海外で働くには?海外就職の方法や事例を解説
- 2018/05/14
この記事を読んでいる人の中には、海外に憧れがある、海外で生活してみたいという思いから留学を検討している人も多いと思います。また、そういった人たちの中には留学後は日本に戻らず海外で就職したいと考えている人や、現在留学中の方の中にも現地で仕事を探しているという人がいるかもしれません。
しかし、どのように応募すればいいのか、どんな仕事があるのか、どのくらいの語学力が求められるのかなど、海外就職に関しては不明な点が多いのも事実です。
そこで今回は海外で就職したいと考えている人に向けて、海外の就職事情や募集職種、語学力などについて解説していきます。海外就職のために何をすればいいかわからないという人はぜひ参考にしてみてください。
[目次]
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海外での就職と日本での就職の違い
まずここでは、海外で就職する場合と日本で就職する場合の違いについて紹介していきます。
日本での就職
日本の場合、学生が高校や大学、専門学校などを卒業したら新卒として企業に就職するのが一般的です。新卒に関しては就職活動を行う時期が決められているので、全員が一斉に就職活動をスタートさせることになります。
新卒で入社する社員に関しては、研修などを通して少しずつ仕事を覚えていくことができ、即戦力というよりは、会社の将来を担っていける人材を会社は求めます。
また、学校で学んだ専門性が必ずしも就職に直結するわけではありません。理系の職種などでは経験が必要になる場合もありますが、文系理系を問わず就職ができるケースも珍しくありません。
海外での就職事情
一方の海外就職の場合は、日本のように新卒という考えがない国も少なくありません。人材は流動的で、企業は新卒用の枠を設けるのではなく、そのポストに空きができたら新たに採用を行うという通年採用の形をとります。
では、学校を卒業した人はどのように就職をすればいいのでしょうか?方法の1つとしてインターンが挙げられます。
欧米などでは、大学に在籍している間や卒業後に自身の専門性を活かしてインターンとして実務経験を積み、就職へとつなげていくという流れがあります。
インターンを通してその力が認められれば晴れてその企業ヘと就職することができる、というわけです。日本とは異なり新入社員に対しても即戦力として活躍することを求めている企業が多いため、インターンが採用のための重要なステップとなります。
就業経験のない人でも他社からの転職であっても同じ採用枠を争うことになりますが、経験があるから有利、というわけではなく、その人とその企業とのマッチング具合によるところもあります。そのため、例えば大学3年生の段階で企業から内定をもらっているというケースもみられます。
海外で多い求人事例
では、日本人が海外で仕事をするとなったら、どのような仕事があるのでしょうか。ここでは海外で多い求人を紹介します。日本でも居酒屋やファーストフードといった飲食店やコンビニ、スーパーといった接客業などの求人を見かけることが多いですが、海外でも似たような状況だと言えます。
海外で多い求人としては、
- ・飲食店
- ・接客業
- ・サービス業
などがあります。また、企業での事務職や日系企業での法人営業などで募集がかかっているケースもあります。
日本人向けに多い求人事例
日本人向けの求人でも上で挙げた飲食店や接客業が多いですが、日本語の能力を活かした仕事として
- ・日本語教師
- ・通訳、翻訳
といったものもあります。
さらに、先ほども紹介していますが日系企業の現地採用、外資系企業や現地企業の日本語枠での採用などもあります。この場合は、営業職や技術職、マーケティングなどの職種での募集が多いようです。
企業の環境による部分もありますが、日本人向けの求人では日本人と一緒に仕事をする機会も珍しくないため、日本語を使って仕事をすることも不可能ではありません。
海外の就職で求められること
ここでは、海外で勤務するうえで求められることについて紹介します。海外で働くとなると、語学力が必要になるのでは?と思っている人もいるかもしれません。また、即戦力としての活躍が期待されることもあり、応募の条件などが定められているかもしれないので、確認が必要です。
求められる語学力
企業の中には語学試験のスコアを採用基準にしている会社も少なくありません。基準は会社によってまちまちですが、TOEICスコアで調べた場合は最低500点は持っていないと求人を探すことはできません。
また欧米圏などでは語学試験はTOEFLやIELTSが主流のため、事前に自分が受けたい会社がどのような試験のスコアの提出を求めているか確認する必要があります。
求められるスキル
就職の際には語学力の他に専門スキルが見られます。美容師や教師、プログラマーなどの職につくには、専門知識や専門的な経験が求められることが多いです。
就労ビザ
海外で働くうえで必要になるのがビザの取得です。海外で働くためには就労ビザを取得することになります。
就労ビザは国によって条件が異なりますが、学歴や実務経験を問われるケースも少なくありません。また、アメリカなどはビザの発給に定員を設けているため、条件をクリアしても必ずしも働けるというわけではないので就職が決まったら早めに準備を進めてください。
未経験・新卒でも海外就職できるのか?
