
フィリピン留学のお小遣いは、いくら用意すればよいのか判断が難しいところです。物価が日本と違ううえ、学費に食事が含まれているため、現地で何にお金を使うのかが想像しにくいためです。
ここからは、日用品や外食などの内訳から必要な金額を計算し、留学期間ごとの目安を解説します。
・勉強中心で過ごすなら1カ月2万円ほど
・毎週アクティビティに参加するなら1カ月8万円ほど
・金額を左右するのはアクティビティの参加回数
・お小遣いとは別に「現地支払い費用」を現金で用意する
・1カ月以上の留学なら10万円ほどを現金で持っていく
なお、フィリピン留学の準備についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な準備を進めたい方はチェックしてみてください。
フィリピン留学前の準備の流れ
本記事は2026年9月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではフィリピンペソをPHPと表記し、為替レートには2026年9月1日時点での情報を参照し、1PHP=2.7円で計算しています。
[目次]
留学でかかる費用は、大きく3つに分かれます。
| 区分 | 内容 | 支払い方法 |
|---|---|---|
| 日本から支払うもの | 授業料、滞在費、食費 | 日本円で渡航前に振り込み |
| 渡航にかかるもの | 航空券、海外旅行保険 | 日本円で渡航前に支払い |
| 現地支払い費用 | SSP(特別就学許可証)、ビザ、ACR-Iカードの申請費、水道光熱費、教材費、寮のデポジット | 現地でPHPの現金 |
3つ目の現地支払い費用は、クレジットカードを使えない学校がほとんどです。お小遣いとは別に、現金で用意しておく必要があります。
多くの学校は入学日に請求額を提示し、数日以内の支払いを求めます。金額は留学期間によって変わるため、申し込み時に学校へ確認しておきましょう。
この記事で扱うお小遣いは、これらとは別の、日用品や外食、観光に使うお金です。

フィリピンの語学学校では寮に住み、食堂で1日2〜3回の食事が提供されます。授業料、滞在費、食費は入学前に支払うため、現地で追加の費用が発生する場面は限られます。
お小遣いを使うのは、主に以下の5つの場面です。

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学校の食事以外に、外食する機会もあります。平日の夜か週末が一般的です。
同じ外食でも、店の種類で5倍以上の差が出ます。日本食が続くと、それだけで予算を圧迫します。

卒業をお祝いするフェアウェルパーティーが開催されます。卒業式のあと、他の留学生とレストランで食事をする時間です。
日本食レストランで開催した場合、食事代が750〜1,000PHP(約2,025〜2,700円)、お酒を飲むと1,500PHP(約4,050円)ほどになります。
参加は自由ですが、同じ時期に学んだ仲間と過ごす最後の機会です。予算に余裕があれば参加を検討してみてください。

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家具や家電は寮にそろっていますが、消耗品は自分で用意します。
到着後にまとめて買えば、その後の追加はほとんど発生しません。

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週末や卒業後は、観光や旅行に出かけられます。
観光ツアーは留学生でも観光客料金で案内されます。物価の安いフィリピンでも、ここだけは日本とあまり変わりません。

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家族や友達へのお土産も、お小遣いから支払います。
渡す人数にもよりますが、5,000〜1万円ほどを見ておくと足ります。

