
海外に行くときに気になるのが、その土地の文化。多国籍でアボリジニという先住民族も住むオーストラリアは、さまざまな文化が混ざり合う国です。
現地のおもしろい文化に触れたいと同時に、旅行や留学の際は「日本と違いはあるのかな」「NG行動をしてしまったらどうしよう……」と気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、オーストラリアの文化・習慣について、基本的な特徴からトレンドまでまとめました。
オーストラリアに行く予定の人は、ぜひ参考にしてください。

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なお、オーストラリアの観光情報は下のページにまとめました。おすすめの観光スポットや人気料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
オーストラリアおすすめの観光スポットやイベント、グルメなどを紹介
[目次]

まずは、オーストラリアの文化の特徴や歴史など、基本を見ていきましょう。
オーストラリアはイギリスの植民地だった歴史からイギリスの影響を色濃く受けており、現在の文化にも名残が見られます。代表的なのが公用語である英語で、実はブリティッシュイングリッシュ(イギリス英語)寄りの発音や語彙が用いられています。
加えて、近年は「移民大国」というのもオーストラリアの大きな特徴です。第二次世界大戦後に世界中から多様な人々を受け入れてきた結果、オーストラリアは国籍や文化において多文化社会を形成しました。
イギリスの影響を受けた文化の上に、ヨーロッパやアジア、中東など世界各地の習慣や料理が混ざり合い、独特で多様な現在のオーストラリア文化が形成されたのです。

オーストラリア人には「おおらか」「仕事より家族との時間を重視する」といった、日本とは異なる国民性が見られます。代表的な特徴を見ていきましょう。
多民族社会であり、多様な国籍・文化が共存するオーストラリアでは「他人と違うこと」が当たり前です。
人によって常識や慣習が異なることがわかっているため、自分と違う考え方に出会っても「そういう人もいるよね」とすんなりと受け入れられることがほとんど。良い意味で、自分と他人の境界線がハッキリしています。
この考え方は身なりにも影響が強く、見た目を過剰に気にしない傾向です。
自分は自分とわかっているからこそ、「人より良くあろう」という気持ちがあまりなく、「自分がどう思うか」がもっとも大事なようです。
オーストラリアで生活していると、"No worries!"というフレーズをよく耳にします。これは「心配しないで」「気にしないで」という直訳通り、相手を気遣うときにもよく使われます。オーストラリアでは、このフレーズを使っている人を頻繁に見かけます。
例えば、飲食店などで料理が来るのが遅れてしまったとき、店員さんが「お待たせしてすみません!」と謝罪すると、「No worries!」と返すことがよくあります。そのほか家族や友達など、さまざまな場面で使っているのをよく見かけます。
「細かいことは気にしない」というおおらかな国民性がよく表れているフレーズでしょう。
「どんなバックグラウンドを持つ人でも平等に扱われなければならない」という平等主義が根付いていることもオーストラリアの特徴です。そのことを端的に表しているのが、「Fair Go」という言葉です。
「Fair Go」は階級のない、平等な社会を表現するスラング。その表現が根付いているからか、宗教や国籍に関係なく、オーストラリアに住んでいる人は他人に平等に接する傾向があります。

photo by: Tosshy DownUnder
オーストラリア自体、海や山など自然豊かで、街中に公園などのんびりできる場所がたくさん作られています。
その土地柄か、オーストラリア人は自然のなかでのんびりと過ごすことを好み、特にビーチなど水辺が好きな傾向です。単に海辺を散歩するだけでなく、実際に泳いだり湖の周辺をサイクリングしたりと、体を動かしながら自然を満喫することを好みます。
太陽の光を浴びながら開放的な空間でリフレッシュする時間は、国民にとって欠かせないものなのでしょう。
オーストラリアでは、どちらかというと家族との時間を優先する価値観が根付いています。例えば週末に仕事をすることは少なく、家族と外出する、子どもと遊ぶといった傾向が強いです。
実際に子どもが生まれたことを機に仕事を辞め、育児に専念するオーストラリア人男性もいました。日本では育休を取る男性はいますが、退職まではレアですよね。
日本と比べると仕事より家族を第一に考える国民性であり、家族を優先できる働き方・社会と言えるでしょう。

