学びましょう。
[目次]
【留学行くか迷っているなら、まずはLINEで相談!】
いつかは留学へ行ってみたい。そう思った今すぐ留学相談!
スクールウィズのLINE相談なら、ちょっとした疑問から具体的な留学先の検討、見積もり・申込手続きまで留学カウンセラーが一人ひとりのご相談に対応しているので、検討が一気に前に進みます。
【LINE相談で知れること】
1. 目的を叶えるための留学プランづくり
2. 学びたいことや学習・生活環境など希望に合った留学先のご紹介
3. 想定する期間や留学先で実際にかかる費用
4. ビザや航空券などの準備の流れ
LINEだからいつでも思い立った時に聞ける。憧れの留学に「あなたにピッタリなプラン」を見つけてみませんか?
留学で選べる滞在方法とそれぞれのメリット・デメリット
留学中の滞在方法は、主に下記の6つがあります。
- ホームステイ
- 学生寮
- レジデンス
- シェアハウス(ルームシェア)
- アパート
- ホテル滞在
それぞれの良い点・悪い点を比較することで、自分に合った滞在方法が見えてきます。
留学中の宿泊先について迷っている方は、一通りの滞在方法の、メリットデメリットを把握しておきましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ホームステイ |
|
|
学生寮 |
|
|
レジデンス |
|
|
シェアハウス(ルームシェア) |
|
|
アパート |
|
|
ホテル滞在 |
|
|
留学中にホームステイをするメリット
留学中にホームステイをするメリットは、
- ・英語の習得スピードがアップする
- ・現地の文化や生活習慣を学べる
- ・安心して語学習得に集中できる
の3つです。1つずつ詳細を見ていきましょう。
メリット(1)英語の習得スピードがアップする
1つ目のメリットが、英語の習得スピードがアップするというものです。
ホームステイでは現地の家族と生活を共にするため、英語での会話量が増えます。また、ホストファミリーの家族同士の会話を耳にする時間も長くなります。スピーキング力・リスニング力が自然と養われるため、一人で生活しているよりもずっと早く英語を身に付けることが可能です。
また、語学学校の友人と遊んだり夜更かしをしたりする機会を作りにくいため、勉強に充てられる時間を増やせます。
メリット(2)現地の文化や生活習慣を学べる
2つ目のメリットが、現地の文化や生活習慣を学べることです。
ホームステイでは、ホストファミリーと共に現地に根付いた生活を送るため、日本にはない文化や風習を知る機会が、たくさん生まれます。ホテル滞在や観光などでは気づけない、貴重な経験を得ることが可能です。
多様な文化や価値観を知ることは、語学学習と同等かそれ以上の実りになります。留学するのであれば、語学力に加えて色濃い経験が得られるホームステイを、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
メリット(3)安心して語学習得に集中できる
3つ目のメリットが、安心して語学習得に集中できるというものです。
海外での長期生活では、急病やトラブルなど自分一人では解決が難しい事態に陥るケースもあります。そんな時、身近に助けてくれる人たちがいれば安心です。また食事やお風呂などの心配をしなくても良いのもホームステイならではの魅力です。
いざという時のトラブルや生活面への不安がなく、勉強に集中できる環境が、ホームステイには用意されています。
留学中にホームステイをするデメリット
留学中にホームステイをするデメリットは、下記の4つです。
・生活に制限ができる
・一人の時間が十分に確保できない
・ホストファミリーとの間でトラブルが起きる可能性がある
・自分の希望通りの滞在先を選べない
こちらも1つずつ見ていきましょう。
デメリット(1)生活に制限ができる
1つ目のデメリットが、生活に制限ができることです。
ホームステイでは、ホストファミリーの生活にすべてを合わせる必要があります。
とくに下記の3つは、ホストファミリーの多くが設けているルールです。
- ・食事の内容や時間
- ・お風呂の使い方
- ・門限