使う場面が分かったところで、1週間あたりの金額を積み上げてみます。
学費に授業料と滞在費、食費が含まれているため、生活に必ずかかるのは日用品と交通費、外食の一部です。
| 項目 | 1週間の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 日用品 | 500PHP(約1,350円) | トイレットペーパー、石けん、シャンプー、洗剤。到着後にまとめて購入する |
| 交通費 | 300〜500PHP(約810〜1,350円) | 週1回、タクシーでモールへ往復する想定 |
| 外食 | 200〜2,000PHP(約540〜5,400円) | 週2回の想定。ローカル店か日本食かで差が出る |
合計すると、1週間あたり1,000〜3,000PHP(約2,700〜8,100円)ほどです。学校の食事で済ませる日を増やせば、さらに抑えられます。
交通費は、タクシーの初乗りが45PHP(約122円)、以降1kmごとに13.50PHP(約36円)が加算されます。市内のモールまでなら片道150PHP(約405円)前後で着くことが多いです。近距離の移動でジプニーを使えば14PHP(約38円)から乗れるので、さらに抑えられます。
週末にアクティビティへ出かける場合、その費用が上乗せされます。
| アクティビティ | 1回あたりの目安 |
|---|---|
| アイランドホッピング | 2,500〜5,000PHP(約6,750〜13,500円) |
| ジンベエザメ観賞 | 2,000〜3,000PHP(約5,400〜8,100円) |
| マッサージ | 300〜600PHP(約810〜1,620円) |
毎週アクティビティに参加するなら、1週間あたり2万円ほどを見ておきましょう。参加せずに勉強と学校の食事を中心に過ごすなら、5,000円ほどで足ります。
必要なお小遣いは、アクティビティに参加するかどうかで大きく変わります。期間別の目安は以下のとおりです。
| 留学期間 | 勉強中心で過ごす場合 | 毎週アクティビティに参加する場合 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約5,000円 | 約2万円 |
| 1カ月 | 約2万円 | 約8万円 |
| 3カ月 | 約6万円 | 約24万円 |
左の列は週末も学校の食事で過ごし、外出を控えた場合の金額です。右の列は毎週アクティビティに参加した場合の金額で、実際には毎週出かける方は多くありません。多くの場合、2つの列の中間に収まります
迷う場合は、1カ月あたり5万円前後を目安にしておくと動きやすくなります。フェアウェルパーティーや友達からの誘いなど、予定していなかった出費が入る余地を残せます。
自分がどんな留学生活を送りたいかで、必要な金額は変わります。勉強に集中したいのか、週末は観光を楽しみたいのかを決めたうえで、金額を考えてみてください。
1週間の留学であれば、全額を現金で持っていくのが手軽です。ATMを探す手間がかかりません。
1カ月以上の場合は、10万円ほどを現金で持ち、足りなくなったらATMで引き出す形が現実的です。多額の現金を部屋に置くのは盗難のリスクがあります。
フィリピン留学のクレジットカード事情!現金との使い分けを解説

出費を抑えたい場合に効く方法を4つ紹介します。
語学学校では1日2〜3回の食事が提供されます。学校で食べれば、食費はほとんどかかりません。
物価の安いフィリピンでも、外食を繰り返すと金額はかさみます。日本食レストランなら1食2,000円ほどになるため、週に何度も行けば予算を超えます。
なお、最近は食事を提供しない学校も増えています。休日は提供なしという学校もあるため、費用を抑えたい場合は、食事の提供回数を学校選びの段階で確認しておきましょう。
トイレットペーパーなどの日用品は、複数個セットで売られていることが多く、1週間の短期留学では余ります。
ルームメイトと分け合えば、割り勘にできるうえ、余らせて持ち帰る必要もありません。
フィリピンでも、日本で買ったほうが安いものがあります。代表的なのが日本の食品です。日系スーパーの価格は、日本の店頭より高くなります。
ふりかけやインスタント味噌汁、お茶パックはかさばりません。荷物に余裕があれば、日本から持っていくと出費を抑えられます。
初乗りは45PHP(約122円)と日本より安いものの、距離が伸びれば料金も上がります。遠出するときは友達と出かけて割り勘にしましょう。1人あたりの負担が下がります。
フィリピン留学のお小遣いは、勉強中心で過ごすなら1カ月2万円ほど、毎週アクティビティに参加するなら8万円ほどが目安です。金額を大きく左右するのはアクティビティの回数で、日用品や外食の差は限定的です。
判断に迷う場合は、1カ月5万円前後を用意しておくと動きやすくなります。
お小遣いとは別に、現地支払い費用が現金で必要になる点も忘れないでください。金額は学校と留学期間によって変わるため、申し込み時に確認しておきましょう。
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語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

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