オーストラリアの生活には、カフェ文化が深く根付いています。第二次世界大戦後にイタリア系移民によってエスプレッソベースのコーヒー文化が持ち込まれたことが由来で、その後独自の発展を遂げました。
この影響もあってオーストラリアのどの都市でもチェーン店より個人経営のカフェが多く、スターバックスが一部撤退したほどです。
メニューも独自の発展を遂げており、オーストラリア発祥の「フラットホワイト」は特に人気。エスプレッソに泡のないミルクを入れたコーヒーで、カフェラテよりエスプレッソの苦みが強い味わいを楽しめます。
国内では特にメルボルンでカフェ文化が発展しており、友達同士のおしゃべりやバリスタとの交流などさまざまな用途で日常生活に根付いています。
続いては、歴史的な面からオーストラリアの文化を紹介します。
オーストラリアは17~18世紀にイギリスの植民地として開発が進み、当初はヨーロッパから遠くて海に囲まれていることを理由に、イギリスの流刑地として囚人の受け入れ先に使われていました。
その際に先住民族のアボリジニがすでにオーストラリアに住んでいましたが、居住地周辺を入植者に征服され、イギリスの支配下になります。
植民地時代はしばらく続きますが、19世紀半ばに砂金が見つかったことをきっかけに、ゴールド・ラッシュが始まります。一攫千金を夢見る人が世界中からオーストラリアを目指したことで、多様な文化が流入しました。
そうして、あくまでイギリスの植民地としてさまざまな国の人が混ざり合う状態でしたが、その後、1891年にシドニーで連邦政府結成のための会議が開かれ、時間をかけて憲法草案をまとめる動きが発足ます。それをイギリス政府が1901年に承認したことで、オーストラリア連邦が発足しましたたのです。
その後、第二次世界大戦後に好景気を迎え、国外からの労働者を積極的に受け入れ始めたことで、世界中からさまざまな人が集まり、現在の多国籍な国になったのですりました。
アボリジニ(およびトレス海峡諸島民)は、独自の言語と文化を持つオーストラリアの先住民です。オーストラリア全土に居住し、6万年ほど前から狩猟採集の生活を営むなかで独自の文化を形成していました。
前述の通り、イギリスの入植で一時は迫害を受けたものの、アボリジニの人口は2021年時点で総人口の3.8%を占めています(※1)。そのうち、74.5%(約4分の3)がニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、西オーストラリア州のいずれかに住んでいることが明らかになっています。
アボリジニ文化の特徴の一つがディジュリドゥという長い筒状のユニークな楽器を使った演奏で、現地のツアーなどで鑑賞することも可能です。
ほかにもアボリジニの芸術作品はお土産として販売されるなど、オーストラリア文化の一つとなっています。
オーストラリアと日本の文化を比較すると、主に次の3つの違いが見られます。
| 文化 | オーストラリア | 日本 |
|---|---|---|
| 考え方 | ・個人主義の傾向が強い ・他人の目をあまり気にせず、「自分がどう思うか」が大事 ・ただ、週末には大人数で集まってわいわいと過ごすことも好き |
・集団主義の傾向が強い ・自分がどう思うかより、みんな・他人がどう思うかを優先する傾向 ・ただ、プライベートの時間は一人で出かけたり食事をしたりすることも好む |
| 人間関係 | ・フラットな関係を重視 ・立場でコミュニケーションを変えない |
・上下関係が厳しく、礼儀を重んじる ・言葉遣いや接し方など、立場でコミュニケーションが変わる |
| 国民性 | ・おおらかでのんびり ・自分の感覚を大事にしながら、他人も寛容に受け入れる |
・自分に厳しく、他人にも厳しく |
オーストラリアは自分は自分でありながら、自分と周りの人との時間を大事にする価値観が強いです。
人間関係やコミュニケーションの取り方も、オーストラリアはフラットです。例えば店員とお客さんでも「調子はどう?」と声を掛け合う、丁寧に接しすぎないなど、立場でコミュニケーションを変えることがあまりありません。
全体的に日本より関係性がフラットで、おおらかに考える傾向があるでしょう。
オーストラリアと日本の違いはほかにもありますが、現地に渡航経験のある人に聞くと早いです。
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photo by: Visun Khankasem / Shutterstock.com
多文化社会のオーストラリアですが、実際の生活はどんな感じなのでしょうか。ここからは、カテゴリーごとにオーストラリアの生活がよくわかる文化を紹介します。
まずは日常生活でよく見るオーストラリア独自の文化を見ていきましょう。
オーストラリアではキャッシュレス決済が主流の支払い方法です。日本のようにクレジットカードやデビットカード、スマートフォン決済などが一般的に利用されています。
ローカルなお店など、現金が利用できるところもありますが、オーストラリアの通貨には1セント、2セント硬貨がないため、5セント以下の少額のお釣りは返ってこないことがあります。少額の支払いであればあるほど、キャッシュレス決済を利用するのがおすすめです。
加えてオーストラリアには、チップの習慣がありません。レストランやホテルでチップを渡す必要はないため、会計時に戸惑うことがない点は安心です。