上では語学試験のスコアや専門スキルをある程度持っている人を対象に就職条件を見ました。しかし学生など、就業経験や専門スキルを持たない人はその条件から漏れてしまいます。そういった人は海外就職できないのでしょうか。
結論から申し上げると、未経験でも応募することができる職種はありますし、日本の企業を経験せずに海外に就職するという人もいます。
国や職種を絞ってしまうと難しくなってしまうかもしれませんが、海外で就職する、という点に関しては未経験でも新卒でも不可能ではありません。
海外就職の方法
ここまでは日本と海外の就職事情の違い、海外就職の条件などについて紹介してきました。ここからは、実際の就職するための方法を3つ紹介したいと思います。
方法(1)エージェントに登録
エージェントを使えば日本語で求人情報を確認することができるほか、就職までに必要な各種手続きなどもサポートしてもらうことができます。
日本にいながら海外就職に向けた就職活動をスタートすることが可能なのも大きな特徴です。
方法(2)直接コンタクトを取る
自分が行きたい企業が明確にある場合は企業に直接コンタクトを取り、求人の応募をすることも手段の一つです。
注意する点としては企業の担当者と直接やり取りするため、語学力がある程度なければコミュニケーションを取れない可能性があります。
方法(3)現地でインターン
先ほども紹介したように海外ではインターン経験を経てその企業に就職するケースが少なくありません。
特にワーキングホリデーの制度を使えば気軽に海外でインターンをすることができ、就職につながる経験を積むことができます。
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海外就職するならおすすめの国・地域
世界には約200の国がありますが、就職するならどの国がいいのでしょうか。ここでは海外就職におすすめの国を6つ紹介します。
おすすめ国(1)アメリカ
アメリカにはニューヨークやロサンゼルスといった世界的に有名な都市がいくつもあり、多くの人が暮らします。そのため仕事も多く求人も比較的多く見つけることができるでしょう。
一方で、先ほども紹介したようにビザの取得に関してはハードルが高い点には注意が必要です。
アメリカ仕事を得るには?仕事の種類や探し方、条件など徹底解説!
おすすめ国(2)オーストラリア
オーストラリアはワーキングホリデービザでの就労をすることが可能なので、ワーホリでの留学をしながら、現地での就職を目指していくことが可能です。
現地には日本人も多く暮らしているため、生活する上で困った時に頼りになるなど、心理的な安心感もあります。
オーストラリアで仕事を得るには?仕事の種類や探し方、条件など徹底解説
おすすめ国(3)カナダ
カナダもオーストラリア同様ワーキングホリデービザでの滞在が可能なので、滞在中にインターンをしながら現地就職を目指していくことが可能です。
また、バンクーバーやトロントといった都市が「エコノミスト・インテルジェンス・ユニット(EIU)」が発表する「世界で最も住みやすい都市ランキング」に何度も選ばれるなど、生活する環境として特におすすめの国だと言えます。
カナダで就職するには?就職事情や仕事を得るためのポイントを解説
おすすめ国(4)インド
インドは今まさに経済成長している最中の国であり、日系企業の進出もこれから増加していくことが予想されます。
現在ではまだそういった求人に目を向ける日本人は多くはないので、早い段階からインドを候補に入れておくと今後の選択肢が大きく広がることでしょう。
おすすめ国(5)フィリピン
フィリピンもインド同様経済成長中の国です。人件費が安いこともあって欧米や日本の企業がアウトーシングに利用するなど各種産業が活発な国だといえます。
学歴や語学力が不問の求人も見られるので、比較的就職もしやすい環境です。
フィリピンで仕事を得るには?仕事の種類や探し方、条件など徹底解説!
おすすめ国(6)タイ
タイはアジアの中でも特別日本人在住者が多く、日系企業も多く存在します。物価も安く、日本食を扱うお店も多いため、日本と同等、あるいはそれ以上の暮らしができるかもしれません。
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海外就職でよくある失敗事例
最後に海外就職における失敗事例を紹介します。この事例を踏まえ、ぜひ皆さんの海外就職を成功へとつなげていきましょう。
開放的な雰囲気に負けてしまった
海外にはカジノやリゾート施設など日本にはない魅力的なスポットが海外には数多く存在します。そういった魅力に負けてしまい、仕事がおろそかになり、成果を上げることができなかったというケースが見られます。
誰にでもできる仕事だった
海外で就職というと聞こえはいいかもしれませんが、職種によっては特別な能力がなくてもできるような仕事もあります。そうなると、自身のキャリアアップにつなげていくことが難しくなってしまいますし、仕事自体にやりがいを感じられなくなってしまう可能性があります。
海外就職を失敗させないために気をつけるべきこと
では、失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、以下の2点を失敗しないために気をつけることとして紹介します。
- ・事前にしっかりと就職先を調べておく
- ・譲れない条件を持っておく
海外は日本とは全く別の土地です。人も違えば生活習慣も違います。現地に関して何も情報を調べることなく就職するのは非常に危険だといっても過言ではありません。
もし可能であれば就職する前に働きたい国に直接足を運び、現地の雰囲気を実際に体感することをおすすめします。アジアであれば、国によっては数万円で航空券を手にいれることができますし、現在はLCCも数多くあるので、料金を抑えて現地にいくことも不可能ではありません。
また、求人情報もしっかりと調べておくようにしましょう。語学力不問だから応募したけど、誰でもできる仕事でやりがいを感じられない、営業職のはずなのに、職務の範囲が広くて対応できない、というケースに陥る可能性も十分にあるので、求人票はしっかりと読み込むようにしてください。
せっかく海外で就職するのですから、海外での仕事を通してどのように成長していきたいのか、どのようなキャリアを築きたいのか、しっかりと考えることは非常に重要です。
まとめ〜留学経験を生かして転職しよう!〜
今回は、海外就職に関してその方法や事例について紹介してきました。
実際に海外就職したいと考えている方は、ぜひ本記事を参考に少しずつ行動を増やして現実のものにしてください。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
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- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
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留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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