食事に好き嫌いが多かったりお風呂はゆっくり浸かりたかったりする方は、ホームステイにまつわる制限に、はがゆさを感じてしまうかもしれません。
また、友人と遊ぶことはできますが、夜遊びは難しくなります。仲間内で盛り上がっている最中に、自分だけ帰宅しなくてはならないシーンもあるでしょう。
デメリット(2)一人の時間が十分に確保できない
アパートやホテル滞在とは違い、ホームステイでは一人の時間を確保するのが難しくなります。
一人になりたいと家を出ても、ホームステイ先が門限を決めている場合、長時間の外出は簡単ではありません。自室に篭れば一人になれますが、生活音が気になり心からリラックスできない可能性も考えられます。
積極的なコミュニケーションを好むホストファミリーであれば、一人時間はますます確保しにくくなるでしょう。人に構われたり他人の気配があることで、勉強に集中できないリスクも発生します。
一人の時間を大切にする方にとって、ホームステイはストレスを感じる機会が多くなるかもしれないことを、把握しておきましょう。
デメリット(3)ホストファミリーとの間でトラブルが起きる可能性がある
3つ目のデメリットが、ホストファミリーとの間でトラブルが起きる可能性があることです。
ホームステイ先のホストファミリーと、関係がこじれることもあります。トラブルに発展する理由の例を、見てみましょう。
- ・性格が合わない
- ・ハウスルールが厳しすぎる
- ・あまり歓迎されていないように感じる
ホストファミリーとの間でトラブルが起きると、留学生活そのものに支障をきたします。海外での日々を辛いものにしないためにも、ホストファミリーの事前調査は可能な限り済ませておくと安心です。
デメリット(4)自分の希望通りの滞在先を選べない
4つ目のデメリットは、「自分の希望通りの滞在先を選べない」という点です。
ホームステイ先が決まるまでの流れは、最初に、学校にホームステイ希望の申し込みをします。その後に学校が受け入れ先の選定をおこない、最後に滞在先が決定します。
人気のホストファミリーの場合、すでに希望者で予定が埋まっていることも少なくありません。また、学校から近い場所に住むホストファミリーが、見つからないこともあります。
アパートやホテルのように自分で滞在先を選べないため、海外生活で希望する条件が満たせない可能性も、考慮しておきましょう。
確認しておきたいホームステイ先のルールや心構え
ホームステイ先では「ハウスルール」と呼ばれる、各家庭ごとに決められたルールがあります。中でも、食事・洗濯・お風呂の3点に関しては、ホストファミリーの多くがルールを定めています。
ホストファミリーとのトラブルが発生しないよう、3点のハウスルールの内容や注意点を把握しておきましょう。
食事
ホームステイで提供される食事は、朝食と夕食の1日2回が一般的です。2回の食事について、ハウスルールでは「食材」と「食事の時間」の2つについて触れているケースが多いといえます。
ホストファミリーから苦手な食材や料理などについて聞かれた際は、しっかりと伝えておきましょう。また食事の時間はホストファミリーに合わせるのが、基本のルールです。
「食事が不要な場合は〇〇時までに伝える」といったハウスルールを設定しているケースもあります。説明された際は忘れないようにしましょう。
洗濯
洗濯は、共用で洗濯機を使わせてもらえるケースと、近場のコインランドリーを紹介されるケースがあります。
家の洗濯機を使わせてもらえる場合は、下記の3つに関して決まり事がないか、確認しておきましょう。
- ・利用できる時間帯や頻度
- ・洗剤の利用について
- ・洗濯物の干し方について
お風呂
海外のお風呂は、シャワーで済ませることがほとんどです。
水が貴重な国への留学では、シャワーの利用が原因でホストファミリーとトラブルになるケースが見られます。水の価値が日本と同等程度の国であっても、水回りの共用利用はトラブルに繋がりやすいです。
シャワーの利用については下記の2つを確認して、ホストファミリーに迷惑をかけないようにしましょう。
・利用できる時間や頻度
・石鹸やシャンプーの利用
ホームステイでホストファミリーと良い関係を築くための3つのポイント
ホームステイはどんな人におすすめ?