「最も皮膚がんの発生率が高い国の一つ」と政府が認めているほど、オーストラリアの日差しは強く、年中強い紫外線が降り注ぎます。実際にデータを見ると、2025年2月の紫外線レベルは10.5と、「非常に高い」に分類されるレベルです(※2)。
さらに、「オーストラリア人の3分の2以上は一生のうちに皮膚がんと診断されることになる」ともいわれています(※3)。
そのため、オーストラリアでは紫外線対策が必須で、老若男女問わずみんな日焼け止めを使うのが当たり前。地域によっては、夏場は外を歩くのが危険なくらい紫外線指数が高いこともあるので、帽子や薄手の長袖などでも肌を守る姿がよく見られます。
日本との大きな違いの一つが、裸足で歩く人もいることです。ビーチなど自然が好き、おおらかな国民性が相まって裸足で気にせず外を出歩く人もいます。怪我のリスクから推奨はできませんが、オーストラリアならではの文化の一つです。
オーストラリアでは、日本のように深夜0時近くまで、または24時間営業をしているお店は稀です。閉店はだいたい夕方17〜18時と早いです。
さらにカフェのような早朝から営業するお店であれば、朝8時に開店し15時には閉店することもあります。金曜日や土曜日は夜遅くまで営業していますが、それでも21〜22時頃には閉まります。
大手チェーン店のスーパーなどは夜遅くまで営業している場合もありますが、パブリックホリデー(国民の祝日)にはチェーン店ですら通常より早く閉店することも珍しくありません。サービス業だからといって長時間開店するのは当たり前ではないのです。
旅行や留学の際は営業時間を調べてからお店に行くと安心でしょう。

シドニーなど都市圏の鉄道を利用する上で知っておきたいのが、定期的に行われる線路のメンテナンス作業「トラックワーク」です。
これは、安全のために線路の補修や改良を行う定期的な工事で、その影響で区間運休が発生することがあります。基本的に運行への影響を最小限に抑えるため、平日の深夜または週末に集中して実施されますが、「駅に行ったら電車が動いていない」ということが起こり得ます。
トラックワーク期間は電車に代わって代替バスが運行されます。週末に鉄道を利用する際は、事前に公式情報でトラックワークの有無と運行スケジュールを確認しておくと安心です。
広大なオーストラリアは基本的に車社会で、大学生でも自分が自由に使える車を持っているくらいです。
もちろん市内はバスや電車も走っていますが、本数が少なかったり時間通りに来なかったりとなかなか不便なため、多くの人が自家用車で移動します。
そのため、オーストラリアの人が「ここからすぐ近くだよ!」というときには「車だったら」が前提の可能性があるので注意が必要。
現地の人に道や目的地までの距離を尋ねる際は、"by walk? or by drive?"(徒歩で?車で?)と確認しないと、認識にズレが生じることがあるので気を付けましょう。
前述の通り、みんな良い意味で他人のことを気にしないのがオーストラリアの文化。ファッションも同様で、各々が自分の着たい服を着てファッションを楽しんでいます。
性別や年齢を問わず、「他人にどう見られるか」よりも「自分がどうしたいか」を大切にしている人が多いため、70〜80代のおばあちゃんがホットパンツにタンクトップで歩いていたり、上半身水着のままバスに乗る人がいたり、日本よりもラフな服装で出歩く人をよく見ます。
また、ブランド品や高級品にこだわりがある人は少ないです。ノーブランドやラフな服装で、着飾ってよく見られようとするよりは「とりあえず着れたら良い」という感覚が強いようです。
もちろんドレスコードが求められるような場所ではTPOに合った服装をしますが、ファッションスタイルは日本より自由でラフな文化です。
オーストラリアでは、サービス残業をしない文化が定着しており、夜遅くまで働く人は多くありません。
雇用形態についても正社員(フルタイム)にこだわることなく、フルタイム、パートタイム、カジュアルの3種類から自分に合った働き方を選択できます(※4)。
カジュアルはワーキングホリデーなどの働き方が該当しますが、現地のオーストラリア人も利用できる働き方です。フルタイムのほうが得られる権利は多い一方で、家族との時間を優先するために「パートタイムで良い」と自ら選択する人もいます。
柔軟性と個人の選択が尊重される点がオーストラリアの雇用文化の特徴であり、日本との違いでしょう。
そのほか、オーストラリアの日常生活についてはこちらもご参照ください。
オーストラリア留学の生活ガイド

多文化社会のオーストラリアでは、コミュニケーションを取るときにも相手のバックグラウンドに配慮する必要があります。誤解を招く、相手に不愉快な思いをさせないためにも、コミュニケーションの文化を知っておきましょう。
オーストラリアで暮らしていると、見知らぬ人に話しかけられることがよくあります。
例えば、バスを待っているときに「良い天気だね!」と言われて会話が始まったり、街を歩いていて見知らぬ人と目が合ったらニッコリと微笑まれたりです。中には無反応で目をそらす人もいますが、大抵の人はニコっとしてそのまま去っていきます。
かといって長く話し込む訳でもなく、ササっと世間話をしたらあと腐れもなく各々の生活に戻る傾向です。あくまで礼儀の一環として接しているようですが、オーストラリアでは見ず知らずの他人であってもフレンドリーに接するのが一般的です。
オーストラリアでは飲食店などで食事を終えたあと、店員さんに「美味しかったよ!」と感想を伝える場面をよく見ます。「素晴らしかった、これまで食べた中で一番だ!」といったように、最大限の賛辞を贈り、感謝を伝える国民性です。
わざわざ店員を呼び止めてまで言うことは稀ですが、店員さんがお皿を下げるタイミングで声をかけるなど、さりげなく伝える人をよく見ます。もし飲食店などで言えるタイミングがあれば、一言感想を伝えるだけでも喜ばれるでしょう。
欧米人の場合、挨拶の際はハグやキスをするイメージがありますよね。しかし、多民族国家であるオーストラリアでは、キスやハグでの挨拶が一般的ではありません。
中には宗教的な理由から異性とのスキンシップを避ける人もいるので、相手に求められない限り積極的にはやらないのです。
また、キスやハグを求められたとしても、自分が乗り気になれない場合には無理して合わせなくても大丈夫です。各々の事情があることはみんな理解しているため、自分なりの方法で周囲とコミュニケーションを取りましょう。