留学する上でホームステイがおすすめな方は、以下の通りです。
- ・語学習得を最優先したい人
- ・初めての海外留学で不安を感じている人
- ・現地の暮らしを身近に経験したい人
- ・ライフスタイルにあまりこだわりがない人
日常生活の会話力が鍛えられ、食事やシャワーといった生活面での不安が少なく学習に専念できるホームステイは、語学力の効率的な向上が叶います。
また、現地の暮らしに慣れているホストファミリーは、海外生活での不安や困りごとをサポートしてくれるでしょう。
地に足のついた海外生活を体験することで、これまで知らなかった文化に触れられます。ライフスタイルに強いこだわりがなければ、ホームステイは多くの実りが得られる滞在方法です。
ホームステイ先でよく起こるトラブル
文化も習慣も違う家族と長い間一緒に暮らすことで、下記を原因とする不満やストレスが増えていく可能性があります。
【衛生面】
・トイレやバスルームといった水回りが汚い
・カーペットやソファ、ベッドが汚れていたりダニがいたりする
【食事面】
・食事の提供回数が申し込んだものと異なる
・レトルトやインスタントといった栄養バランスの悪い料理ばかり提供される
【コミュニケーション面】
・ビジネスライクなホストファミリーだったため交流が持てない
【環境面】
・周囲に夜遅くまでやっているお店が多くうるさくて寝られない
・治安が悪い雰囲気があり、落ち着いて暮らせない
【その他】
・事前情報にはなかったペットがいる
・日本人留学生が泊まっていて、日本語を話してしまう
たとえば、日本人はトイレ・バスルームをきれいに使う習慣が身に付いています。しかし海外では、日本ほど水回りの汚れを気にしない家庭は、少なくありません。家の中でも靴を履く文化の国であれば、カーペットやソファといった家具にも汚れがつきやすくなります。
しかし生活文化による暮らしの差は、受け入れる姿勢も必要です。
習慣や価値観の違い以外にも、事前に学校から聞いていた内容と違っていたり健康を損なう食生活だったりと、ホストファミリー側の不備によってトラブルが発生することもあるでしょう。留学生の生活態度がホストファミリーの不満を募らせてしまうことも、ゼロではありません。
いずれにしても、ホストファミリーとの衝突は今後の留学生活に影響を与えます。トラブルを発生させないためには、滞在先の情報をある程度知っておくのが得策です。
事前にホームステイ先の情報や評判を聞き、気持ちの準備を済ませておけば、ホストファミリーとの生活に馴染みやすくなるでしょう。
ホームステイ先でのトラブル対処法
ホームステイ先でのトラブルの中には、柔軟に受け入れられるものもあれば、ストレスが溜まったり生活に支障が出たりする内容もあります。
我慢をするのがつらいと感じてきたら、ホストファミリーとコミュニケーションをとったり学校に相談をしたりして、解決策を見出しましょう。
コミュニケーションで解決できるものは、まずホストファミリーに直接相談してみる
ホストファミリーと話し合ったり、親睦を深めたりすることで、緩和できるトラブルもあります。
たとえば上述したトラブルの一例の中にある、「ビジネスライクなホストファミリーだったため交流が持てない」という内容は、ホストファミリーと仲良くなることで対応に変化が生まれるかもしれません。
「日本人留学生が泊まっていて、日本語を話してしまう」のであれば、ホストファミリーに日本語の使用に対するペナルティを設定してもらうのも、1つの手です。「治安が悪い雰囲気があり、落ち着いて暮らせない」場合は、外出時はホストファミリーについてきてもらうといった対策が有効です。
不満やストレスのすべてを、ホームステイ先にぶつければ良いとは限りません。しかし伝え方に工夫を加えたり、日頃からコミュニケーションを取ったりすることで、ホストファミリー側が改めてくれる可能性があります。
滞在先自体を変えなければ解決できないことは、学校に相談する
トラブルや不満の中には、滞在先を変えなければ解決できない内容もあります。
「事前情報にはなかったペットがいる」というトラブルもその1つです。ペットを家から出すことも、預け先を見つけるのも難しいでしょう。「周囲に夜遅くまでやっているお店が多くうるさくて寝られない」といった環境も、ホストファミリーにできる改善策はほとんどありません。
また、ホームステイ先に不満点を改善してもらえないこともあります。
「食事の提供回数が申し込んだものと異なる」「レトルトやインスタントといった栄養バランスの悪い料理ばかり提供される」といった食事のトラブルは、留学中の健康状態を左右するもの。食事環境が改善されないようであれば、学校に相談したほうが良いでしょう。
留学先でのトラブルすべてを自分だけで解決するのは困難です。ホストファミリーに話しても変化がない場合は、早い段階で学校に相談しましょう。
ホストファミリーへのお土産はどうする?何がおすすめ?