続いては食事編です。オーストラリアならではの食事文化を見ていきましょう。
オーストラリアではお肉が豊富なことから、BBQ文化が根付いています。
現地では、Barbie(バービー)というBBQのスラング表現があるほど。オーストラリアの公園には大抵バーベキュー用の設備があり、予約不要・無料で使えます。
家庭では自宅にバーベキューの用具一式を揃えている人も珍しくなく、「みんなで集まってワイワイするときにはBBQ!」が一般的な習慣です。一軒家に限らず、マンションのベランダでBBQをする人もいるほどなので驚きです。
ただし、日本人の想像するBBQとは少し違い、用意するものはソーセージとオニオンだけ。もちろん中には豪勢にいろいろな食材を用意する人もいますが、少なくともその2つが揃っていれば「Barbie(バービー)」になるようです。

ベジマイトとは黒いペースト状の調味料で、パンに塗ったり料理の味付けとして使ったりします。多くの家庭でジャムやバターと同じように冷蔵庫に常備しており、オーストラリアの食卓には欠かせないアイテムの一つです。
ただ、味の好き嫌いは人それぞれ。オーストラリア人にとっては定番ですが、日本人は好きではないという人もおり、日本でいう納豆のようなポジションです。
ちなみに、オーストラリア人に「オーストラリアの食べ物といえば?」と質問をしても「ベジマイト」と返ってくることはあまりありません。こちらが「ベジマイトは?」と聞いて「あぁ!」と思い出す人が多いです。
彼らにとっては当たり前のもの過ぎて、頭から抜けてしまっているのでしょう。それくらい、オーストラリア人には馴染みの深い食べ物です。
日本では公園など公共の場での飲酒が認められており、春になるとお酒を飲みながら花見をすることもありますよね。
しかし、オーストラリアでは公共の場での飲酒は禁止されています。これは泥酔者による迷惑行為や犯罪行為を抑制するためのもので、警察は常に目を光らせています。
特に「alcohol free zone」というサインがある場所は「アルコール禁止エリア」です。日本人は間違えやすいので注意しましょう。
なお、オーストラリアでは州ごとに法律がやや異なるため、飲酒に関する詳しい情報は各州の「Alcohol laws」をチェックしましょう。

オーストラリアでは野菜が豊富なこと、多国籍な影響もあり、ベジタリアンやヴィーガンの人が日本より多いです。実際にデータでも、2023年時点で人口の20人に1人(5.3%)がベジタリアンまたはヴィーガンであると明らかになっています(※5)。
飲食店でもメニューを見ると、料理名の横に「V」「VG」「GF」と書かれていることがあります。これは、それぞれ「ベジタリアン」「ヴィーガン」「グルテンフリー」を意味します。
それぞれのニーズに合わせられるように、飲食店は多様なメニューを準備し、分かりやすく記載しているのです。
その他、ハラルメニュー(イスラム教徒向け料理)を置いている店もあり、食の多様性が見られるのもオーストラリアならではの光景です。
そのほかオーストラリアの食文化や伝統的・有名な料理はこちらにまとめました。
オーストラリアの人気料理18選|旅行・留学で食べたい定番グルメ

国によって異なるのがマナー。頭に入れておきたい基本的なマナーを一部紹介します。
州によって法律は異なりますが、基本的にオーストラリアで飲酒と喫煙は18歳からです。18歳を迎えた誕生日から大人と同じように扱われ、お酒を買ったり煙草を吸ったりすることが許されるようになります。
ちなみに、投票権が与えられるのも18歳からです。オーストラリアでは投票は義務であり、行かなかった場合には罰金が科されます。
日本では停留所に人がいればバスは停止してくれますが、オーストラリアではそうとはいきません。人がいても素通りすることもあり、乗りたい場合は「手を挙げる」のが現地のルールとなっています。
乗りたいバスが来たら、バス停でしっかりと手を挙げましょう。
多文化が共存するオーストラリアにはさまざまなコミュニティがあります。特に国籍ごとのコミュニティが多く、文化や習慣が異なることもあり、公共の場ではお互いに気を使い、TPOに合わせた振る舞いをするのがマナー。
もし自分が特定のコミュニティに足を踏み入れた場合には、そのコミュニティの常識やルールに合わせて行動する必要があります。
自分とは異なるコミュニティであることを自覚し、そのコミュニティにおける礼儀正しい振舞いが分からない場合は素直に聞くようにしましょう。

続いては、芸術とスポーツに関するオーストラリアの文化を紹介します。
オーストラリア文化の特徴として、アボリジニ(先住民)による伝統的な芸術作品があります。
具体的には伝統的な彫刻やビーズ細工のほか、植物素材を使った編み込みのカゴ細工などが人気。特に、彼らの独自の文化や精神性を反映したカラフルで鮮やかな色合いが特徴的で、力強い色彩が目を引きます。
アボリジニの芸術作品は、現地のギャラリーやお土産屋さんなどで購入することができ、オーストラリア旅行・留学の記念品や文化的なお土産としてもおすすめ。作品を通じて、先住民の歴史と感性に触れることができます。

スポーツが好きなこともオーストラリアの国民性です。特に人気が高いのが、クリケット、ラグビーリーグ、そしてオーストラリアンフットボール(AFL)で、現地の主要なスポーツとして熱狂的なファンも多数います。
また、年間を通じて多くの大規模なスポーツイベントが開催されることも特徴です。特にメルボルンで豊富で、毎年1月にテニスの国際大会である全豪オープンテニス、毎年9月にAFLの優勝決定戦である「AFLグランド・ファイナル」が開催されます。この時期は、オーストラリア人も世界中からの旅行者が観戦を楽しみます。

次は旅行や留学でも楽しめる、行事・フェスティバルからオーストラリアの文化を紹介します。
オーストラリアのシドニーで開催される「シドニー・ニューイヤーズ・イブ」は、世界の中でも大規模な年越しの花火イベントの一つとして知られています。
このイベントは大晦日の夜に、シドニー・ハーバー周辺で開催されます。午後9時から始まり、年明けの午前0時にクライマックスを迎える花火大会があり、ハーバーブリッジやオペラハウス周辺のほか、ハーバーの各地に停泊しているバージ船(台船)からも壮大に打ち上げられます。
さらに、ハーバー周辺では新年のお祝いのアクティビティやイベントが終日開催され、年越しの賑やかな雰囲気を楽しむことができます。
オーストラリアの食文化の中心地の一つであるメルボルンでは、毎年3月に「メルボルン・フード&ワインフェスティバル」が開催されます。期間中には300近い多様なイベントが市内各地で行われ、現地のおいしい食事やワインを楽しめます。
イベントではワインのテイスティングはもちろん、ハンバーガーやフレンチ、さらにはベトナム料理など、多文化社会であるメルボルンならではの食文化を楽しむことができます。
南オーストラリア州の州都アデレードでは、毎年2月から3月にかけて「アデレード・フリンジ・フェスティバル」が開催されます。
こちらは期間中、アデレード市内および州内の500を超える多様な会場で、さまざまなショーやパフォーマンスが繰り広げられるイベント。アートやコメディ、演劇、音楽など、あらゆるジャンルの公演を楽しむことができるのが魅力です。
留学中は特に、現地の現代文化やクリエイティブな才能を肌で体験できる貴重な機会となるでしょう。
オーストラリアのノーザンテリトリーにある小さな都市アリス・スプリングスでは、毎年10月に「パーティマ」が開催されます。
これは、アボリジニの文化と芸術に注目した光の芸術フェスティバル。期間は10日間で、会場には色とりどりの万華鏡のように光るインスタレーションや照明アートが飾られます。
アボリジニが作る伝統的な芸術作品と、照明アートなど現代芸術・テクノロジーが融合された、不思議な風景を体験できるユニークなイベントです。