ホームステイを始める前から友好的な関係性を結ぶことで、共同生活の良いスタートがきれます。
友好的な関係性を築く方法の1つが、お土産です。お土産を持参することで、気配りや感謝の気持ちを表現でき、ホストファミリーに良い印象を与えられます。
ホストファミリーへのお土産として喜ばれるのは、「日本でしか手に入らない物」や「日本らしい物」です。
扇子や折り紙、けん玉などであれば年齢や性別を問わず、喜んでもらえるでしょう。食べ物は口に合わないこともあるため、プラスアルファのお土産として持っていくのがおすすめです。
【必見】留学に持っていくべき日本のお土産20選!ホームステイ経験者が厳選したおすすめを紹介します
ホームステイするときの持ち物
ホームステイをする時の持ち物についても、見ておきましょう。ホームステイ先で用意されている物と、自分で持っていくべき物の両方をを把握することで、持参する物の漏れをなくせます。
持ち物については現地で調達もできますが、日本の製品とは品質に差があることも少なくありません。日常使いの物やこだわりがある物については、日本にいるうちに準備をしましょう。
ホームステイ先で用意されている物
ホームステイ先で用意されている物は、下記のような必要最低限の日用品のみです。
- ・布団やベッドなどの寝具
- ・洗濯機や冷蔵庫など、生活する上で必要な電化製品
- ・食事
ホームステイ先によっては勉強用のデスクや、各種消耗品が利用できるところがあります。心配な方は、事前にホームステイ先に確認を取りましょう。
自分で持っていくべき物
自分で持って行くべき物は数が多いため、チェックリストを作っておくことをおすすめします。
下記は、留学の際に必要となることが多い持ち物の一覧です。留学先の国やホームステイ先によっては、さらに必要な物が増える可能性があります。
【ホームステイで必要な持ち物】
・衣類(Tシャツ、長袖シャツ、ウィンドブレーカー、ジーンズ、靴下、下着、帽子)
・洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、ボディソープ、シャンプー)
・洗濯用品(洗濯ばさみ、ハンガー、洗濯ネット)
・速乾性タオル
・爪切り
・雨具(折りたたみ傘、レインウェア)
・南京錠、チェーンロック
・常備薬(下痢止め、目薬、胃腸薬、塗り薬、バンドエイド)
・電子辞書
・モバイルバッテリー
・タコ足延長コード
まずは普段の生活を思い返し、日常的に使っているアイテムを振り返ってみましょう。イレギュラーで必要になる物も、思いついたときにメモしておくと、漏れを防げます。
忘れ物がないように、自分なりのチェックリストを用意してみてください。
まとめ
ここまで、メリットとデメリットをはじめとする、ホームステイのさまざまな内容についてお伝えしました。
ホームステイは、語学を学べるだけでなく、多様な文化や価値観に触れられます。何度も実現するのは簡単ではなく貴重な体験でもあるため、ホームステイに関する注意点や予備知識をしっかりと身につけておきましょう。
良い経験や思い出を与えてくれるホームステイ先に、出会えると良いですね。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
英語力アップに強い留学エージェント「スクールウィズ」
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
- 【スクールウィズが選ばれる7つの理由】
- 1. 専門家監修!英語学習プログラム「プレ留学」で事前学習もバッチリ
- 2. 充実した英語学習サポート体制!
- 3. 1万通り以上から選べる「カスタム留学プラン」
- 4. 経験豊富なカウンセラーによるベストなプラン提案
- 5. 代理店手数料0円&最低価格保証
- 6. 安心安全、充実の留学サポート体制
- 7. スマホで相談から手続きまで完結!
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。