続いては、語学学校や大学といった学生生活に関するオーストラリアの文化や日本との違いを紹介します。
大学の場合、履修登録の時点で講義概要やスケジュールが詳しく発表されます。その際に毎週の授業で必要になる課題図書が決まっているため、学生は授業日までにその週の課題図書を読んでおく必要があります。
講義は「課題図書を読んでいる」ことを前提として進められるので、予習をしないと授業にまったくついていけないという事態になりかねません。日本のように授業で初めて学ぶ、教えてもらうといったことは少ないかもしれません。
また、レポートなどの課題に関しては授業内容と関連付けてテーマが指定されます。講義内容を忘れるわけにはいかず、復習も必須。予習復習をした上で、授業でさらに深く学ぶといったスタイルです。
大学の授業はレクチャーとチュートリアルの2パターンがあります。レクチャーとは理論を学ぶ場であり、チュートリアルとは学んだ理論を実践する場です。
通常、チュートリアルにはチューターがついています。チューターは同じ専攻の大学院生など先輩が担当するのが一般的で、より具体的なアドバイスを貰いながら実践・練習ができます。
日本でも講義とゼミ・実習はわけられていますが、その棲み分けがさらにしっかりとしているでしょう。
オーストラリアでは、義務教育の期間・年齢が日本と違います。
【日本における各学校の通学期間】
| 教育機関 | 通う年数 | 年齢 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 6年間 | 7〜12歳 | 1年生から6年生まで |
| 中学校 | 3年間 | 13〜15歳 | 1年生から3年生まで |
| 高等学校 | 3年間 | 16〜18歳 | 1年生から3年生まで |
【オーストラリアにおける各学校の通学期間】
| 教育機関 | 通う年数 | 年齢 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 7年間 | 5〜12歳 | 1年生から6年生まで |
| 中学校 | 4年間 | 13〜16歳 | 7年生から10年生まで |
| 高等学校 | 2年間 | 17〜18歳 | 11年生から12年生まで |
オーストラリアのほうが義務教育が一年長く、各通学期間も日本と微妙に異なります。また学年の呼び名も「7年生」「10年生」と、中学や高校に進学しても変わらず、積み上げていく数え方です。
【義務教育】
オーストラリアで義務教育が終わるのは10年生、つまり日本で言う高校一年生になります。
そのほか、オーストラリアの語学学校はこちらにまとめました。
オーストラリアの語学学校ランキング

続いては、2025年の最新トレンドからオーストラリアの文化を紹介します。
オーストラリアでは、環境に配慮したサスティナブル(持続可能な社会)への意識が非常に高まっています。
オーストラリアは元々オーガニック食材の利用やヴィーガンの多さから食に対する意識は高い傾向にありましたが、近年のトレンドも相まってさらに人気を高めています。現地では食品に限らず、ファッション、ライフスタイル全般にわたって持続可能な消費行動かどうか、意識する習慣が根付いています。
特に、メルボルンやバイロンベイなどカフェ文化が強い街ではサスティナブルメニューが豊富。例えばコールドプレスジュース、アサイーボウル、ヴィーガンメニューなどがよく提供されています。
そのほか、CO2排出量の少なさやオーガニック認証を重視したワインを作る、ローカル食材を積極的に活用しようとする傾向も見られます。環境負荷を低減しつつ、地域経済への貢献を両立させようとする意識が強いようです。
また近年はファッションでヴィーガンレザーを使う、エコバッグを持つ、紙ストローを使うなど、日常生活でもサスティナブル傾向がちらほら。どんな分野でも、環境に配慮した選択が支持される傾向です。
観光やレジャーでは体験型の要素が重視される傾向が強く、特に近年は大型イベントやフェスティバルの開催が増加しています。
通常の観光や飲食でも、単に場所や食事を提供するだけでなく、その場所・地域ならではの特別な体験を付加価値として提供する店舗・ツアー業者が多いようです。
代表的な例として、以下が挙げられます。
非日常的なロケーションと現地ならではの食事を結び付け、「オーストラリアでしかできない」オリジナルな体験を提供する傾向が強いようです。
現地でしかできない経験でもあるので、旅行・観光の満足度は高くなるでしょう。

最後に、オーストラリアの文化でよくある質問をまとめました。
オーストラリアで最も古い文化は、先住民であるアボリジニの文化です。彼らは、約6万年前からオーストラリアに住み続けてきた最古の先住民族であり、その歴史は世界最古の一つとも言われています。
またアボリジニは、狩猟採集の生活に基づいた独自の言語、儀式、そしてディジュリドゥなどの芸術も特徴。その豊かで深い文化を現代にも伝え続けています。
求めるテーマによって異なります。
カフェ文化やモダンアートに触れたいならメルボルンが最適。一方、オーストラリア最古のアボリジニ文化に深く触れるなら、トレス海峡諸島やウルル(エアーズロック)へ行くのがおすすめです。ウルルは現在は登山禁止ですが、その周辺でアボリジニ文化は感じられるでしょう。
そのほか新鮮なシーフードを楽しむなら、温暖なケアンズなどがおすすめです。地域によって異なるので、食事や文化、アートなど何を体験したいかをまず考えましょう。
都市ごとの特徴はこちらでも紹介しています。
オーストラリア留学の人気おすすめ都市ランキング
文化的な背景から避けるべき、または注意すべき行動がいくつかあります。
【公共の場でのマナー・習慣】
| NG習慣 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 鼻をすする | 日本では鼻の調子が悪いときに一時的にすすることがありますが、オーストラリアではマナー違反。 | 音を立てることは問題ないので、ティッシュで思いっきりかんでしまいましょう。 |
| 公共の場での飲酒 | 飲酒が許可されていない公共の場所、公園やビーチの一部などでの飲酒は法律で禁止されています。 | 日本のお花見感覚で、飲食店以外の屋外で飲酒をしないよう注意しましょう。 |
| 水の使いすぎ | 家庭では水の使いすぎに注意。オーストラリアは乾燥地帯が多く、水資源が貴重であるという意識が非常に高いため、マナー違反と見なされます。 | ホームステイ先では、シャワーを5分以内に済ませる、トイレの水を流すのを数回に一回に制限するなど、節水に関する独自のルールが設けられている場合があるため、事前に確認しておきましょう。 |
そのほか、海外では現地ならではのルールやマナーがあります。実際に渡航経験のある人に聞くのが早いこともあるので、気になる人は直接聞いてみるのもおすすめです。
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今回はオーストラリアの文化について、歴史的な背景や実際の生活から、その様子を紹介しました。オーストラリアではいろいろな人がいることが前提なので、お互いに気を使い合って社会が成り立っています。
仮に自分と習慣や常識と違う人に出会っても、無理に理解しようとせず「そういう人もいるんだ」と受け流すのがうまくやっていくコツです。事前に文化の違いを学んでおけば、失礼をしてしまうこともないでしょう。
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※1... Australian Bureau of Statistics|Estimates of Aboriginal and Torres Strait Islander Australians (参照日:2025年11月22日)
※2... Australian Radiation Protection and Nuclear Safety Agency|Ultraviolet radiation index (参照日:2025年11月22日)
※3... Science Portal Oceania|紫外線と健康に関する論文数、世界4位―オーストラリアの科学技術シリーズ① (参照日:2025年11月22日)
※4... Australian Government Fair Work Ombudsman|Types of employees (参照日:2025年11月22日)
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